【けいおん!】唯×梓スレ 16at ANICHARA2
【けいおん!】唯×梓スレ 16 - 暇つぶし2ch150:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 15:43:18 2legrOhV0
嫉妬唯絶対可愛いよな
原作の拗ねたジト目の唯は至高
アニメ版の唯も恋愛の事になればそういう目をしてくれるんじゃないかと脳内補完してる

151:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 15:52:58 YNeQcz8tO
なるわけねーだろ
クリスマスにきめぇきめぇw

ウケるwww

152:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 15:54:19 YNeQcz8tO
梓とか唯とか糞w

まあ異論が無いなら黙っててちょ^ロ^

153:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 16:08:28 7wvqyjs3O
>>149
俺は逆であずにゃんが嫉妬しちゃうのが見たいね
怒ってつれない態度をとるあずにゃんにおろおろする唯が見たいわ

154:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 16:17:06 pigKqmvzP
拗ねにゃんにオロ唯

155:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 16:41:07 pZw1PoUkO
エロ唯に見えた

156:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 16:54:48 UonPr9ItO
唯はわからんが梓は絶対エロいと思う

157:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 17:02:54 wtxDKuHX0
あずにゃんのブックマークには当然のように唯梓wikiが

158:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 17:13:05 Fe9ESBT80
そして唯のブックマークには当然のようにゆいうい!が入っている。

159:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 17:31:59 YNeQcz8tO
唯×梓スレにて唯梓は糞と認定w

160:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 17:35:08 YNeQcz8tO
ゴミスレ

161:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 18:17:08 yIN3CB/DO
流れぶった切ってスマンが
R18読んでくれてありが㌧

162:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 18:47:10 YNeQcz8tO


163:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 19:22:34 ifvCmLS+0
>>161
実にエロかったぜw
しかし、まとめWikiにR18ができたことは快挙だよな

164:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 19:25:12 I1by89Xx0
          _ノ⌒゙|       .人_ |        !
         /    !    ,....::'´::::::::::::::`::::-...._   ノ
.      /     人__/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ/
.     i´     /:::::::::::::::::::::/::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::\
      ∨    ./:::::::::/:::::::::/:::::::::':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,
      人   /:::/:::/::::::::::/::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,
     ,::::::\,.ィ:::/:::/:::::::::::/:::::::/!::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::,
     |:::::::|::::::∨:::/::::::::::::;i::::::/ 人::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
     |:::::ハ::::::|::/::::::::::::/ |:::/`ヽ. V//!:::::::::;;:::::|、::::::::::::::::|
.     ノ::::::::::!:::::!:;:::::::::::/  レ′  ` V//;::::/ |::::ハ::::::::::::::::|
.    ':::::::::::/⌒゙!::::::::::/ィ圻ミxヽ   V/// -j/─ !::::::::::::::!  あれ、唯先輩は?
    |:::::::::/ ハ|:::::::::ハん':::リi     V:/  __   |::::ノ::::::i   せっかくユイ×アズのカッコしてるのに
    |::::::八  .{人::::::! 弋::::ソ     j/ィ圻! ゙!  j::/::::::::!
    |::::::::::::\  ヽ:::|           i':::ソ ノ //::::::::::j
    |::::::::::::::::::`¨:从|   ″       `´  /::::::::::::::::::リ
    |:::::::::::::::::::::::jヽ          '  ''  /:::::::::::::::::::::’
    |:::::::::::::::::::::ノ  \     、_     /:::::::::::::::!::::;’
    |::::_:_:_:_:_:_/    \        . ィ´::::::::::::::::|::::i
.   ,ィ´ ̄ ̄ ̄ヾニ=zx   > ,.....x<´   | ::::::!:::::::::ノ!:リ
   |: : : : : : : : : : : : :\\  人乂:\   人:::::|:::::::/ |/
   |.:.: : : : : : : : : : : : : :\\  .| | : :`Xzx.__\!::::/ ノ
.  ,ィトミ--x、 : : : : : : : : : : \\| |: : : ∨∧:`ヽソ
/:.:|  `ヽ: : \: : : : : : : : : : : :\| |: : : :.∨∧: : :\

165:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 19:25:51 pZw1PoUkO
>>161
はやくもっとたくさん書くです

166:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 20:13:05 n54+nhhY0
>>145
二人の距離感がすごく良かった
GJです

167:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 20:37:20 Fe9ESBT80
>>164
今日は愛しの憂と忙しいからんだ。

168:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 21:40:50 yIN3CB/DO
>>165
ネタの神様がおりてこないとムリっす

169:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 21:43:11 pigKqmvzP
誰もやらない入れ替わり倒錯エロ

唯が梓で 梓が唯で【R18】】

とかどうですー

170:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 22:01:10 h2GIv1bk0
>>169
ゆいのへや!

