【けいおん!】唯×梓スレ 16at ANICHARA2
【けいおん!】唯×梓スレ 16 - 暇つぶし2ch2:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 05:10:11 H6CZTx910
ぐわっはっはっは!>>2は埼玉県が頂いたぜ!
神だ!英雄だ!ひれ伏せこの田舎者どもが!!

                \ │ /
                 / ̄\   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
               ─( ゚ ∀ ゚ )< さいたまさいたま!
                 \_/   \_________
                / │ \
                    ∩ ∧ ∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\∩ ∧ ∧ \( ゚∀゚)< さいたまさいたまさいたま!
さいたま~~~!   >( ゚∀゚ )/ |    / \__________
________/ |    〈 |   |
              / /\_」 / /\」
               ̄     / /

>>3 群馬県民? 過疎化大丈夫か田舎もん?(プ
>>4 神奈川県民? そろそろ県警なんとかしろよ。(プ
>>5 大阪府民? いい加減朝鮮半島にカエレやチョン供(プ
>>6 東京都民? 池袋は埼玉がもらってやるよ(プ
>>7 青森県民? ねぶたやってリンゴでも食ってろや(プ
>>8 広島県民? 珍走団必死だな(藁)今夜も珍走か?(プ
>>9 鹿児島県民? 今年の芋の収穫はどうだったよ?(プ
>>10-     それ以外の糞土民どもは埼玉をしっかり拝んでろ(プゲラ

3:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 07:25:00 ZnVHamY5O
いちおつうんたん♪

さて・・・もう少しでクリスマスか

二人で一緒にケーキ焼いたりするのかなぁ

4:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 07:54:34 C/PFe5EB0
スレ立て乙です
放送終了してるのにこの速度はすごいな

5:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 08:01:18 iXYg4ETf0
乙です

6:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 11:35:37 HvzZcbUXO
>>1
とりあえず前スレ埋めるか

7:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 16:20:00 qZZKw5Ip0
>>1おっつー
クリスマスの唯梓の妄想でもしようぜ

8:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 17:39:47 ZnVHamY5O
前スレ埋まったなw

クリスマスといえば例の公式が最高だよな~

9:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 18:45:57 KCOCml4C0
前スレ埋めすげえ

10:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 19:52:25 LVayCBx10
ゆいあずはかみ

11:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 20:17:33 TW/qhcvX0
ほんと神カプだよ……

12:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 20:17:33 b1gzKvBTO
>>1
前スレ埋め素晴らしいな

そして前スレに好きなSSの作者様きてたぜ感激

つまり唯梓は最高

13:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 20:41:02 57oEybVw0
>>1
このスレも16まで来たか・・・
wikiのアクセス数最近かなり増えてるね。ゆいあず誕生日あたりからの傾向かな?
SSの数も凄いし、管理人本当乙だわ

14:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 20:53:33 w8J7aaze0
ちょっと訊きたいんだが
前書いたSSの続きのようなものを書いてるんだけど
途中まで書いてその続きが思い浮かばんのよ
書いたトコまで投下してその続きを依頼とかアリか?

15:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 21:09:27 40zVNUgF0
>>14
ありだと思うけど、できたら最後まで書いてほしいなぁ
ネタだったらいくらでも提供するぞ

16:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 21:43:46 HvzZcbUXO
やっぱり続きとかだったら同じ人に最後まで書いてほしいな

17:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 21:46:18 S2YYaIEn0
前スレで一つだけSS保管されてないんだが・・・
多分管理人さんが見落としただけだろうからやっておいた方が良いのかなぁ?

・・・まぁ、書いた本人としてはどちらでも構わんのですがねww


>>14
>>15の言う通り、最後まで書ききってほしいな
小ネタのリレーだったら問題ないんだけどね
SSは本人の意向ってのも出てくるからさ


18:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 21:59:57 LQO6zW8v0
>>17保管してくれると嬉しい
見逃してるssを保管庫で見る人もいるだろうし

19:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 22:01:11 S2YYaIEn0
>>18
(*'-')ゞリョウカイ♪
保管しておきます~

20:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 22:01:21 w8J7aaze0
ワカッタガンバルヨ・・・
挫折しそうだったからどうせなら誰かに託したかったんだ
アドバイスありがとう

21:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 22:01:28 qZZKw5Ip0
>>17
基本的にWikiでまとめて読む派の俺には取りこぼしがあるのはつらい
是非とも頼む

22:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 22:15:35 S2YYaIEn0
保管しておきますた

23:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 22:30:51 qZZKw5Ip0
>>22


今Wikiみたらもうすぐ20万HITなんだな
お前らWiki見すぎだろw

24:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 22:42:36 M9PcY+ed0
やっと課題が一段落してクリスマスSSを書く時間ができたぜ

ところで今日行きつけゲーセンのUFOキャッチャーが唯梓無双になっていた
何クレかやってみたがUFOキャッチャー下手糞な俺は何も取れなかったわ…
URLリンク(www.dotup.org)
URLリンク(www.dotup.org)

25:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 22:54:53 SQsPJCe1O
画像とは違うけどUFOキャッチャー内が唯梓のぬいぐるみで埋め尽くされている状態を妄想した

それでUFOキャッチャーで危うく取られそうになる唯

ウィーン ガシッ
唯「おおっ!浮いてる、わたし浮いてるよあずにゃん!」
梓A「大変!唯先輩が捕まっちゃった!」
梓B「唯先輩、今助けますからね!!」
梓ABCDEF……「オーエス!オーエス!!」グイグイ
唯「よくわかんないけど、あずにゃんたちがんばれ~!」

客「アームが下がったまま全然上がって来ないんだけど……」

あ、これトイストーリーだ

26:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 23:03:56 HvzZcbUXO
>>24
すげーな
唯のも梓のも取りたい

27:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 23:04:33 baGFPZPFO
そうか、唯が取れない理由はこれか。

28:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 23:10:40 TW/qhcvX0
>>25
脳内でデフォルメちび梓達がちび唯を頑張って引っ張ってる姿が再生されたw

29:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 23:12:36 aR7jTqzo0
>>24
上手い下手以前に1回200円な上に
正しい攻略法を持ってしても最短で千数百円くらいかかるように
設定されてたりすることがザラなんだよな
この手のUFOキャッチャーって

30:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 00:07:53 7hbKD3chO
UFOキャッチャーだとあずにゃんが何回かやって取れないのを唯が代わりに取ってあげてそう そしてやっぱ先輩はよくわからないけど凄い人だ・・・と再認識する 逆にもしこれを取ってあげたらハグしてもらえるぜ!と頑張るあずにゃんもアリかな

31:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 00:24:04 MJEBA+TP0
>>29
ウィーン ポテッ

唯「あーもう取れないなーあずにゃんメイドのフィギュア」チャリンチャリン
梓「もう何やってるんですか。そんなに無駄遣いして…憂に怒られますよ」
唯「でもこのフィギュアかわいいんだもん。絶対連れて帰って見せるからね!」フンス!
梓「……私がいるのに」
唯「だってあずにゃん恥ずかしがってメイド服着てくれないじゃん。」
梓「それは…」
唯「だけどこれさえあればいつでもあずにゃんメイドに会えるんだよー!」
梓「……」グスッ

唯「…それとも梓は私専用のメイドになってくれるのかな」

ここまで妄想した

32:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 00:42:52 8+eHudz20
梓はすぐにムキになるからなーw

33:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 01:32:10 lXn+Iz+O0
公式供給が欲しい
次はピンナップで唯梓があるといいなー

34:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 02:18:11 5/aeilry0
口うるさいメイド梓とぐーたらな主人唯・・・うむ、ありだな!

35:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 02:25:51 3uOZMwxoO
メイドが唯なのもありだと思います

36:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 02:28:56 lXn+Iz+O0
二人ともメイドなのも有りだと思います
メイド同士でイチャコラしてくれ

37:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 02:39:24 FmkVFu6a0
女の子同士で子供作れるisp技術5年以内に実用化を祈ります、最悪10年でもいいです。

38:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 03:09:42 OglIjMZ30
研究室同士の横のつながりが強くなればあるいは
URLリンク(d.hatena.ne.jp)

39:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 07:57:42 WYDbNbjA0

『めいどっ!』

唯「あっずにゃ~ん!」だきっ
梓「うわ、って、もう唯! いきなり抱きつかないでっていつも言ってるでしょっ」
憂「も、申し訳ありません、お嬢様」
梓「憂が謝ることじゃないんだけど」
唯「いや~、今日のあずにゃん分補給がまだだったな、と。というわけで、うりうり」
梓「も~、お庭の掃除は?」
憂「あ、私が終わらせました」
梓「じゃあ、夕飯の準備は?」
憂「さっき下ごしらえはやっておきました」
梓「……お洗濯は?」
憂「えと、それも私が」
梓「はぁ、唯、仕事してないじゃん」
唯「えへへ~、優秀な妹を持てて私は幸せだよ」なでなで
憂「も、もぅ、優秀だなんて」てれてれ
梓「むぅ……(私もなでなでされたい)」
唯「というわけで、私の今のお仕事はあずにゃんをハグハグすることなのです」ふんすっ
梓「な、何それっ。ていうか、唯はもっとメイドとしての自覚を持ってよ」
唯「うぐっ」
梓「もう、仕事できない上に、私にはタメ口だし、『あずにゃん』なんて変なあだ名で呼んでくるし、メイド失格じゃん」
唯「がーん」
梓「ほら、さっさと仕事してくるの。私だって今からお勉強の時間なんだから」
唯「うぅ~、あずにゃんが冷たいよ~。憂、慰めて~」
憂「よしよし」
梓(まったく、すぐ誰にでも抱きついて……)

梓父「……」


40:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 07:59:41 WYDbNbjA0
あずさのへや

梓父「……梓、入るぞ」
「ん? お父さん? いいよ」
がちゃ
梓父「勉強中だったか」
梓「ううん、ちょうど休憩しようかと思ってたから。それで、何?」
梓父「うん、ちょっと訊きたいんだが、メイド達との生活はどうだい」
梓「ど、どうって、まぁ、その、楽しいけど……」
梓父「そうか。じゃあ、彼女達の働きぶりは?」
梓「え」
梓父「悪いね、さっきの会話を立ち聴きしてしまったよ」
梓「あ……」
梓父「唯ちゃん、あまりちゃんと仕事をしていないようだね」
梓「そ、そうだけど……。でも、ほら、憂がちゃんとしてくれてるし。お屋敷には他のメイドだっているし」
梓父「そういう問題じゃないんだよ、梓。私もお母さんも外に出がちだから、その間しっかり梓の身辺のお世話をしてもらおうと、彼女にお金を払って雇っているんだ。仕事をしてもらわないと、やっぱり困る」
梓「お父さん……」
梓父「……どうだろう。この際、メイドを変えてみるのは」
梓「えっ。それって」
梓父「うん、唯ちゃんにはやめて―」

梓「ぜったい、いやっ!」

梓父「あ、梓」
梓「嫌だからね! 唯をやめさせるなんて、絶対駄目! そんなことしたら、いくらお父さんでも許さないからね!」
梓父「……そうか」
梓「はっ!」
梓父「ふふ、梓にとって唯ちゃんは大事な人なんだな」
梓「ううぅ……。ごめん、忘れて……」
梓父「まぁまぁ。お父さんが悪かったよ」ぽんぽん
梓(はぁ、ま、大事な人なのは、確かだけど)


41:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 08:00:40 WYDbNbjA0
よる

 こんこん
(ノック? って、ああ)
梓「唯でしょ?」
唯「……うん。入っていい?」
梓「ん? いいけど」
唯「お邪魔します」
梓「どうしたの? いつもならノックもせずに飛び込んでくる癖に」
唯「……」
梓「?」
唯「ぐず、ひっく」
梓「え!? な、何で泣いてるの!?」
唯「ひっく、ごめんなざい」
梓「へ」
唯「お昼の、お父様とのお話、ひっく、たまたま聴いちゃって」
梓「……聴かれてたんだ」
唯「ありがどう……ぐずっ……庇ってくれて」
梓「はぁ、ほらこっち来て?」
唯「うん……」
 ぎゅ
唯「あ、あずにゃん」
梓「唯のためだけじゃないんだから。私が唯に居てほしかったから。それだけだよ」
唯「だけど、私、あずにゃんの言う通り仕事できないし、おっちょこちょいだし、駄目駄目だし」
梓(そこまで言ってないと思うけど)
梓「仕事できなくても、おっちょこちょいでも、駄目駄目でも。関係ないよ」

梓「だって、唯は私のメイドであると同時に、私の恋人なんだから」

梓「だから、一緒にいたいって思うのは当然でしょ」
唯「……」ぷるぷる
梓「唯?」
唯「あ」
梓「あ?」
唯「あずにゃぁぁぁんっ!」どさっ
梓「ちょ、いきなり何押し倒して!」
唯「大好き! 愛してる! んむっ」
梓「ん……」
唯「ちゅ……はぁ、ねぇ」
梓「な、なに」
唯「今夜はいっぱいご奉仕させて頂きますね、『お嬢様』」にこっ
梓「~~っ! も、もう、何でこんな時だけメイドらしいの~~っ」


即興で書いた。一限に間に合わないかもしれないが後悔はしてない。


42:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 08:11:41 QQlty7jHO
>>41
続きはR18でつねw
密かに唯依存な梓が良いっすね~
GJ!!!

43:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 11:38:28 vu/Lsr/s0
>>41
無茶しやがって…
というか即興でここまで書けるなんてうらやましいぜ
GJ!

>>38
技術が完成しても法律という最大の壁があるからな
まあ唯と梓がニャンニャンしていればそれだけで子供が出来ちゃいそうだけど

44:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 13:28:46 4PpUwOch0
法律なんて変わるもの
いつまでも変わらない愛に勝てるわけないじゃないか

45:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 13:57:57 3uOZMwxoO
子供は養子でもいいじゃないか
あの二人ならずっと仲良くやっていけるだろう
俺の中ではけいおんの世界は既に女の子同士でも妊娠できる技術が開発されてる設定だけどな

46:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 14:03:29 5/aeilry0
けいおんワールドではキスをすると子供ができてしまう
だから梓は唯のちゅーを拒否していた

唯先輩!だめです!子供はやっぱり結婚してからじゃないと・・・!

47:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 14:16:48 3keZMRYpO
じゃあ唯はみんなの見てる前で堂々と子作りしようとしてたのか…胸熱

48:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 14:53:40 lXn+Iz+O0
唯と梓の子供自体より子供を持つことで二人がどう変わるかのほうが興味ある
唯は子供に甘々のタイプっぽいよな

49:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 14:57:32 OiQM5mDG0
>>48
唯は子供とお菓子の取り合いしそうw
それを見てため息つく梓…w

50:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 15:04:06 d0ccyeiV0
>>48
そして梓は教育ママに……って想像したらまんま悟空とチチじゃねーかと
上の子は真面目なしっかり者で下の子はやんちゃ、というのもありそう

51:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 15:36:50 5/aeilry0
厳しくて小言の多い梓ママ。口癖は「唯みたいな人になっちゃだめだからね?」
優しくてぐーたらだけどギター弾いてる時はキリッとしててカッコイイ唯ママ。口癖は「梓みたいな人になっちゃだめだよ」
でも何だかんだで常にラブラブな二人。そんな両親が大好きな子供。
うん・・・いいじゃない

52:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 15:47:58 1UTkRVVW0
梓が夕飯の支度をしている横で唯は子供と遊んであげてそうだな
学校の宿題を教えてあげるつもりが一緒に考え込んでしまったりw

53:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 15:52:42 tV4MM5ZH0
>>52
「あずにゃ~ん、1+1って本当に2なのかな~私たち3人家族になってるし…」

54:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 17:46:14 1lI/q/WHO
>>53
唯は何も考えずそういう深いことを平気で言いそうだよな

55:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 21:37:33 eWFJXdAS0
梓ママと澪ママがコーヒー飲みながら、唯ママ&律ママの愚痴言い合ってるのが目に浮かぶな。
そして、二人の娘は紬お姉ちゃんの影響でラブラブにと。

56:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 21:45:57 kmyHm3vp0
胸が熱くなるな

57:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 22:47:38 QQlty7jHO
流れとは全くの無関係だけど
明後日か明々後日にはまとめWiki20万アクセス突破するなw

58:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 23:09:58 3uOZMwxoO
R18SSができたあたりから訪問者数が異常に多い日があるよな
なんにせよ開設から一年ちょいで20万は凄い
これからもSSの作者達は頑張って下さい

59:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 23:34:47 clF8HEfV0
SSをWikiにうpしたけど編集で規制されてしまった……
まぁ、ページはできたのでよかったら見てください
他は時間が経ったら編集します……

60:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 23:47:42 lXn+Iz+O0
>>59

今から読むわ
今あるR18SSは全部あなたが書いたの?

61:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/23 00:35:04 pLZmQYSe0
>>60
そうだよ
つたない文章で申し訳ない……

62:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/23 00:58:00 EJVqrrGTO
>>61
すまぬが勝手に米欄付けてメニューにも登録しておいた

前以て謝っておく
ゴメン

63:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/23 01:03:02 AYdSNonfO
ゆず湯

64:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/23 01:05:20 UxCaYg330
>>61
全然拙くなんか無いぜ
次も期待してます

65:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/23 01:06:58 EJVqrrGTO
>>63
・・・何故に今書き途中のSSタイトルがばれたのだ・・・?

66:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/23 01:09:06 pLZmQYSe0
>>62
俺のやつまだ規制解かれてなかったから助かった
ありがとう
>>64
つ、次……だと……?


67:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/23 01:11:42 VQZoTBJq0
遅ればせながら>>1乙&新スレおめ

>>59乙でした。よかったですよー

流れぶった切りで申し訳ない
前スレの終盤でいろんな歌の歌詞と唯梓をダブらせる的な話題が出てたのを見て
パッと思いついたのをちょっと書いてみたので投下します
3~5レスくらいでおさまると思います

68:Sugar!!
10/12/23 01:12:45 VQZoTBJq0
―Side Y―

いつだってこんがらがってるんだ 今だってごちゃごちゃしてるよ
私の頭の中は

それはおそらく キミが初めて部室のドアを開けてくれた時から

練習もサボってばっかで しょっちゅうキミに叱られて
心配や迷惑かけてばっかの 頼りない先輩だけど
本当はこの私にだって 胸張って伝えたいことがね―ここにあるんだ!

空をまたいで―いくのはさすがに無理だけど
それくらいの気持ちで キミに届けに行くから―待ってて!

全力で走れ!キミのところまで!
36度5分の体温でキミを包み込んであげたいよ
上空で光る 光り輝いてる 星のように素敵なキミとの日々めがけて!

キミに伝えられないまま どれくらいの時間が過ぎちゃったのかな?
でもそんなことはどうでもいいや
ちゃんと届けば そんな時間なんてすぐに取り戻せるからね
そうだよ 多分!

見上げてごらん あの満天の星空みたいに
これからもきっと幸せなことがいっぱいだから!

全力で走れ!キミのところまで!
キミに向かって気持ちを飛ばす滑走路は用意バッチリだよ!
上空で光れ!遠くまで光って この想い どこまでもキミに届け!

この気持ちは甘酸っぱくて でもしょっぱくて
でもなんか悪くはない気がするんだ

キミといると幸せで照れ臭くて でもちょっぴり切なくて
でもなんか悪くはないって思うんだ

キミを想うと笑顔になれて でも泣いちゃうこともあって
でもなんか悪くはないって思えるんだ

甘酸っぱい でもしょっぱい
でもなんか悪くは―ない!!

全力で走れ!キミのところへ!
36度5分の体温でキミを包み込んであげたいよ
上空で光る 光り輝いてる 星のように素敵なキミとの日々めがけて!

全力で走れ!キミのところへ!
キミに向かって気持ちを飛ばす滑走路は用意バッチリだよ!
上空で光れ!遠くまで光って この想い どこまでもキミに届け!

69:Sugar!!
10/12/23 01:14:18 VQZoTBJq0
―Side A―

いつだってこんがらがってます 今だってまだ混乱してます
私の頭の中は

それはおそらく ステージの上のあなたを初めて見たときから

いつも怒ってばかりで 全然素直になれなくて
都合のいい時だけ甘えてばかりの 可愛げのない後輩ですけど
本当はこの私にだって 胸を張って伝えたいことが―ここにあるんです!

空をまたいでいければいいのに―そんな事を思いながら
あなたに届けに行きますから―待っててください!

全力で走れ!あなたのもとへ!
36度5分のあなたの体温で包み込んでほしい
上空で光る 光り輝いてる 星のようにまぶしいあなためがけて!

あなたに伝えられないまま どれくらいの時間が経ったでしょう?
でもそれはきっと無駄じゃありません
その時間を取り戻して余りあるくらい この気持ちを育てられたから―
そうですよね 多分

見上げてみてください あの満天の星空のように
幸せな思い出はもう数え切れないほどあるんですから!

全力で走れ!あなたのもとへ!
あなたの胸に飛び込むための滑走路は用意できてます!
上空で光れ!遠くまで光って どこまでも私を照らし続けてください!

この気持ちは甘酸っぱくて でもしょっぱくて 
でもなんか悪くはない気がするんです

あなたといると幸せで気恥ずかしくて でも少し切なくて
でもなんか悪くはないって思うんです

あなたを想うと顔がほころんで でも涙が流れることもあって
でもなんか悪くはないって思えるんです

甘酸っぱい でもしょっぱい
でもなんか悪くは―ない!!

全力で走れ!あなたのもとへ!
36度5分のあなたの体温で包み込んでほしい
上空で光る 光り輝いてる 星のようにまぶしいあなためがけて!

全力で走れ!あなたのもとへ!
あなたの胸に飛び込むための滑走路は用意できてます!
上空で光れ!遠くまで光って どこまでも私を照らし続けてください!

70:Sugar!!
10/12/23 01:16:14 VQZoTBJq0
――――――――――――――
―――――――
―――

「あずにゃん!」

「唯先輩!」


「大好きだよ!!」
「大好きです!!」


以上です
元ネタはフジファブリックというバンドの「Sugar!!」という曲
URLリンク(www.youtube.com)
URLリンク(music.goo.ne.jp)

まあ普通に聞けば別に唯梓でもなんでもない歌詞なんだけど
主に「本当はこの僕にだって~」「36度5分の体温」あたりを元に妄想が…
そんなわけで解釈とかかなりこじつけだけど目をつぶっていただければ…

このスレ的には余談ですがこのバンドのギター&ボーカルで
この曲を作詞・作曲した人が亡くなってから明日24日で一年
改めて合掌…

71:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/23 01:32:34 pLZmQYSe0
>>70
GJ!
同じ歌詞なのにこうも違いがでるとは……

72:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/23 06:16:07 dNSH7FDT0
>>70
乙!
素晴らしい唯梓ソングだな
何よりこのスレの雑談から生まれるSSが多くて嬉しい

73:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/23 10:30:48 AE15gn8/0
>>70
素晴らしいなぁそのゆいあずバージョンの歌詞は・・・
2人の人生にぴったりじゃないですか・・・

74:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/23 14:43:21 dZB0YvpiO
イブ前日だぜ!
なのになんか皆静かだな

75:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/23 15:05:38 pLZmQYSe0
嵐の前の静けさというやつだな
みんなSS投下準備中なんだろう
そういう俺もSS書き上げないと……

76:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/23 15:35:31 UxCaYg330
年末年始で結構忙しいのでSSは無理だな…

77:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/23 15:40:37 F4EO+R9i0
クリスマスイブなんて俺自身に何の関係もないから失念してたけど
ゆいあず的には意味のある日だった

78:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/23 18:10:43 Fn2JgIJl0
小ネタ

唯「あずにゃんなんか素っ気ない」
梓「そうですか?」
唯「うん」
梓「えっと、心当たりがないんですけど?」
唯「じゃあさ、ぎゅってしていい?」
梓「いいですよ。どうぞ」ウェルカム
唯「やっぱり…」シュン
梓「ど、どういうことですか?」
唯「あずにゃん」
梓「はい?」
唯「昔みたいに嫌がって!!」
梓「えぇ!?」
唯「私は抱きつかれるのを嫌がりながらも頬を染めて照れくさく嬉しそうにしてるあずにゃんが見たいの!!カムバックあずにゃん!!!」
梓「し、知りませんよ!!そんなの唯先輩のただの我儘じゃないですか!!」
唯「ええそうですよ我儘ですよ!!だから大人しく嫌がるのだあずにゃん!!!」
梓「不可能なことは不可能なんです!!そう簡単に昔のようになんて出来っこないんですぅ!!」
唯「ええい!往生際の悪い!!」


澪「往生際の悪いのはお前だ…って言いたい」
律「…のに言えないこのもどかしさ」

79:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/23 19:01:05 Fn2JgIJl0
小ネタ

