11/01/05 11:06:47 ECgz77uf0
お互い寝たフリを使わないと距離を縮められないもどかしさ
唯、寝相が悪いことを装って梓に背中から抱きつく
梓、ドキドキしながらも回された腕にそっと手を添える
唯、なかなか振り向いてくれない不満から体を少し離す
梓、唯の温もりが離れてしまった不安から寝返りを打つ
唯、こっちを向いた梓の寝顔にドキドキしつつも少し近づく
梓、寝顔とはいえ唯と相対していることが恥ずかしくて俯く
唯、丸まってしまった梓をゆっくりと胸の中に抱き寄せる
梓、密着した唯の匂いを感じながらおそるおそる顔を上げる
唯、未だ寝たフリという名目で梓の唇を薄目でロックオンする
梓、顔を近づける唯を確認し完全に目を閉じてその時を待つ
唯、加速する鼓動を感じながら自分の唇を梓の唇に重ねる
梓、触れた感触にこれ以上なくドキドキしながら目を少し開ける
唯、愛おしい人の顔を間近で見ようと半目を開けて梓と目が合う
お互い寝たフリではなく自らの意志であることを初めて分かち合う
きつく抱きしめ合って通じ合った愛を確かめるようにより深く口付ける
紬とさわ子が寝ている横で続けるわけにはいかないので唯の部屋へと移動する…