「こ、これが唯先輩がいつも寝てるベッド……」クンカクンカ
「ゆいせんぱいのにおいだぁ///」


あずさのへや!

「このベッドちゃんであずにゃんはいつも寝てるんだねぇ」クンカクンカ
「うーん……何かもの足りない……なんだろ?」


こうなるわけですね、わかります

171:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 22:05:38 pigKqmvzP
敢えて二つのシチュエーションに分けてスタートか…侮れぬ

172:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 22:05:38 yIN3CB/DO
>>169
わざわざR18にする必要性が見当たらんw

・・・ん?
梓(ハァ……ハァ……これが……唯先輩の……)

173:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 22:15:45 bnHUPRUY0
2年1組!

唯(ううう、お腹痛い)
純「梓、具合悪いの?」
唯「……」(黙って指を二本)
純「ああ、2日目。イブあるよ、飲む?」
唯「んーん」フルフル
純「あんまやせ我慢すると倒れるよー? しんどくなったら横になんな」
唯「んー」コクコク
唯(…あずにゃんて、こんな重いんだぁ。普段そんな素振りちっとも見せないのに。えらいなー)

こういう奴で

174:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 22:24:20 pigKqmvzP
>>173
ビビっときたw
男には理解出来ない辛さね

175:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 22:25:37 wtxDKuHX0
入れ替わり系は他ジャンルだと結構見るんだけど
けいおんではほとんど見たことないな

176:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 22:38:58 FE7Ztojq0
>>173
梓が重い日は唯におなかをさすってもらったりしてしのいでると信じてる

177:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 22:56:18 FE7Ztojq0
ところでさあ、放課後ライブでなんかクリスマスのなんかないのか?

178:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 22:56:58 yxX34/hW0
>>175
同人誌だけど唯梓の入れ替わりネタがある本は見たことある

179:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 23:01:03 FE7Ztojq0
放課後ライブのとけいのクリスマス台詞を聞けるのはあと1時間だけか
危なかったぜ……

180:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 23:11:43 P26eYCMV0
>>178
あの同人誌読んでないんだけどどういう感じなの?

181:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 23:29:07 KI7LhgUr0
糞ゴミ

182:言い出しっぺということで
10/12/25 23:34:00 pigKqmvzP
 ぶしつ!

紬「―じゃあ、今唯ちゃんの中に梓ちゃんがいて、梓ちゃんの中に唯ちゃんがいる状態なのね?」

梓「うーん、だよ・・・ね?」
唯「はい・・・」

律「あー。なんでこんな事になったんだっけ」
澪「っ」ゴスッ
律「あいたぁ!み、澪だって一緒に見てただろ!」
澪「私は止めた!一応!」

 §

 半時ほど前のこと。梓が来るまでの暇つぶしにと、紬が提案した催眠術の被験体に選ばれた唯。
 呆れ顔の澪と、面白そうだとノリノリの残り2名により、軽い気持ちでそれは始まった。
 紬が焚いた香の不思議な匂いが立ちこめる。術を始めて程なく、唯の寝ぼけ眼でふらふら揺れ始めた。

唯「・・・犬~。犬、犬って・・・」ウツラウツラ
紬「・・・そう、唯ちゃんは今から犬になるの。私が指で合図した瞬間から。いいわね?」
唯「ふあぁい・・・」
紬「じゃあいくわよ、3、2、1・・・」パチン
梓「すいません、遅くなりましt」ガチャ
唯「ほへぇ?」クルッ

 §

紬「この催眠術はね、言わば刷り込みによる暗示なの。自身のイメージを置き換えることで対象物に成りきってしまう。
  あの瞬間、梓ちゃんと目が合ったことで、自分は梓ちゃんだ、と誤認してしまったのね」
律「なるほど!」
澪「お前ホントに分かってるのか。・・・まぁ理由はともかく。ならなんで唯だけじゃなく、梓にまで術が掛かってるんだ?」
紬「詳しいことは調べてみないと・・・でも普通の方法じゃ面白くないから、ちょっとアレンジしてみせたんだけどそのせいかしら」
律澪「「アレンジ?」」
紬「通販で買った催眠術本と、書庫の奥に眠っていた琴吹家秘伝の黒魔術の本を参考に」
律澪(・・・そんなのもう催眠術じゃねえ・・・)
唯「と、ともかくですっ!元に戻れるんですよね?ムギ先輩!」
梓「え~、私は暫くこのままでもいいなぁ」
澪「そんなわけに行くか!・・・で、どうなんだ?ムギ」
紬「大丈夫よ~。これはお香の匂いを借りて精神に介入する黒魔術だから。理論的にはもう一度同じ事をすればいいの」
梓(いま黒魔術って言った!はっきり言った!)
律「・・・お香?お香ってあれか?」