唯「あずにゃんってさ」
梓「はい」
唯「なんか変わったよね」
梓「それっていつの私と比べてるんですか?」
唯「付き合う前」
梓「あー…って結構前ですねそれ」
唯「そだねー」
梓「で、どの辺ですか?」
唯「ん?」
梓「私の変わったところというのは」
唯「まずねー」
梓「はい」
唯「否定的じゃなくなったよね」
梓「否定的?」
唯「ほら、あずにゃんって私の言うことにはいっつも口を挟んでたでしょ?」
梓「あー…はい」
唯「まあもとはと言えば私がしっかりしてなかったからいけなかったんだけどねー」
梓「違いますよ」
唯「え?違うの?」
梓「だからその、あの時の私は素直じゃないのもあったっていうか」
唯「あー…」
梓「これで、謎は解けましたか?」
唯「うん」

唯「あ、あともひとつ」
梓「まだあるんですか」
唯「まだ二つ目だよー」
梓「はいはい」
唯「自発的に甘えてくるようになった!ここ重要!!」
梓「それほど重要じゃないんで消しておきますね」
唯「消さないで!せっかくボードまで用意したのに消さないで!」
梓「まあ確かにそうですけど、それって自然なことじゃないんですか?」
唯「あの中野あずにゃんがだよ!?」
梓「苗字とあだ名グッチャにしないでください」
唯「じゃああずにゃんは私以外の人ともこうなったら自然に甘えられるとでも言うの?」
梓「ええ、まあ、多分」
唯「え゛…」
梓「予想以上に苦悶な表情しますよね。皆さんには見せられないです」
唯「うぅ、だってぇ」
梓「もしもの話じゃないですか。それに」
唯「それに?」
梓「こんなに当たり前のように傍にいたら、それが好きな人の隣なら…」(唯をソファーに押し倒すように体重をかけていく)
唯「あ、、、あずにゃん??」
梓「甘えたくなるのも、仕方ないじゃないですか」(以下略)



あれ…もうちょっと続くはずだったのに何故か梓が暴走しだし…
はわほわ空間恐ろしや
(「明日はSS祭りに…」とか期待してるのはここだけの内緒である)

80:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/23 19:10:36 AFyK4Wc70
小ネタ

梓「買い食いはよくないですよっ」
唯「えー、でも外さむいからあったかいもの買って帰ろうよぉ」
梓「はあ、しょうがないですね……今回だけですからね」
唯「えへへ、じゃああのあんまんを2つ……って、」
梓「あ……」
唯「1こ、買われちゃった……」

唯「……」しゅん
梓「そんな気を落とさないでくださいよ」
唯「だって、あずにゃんと一緒にたべたかったんだもん…」
梓「私の分はいいですよ。それよりあと一個しか残ってないんですから、早く買わないと唯先輩の分も」
唯「……そうだ!」
梓「へ?」

梓「……ねぇ唯先輩、せめてこれ2つに分けて食べましょうよ…」
唯「えー? いいじゃんいっこのままで。はいあずにゃんの番」
梓「どもです。はむ……あったかい」
唯「やっぱできたてはちがうねぇ」
梓「……でもなんかはずかしいですよ、こうして食べるのって。はい、唯先輩」
唯「わたし、いっこのあんまんを二人で食べるの夢だったんだぁ…えへへ」
梓「ムギ先輩じゃないんだから……まったく」
唯「はい、あーんして。あーん」
梓「あーん…はむっ……って、ふつうにたべちゃったじゃないですかあ!」
唯「あずにゃん、照れてる?」
梓「しりません!」

唯「ねぇあずにゃん」
梓「……なんですか、急に」
唯「やっぱり二人でたべるとあったかいね」にこっ
梓「そう、ですね」
唯「大学いってもこうやって一緒に帰れたらいいなー」
梓「……いつまでも子供じゃ、こまりますよ」
唯「……そうかな」
梓「そうですよっ」

唯「……あずにゃん」
梓「なっなんですか」
唯「ぎゅー」
梓「へ……………なっなんですか、急に」
唯「今のうちに、ぎゅってしときたいなって」
梓「……今のうち、ですか」
唯「うん。だから今のうちに、一緒にたべちゃお? ほら、さめてきちゃうよ」にこっ
梓「……ふふ。そうですね」

もったいないので某所に書いたのを改変転載

81:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/23 19:49:51 vyorrDRP0
あれ何だろう、小ネタでもあったかい・・・

82:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/23 19:55:39 dNSH7FDT0
小ネタGJ
ところでクリスマスSSの投下ってイブの夜が良いのかね

83:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/23 20:33:01 UxCaYg330
>>82
投下できるならそのくらいのほうがいいかもね
個人的にクリスマスに限らず時節ネタはいつ投下してもいいと思うけど

84:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/23 20:57:25 EJVqrrGTO
>>78-80
小ネタGJ!!!


クリスマスかぁ・・・
SS書くのは無理だから今回は読み手にまわらせてもらうとしますか

85:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/23 21:05:24 JWRAgevHO
性夜SSは来るでしょうか・・・ゴクリ

86:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/23 21:12:18 USN01rKc0










かわいいブタ、死ね












87:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/23 22:28:06 dNSH7FDT0
>>83
わかった
明日までに仕上げるつもりだけどもし間に合わなかったら25日に投下する

88:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/24 00:00:48 pLZmQYSe0
wikiにSS投下しました
よかったら読んでください

89:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/24 00:03:48 USN01rKc0
寝言言ってんのか?

顔洗えよ

90:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/24 00:04:11 eY1pU9VR0
>>88
何でそんなに書くの速いの?神なの?
今から読んできます
マジでGJ!

91:863
10/12/24 01:00:13 kGqhl4KA0
ぐは…編集しようとしたらミスって修正できなくなった…
誰か頼む…
>>88
これだけ言っとく、GJ!

92:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/24 02:08:57 mLknr0Ho0
>>88
GJ!
愛を感じるSSだった

93:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/24 04:38:01 D+ja7r5SO
>>91
編集しといたよーん

94:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/24 04:48:07 eY1pU9VR0
最近VIPでも唯梓SSが多くてホクホクだね

95:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/24 07:29:13 9H3POGOFO
後日談で100%破局するけどな

96:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/24 07:37:02 9H3POGOFO
梓「唯先輩デートにいきましょうよ」

唯「えーっゴロゴロしたいよー、あずにゃん」

梓「この前から約束してたじゃないですか!」

唯「もーっうるさいなぁー」チッ

梓「…」カチン

梓「もう…別れた方がいいみたいですね!」

唯「…」ブッ

梓「…」グスン


終了

97:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/24 07:53:39 X/NVMvD60
>>91>>93
wikiの編集してくれた2人マジでGJ!
俺のやつまだ規制されてるから他の所を編集できないんだよね……
規制っていつぐらいで解かれるのかな?

98:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/24 09:49:22 D+ja7r5SO
>>97
Wikiも規制されるのか・・・
ご愁傷様です m(._.)m


Wikiといえば、20万まであと250切ってるんだなw

99:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/24 10:14:08 NIR4ojsM0
>>88
ゆいあず大学生編夢のクリスマス…GJ!!!

100:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/24 11:45:39 HQXqeV6TO
今夜はお楽しみなんだろうな~
あずにゃんは高校終わったら唯の家に直行だろうな
それとも唯が高校まであずにゃんを迎えに来るのかな?

101:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/24 12:14:37 QYa2pLuw0
既に冬休みに入ってるんじゃね?
もう朝からフィーバーですよ

102:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/24 13:18:11 0NgknF7QO
>>100
校門から
「うぉーいあーずにゃーん!迎えに来たよー!」
みたいな感じに大声で叫ぶ唯に顔真っ赤にしながら
「唯先輩そんな所で叫ばないで下さい!」と返す梓
クラスメートに熱いねぇヒューヒューリア充爆発しろお姉ちゃん可愛い等と言われる流れを想像した

103:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/24 13:40:37 ox3SDUw40
>>102純憂www

104:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/24 14:53:39 lfzSBFWv0
>>100
24日唯の家でみんなパーティ
夜はお泊りにゃんにゃん
25日にデート
流れ的にはこうかな

105:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/24 15:11:34 1iKaEx/D0
皆でパーティー中に買い物に行ってくるとか何とかいって抜け出し、夜景デートする唯梓
実は同じことを考えてて一緒に抜け出す律澪

残った憂とムギはヤケ酒・・・とか想像してたら俺まで寂しくなってきた

106:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/24 15:15:06 A+YE+K+h0
その二人だとヤケ酒ってより唯梓と律澪の二組を話題に盛りあがってそうだけどw

107:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/24 16:07:25 cUSu8rwiP
速攻免許取って毎日車で送り迎えするカッコ唯というはどうか

108:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/24 17:20:49 E1dKUsOm0
ムギちゃんの白バニーでも注目は後ろの二人だぜ

URLリンク(ranobe.sakura.ne.jp)

109:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/24 17:31:18 uZf5igwKO
そういやカレンダーって唯梓要素あったのか?
>>108くらい?


110:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/24 18:01:52 X/NVMvD60
とうとうwikiも20万アクセス来たか

111:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/24 18:16:02 P8K/Usci0
>>108
うさ耳の唯梓かわええ
去年はあずにゃん虎耳付けられてたもんなw

112:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/24 18:37:50 HQXqeV6TO
おぉ!マジだ!!
ついに20万突破か
凄いな

113:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/24 19:01:12 1iKaEx/D0
酒飲んでて思った
先輩だからって無理して唯がお酒飲んだらどうなるのかな・・・

114:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/24 19:24:45 9H3POGOFO
きめぇ

115:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/24 19:52:29 P8K/Usci0
俺もWiki20万突破おめでとう、と言っておこう
積み重ねられた唯梓の歴史を改めて感じるな

>>113
さわちゃん仕込みのシャンパンが思いの外キツくて酔ってしまう唯梓…
というネタが浮かんだ

116:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/24 19:55:56 s6Hm6NAb0
>>113
起きたら全裸の梓と寝てるに2000ペリカ

117:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/24 20:40:04 +x67Z2JD0
>>116
そんなの日常茶飯事だろ

118:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/24 20:46:35 9H3POGOFO
キモすぎ
吐きそう
おぇえええああああああああああビチャビチャ
おごぁあああああああああああああビチャビチャ
ごぶ…うぇえええええビチャビチャ

119:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/24 20:47:52 9H3POGOFO
キモい

120:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/24 20:49:09 9H3POGOFO
ゴミスレ

121:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/24 22:36:51 qJWwrIYBO
>>113
いつも控えめ梓が積極的に甘える
いつも明るい唯がネガティブ全開で梓が慰める

酒が入ると梓唯のイメージが強くなるな

122:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/24 22:57:54 X/NVMvD60
流れとちょっと違うけど、小ネタ投下します。

サンタ大作戦!

「行くよ、あずにゃん!」
「うん……!」
息を合わせて、部屋に突入した。
「じゃ~ん! トナカイさんで~す!」
「サ、サンタさんだよ~?」
部屋にいた柚子は何なの? という顔でこっちを見つめる。
「いい子にしていた柚子ちゃんに、サンタさんがプレゼントを持ってきてくれたよ~」
「は、はい、柚子ちゃん。メリークリスマス!」
プレゼントを差し出すけど、何? というに首をかしげている。
まだ一歳になる柚子には理解ができないようだ。
「うぅ~」
「わ、ちょっと!?」
柚子があずにゃんの付けていた髭を柚子が引っ張る。
「あ……取れちゃった」
「……まま!」
「えっ……」
「ま~ま!」
あずにゃんの顔を確認すると、柚子がにこにこ笑ってほっぺをぺたぺた触る。
「……柚子の目はごまかせなかったね」
「そうだね。ごめんね? 柚子」
「きゃっ! きゃっ!」
サンタ大作戦は失敗しちゃったけど、これはこれでよかったな……。
「ごめんね? 私がサンタの格好しようなんて言ったから……」
「ううん。私もそういうことしようって思ってたし」
「それにしても、柚子は賢いね。すぐにあずにゃんだって見破ったし」
「そうだね……」
プレゼントの人形で遊ぶ柚子を2人で寄り添って見つめる。
「あずにゃん」
「何?」
「私、今とっても幸せだよ」
「……私も」
愛する人と一緒に過ごす時間ほど幸せなものは無いね……。
「ねぇ、物は相談なんだけど……」
「何?」
「もう一人、子供欲しくない?」
「な、何を急に……///」
「どう?」
顔を真っ赤にして、あずにゃんが耳打ちした。
「……柚子を寝かしつけてからね?」
「うん……」

今夜はとても幸せに過ごせそうだ……。

END

123:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/24 23:39:35 D+ja7r5SO
>>122
なんて幸せそうな家族なんだw
GJ!!!



さて・・・ゆず繋がりのを帰ったら投下するか・・・

124:87
10/12/25 00:17:47 KiKX23ua0
クリスマスSSですが、やはりもう少し時間がかかりそうなので
しっかりと仕上げてから今日の夜に投下します。申し訳ない。

125:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 00:41:10 l35x2qNL0
>>124
楽しみにしてる

126:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 01:20:28 8tnCY3PH0
>>124
まってるよー!

127:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 02:03:25 m2NjjuFsO
URLリンク(www.dotup.org)
既出だっけ?唯先輩を見ているな!

128:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 03:33:00 y+t/SE990
このスレでは初出だと思う
優しい笑顔だなぁ

129:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 04:35:41 YNeQcz8tO
キモい

130:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 05:44:06 YNeQcz8tO
キモ過ぎて泣けてきた

お前らクリスマスに何してんの?w
VIPの連中にも言えるけどw

131:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 05:47:50 jDgQv3rH0
あずにゃんって漫画ではかなり小さく感じるけどアニメでは小さく感じない
唯ちゃんと同じくらいって感じる

132:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 06:56:20 I4wZ323w0
>>131
実際156cmと150cmじゃ体感的にそこまでの差はない気がする
梓は多分全体的な雰囲気がちんまりしてるんだろう

133:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 07:36:46 pZw1PoUkO
クリスマスなのにss少ないなぁ・・・唯先輩も忙しいから仕方ないよね・・もしかして私の事気にもかけてないとか・・はぁ・・憂と純でも誘って寂しさを紛らわすか

134:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 07:56:17 UonPr9ItO
誕生日ほどじゃないが
ピクシブの唯梓クリスマスは充実してるな

135:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 09:07:54 ifvCmLS+0
wikiにR18来てるな


136:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 09:22:27 H4JdSAOnO
>>109
京アニ公式のカレンダーで誕生日の印を付けているのが
律⇔澪
唯→紬→梓→唯
になっている
カレンダー買っとけば良かったorz


137:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 10:08:58 BLP8zksPO
ツイッターの唯梓botがクリスマスに見せ付けてくれたから俺は満足

138:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 11:38:56 Fe9ESBT80
>>133
憂は無理です。
唯と愛の営みに忙しいので。

139:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 11:56:39 KxB0N8Jz0
クリスマスとは欠片も関係ないけど、前スレ>>949で妄想が膨らんだので数レス借ります

もうBUMPのウェザーリポートが唯梓ソングにしか聞こえなくなったじゃないか
実はそれを元に作ったんじゃないかとすら思う

クリスマスSSはまた別に…長くなってるので遅れそう…


140:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 11:57:12 KxB0N8Jz0
唯先輩は笑う。
本当に嬉しそうに、楽しそうに、可笑しそうに笑う。
私の記憶の中の唯先輩は、いつもそうやって笑っていた。


先程までの雨足が嘘のように、どんよりと塞いでいた雲は疎らになり、空はオレンジ色に染まっていた。
いわゆる夕立、というものだったのだろう。
すっかり洗い流された空気は僅かな湿気をまといながらも澄んでおり、夕方の冷気とも合わさって心地よく肺を刺激してくれる。
白い吐息を舞わせながら、くるくると手にした傘を回しつつ、唯先輩はくるりと振り返って夕焼けに染まるその笑顔を見せてくれた。
なんか空気が気持ちいいねって、笑う。
それには甚だ同意ですが、どうしてあなたはまだ、もう雨も降っていないというのに傘をさしているんですか。
そう言及しても、先輩はまたくるくると傘を回しながら、ふんふーんと鼻息交じりの笑顔を返してくる。
なんか楽しいからいいじゃん、って。
先輩はそうでも、くすくす周りから笑い声がこぼれてくるこの状況は、私にとっては好ましいとは言えません。
なんて言い返しても、先輩はどこ吹く風。
とんとんと、後ろを歩く私のほうに笑顔を向けたまま、歩道の赤いタイルの上を選んで後ろ向きに器用に歩く。
あずにゃーん、そこアウトだよ?ってまるで私の話を聞いてませんね。
何ですか、それは。小さいころたまに遊んだ、決められた色のタイル以外を歩いたらダメってゲームですか?懐かしいですね。
なるべく辛辣に言ったつもりなのに、先輩の笑顔は崩れない。
朱に染まる街路樹とビルとその間の石畳、その上に散りばめられた赤の上をまだとんとんと後ろ向きに歩いていく。
手にした傘をくるくる回したまま、本当に楽しそうに、嬉しそうに、可笑しそうに。

―そんなはずはないのに。


唯先輩はいつも笑っていた。
気が付けばいつもそうだ。
だから出会ってから、高校一年のあのときから、私の記憶に浮かぶあの人は、いつも笑顔のままでいる。
元々、情緒豊かな人だから。
嬉しいときにはすぐ笑って。
悲しいときにはすぐ泣いて。
怒ったときにはすぐ拗ねて。
楽しいときにはまた笑って。
そんなふうに情動の振れが大きくて、それを体全体で表すような人だった。
そして、どんなときでもいつも最後には笑っていたから。
私の思い出の中のあの人は、いつも笑顔のままだった。
浮かんでくるのはそう、いつも笑顔。
だから、出会ってまもなくの私は、この人はいつも笑顔の人なんて勝手に属性をつけたりしていた。
甘えん坊でだらしなくていつも何も考えてなくて悩みも無いのだろうから、いつだってへらへらしているんだと。
勿論それに何かしらの悪印象を抱くわけではなく、それが唯先輩だと思っていただけだけど。
実際のところ、その笑顔に何度癒されたか、救われたかもわからなかったから。
先輩はそういう形にできているんだと、そう私は思っていた。
いつだって、笑える人なんだと。

―そんなはずなんて、なかったのに。

141:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 11:57:32 KxB0N8Jz0


小さな悲鳴に我に返ると、とんとんと調子よく前を歩いていた唯先輩の体が傾いていた。
あわてて駆け寄り、手を伸ばす。
きゅっと、こちらに伸ばされた手を掴み取り、ぐっと引き寄せる。
先輩の重みが腰にかかり、傾きそうになる重心をぐっと踏ん張って支える。
そうすると、思ったよりもずっとスムーズに先輩の体は私のすぐ隣に収まってくれた。
えへへ、ありがとね、あずにゃん。じゃありませんよ。全く気をつけてください。
そういう私に、でもやっぱり先輩は笑ったまま。私の注意にも全く堪える様子も無い。
それどころか、ちょうど先輩のさす傘の下に入り込む形になった私に向けて、相合傘だね、なんて言ってのけてくれた。
それは文字通り不意打ちで、私は言葉に詰まってしまう。
確かに、唯先輩の言うとおり一つ傘の下二人並んで立つこの光景は間違いなくそう呼ぶべきではある。
お互い傘を用意していた先程までは為し得なかったものを、今ようやく果たせたという形になるのだろうか。
きっと先輩にとってはそうなんだろう。そうすると、多分今の一連の行動は計算ずくだったのかもしれない。
だって、転びそうになったにも関わらず、その傘は放り投げられるでもなく、その右手にしっかりと握られたままだったのだから。
怒るべきなのかと思ったけど、相合傘~なんて嬉しそうに笑う笑顔を見ているとそんな気も薄れてくる。
それより言及すべきなのは、さっきから私たちを包んでいるくすくす笑いがその音量を上げたところではないだろうか。
んー、大丈夫だと思うよ、なんてそれを気軽に否定してくる唯先輩。
参考までにその根拠を聞きたいところです、と赤色の傘の下私が食い下がると、先輩に。
だって、あずにゃん、今笑ってるもん、なんて朗らかに言ってのけられた。
傘に切り取られた空間の中、私と二人きり並んだまま、相変わらずのその笑顔を浮かべながら。
私の愛しい時間に必要不可欠なものを、私の記憶に焼き付けるように。


私の記憶は、いつもそれに埋め尽くされている。
唯先輩と知り合ってから、もうどれくらいになるのだろう。
直接顔をあわせたのは高校一年のときだから、もう5年にもなる。
出会ったあの時は、私たちは高校生だった。
そしてその後しばらくは私たちは高校生として過ごした。
そして先輩は卒業して、私もその後を追うように卒業して、そして今もまた変わらずにこうして傍にいる。
それは変わらない。だけど、私たちは変わっていく。
過ぎた月日の分だけ、その数えられる年の分だけ、私たちは大人になっていく。
私も、そして唯先輩も。
だけど、それでもこの人は、いつだって笑顔のままで私のそばにいてくれた。
いつだって、そう。この人はいつだって、笑ってくれていた。
だから、私はそれに気が付かなかった。
どうして、この人は笑っていられるのか、なんて。そんな当たり前のことに。
いつだって、笑顔でいられるときばかりじゃない。
子供でいられていたときと違って、悲しいことや悔しいこと、腹立たしいことなんていっぱい転がっている。
それにぶつかることなんて日常茶飯事。それが大人になるということのひとつの要素だ。
だけど、それでも。
この人はいつだって笑顔だった。
私が辛いときや苦しいとき、うかつにもそれを八つ当たり気味にぶつけてしまった時だって。この人は笑顔でそれを受け止めてくれた。
なんだかんだでこの人は器用だから、そういうことをするすると華麗に回避して、それで笑っているのかもしれない。
私が続けていた馬鹿な勘違いのように、ただこの人はそういう形にできているから、そうしていられるだけなんだと。
でも、そうじゃなかった。
そんなこと、あるはずなんて無かった。
唯先輩だって、私と同じ生身の人間なのだから。
だけど、私はそれに気付けなかった。
私はそれに気が付くことができなかった。
その笑顔が、特別だってことに。
ずっとそうだってわかっていたはずなのに、私は気付くことができないままでいた。


142:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 11:58:00 KxB0N8Jz0
結局そのまま唯先輩が歩き出すものだから、私もそれに倣うように歩き出すことになった。
雨上がり、二人きり、相合傘。
まるで安っぽいコントのような、もし私が傍観者だったとしたら思わず奇異の目を向けてしまいそうな、下手したら噴出してしまいそうな光景が今私たちの周囲10メートルくらいに展開されているに違いない。
まだ高校生のまま、制服に身を包んでいたあのころなら、じゃれあいですんだかもしれないけれど。
女子大生二人組じゃ、あまりにシュールすぎる。
だけど、私は結局その傘の下に収まったまま、唯先輩と二人並んで歩いている。
今日もまた唯先輩のペースに乗せられてしまっている。まあ、そのあたりは今更もうどうこう言うことではないんだけど。
ほら、あずにゃん外れてるよ、落ちちゃうよ。なんて唯先輩は相変わらず笑う。
ああもうどこに落ちるって言うんですか、と返しながらも赤いタイルの上に復帰する私は付き合いがいいと我ながら思う。
笑いながら、思う。


本当は多分違う。
付き合いがいいとかそういうのじゃなくて、ただ私がそうしていたいだけなんだと思う。
この人の傍にいたいと、きっと私はそう思っている。
高校時代のように漠然としたそれとは違って、確かな意思として私はそれを抱えている。
だから、こうして齢20を数えるころになっても、私はこうして唯先輩と並んで歩いている。
だから、唯先輩はいつも笑う。
たぶん、きっと、この人は知っているんだろう。
私にとってその笑顔が特別だってこと。
私が何度もその笑顔に暖められていて、救われてきて、満たされてきたのかを、知っているのだとしか思えない。
だから、この人は笑う。いつだって笑う。
私の前で、いつだって笑ってみせる。
今もこうして笑ってくれている。
私が幸せになれますようにって。
それは本当に特別なこと。特別じゃなきゃいけないこと。
だって、私にはできない。できてない。
どうして、何でそんなことを、そんなにたやすくしてのけるんですか。

―あんなことが、あったのに。

私の想像より、ずっとずっと深く傷ついて、その痛みに苦しんでいるはずなのに。
なのにどうして、今もなお先輩は、私に笑ってくれているんですか。

気付けなかった。
私は、ずっと気付くことができなかった。
そうやって、私は何度この人の痛みを見過ごしてきたのだろう。
だけど、ようやく気付けたのに、この人はまた笑う。
その笑顔を、私の前にとんと立ててみせる。
本当に何も変わらない、いつもの先輩の笑顔を。
欠片でもほころびがあれば、私はそれを足がかりにできるのに。
それをきっかけに、笑顔の裏に隠しているものに触れることができるのに。
だけど、私にはそれが見つけられない。
私の目に映るのは、本当にいつもどおりに笑う先輩の笑顔だけ。
それが偽物か本物か、見分けることができない。
ああ、きっとこの人の妹なら、それをすんなり見破ってきっとその心の内に入っていけるのに。
なんて、そういう場違いな嫉妬さえ浮かべてしまう。
本当に場違いだ。そういうことを浮かべてしまう自分自身が、情けなくて泣きそうになる。
どうして、何も言ってくれないんですか。
どうして、そうやって笑ったままなんですか。
辛いって苦しいって言ってくれさえすれば、もしくはその笑顔を崩してくれさえすれば、どんな優しさでもあなたが望むのなら私は用意して見せるのに。
あなたがもしこの全てを望むのなら、喜んで何もかも残らず差し出せるのに。
私が今まできっと見過ごしてきたあなたの痛みの分だけ、それに及ぶとはとても思えないけれど。

143:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 11:58:32 KxB0N8Jz0
覗いたその横顔は嘘みたいに鮮やかなオレンジに染まって、その瞳は嘘みたいに鮮やかなオレンジを映していた。
いつもどおりの、私の記憶の中にあるものときれいに重なる、唯先輩の横顔。
小さく息を呑む。
それはまるで、初めて目にするような、そんな貌に見えていたから。
そんなはずは無いのに。その象も彩も、私は何度も目にしてきたもののはずなのに。
視線に気が付いたのか、先輩はくるりと首を回して私を見る。
私の目の前で、少しその距離を恥ずかしく思ったのか、僅かにはにかんだようなそんな笑みを浮かべてみせる。


私はそれに気付いている。
私はこの笑顔が偽物だという確信を抱けている。
私はだって、今先輩が傷ついてないはずがないということを知っているから。
結果から逆算なんて、こんなに傍にいたのに本当に情けない有様だけど。
だけど、ようやく私はそれを知ることができた。
だから、踏み出すべきなんだ。
だけど、私の前に立てられた笑顔が、私の歩みを阻む。
本物にしか見えない、唯先輩の笑顔が私の侵入を未然に防ぐ。
辛いことなんて、痛いことなんて何も無いよなんて笑うから、それが嘘だとわかっていても。その言葉を切り捨てることができない。
ひょっとしたら、そう。
先輩は拒んでいるのかもしれない。
私なんかが、その内側に入り込んじゃダメだよって、拒絶しているのかもしれない。
そうだとしたら、それはとても悲しくて、寂しくて、切ないことだけど。
切なくて、泣いてしまいそうだけど。
でも、言ってしまえばそう。
それはただ私に勇気が無いだけ。
確かですらないその危惧に怯えて、足をすくませているだけ。
だから、私に悲しんでいる余裕も、資格すらも存在しない。
私にできることは、すべきことは、ただひとつだけ。
それだけとわかっているのに、だけど。
私はまだ踏み出せずにいる。
本当に意気地なしで、自分が嫌になる。
触れないことが思いやりだなんて、そういう場合もあるよねって。
そんな卑怯な言い訳に納得してしまいそうになっている自分こそが、ただ悲しい。
ただ自分が、明確にその拒絶を形にされるのが怖くて、足踏みしているだけなのに。
傷つくことが、その痛みが現実のものになるのが怖いだけなのに。
その傍に、いられなくなることが―


不意に、私の頭の上から傘が消える。
驚いて顔を向けると、そこには少し私から距離を置いた先輩の姿が見える。
30センチから3メートル。距離を変えて、唯先輩はまだ笑顔のまま、私を見ている。
マンホールの蓋の上、傘をくるくる回しながら。
先輩、アウトですよ。マンホールはセーフだよ。
そんなやり取りの間に、私はもう別れ道に来てしまったことに気が付く。
唯先輩の部屋と、私の部屋への道。重なっていた道が、分かれてしまうその瞬間にたどり着いたことを。
ひどく象徴的だと思ってしまう。
そう思ってしまった自分に、私は激しい憤りを覚える。
だけど、じゃあどうすればいいのと自問すれば、私は答えることができない。
だから、私はただそこに立ちすくむ。
そんな私に、唯先輩はじゃあねって笑いながら小さく手を振ると、くるりと踵を返して、私に背を向けて歩き出した。
赤い16角形を揺らせながら、すらりと伸びた両脚を動かしながら、私から離れていく。
私は、ただそれを見送る。
まるでまだその赤い羽根の下にいるかのように、そこから出てはいけないんだと思うかのように、立ち尽くしたまま。

144:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 11:58:56 KxB0N8Jz0
その先の交差点、後姿は立ち止まる。
くるくるとまた、傘が回り始める。
相変わらず赤いタイルのうえを歩いていたその足は、今はマンホールの上。
その上で、立ち止まっている。
だから、たぶん信号は赤なんだろう。
あの傘の向こう側、きっと信号は赤く光っているのだろう。

だから、あの傘の向こう、先輩はきっと―


だから思う。
きっと、違うんだと。
拒絶なんて、そんなわけない。
考えてみれば、あの人にそんな器用なことができるとは思えない。
あの人は本当にただ、それを隠していただけなんだろう。
くるくる傘を回して、その中に納まっているように。
その切り取られた空間の中に、入り込んでしまっているように。
ただその心を、その内に。
私に知られないように、心配させないようにしながら。
私のことを思ってくれていた。

私は良く知っているはずだったのに。
唯先輩がどんな人か、なんて。
やわらかくて、暖かくて、そして優しい人。
何度もそうやって、私を救ってくれた人。
唯先輩は、いつも私にどうしてくれていたか、ただそれを思い出せばよかった。
唯先輩はいつも笑っていた。
だけど、笑っていてくれただけじゃない。
いつも私のことを抱きしめてくれていた。
ぎゅうって強く、ぬくもりを分け与えるような優しさをこめて。
だから、それがきっかけだった。
いつもそうしてくれていた先輩は、今この瞬間に至るまでそうしてはくれなかった。
だから、つまりそういうことなのだと思う。
そういうことにして、いいんだと思う。
ひょっとしたらそれは、意気地なしの私に向けた、唯先輩からの精一杯のメッセージだったのかもしれない。

145:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 11:59:30 KxB0N8Jz0
私は駆け出す。
その赤い後姿に向かって。
全力で。一秒だって惜しむ勢いで、ただ、速く。
一刻でも早く、空いてしまったこの距離を埋められるようにと。
私と先輩に一番ふさわしい距離へと位置へと私と、そして先輩を戻せるように。

唯先輩。
あと数歩、呼びかけた私の声に、先輩はびくっと体を震わせて、振り返る。
ふわりとその手から傘が舞い落ち、地面にとんと軽い音を響かせる。
そうして振り返った先輩は、本当に、私が想像したとおりの顔をしていたから。
だから私は何も言わず、ただそのままの勢いで、強く強く抱きしめた。

なんであずにゃんがここにいるの、と唯先輩は震える声で尋ねてくるから。
走ってきたからですよ、と私は答えてあげる。
じゃあねって言ったのに、と続けるから。
そういったのは先輩だけです、と返してあげる。
見られたくなかったのに、とあなたは呟くから。
見せて欲しかったんですよ、と私は囁く。
その耳元で優しく、ようやく見つけられたその姿をもう離さないように。
あなたの笑顔が大好きだから。
何度も何度も私はそれに救われてきたから。
だから、私にその笑顔を守らせてください。
あなたの一番傍にいさせてください。

ゆっくりとと、私の背中に腕が回る。
ぎゅっと、私の体が抱きしめられる。
小柄な私の胸に顔をうずめられた、数年ぶりに聞くその先輩の声が鼓膜に響く。
声を上げて、小さな私の胸に顔をうずめたまま、唯先輩は泣く。
その痛みに私の胸も同じだけ痛んでくれればいいと、その分だけ優しくなれればいいと、私は願う。
だから、私は小さく微笑んで、今まで言えなかった言葉を小さく囁いて、その体を抱きしめた。
この距離が私たちにふさわしい距離なんですよと、あなたに、そして自分に教えるように。
優しく、そしてひたすらに強く、抱きしめた。

(おしまい)

146:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 12:14:03 ifvCmLS+0
>>145
ちょっと切ない感じがなんともいいね!
GJ!

147:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 12:23:53 yIN3CB/DO
>>145
梓のモノローグが・・・とても≡q(´ω`*)p≡グッド
GJ!!!

148:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 12:55:12 YNeQcz8tO
板一糞スレ認定
SSのレベルもVIPに遥かに劣る

149:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 15:31:20 P26eYCMV0
お前らの唯梓で見たいシチュって何がある?
俺は嫉妬唯が超絶みたい

150:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 15:43:18 2legrOhV0
嫉妬唯絶対可愛いよな
原作の拗ねたジト目の唯は至高
アニメ版の唯も恋愛の事になればそういう目をしてくれるんじゃないかと脳内補完してる

151:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 15:52:58 YNeQcz8tO
なるわけねーだろ
クリスマスにきめぇきめぇw

ウケるwww

152:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 15:54:19 YNeQcz8tO
梓とか唯とか糞w

まあ異論が無いなら黙っててちょ^ロ^

153:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 16:08:28 7wvqyjs3O
>>149
俺は逆であずにゃんが嫉妬しちゃうのが見たいね
怒ってつれない態度をとるあずにゃんにおろおろする唯が見たいわ

154:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 16:17:06 pigKqmvzP
拗ねにゃんにオロ唯

155:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 16:41:07 pZw1PoUkO
エロ唯に見えた

156:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 16:54:48 UonPr9ItO
唯はわからんが梓は絶対エロいと思う

157:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 17:02:54 wtxDKuHX0
あずにゃんのブックマークには当然のように唯梓wikiが

158:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 17:13:05 Fe9ESBT80
そして唯のブックマークには当然のようにゆいうい!が入っている。

159:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 17:31:59 YNeQcz8tO
唯×梓スレにて唯梓は糞と認定w

160:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 17:35:08 YNeQcz8tO
ゴミスレ

161:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 18:17:08 yIN3CB/DO
流れぶった切ってスマンが
R18読んでくれてありが㌧

162:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 18:47:10 YNeQcz8tO


163:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 19:22:34 ifvCmLS+0
>>161
実にエロかったぜw
しかし、まとめWikiにR18ができたことは快挙だよな

164:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 19:25:12 I1by89Xx0
          _ノ⌒゙|       .人_ |        !
         /    !    ,....::'´::::::::::::::`::::-...._   ノ
.      /     人__/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ/
.     i´     /:::::::::::::::::::::/::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::\
      ∨    ./:::::::::/:::::::::/:::::::::':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,
      人   /:::/:::/::::::::::/::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,
     ,::::::\,.ィ:::/:::/:::::::::::/:::::::/!::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::,
     |:::::::|::::::∨:::/::::::::::::;i::::::/ 人::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
     |:::::ハ::::::|::/::::::::::::/ |:::/`ヽ. V//!:::::::::;;:::::|、::::::::::::::::|
.     ノ::::::::::!:::::!:;:::::::::::/  レ′  ` V//;::::/ |::::ハ::::::::::::::::|
.    ':::::::::::/⌒゙!::::::::::/ィ圻ミxヽ   V/// -j/─ !::::::::::::::!  あれ、唯先輩は?
    |:::::::::/ ハ|:::::::::ハん':::リi     V:/  __   |::::ノ::::::i   せっかくユイ×アズのカッコしてるのに
    |::::::八  .{人::::::! 弋::::ソ     j/ィ圻! ゙!  j::/::::::::!
    |::::::::::::\  ヽ:::|           i':::ソ ノ //::::::::::j
    |::::::::::::::::::`¨:从|   ″       `´  /::::::::::::::::::リ
    |:::::::::::::::::::::::jヽ          '  ''  /:::::::::::::::::::::’
    |:::::::::::::::::::::ノ  \     、_     /:::::::::::::::!::::;’
    |::::_:_:_:_:_:_/    \        . ィ´::::::::::::::::|::::i
.   ,ィ´ ̄ ̄ ̄ヾニ=zx   > ,.....x<´   | ::::::!:::::::::ノ!:リ
   |: : : : : : : : : : : : :\\  人乂:\   人:::::|:::::::/ |/
   |.:.: : : : : : : : : : : : : :\\  .| | : :`Xzx.__\!::::/ ノ
.  ,ィトミ--x、 : : : : : : : : : : \\| |: : : ∨∧:`ヽソ
/:.:|  `ヽ: : \: : : : : : : : : : : :\| |: : : :.∨∧: : :\

165:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 19:25:51 pZw1PoUkO
>>161
はやくもっとたくさん書くです

166:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 20:13:05 n54+nhhY0
>>145
二人の距離感がすごく良かった
GJです

167:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 20:37:20 Fe9ESBT80
>>164
今日は愛しの憂と忙しいからんだ。

168:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 21:40:50 yIN3CB/DO
>>165
ネタの神様がおりてこないとムリっす

169:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 21:43:11 pigKqmvzP
誰もやらない入れ替わり倒錯エロ

唯が梓で 梓が唯で【R18】】

とかどうですー

170:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 22:01:10 h2GIv1bk0
>>169
ゆいのへや!

「こ、これが唯先輩がいつも寝てるベッド……」クンカクンカ
「ゆいせんぱいのにおいだぁ///」


あずさのへや!

