11/01/18 23:58:18 pfIokKRv0
しかし、憂には最近少し気になることがあった。
ご機嫌な姉を見るのは、憂とにとっても嬉しいことなのだが…
憂(お姉ちゃん、最近また太っちゃったなぁ)
冬休みに入ってからというもの、食っちゃ寝ばかりでほとんど家から出なくなった唯は、さらに肥えてきていた。
むだなお肉がついたお腹は「としこし」トレーナーを押しあげ、おへそと贅肉が見えている。
唯がテレビにあわせて奇声を発して体を揺らすたび、お腹の肉もふるふると上下する。
肝心の唯が寒さをきらって外に出たがらないため、憂もついついそのまま姉のひきこもりを黙認していた。
(憂にとっても、トラブルの種である唯は家の中にいてほしい、というのが本音だ)
憂(でも、これ以上太ると健康によくないよね…)
憂が姉をどう運動させようかと窓の外を見た時、そこにはいつの間にか雪が降っていた。
雪を見た憂は閃き、テレビに「あうーあうー」と話しかける姉を呼ぶ。
憂「お姉ちゃん!雪がふってるよ!」
唯「あう(^q^)?」
憂「雪だよ雪!窓の外見てごらん!」
唯「あー!あー!」
唯「ゆきさんだー!(^q^)/」ダダダダ!
唯は普段の動きでは考えられないほど勢いよく窓にむかってダッシュ!
鼻がつぶれるのも構わず、冷たい窓に顔を押しつけ目を輝かせる。
唯「はぅ~(^q^)」
憂「お姉ちゃん、雪いっぱいあるでしょ」
唯「あうー、ゆきさんいっぱい(^q^)♪」
雪に目を輝かせながら、ヨダレをだらだらさせる姉を、憂もニコニコしながら見まもる。
唯のヨダレが窓をつたい、下まで垂れる…。
憂「あと1時間ほどしたら積もると思うから、そしたら外で雪あそびしよっか」
唯「するー!ゆきさんあそび!ゆい、するー!(^q^)/」