 律の指さす方向。普段であればティーセットの並ぶテーブル上では、すっかり役目を終えた香炉が燻っていた。

澪「ムギ」
紬「な、なにかしら?」
澪「予備とか、あるんだよな?」
紬「・・・・・だ、大丈夫よ、また取り寄せればいいから」

唯梓澪律「うおおおおおいっ!」

 §

唯「こうして、入れ替わってしまった唯先輩と私の、訳ありな共同生活が始まったのです」
梓「あずにゃん、誰と話してるの?」
唯「ほっといてください・・・」

 つづかない

183:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 23:35:57 7wvqyjs3O
同人誌といえば冬コミはどうなんだろ
なんかいい唯梓本でるのかね?
できればエロばっかりなやつ以外で

184:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 23:45:26 KI7LhgUr0
梓うんこ

185:87
10/12/25 23:46:34 KiKX23ua0
遅れてすみません。
予告通りSSを投下したいところですが、予想以上に話が長くなっているため
今晩は前編という形で投下させて頂きたいと思います。
後編はできれば明日の夜に投下するつもりです。では次レスより投下開始します。

186:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 23:48:00 KiKX23ua0
『聖なる夜に』

十二月二十四日。クリスマス・イブ。
それは恋人たちが、お互いの愛を確認し合うための聖なるイベント。

…と言いたいところだけど、あいにく私にそういう相手はいない。
そもそも女子校に通う私たちにとって、異性との出会いの場など用意されていないのだ。
もしクラスに彼氏の話題で盛り上がっている女子がいるとすれば、
それは何らかの学外活動で交流があったり、中学校から付き合っていたりする人だろう。

別に羨ましい、とは思わない。
そりゃあ、クリスマスの夜に恋人と二人きりなんて幸せだろうなぁとは思うけど。
巷で聞く「リア充爆発しろ」みたいな、不当な怨恨を口にするほどではない。

「あーもう、リア充爆発しろ!」

…まあ、今目の前にそういう輩が約一名いるわけだけど。

終業式が終わって、教室に戻ってきた私たち。
今はホームルームが始まる前の待機時間だ。
当分教師たちは戻って来ないので、殆どのクラスメートは席を移動して雑談に花を咲かせていた。

私の席の周りには、いつもの二人。
純はしゃがんだ状態で机の上に顔を乗せ、憂は隣の机に軽く腰掛けている。

「何でこうも、うちのクラスにはリア充が多いわけ」
「まあまあ…純ちゃんも可愛いんだから、そのうち良い人が見つかるよ」
「あのねぇ憂、今日いなきゃ何の意味もないでしょ」
「えへへ、ごめんごめん」
「梓…あんたは良いよねぇ」
「何がよ」
「とぼけても無駄なんだから、このリア充め」
「はぁ…私のどこがリア充なのか、逆に教えて欲しいくらいなんだけど」
「梓ちゃんは、ね」
「ちょ、憂まで何なのよもう!」
「あんただって分かってるくせに」
「適当なこと言わないでよ、アホ純」
「なっ、言ったなー日本人形!」
「まあまあ、二人とも…」
「しょうがないわねぇ…分からないならちゃんと口に出して教えてあげる」
「愛しの、ゆ・い・せ・ん・ぱい♪」
「な、ななな何言って…」
「おやおや?その反応は図星ですなぁ」
「違うし!唯先輩と私がそんな関係なわけないでしょ」
「とか何とか言って、唯先輩のことが好きなくせに」
「意味分かんないから。ていうか、何でよりよって唯先輩なのよ」
「梓ちゃん、お姉ちゃんのことそんなに嫌い…?」
「ち、違うよ!そういう意味じゃなっくてさ…」
「んもう、素直に認めちゃえばいいのに」
「だあーっ!純がヘンなこと言うから!」


187:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 23:48:15 bnHUPRUY0
>>182
いやそこは完走しましょう

188:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 23:49:02 KiKX23ua0
全く。
純のからかい癖には心底呆れたものだ。