「このベッドちゃんであずにゃんはいつも寝てるんだねぇ」クンカクンカ
「うーん……何かもの足りない……なんだろ?」


こうなるわけですね、わかります

171:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 22:05:38 pigKqmvzP
敢えて二つのシチュエーションに分けてスタートか…侮れぬ

172:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 22:05:38 yIN3CB/DO
>>169
わざわざR18にする必要性が見当たらんw

・・・ん?
梓(ハァ……ハァ……これが……唯先輩の……)

173:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 22:15:45 bnHUPRUY0
2年1組!

唯(ううう、お腹痛い)
純「梓、具合悪いの?」
唯「……」(黙って指を二本)
純「ああ、2日目。イブあるよ、飲む?」
唯「んーん」フルフル
純「あんまやせ我慢すると倒れるよー? しんどくなったら横になんな」
唯「んー」コクコク
唯(…あずにゃんて、こんな重いんだぁ。普段そんな素振りちっとも見せないのに。えらいなー)

こういう奴で

174:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 22:24:20 pigKqmvzP
>>173
ビビっときたw
男には理解出来ない辛さね

175:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 22:25:37 wtxDKuHX0
入れ替わり系は他ジャンルだと結構見るんだけど
けいおんではほとんど見たことないな

176:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 22:38:58 FE7Ztojq0
>>173
梓が重い日は唯におなかをさすってもらったりしてしのいでると信じてる

177:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 22:56:18 FE7Ztojq0
ところでさあ、放課後ライブでなんかクリスマスのなんかないのか?

178:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 22:56:58 yxX34/hW0
>>175
同人誌だけど唯梓の入れ替わりネタがある本は見たことある

179:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 23:01:03 FE7Ztojq0
放課後ライブのとけいのクリスマス台詞を聞けるのはあと1時間だけか
危なかったぜ……

180:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 23:11:43 P26eYCMV0
>>178
あの同人誌読んでないんだけどどういう感じなの?

181:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 23:29:07 KI7LhgUr0
糞ゴミ

182:言い出しっぺということで
10/12/25 23:34:00 pigKqmvzP
 ぶしつ!

紬「―じゃあ、今唯ちゃんの中に梓ちゃんがいて、梓ちゃんの中に唯ちゃんがいる状態なのね?」

梓「うーん、だよ・・・ね?」
唯「はい・・・」

律「あー。なんでこんな事になったんだっけ」
澪「っ」ゴスッ
律「あいたぁ!み、澪だって一緒に見てただろ!」
澪「私は止めた!一応!」

 §

 半時ほど前のこと。梓が来るまでの暇つぶしにと、紬が提案した催眠術の被験体に選ばれた唯。
 呆れ顔の澪と、面白そうだとノリノリの残り2名により、軽い気持ちでそれは始まった。
 紬が焚いた香の不思議な匂いが立ちこめる。術を始めて程なく、唯の寝ぼけ眼でふらふら揺れ始めた。

唯「・・・犬~。犬、犬って・・・」ウツラウツラ
紬「・・・そう、唯ちゃんは今から犬になるの。私が指で合図した瞬間から。いいわね?」
唯「ふあぁい・・・」
紬「じゃあいくわよ、3、2、1・・・」パチン
梓「すいません、遅くなりましt」ガチャ
唯「ほへぇ?」クルッ

 §

紬「この催眠術はね、言わば刷り込みによる暗示なの。自身のイメージを置き換えることで対象物に成りきってしまう。
  あの瞬間、梓ちゃんと目が合ったことで、自分は梓ちゃんだ、と誤認してしまったのね」
律「なるほど!」
澪「お前ホントに分かってるのか。・・・まぁ理由はともかく。ならなんで唯だけじゃなく、梓にまで術が掛かってるんだ?」
紬「詳しいことは調べてみないと・・・でも普通の方法じゃ面白くないから、ちょっとアレンジしてみせたんだけどそのせいかしら」
律澪「「アレンジ?」」
紬「通販で買った催眠術本と、書庫の奥に眠っていた琴吹家秘伝の黒魔術の本を参考に」
律澪(・・・そんなのもう催眠術じゃねえ・・・)
唯「と、ともかくですっ!元に戻れるんですよね?ムギ先輩!」
梓「え~、私は暫くこのままでもいいなぁ」
澪「そんなわけに行くか!・・・で、どうなんだ?ムギ」
紬「大丈夫よ~。これはお香の匂いを借りて精神に介入する黒魔術だから。理論的にはもう一度同じ事をすればいいの」
梓(いま黒魔術って言った!はっきり言った!)
律「・・・お香?お香ってあれか?」

 律の指さす方向。普段であればティーセットの並ぶテーブル上では、すっかり役目を終えた香炉が燻っていた。

澪「ムギ」
紬「な、なにかしら?」
澪「予備とか、あるんだよな?」
紬「・・・・・だ、大丈夫よ、また取り寄せればいいから」

唯梓澪律「うおおおおおいっ!」

 §

唯「こうして、入れ替わってしまった唯先輩と私の、訳ありな共同生活が始まったのです」
梓「あずにゃん、誰と話してるの?」
唯「ほっといてください・・・」

 つづかない

183:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 23:35:57 7wvqyjs3O
同人誌といえば冬コミはどうなんだろ
なんかいい唯梓本でるのかね?
できればエロばっかりなやつ以外で

184:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 23:45:26 KI7LhgUr0
梓うんこ

185:87
10/12/25 23:46:34 KiKX23ua0
遅れてすみません。
予告通りSSを投下したいところですが、予想以上に話が長くなっているため
今晩は前編という形で投下させて頂きたいと思います。
後編はできれば明日の夜に投下するつもりです。では次レスより投下開始します。

186:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 23:48:00 KiKX23ua0
『聖なる夜に』

十二月二十四日。クリスマス・イブ。
それは恋人たちが、お互いの愛を確認し合うための聖なるイベント。

…と言いたいところだけど、あいにく私にそういう相手はいない。
そもそも女子校に通う私たちにとって、異性との出会いの場など用意されていないのだ。
もしクラスに彼氏の話題で盛り上がっている女子がいるとすれば、
それは何らかの学外活動で交流があったり、中学校から付き合っていたりする人だろう。

別に羨ましい、とは思わない。
そりゃあ、クリスマスの夜に恋人と二人きりなんて幸せだろうなぁとは思うけど。
巷で聞く「リア充爆発しろ」みたいな、不当な怨恨を口にするほどではない。

「あーもう、リア充爆発しろ!」

…まあ、今目の前にそういう輩が約一名いるわけだけど。

終業式が終わって、教室に戻ってきた私たち。
今はホームルームが始まる前の待機時間だ。
当分教師たちは戻って来ないので、殆どのクラスメートは席を移動して雑談に花を咲かせていた。

私の席の周りには、いつもの二人。
純はしゃがんだ状態で机の上に顔を乗せ、憂は隣の机に軽く腰掛けている。

「何でこうも、うちのクラスにはリア充が多いわけ」
「まあまあ…純ちゃんも可愛いんだから、そのうち良い人が見つかるよ」
「あのねぇ憂、今日いなきゃ何の意味もないでしょ」
「えへへ、ごめんごめん」
「梓…あんたは良いよねぇ」
「何がよ」
「とぼけても無駄なんだから、このリア充め」
「はぁ…私のどこがリア充なのか、逆に教えて欲しいくらいなんだけど」
「梓ちゃんは、ね」
「ちょ、憂まで何なのよもう!」
「あんただって分かってるくせに」
「適当なこと言わないでよ、アホ純」
「なっ、言ったなー日本人形!」
「まあまあ、二人とも…」
「しょうがないわねぇ…分からないならちゃんと口に出して教えてあげる」
「愛しの、ゆ・い・せ・ん・ぱい♪」
「な、ななな何言って…」
「おやおや?その反応は図星ですなぁ」
「違うし!唯先輩と私がそんな関係なわけないでしょ」
「とか何とか言って、唯先輩のことが好きなくせに」
「意味分かんないから。ていうか、何でよりよって唯先輩なのよ」
「梓ちゃん、お姉ちゃんのことそんなに嫌い…?」
「ち、違うよ!そういう意味じゃなっくてさ…」
「んもう、素直に認めちゃえばいいのに」
「だあーっ!純がヘンなこと言うから!」


187:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 23:48:15 bnHUPRUY0
>>182
いやそこは完走しましょう

188:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 23:49:02 KiKX23ua0
全く。
純のからかい癖には心底呆れたものだ。

私が唯先輩のことを好き?
冗談じゃない。全然面白くないよ、純。

そもそも私は女の子で、唯先輩も女の子。
同性愛なんて、そんなもの認められるわけないじゃない。
いや、私が唯先輩とそうなりたいと思ってるわけじゃないよ?
ただ…同性同士が相容れない運命なんて、生まれた時から既に決まっているから。


こんな小説を読んだことがある。

主人公は、高校一年生のあどけない少女。
彼女は、バイト先の一つ上の先輩に恋をしてしまう。
優しくて、面倒見が良くて、いつも笑顔の絶えないその先輩。
きっかけとかは特になく、一緒に過ごすうちに自然と好意を抱くようになっていて。
少女にとってそれは、年頃の女の子が抱くような普通の恋愛感情だった。
その先輩が、自分と同じ女性だったということを除いては。

少女は悩んだ。
学校で友達に相談をするわけにもいかない。
相談どころか、こんな感情がバレてしまえばいじめの対象になることは明白だった。
バイトでシフトが重なる度に、優しい笑顔で接してくれる先輩。
だんだんとその笑顔を見るのが辛くなった少女は、ある日バイトを無断欠勤してしまう。

閉ざし切った暗い部屋に、携帯電話が鳴り響く。
バイト先からかかってきたと思われたその電話は、驚くことにあの先輩からだった。

「どうしたの?何か、辛いことでもあった?」

まるで悩んでいることを見透かしているかの様な、優しい口調。
堪え続けていた少女の感情は、この時初めて爆発した。

「せんぱい…っ!会いに来て、欲しいんです…」

バイトの休憩中にもかかわらず、先輩は少女の元へと駆け付ける。
何も言わずに抱きしめてくれた胸の中で、少女は号泣しながら想いを伝えた。

この出来事をきっかけに、二人は付き合い始める。
それが…波乱万丈な人生の幕開けだとも知らずに。



189:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 23:49:15 KI7LhgUr0
至高とか言う奴は他のカプが好きな奴等のことを考えろよゴミ

190:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 23:50:01 KiKX23ua0
付き合って1ヶ月が経った頃。
いつものように登校した少女を待っていたのは、陰口と忌避の嵐。
原因は何となく分かっていたから、彼女はその陰湿ないじめに耐え続けた。

私がどれだけ傷付けられても、先輩を愛する気持ちは変わらないから。
その一心で、黒板の落書きを消し続け、机の中の紙屑を捨て続けた。

しかし。
それからさらに三週間が過ぎた頃のことだ。
バイトが終わった後、少女はいつもの駅前で先輩と待ち合わせていた。
五分後にやってきた先輩の顔を見た瞬間、少女は愕然とする。

右頬に張られた、大きめのガーゼ。
腫れた左目の上に出来た、生々しく黒い痣。

先輩もまた、少女と同じようにいじめを受けていたのだ。
事の発端は、二週間前の遊園地デートを盗撮されていたこと。
どのアングルから撮ったのかは不明だが、流出写真には観覧者でキスをする二人の姿が写っていたという。

涙を浮かべる少女に向かって、先輩は悲しい表情で告げた。

「ごめんね…私のせいで、こんな思いさせちゃって」

自分が傷つけられたことには一切触れず、ただただ少女を心配する先輩。
この時初めて、少女は悟ったのだ。
禁断の愛に生きようとして、傷つくのは自分だけではない。
付き合ったパートナーにも、同等かあるいはそれ以上の痛みを与えてしまうと。

やがて噂は、お互いの両親の耳にも到達する。
問答無用で別れを強要させられる二人。
最後に会った先輩が、涙を浮かべながら少女に放った言葉。

私のことは、もう忘れて─。



長くなってしまったけど…端的に言えばバッドエンド。
女の子と女の子が付き合っても、その先には艱難辛苦の修羅道しか用意されていないということ。
たかがフィクション、されどフィクション。
少女と同じような境遇に置かれた私が、現実の教訓とするには十分な内容だった。

だから私は、唯先輩と付き合いたいなんて絶対に言わない。
好きとか、愛してるとか、そんなこと間違っても口にしない。
私が傷つくだけならまだしも…唯先輩まで傷つけてしまうわけにはいかないから。

もちろん、唯先輩が嫌いなわけじゃないよ。誤解しないでね…憂。




191:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 23:50:03 pigKqmvzP
変なの沸いてるけど気にせず続けてね

192:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 23:50:59 2siRW1Wz0
なんで変なのが出てきたんだ

193:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 23:51:02 KiKX23ua0
年内最後のホームルームは予定よりも早く終わった。
「良いお年を」という担任の言葉とともに、クラスは一転して騒がしくなる。
配布物を鞄にしまい込んでいると、荷物をまとめた憂と純が再び私の元にやってきた。

「梓、この後どうすんの?」
「うーん…」

実を言うと、ちょっと悩んでいる。
いつも通りこのまま部室に行ってもいいんだけど…

「気、使ってるの?」
「うん…やっぱり、勉強忙しいだろうなって」

ここのところ、唯先輩たちは普段よりも忙しそうにしている。
今週に入ってからは特に、バタバタと慌ただしいのだ。

部活を引退してからも、先輩たちは部室に来て受験勉強をしている。
私は休憩のティータイムに参加しながらギターの練習をしているけど、
やはり勉強をしている横で音出しするのは気が引けてしまうものだ。

そんな唯先輩たちが、今週に入ってからは帰るのがとても早い。
放課後に部室にやっては来るものの、ものの一時間でそそくさと勉強を切り上げてしまう。

「ごめんねあずにゃん、冬季講習が忙しくて」

なんて台詞を私に残して。
まあ…受験生はこれからが勝負だもんね。
後輩の私が我がまま言って、足引っ張るわけにもいかないし。
唯先輩たちには、四人揃って同じ大学に合格して欲しいから。

でも、今年は去年みたいにクリスマスパーティとかできないんだろうな。
ライブハウスでライブしたり、一緒に年を越して初日の出を見たり…なんてことも。

ああ、もう。
最近の私、なんか悩んでばっかりだ。
来年は部長になるっていうのに…しっかりしなきゃ。

とにかくそういうわけで、部室には行くのはちょっと気まずい。



194:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 23:52:15 KiKX23ua0
「私たちと一緒にお昼食べる?」

悩み事を反芻していると、純が不意に話しかけてきた。

「…どっか食べに行くの?」
「制服着替えてから、いつものファーストフードで憂とね」
「私も、行こっかな…」
「梓ちゃん…軽音部はいいの?」
「唯先輩たちは、今日も冬季講習で忙しいだろうし」
「でもたしか、お姉ちゃん今日は冬季講習無かったはずだよ」
「え、ほんと?」
「うん。カレンダーに丸ついてなかったし」
「そうなんだ…」
「梓…少しだけ、部室に顔出してみたら?」
「う、うん…」
「もし誰もいなかったらさ、ウチらんとこおいでよ」
「そうだね…ありがとう、純」
「行ってらっしゃい、梓ちゃん」
「憂もありがとう…私、行ってくる」

憂も純も、なんだかんだ私のことを気にかけてくれる。
からかわれたり、ぶつかり合うことだってあるけど…
やっぱり二人とも、私にとってはかけがえのない親友だ。
自分で言うのも難だけど、本当に良い友達を持ったと思う。

憂たちの心遣いに甘えて、私は部室に行くことに決めた。
先輩たちが居ると良いな。馴染んだ亀のオブジェを触りながら小さく願う。

階段の頂上に到着すると、一呼吸置いてから冷えたドアノブに手をかけた。

「こんにちはー」

恒例となった挨拶をして中に入る。

…返事は何も聞こえない。

それどころか、いつもと雰囲気がまるで違う部室にたじろいでしまう。
真っ昼間にもかかわらず、部室は光一つ無い暗黒の空間と化していた。
どうやら部屋中のカーテンが閉め切られているようだ。

(やっぱり、唯先輩たち居ないんだ…)

冬季講習はないと聞いていたから、てっきりワイワイやっていると思ったのに…
落胆しながら辺りを見回す。見慣れたはずの部室はやけに不気味だった。

(とりあえずカーテン開けなきゃ…)

意を決して、木目の床に足を踏み入れる。
後手で引いたドアが閉まる音を立てた、次の瞬間だった─


195:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 23:53:08 KiKX23ua0


パーン!パーン!


銃声のような破裂音とともに、部室の蛍光灯が一斉に明るくなる。

「あっずにゃーん、メリークリスマスー!」
「おっせーぞ、梓!」
「梓…来てくれて良かったよ」
「メリークリスマス、梓ちゃん!」
「え…?」

突然の出来事に一瞬、思考が停止する。

どうして先輩たちが…?
ていうか、この飾り付け…

周囲を見渡すと、壁や窓、天井といったあらゆるスペースにカラフルな装飾が施されていた。

「ほんっと、一時は来ないんじゃないかと心配だったぜ」
「クラッカーで遊んでいた奴がよく言うよ」
「梓ちゃんなら来てくれると思っていたわ」
「何にせよサプライズ大成功だね!あーずにゃ…ん?」

自然と視界がぼやける。唯先輩の顔がよく見えない。
頬に一筋の何かが伝わっていく。口に入ってきたそれは塩っぱかった。

こんなサプライズ…ズルすぎるよ。

「あずにゃん…ここ何日か一人にしちゃってごめんね」
「たしかに私ら冬季講習もあったんだけどさ、本当はこれの準備で買い出しとか行ってたんだ」
「去年みたいに盛大なパーティはできないけど…こうやって部室でプチパーティくらいやろうと思って」
「内緒にしていてごめんね。皆で梓ちゃんを驚かせようと思ったの」

先輩たちは口々に私に説明してくれた。
私のこと、忘れていたわけじゃなかったんだ。

「もうっ…勉強はしなくていいんですか」

本当はすごく嬉しいのに、こんな憎まれ口しか出てこないなんて。
でも、この時の私には何となく笑みが零れているような気がした。


196:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 23:53:14 KI7LhgUr0
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       rヽ i、  ヽ ヽ´¨            ,' ,           '
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        '      lヽ      ',   /´     ヽ|      γ7
         ',      l ヽ     ヽ/          !      / / |


197:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 23:54:16 KiKX23ua0
「あずにゃん先輩、厳しいっす…」
「くーっ、相変わらず可愛くないねぇ」
「結構です。でも…皆さん、ありがとうございます」
「寂しい思いさせちゃってごめんな、梓」
「これからは、なるべく一緒に過ごしましょう?」
「はい!勉強のお邪魔にならない程度に」
「いいのいいの、勉強なんて六角鉛筆一本ありゃ…」
「それでこの前の模試しくじったのはどこのどいつだ!」
「痛ってぇー!」
「あははっ…あ、そうだ。あずにゃん、こっち向いて」
「何です…?んにゃあっ!」
「えへへ、久しぶりのあずにゃん分補給っ!」

ああ…この感触も久しぶりだな。
柔らかくて、温かくて、すごく安心する。
一週間ぶりのスキンシップだし、今日くらいは許してあげようかな…なんちゃって。

「おや、今日は素直だねあずにゃん」
「気のせいです。そろそろ離れて下さい」
「今日はイブなんだからいいじゃーん」
「調子に乗らないで下さいー!」

あんまり抱きつかれたままでも困るから。
名残惜しみながらも、首に巻きつけられた両腕をそっと解いた。

「ちぇー…せっかくのクリスマスなのにぃ」
「そんな3みたいな口しても無駄ですよ」

この漫才みたいなやり取りも久しぶりだ。思わずふふっと笑ってしまう。

唯先輩は何も変わらないな。
私がどれだけ先の見えない将来を憂いても。どれだけ不透明な未来を嘆いても。
いつだって、変わらない笑顔でそこにいてくれる。変わらない体温で私を抱きしめてくれる。
どんなネガティブ思考だって、この人の前では霞んでしまうのだ。
私にとって唯先輩は、まさに太陽のような人で…


なんで…

なんで、私たち……同性なのかな……


─ふと、問うことを避け続けてきた疑念が過る。


198:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 23:55:20 KiKX23ua0
私が男の子だったら良かったのに。
そしたら、私が唯先輩に告白したって何もおかしいことはない。
同性愛に悩むことだって、周囲からいじめを受けることだってないんだ。

ただ、一人の女性を好きになっただけなのに…
たったそれだけのことなのに…何でこんな辛い思いをしなきゃいけないの?

悪いのは、誰?
偏見に満ちたこの世界?
私を女の子に産んだ両親?
それとも、女の子を好きになってしまった私自身……?

分からない、分からないよ……何が正しいのかさえ分からない─



「あずにゃん、どうしたの?」

気付けば唯先輩が、心配そうな表情で私の顔を覗き込んでいる。

「何か…辛いことでもあった?」

その仕草、その表情、その台詞。
全ての言動が、小説の中のあの先輩のイメージとぴったり重なった。
反面教師にしたはずの虚構が、現実となって表面化し私の身に降り注ぐ。

もう耐えられなかった。

「あずにゃんっ!」
「「「梓(ちゃん)!?」」」

振り切るようにしてその場を立ち去る。
ドアを開け、階段を勢いよく下り、昇降口を後にする。
時々学校帰りの生徒にぶつかりながら、必死でアスファルトの続く道を駆け抜けた。
あの忌々しい小説のイメージを払拭するかのように。


「ハァッ、ハァッ……」

いつの間にか私は自宅に辿り着いていた。
空のガレージが目に入り、明後日まで両親が不在であることを思い出す。
玄関を乱暴に開け、階段を駆け上がり、自分の部屋のベッドに飛び込んだ。
枕に顔を押し付けて、ひたすら慟哭の声を上げる。

「ううっ、ひっく……ゆいせんぱい……うっ……!」
「私……もう、どうしたらいいか……ぐすっ……分からないよ……」
「ゆいせんぱい……私……」

もう何時間泣いたのかさえ、分からない。
泣き疲れた私は、現実から逃れるようにしてずぶ濡れの枕へとまどろんでいった─


199:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 23:56:17 KiKX23ua0
以上で前編終了です。後編に続きます。

200:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 23:59:26 ifvCmLS+0
>>199
GJ!後編期待しているぜ!


201:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 00:05:13 KI7LhgUr0
          _ノ⌒゙|       .人_ |        !
         /    !    ,....::'´::::::::::::::`::::-...._   ノ
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     |:::::::|::::::∨:::/::::::::::::;i::::::/ 人::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
     |:::::ハ::::::|::/::::::::::::/ |:::/`ヽ. V//!:::::::::;;:::::|、::::::::::::::::|
.     ノ::::::::::!:::::!:;:::::::::::/  レ′  ` V//;::::/ |::::ハ::::::::::::::::|
.    ':::::::::::/⌒゙!::::::::::/ィ圻ミxヽ   V/// -j/─ !::::::::::::::!  
    |:::::::::/ ハ|:::::::::ハ●●●●i     V:/  __   |::::ノ::::::i   
    |::::::八  .{人::::::! 弋●●ソ     j/ィ●●゙!  j::/::::::::!
    |::::::::::::\  ヽ:::|           i●●ソ ノ //::::::::::j
    |::::::::::::::::::`¨:从|   ″       `´  /::::::::::::::::::リ
    |:::::::::::::::::::::::jヽ          '  ''  /:::::::::::::::::::::’
    |:::::::::::::::::::::ノ  \     、_     /:::::::::::::::!::::;’
    |::::_:_:_:_:_:_/    \        . ィ´::::::::::::::::|::::i
.   ,ィ´ ̄ ̄ ̄ヾニ=zx   > ,.....x<´   | ::::::!:::::::::ノ!:リ
   |: : : : : : : : : : : : :\\  人乂:\   人:::::|:::::::/ |/
   |.:.: : : : : : : : : : : : : :\\  .| | : :`Xzx.__\!::::/ ノ
.  ,ィトミ--x、 : : : : : : : : : : \\| |: : : ∨∧:`ヽソ
/:.:|  `ヽ: : \: : : : : : : : : : : :\| |: : : :.∨∧: : :\


202:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 00:06:32 irFqjzHz0
つまんない、先が容易に予想できる

27/100点

203:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 00:35:49 LjjVq8BW0
>>199
GJ!!
続きも期待してるぜ

>>182
お前は早く続きを書く作業にもどるんだ

204:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 01:30:22 zWWXO8Bg0
もうクリスマスじゃないけど、SS投下します。

