11/04/11 05:52:37.93 RrbX7OAu0
>>644の設定でちょっと書いてみた
一夏「ただいまー」
箒「おかえり一夏。今日は早かったな」
一夏「あぁ、久々に早く帰ってこれたよ。箒」
箒「んっ」
チュッ
箒「///その、食事の準備はできている。早く着替えてこい」
一夏、箒、娘「いただきます」
一夏「よし、今日はお父さんが食べさせてやるぞ。はい、あーん」
娘「あーん」
箒「!」
一夏「どうだ、おいしいか?」
娘「うん、おいしい!」
一夏「そうだろう。お母さんは料理が上手だからな」
娘「うん、おかあさんのりょうりだいすき」
箒「い、一夏。この子ももう3つだ。スプーンやフォークを使えば自分で食べられる。何もお前が食べさせてやらなくても…」
一夏「そうか?いや、久々に家族三人で夕飯を食べられるから嬉しくてさ。今日ぐらいいいだろ?」
箒「あまり甘やかしすぎてもこの子のためにならないだろう…」
一夏「そうカリカリすんなって。今日だけだからさ。ほら、あーん」
娘「あーん」
箒「…」
一夏、箒、娘「ごちそうさまでした」
一夏「よし、今日はお父さんと一緒にお風呂に入るか!」
娘「うん、おとうさんとはいる!」
箒「あ、おい、一夏!…行ってしまった」
箒(一夏のやつ、最近あの子ばかり構って…私は一夏の妻だぞ!妻をほったらかしにして娘にかまけるなど親バカにもほどがある!)
箒(確かにあの子は可愛い。私だってあの子のことが好きだ。しかしだからといって、だからといって一夏を独り占めするなんて…!)
箒(結婚して5年も経ったし、まさかとは思うが私は一夏に飽きられてしまったのだろうか…)
箒(いや、一夏に限ってそんなことはない。大丈夫だ…大丈夫のはずだ)
娘「スースー」
一夏「寝ちゃったな」
箒「お前の帰りを今か今かと待っていたからな。疲れていたんだろう」
箒「…」ギュッ
一夏「箒?どうした、急に?」
箒「お前が…お前が、あの子ばかり構って、私のことをちっとも見ないから///」ボソボソ
一夏「!…そっか、寂しい思いさせちまったな。ごめんな」ナデナデ
一夏「だってあの子、子供の頃の箒にそっくりだからさぁ。昔の箒が俺に甘えてるみたいですっげえ可愛いし」
箒「な、なにを言っている!///」
一夏「でも俺、あの子と同じ、いやそれ以上に箒のことを大切に想ってるし、そういう風に接してたつもりだったんだけどな」
箒「そ、それは…その、一夏が私のことも大切に想ってくれているのは分かってはいるのだが…」
一夏「はぁ、相変わらず嫉妬深いというか独占欲が強いというか…」
箒「う、うるさい!///…その、呆れたか?自分の娘にまで嫉妬して…いつまでたっても子供だと思ったのではないか?」
一夏「そんなわけないだろ。いくつになってもそうやってヤキモチやくところなんかは可愛いと思うし、そういうところも全部含めて俺は箒のことが好きなんだからな」
箒「なっ!…そ、そうかそうか///」
一夏「さてと、それじゃあさっきまでは娘に構いっぱなしで奥さんをないがしろにしちまってたし、ここからは寂しがり屋の奥さんのお相手をしてやらないとな」
一夏「まずは一緒に風呂に入るとするか!」
箒「え、おい、一夏!……まったく、仕方のないやつだ///」
それからしばらくして、一夏は箒から二人目ができたことを聞かされるのだが、それはまた別の話