11/01/14 14:25:27 u41WJk4Q0
だって。訳が分からない。
唯先輩がムギ先輩に追われている。昨日の私の様に。何故だ。
いや、大体想像はつくんだけど、分かりたくないというのが本音である。
ムギ先輩、反省してるって言いましたよね?
これからは気を付けるって言ってましたよね!?
なのに何故また昨日と同じ展開になったのか。
まぁここは見なかった事にした方がいいと、それだけは分かるのだけれど。
「・・・・・・。」
そう。関わらないのが一番だ。
私は小さく頷きながら、カップに口付けた。
私は何も見なかった。何も聞かなかったんだ。
そうだ。何も・・・何も・・・。
「・・・・・・。」
――って。
「ああっ、もうっ。」
私は勢いよく立ち上がる。
私の大事な人が、なんか凄い人(ムギ先輩だけど)に追われているのに、見なかった振りなんてできますかっ!
「あ、梓?」
急に立ち上がった私に驚く澪先輩。
「すいません澪先輩っ。私ちょっと行ってきますっ。」
出来れば澪先輩は巻き込みたくなかった。
澪先輩のことだから、あのムギ先輩に追われでもしたら、卒倒してしまう。
「え!?どこに・・・。」
「すいませんっ!」
そう言い残すと、私は店を出た。
残念ですがまだ続きます。
続きは明日か明後日に投下したいと思います。
最後は唯梓分多めで。
長文、駄文失礼しました。