ブルークリスマス

「はぁ……」
折角のクリスマスなのに、私の気分はブルー気味だ。
「わかってたはずなんだけどな……」
私は、あずにゃんと一緒にクリスマスを過ごそうって思っていた。
でも、いつも家にいない両親が帰ってきているからと、断られてしまった。
確かに、いつもいない両親とたまに過ごす時間は大切だ。
私の両親も家を空けがちだからよくわかる。
でも……。
「ちょっと悔しいな……」
大学に入ってからあんまりあずにゃんに会っていないし、今日ぐらいはと思っていたけど……。
でも、相手はあずにゃんの両親だし、勝てる訳ないじゃん……。
「……あ、メールだ」
携帯を開くと、あずにゃんからだった。
「……窓の外を見てください?」
カーテンを開けて見ると、外にちらちらと舞うものが見える。
「……雪、か」
うす暗く広がる雲から、白い雪が街へ舞い降りて行く。
「……あ、あずにゃん!?」
下を見ると、あずにゃんがこっちを見て手を振っていた。
そして、携帯から着信音が鳴る。
「もしもし」
『唯先輩ですか? こんな夜遅くにすいません』
「どうしたの? 両親と過ごしてたんじゃないの?」
ちょっと棘のある言葉で言ってしまったけど、仕方ない。
電話の向こうであずにゃんが黙る。
「……あずにゃん?」
『……ごめんなさい』
しばらくの沈黙の後に、あずにゃんが言った。
『自分勝手だってわかってますけど、唯先輩が……気になって』
あずにゃんの家からここまでかなりの距離があるのに、歩いてきたようだ。
「両親のこと、放っておいて大丈夫なの?」
『大丈夫です。多分……』
あずにゃんにしては何だか歯切れが悪い答えだ。
でも、それでも嬉しい。私のことを思ってここまで来てくれた。
「駄目だよ。めったに過ごせない時間なんだから、大切にしなくちゃ」
『……それは、唯先輩との時間も同じです』
「……ばかっ。そういうの、反則だよ……」
知らないうちに、涙が流れていた。

205:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 01:32:12 zWWXO8Bg0
「何でもないよ……」
気づかれない様に、何とか平穏を保って喋る。
『急に来てしまって、迷惑でしたね。もう帰ります』
「ま、待って!」
咄嗟に叫んでしまった。
『……』
「その、お茶ぐらい飲んでいきなよ……」
『……いいんですか?』
「その、あずにゃんがよかったらだけど……」
『じゃあ、少しだけ……』

それから少しして、チャイムが鳴った。
「あの、お邪魔します」
「……いらっしゃい」
戸口に立つあずにゃん。でも、一向に入ろうとしない。
「唯先輩……」
「何?」
「……その、すいません」
「謝らなくていいよ」
あずにゃんが家にあがってくると思ったら、何故か私に近づいてくる。
「な、何……?」
少し沈んだ顔をしたあずにゃんが、私の頬を撫でる。
「……泣いていたんですね」
「……!」
あずにゃんが私の頬に残ってた涙をすくった。
「こ、これは……」
慌てて涙を拭うけど、あずにゃんの声は沈んだままだ。
「私が、あんなこと言わなかったら……」
「これは、その……」
「……」
「あずにゃんがそんなに気負う必要は無いよ。私が勝手に……」
そこまで言いかけて、私はあずにゃんに抱きしめられた。
「あ、あずにゃん……」
「私が勝手に断ったのに、唯先輩が泣くことなんてないんです……」
あずにゃんの冷たい体が、強く私を抱きしめる。
「それなのに、勝手に来て、こうやって家にあげてもらって……」
「違うよ。両親と過ごす時間は大切だよ。あずにゃんは間違ってない」
優しく抱きしめ返して、あずにゃんを諭すように言葉を続ける。

「私だって、あずにゃんの両親が仕事で家にいることが少ないの知ってるもん」
「でも、私、唯先輩のこと、泣かせちゃった……」
「これは、嬉しかったからだよ。あずにゃんが来てくれてさ」
「唯先輩……」
あずにゃんをそっと離すと、満面の笑みで笑いかける。
「だから、あずにゃんがそんなに気負うことないんだよ?」
それでもあずにゃんは、今にも泣きそうな顔で私を見つめる。
「それに、私だって謝らなきゃいけないし」
「……?」
「私、あずにゃんの両親に嫉妬してたんだ」
「あずにゃんの大切な人だってわかっていたけど、それでもあずにゃんを取られたって思ってさ……」
照れ隠しに笑ってみるけど、あずにゃんは笑わない。
「……ごめんなさい」
「だから、もういいんだよ」
それから、ただ抱きしめ合った。お互いが思いあっていることを確かめる様に……。
「あずにゃん」
「何ですか?」
「もう遅いし、泊まっていかない?」
「……」
「お願い……」
「……じゃあ、お世話になります」

206:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 01:35:32 zWWXO8Bg0
……何でこんなことになってるんだろう。
あずにゃんがクリスマスは家族と過ごすって言って、私は1人で過ごそうと思っていた。
でも、あずにゃんが来てくれて、家にあげて……。
2人っきりでベッドに横たわっている。
「その、唯先輩、狭いでしょう? 私、床で寝ますから」
「駄目だよ。私が無理言って泊まってもらっているんだから」
1人用のベッドだから、思いのほか狭い。
でも、悪い気はしない。
むしろ、この状況がとてもうれしい。
ずっと、寂しかったんだよ……?
あずにゃんが私以外の人のことを優先しているのが気に入らなかったんだ。
だから、ちょっとのわがまま。
「あずにゃん、今日はありがとう」
「そんな、私は……」
「本当に来てくれて、嬉しかった……」
そう言うと、あずにゃんが少し戸惑った顔をした。
「泣かないで下さいよ……」
「えっ……? 泣いてる?」
頬に手をやると、私の涙が指を濡らす。
「こ、これは違うよ! 悲しくないよ!」
慌てて弁明すると、あずにゃんがくすっと笑った。
「……よかった」
そして、そのままあずにゃんが手を握った。
「今日は、ずっとそばにいてあげますから……」
「今日だけ……?」
「……ずっとそばにいていいんですか?」
「ずっと、そばにいて欲しいよ……」
「……じゃあ、ずっとそばにいます」
「あずにゃん……」
もう、どこにも行かない様にあずにゃんを抱きしめる。
「ずっと、そばにいて……」
「はい……」
すごく、あったかい……。
寂しさなんて、とっくにどこかへ行ってしまった。
そのまま私は幸せの中で、眠りに落ちた……。

END

207:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 02:04:08 a6Kvao2mO
唯「あいたぁくて~あい~たぁくてぇふぅる~える~」プルプル

憂「お、お姉ちゃん……?」

唯「私もあずにゃん分が不足してきんだんしょーじょーが出てきたよぉ~」プルプル

憂「あれは携帯の事だと思うんだけど……」

唯「……おしっこ行こ」プルプル

憂「トイレ行きたくて震えてたの!?」

………

ガチャ

唯「あれ、誰か入ってる……?」プルプル

梓「トイレ~には~♪それは~それはキレイな~♪」

ガチャガチャ

唯「あずにゃん歌ってないで早く出てきてよぉ~!」プルプル

梓「毎日(性的な意味で)キレイにしてくれるなら考えます」

唯「え///そ、それはまだ心の準備が……って漏れる~;」

ガチャガチャガチャ

憂(涙目のお姉ちゃんもSな梓ちゃんも可愛いなぁ)




年末=紅白=歌詞ネタ と思ってたらなんだこれ

208:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 02:53:27 8LbTFfjv0
>>206
GJ!嫉妬唯いいね

209:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 12:00:24 ntZ18n5Y0
女体の人頑張ってるね
甘エロ最高

210:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 13:00:08 wgukUXIHO
女体の人は外野に構いすぎだ
内容はいいのにそれが残念だ

211:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 13:44:16 NcaZmUjDO
>>210
ならお前が書けよ
文句ばっか言いやがって、外野が居なけりゃけいおん!は成り立たねーんだよ、けいおん!の何見てんだよニワカが

212:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 13:55:23 mrQH4jvL0
まあ落ち着け
どう見ても「けいおん!の何見てんだよ」という台詞には論法的に繋がってないぞ

クリスマスも過ぎて、次は年の瀬だな
年越し唯梓とかスレ的には二回目か
干支的ににうさにゃんネタとかありかもしれないな

梓「ウサギは寂しいと死んでしまうんですよ」
唯「あずにゃーん!」


213:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 14:01:19 3UkPeQzR0
女体の人は個人的に応援している
ここを見てるかは分からないが…

確かに変な外野にはあまり構って欲しくはないかなw

214:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 14:15:42 ntZ18n5Y0
うさぎネタって案外思いつかんな…
バニーガールのコスでイチャコラする唯梓とか

215:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 14:21:23 S2tQ5yk9P
兎の足をプレゼントされて悲鳴を上げる梓、とか

216:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 14:30:45 NcaZmUjDO
>>212
他キャラは塵なんだから構わず唯と梓だけ書いてろやという事なんだろ?

俺は確かに唯と梓は特別に好きだが他キャラはそんなに好きに差はない

むしろ他キャラが居なければ唯と梓は会う事すら無かった

例えば紬が居なければギター買えず唯は入れたか分からない、憂が居なければ梓はけいおん部に行ったか分からない、澪が居なければ梓はさっさとけいおん部から去ってたかもしれない
他にも絡んでまともなSS、絡まないとただ面倒だからテキトーに都合よく書いた薄っぺらいSS

217:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 14:33:42 qTRlxEiN0
何を言ってるのかわからないけど外野ってほかのキャラのことじゃないと思います

218:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 14:34:56 FcOOHlfvO
>>216
たぶん勘違いしてる
変な外野というのは、けいおん! の他キャラの話じゃなくて、>>1以外の変なレスする奴のことだよ

219:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 14:43:27 ImCyZqX70
公式に犬と猫って言われちゃってるから絡ませにくいなぁ

220:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 14:51:44 FcOOHlfvO
うさぎかあ……
二人で、うさ耳つけてぴょこぴょこしてる図しか思い浮かばない

221:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 14:58:16 qTRlxEiN0
URLリンク(torofuwa.com)
二人っきりになったら「特別ですよ」とか言って着るんですよね

222:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 15:04:04 0Pmmp3Lj0
そういや何かのあずにゃんフィギュアに猫耳と一緒にうさ耳も付いてきたな

223:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 16:04:56 FcOOHlfvO
唯「あずにゃーん、これつけてー」つうさ耳
梓「や、いやですよ、恥ずかしい」
唯「えー、いいじゃん」
梓「いやです! 自分でつければいいじゃないですか」
唯「むう、自分でつけたって楽しくないのにぃ」すちゃ
梓「!」(か、かわいい)
唯「ほーれ、あずにゃ……あれ? うさぎってなんて鳴くの? ねーあずにゃん」
梓「あの、唯先輩」
唯「うん?」
梓「こ、これも着てくれませんか?」つ水着
唯「え? うん、まあいいけ……まった!」
梓「な、なんですか」
唯「あずにゃんも着てくれたら着たげる」梓「え、や、それは」
唯「じゃあ着なーい」
梓「な……わ、わかりました。着ます! 着ますけど! こっちみないでくださいよ!?」
唯「はーい」

梓(唯先輩のバニー……)キガエキガエ
唯(あずにゃんのバニー可愛いんだろなあ)キガエキガエ

梓「ん、着替え終わりましたよ」
唯「私も! それじゃせーのでね?」
梓「は、はい」
唯梓「せーの!」

唯「!」
梓「!」

梓(ゆ、ゆいせんぱいのバニーちゃん)ハアハア唯「あ」ぴょこぴょこ
梓(す、すごくかわいい。そして、い、色っぽい)ハアハア
唯「あ―」
梓「え?」
唯「あーずーにゃーん!! かわいいー!」ぎゅう
梓「わ、わあ!?」
唯「かわいいよう、あずにゃんー。あ、違うか、あずうさぎ? あずうさ? ああんどっちでもかわいい」すりすり
梓「ちょ、せんぱ」(水着が擦れてっ…… んぅ……変な、気分に……)
唯「かわいいかわいいかわいいー」すりすり
梓「せんぱっ! だ、だめで……」
唯「んっ」ちゅー
梓「んぅ!?」ちゅー
唯「あ、あんまりかわいから、えへへー……あずにゃん?」
梓「」ぷるぷる
唯「あの、あずにゃ……ひゃう!?」
梓「ゆいせんぱいの」さわさわ
唯「ちょ! あずにゃ……あっ! そこだめぇ」
梓「ちゅー、ふふ、ぽっちが浮き出てますよ?」
唯「あずにゃー…だめだよぅ…んあっ」
梓「スイッチを入れたのは先輩ですから、責任とってもらいます。大丈夫ですよ。とっても優しくしてあげますから……」
唯「あずにゃー……」
梓「ふふ、目うるうるさせて、うさぎみたいですよ」
唯「だっ、だって」
梓「うさぎは寂しいと死んじゃうらしいですから……ここ、寂しくないようにしてあげますね」
唯「んあっ、それ、そういう意味じゃなー……んああっ」

あれ? にゃんにゃんに……


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