私が唯先輩のことを好き?
冗談じゃない。全然面白くないよ、純。

そもそも私は女の子で、唯先輩も女の子。
同性愛なんて、そんなもの認められるわけないじゃない。
いや、私が唯先輩とそうなりたいと思ってるわけじゃないよ?
ただ…同性同士が相容れない運命なんて、生まれた時から既に決まっているから。


こんな小説を読んだことがある。

主人公は、高校一年生のあどけない少女。
彼女は、バイト先の一つ上の先輩に恋をしてしまう。
優しくて、面倒見が良くて、いつも笑顔の絶えないその先輩。
きっかけとかは特になく、一緒に過ごすうちに自然と好意を抱くようになっていて。
少女にとってそれは、年頃の女の子が抱くような普通の恋愛感情だった。
その先輩が、自分と同じ女性だったということを除いては。

少女は悩んだ。
学校で友達に相談をするわけにもいかない。
相談どころか、こんな感情がバレてしまえばいじめの対象になることは明白だった。
バイトでシフトが重なる度に、優しい笑顔で接してくれる先輩。
だんだんとその笑顔を見るのが辛くなった少女は、ある日バイトを無断欠勤してしまう。

閉ざし切った暗い部屋に、携帯電話が鳴り響く。
バイト先からかかってきたと思われたその電話は、驚くことにあの先輩からだった。

「どうしたの?何か、辛いことでもあった?」

まるで悩んでいることを見透かしているかの様な、優しい口調。
堪え続けていた少女の感情は、この時初めて爆発した。

「せんぱい…っ!会いに来て、欲しいんです…」

バイトの休憩中にもかかわらず、先輩は少女の元へと駆け付ける。
何も言わずに抱きしめてくれた胸の中で、少女は号泣しながら想いを伝えた。

この出来事をきっかけに、二人は付き合い始める。
それが…波乱万丈な人生の幕開けだとも知らずに。



189:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 23:49:15 KI7LhgUr0
至高とか言う奴は他のカプが好きな奴等のことを考えろよゴミ

190:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 23:50:01 KiKX23ua0
付き合って1ヶ月が経った頃。
いつものように登校した少女を待っていたのは、陰口と忌避の嵐。
原因は何となく分かっていたから、彼女はその陰湿ないじめに耐え続けた。

私がどれだけ傷付けられても、先輩を愛する気持ちは変わらないから。
その一心で、黒板の落書きを消し続け、机の中の紙屑を捨て続けた。

しかし。
それからさらに三週間が過ぎた頃のことだ。
バイトが終わった後、少女はいつもの駅前で先輩と待ち合わせていた。
五分後にやってきた先輩の顔を見た瞬間、少女は愕然とする。

右頬に張られた、大きめのガーゼ。
腫れた左目の上に出来た、生々しく黒い痣。

先輩もまた、少女と同じようにいじめを受けていたのだ。
事の発端は、二週間前の遊園地デートを盗撮されていたこと。
どのアングルから撮ったのかは不明だが、流出写真には観覧者でキスをする二人の姿が写っていたという。

涙を浮かべる少女に向かって、先輩は悲しい表情で告げた。

「ごめんね…私のせいで、こんな思いさせちゃって」

自分が傷つけられたことには一切触れず、ただただ少女を心配する先輩。
この時初めて、少女は悟ったのだ。
禁断の愛に生きようとして、傷つくのは自分だけではない。
付き合ったパートナーにも、同等かあるいはそれ以上の痛みを与えてしまうと。

やがて噂は、お互いの両親の耳にも到達する。
問答無用で別れを強要させられる二人。
最後に会った先輩が、涙を浮かべながら少女に放った言葉。

私のことは、もう忘れて─。



長くなってしまったけど…端的に言えばバッドエンド。
女の子と女の子が付き合っても、その先には艱難辛苦の修羅道しか用意されていないということ。
たかがフィクション、されどフィクション。
少女と同じような境遇に置かれた私が、現実の教訓とするには十分な内容だった。

だから私は、唯先輩と付き合いたいなんて絶対に言わない。
好きとか、愛してるとか、そんなこと間違っても口にしない。
私が傷つくだけならまだしも…唯先輩まで傷つけてしまうわけにはいかないから。

もちろん、唯先輩が嫌いなわけじゃないよ。誤解しないでね…憂。




191:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 23:50:03 pigKqmvzP
変なの沸いてるけど気にせず続けてね

192:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 23:50:59 2siRW1Wz0
なんで変なのが出てきたんだ

193:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 23:51:02 KiKX23ua0
年内最後のホームルームは予定よりも早く終わった。
「良いお年を」という担任の言葉とともに、クラスは一転して騒がしくなる。
配布物を鞄にしまい込んでいると、荷物をまとめた憂と純が再び私の元にやってきた。

「梓、この後どうすんの?」
「うーん…」

実を言うと、ちょっと悩んでいる。
いつも通りこのまま部室に行ってもいいんだけど…

「気、使ってるの?」
「うん…やっぱり、勉強忙しいだろうなって」

ここのところ、唯先輩たちは普段よりも忙しそうにしている。
今週に入ってからは特に、バタバタと慌ただしいのだ。

部活を引退してからも、先輩たちは部室に来て受験勉強をしている。
私は休憩のティータイムに参加しながらギターの練習をしているけど、
やはり勉強をしている横で音出しするのは気が引けてしまうものだ。

そんな唯先輩たちが、今週に入ってからは帰るのがとても早い。
放課後に部室にやっては来るものの、ものの一時間でそそくさと勉強を切り上げてしまう。

「ごめんねあずにゃん、冬季講習が忙しくて」

なんて台詞を私に残して。
まあ…受験生はこれからが勝負だもんね。
後輩の私が我がまま言って、足引っ張るわけにもいかないし。
唯先輩たちには、四人揃って同じ大学に合格して欲しいから。

でも、今年は去年みたいにクリスマスパーティとかできないんだろうな。
ライブハウスでライブしたり、一緒に年を越して初日の出を見たり…なんてことも。

ああ、もう。
最近の私、なんか悩んでばっかりだ。
来年は部長になるっていうのに…しっかりしなきゃ。

とにかくそういうわけで、部室には行くのはちょっと気まずい。



194:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 23:52:15 KiKX23ua0
「私たちと一緒にお昼食べる?」

悩み事を反芻していると、純が不意に話しかけてきた。

「…どっか食べに行くの?」
「制服着替えてから、いつものファーストフードで憂とね」
「私も、行こっかな…」
「梓ちゃん…軽音部はいいの?」
「唯先輩たちは、今日も冬季講習で忙しいだろうし」
「でもたしか、お姉ちゃん今日は冬季講習無かったはずだよ」
「え、ほんと?」
「うん。カレンダーに丸ついてなかったし」
「そうなんだ…」
「梓…少しだけ、部室に顔出してみたら?」
「う、うん…」
「もし誰もいなかったらさ、ウチらんとこおいでよ」
「そうだね…ありがとう、純」
「行ってらっしゃい、梓ちゃん」
「憂もありがとう…私、行ってくる」

憂も純も、なんだかんだ私のことを気にかけてくれる。
からかわれたり、ぶつかり合うことだってあるけど…
やっぱり二人とも、私にとってはかけがえのない親友だ。
自分で言うのも難だけど、本当に良い友達を持ったと思う。

憂たちの心遣いに甘えて、私は部室に行くことに決めた。
先輩たちが居ると良いな。馴染んだ亀のオブジェを触りながら小さく願う。

階段の頂上に到着すると、一呼吸置いてから冷えたドアノブに手をかけた。

「こんにちはー」

恒例となった挨拶をして中に入る。

…返事は何も聞こえない。

それどころか、いつもと雰囲気がまるで違う部室にたじろいでしまう。
真っ昼間にもかかわらず、部室は光一つ無い暗黒の空間と化していた。
どうやら部屋中のカーテンが閉め切られているようだ。

(やっぱり、唯先輩たち居ないんだ…)

冬季講習はないと聞いていたから、てっきりワイワイやっていると思ったのに…
落胆しながら辺りを見回す。見慣れたはずの部室はやけに不気味だった。

(とりあえずカーテン開けなきゃ…)

意を決して、木目の床に足を踏み入れる。
後手で引いたドアが閉まる音を立てた、次の瞬間だった─


195:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 23:53:08 KiKX23ua0


パーン!パーン!


銃声のような破裂音とともに、部室の蛍光灯が一斉に明るくなる。

「あっずにゃーん、メリークリスマスー!」
「おっせーぞ、梓!」
「梓…来てくれて良かったよ」
「メリークリスマス、梓ちゃん!」
「え…?」

突然の出来事に一瞬、思考が停止する。

どうして先輩たちが…?
ていうか、この飾り付け…

周囲を見渡すと、壁や窓、天井といったあらゆるスペースにカラフルな装飾が施されていた。

「ほんっと、一時は来ないんじゃないかと心配だったぜ」
「クラッカーで遊んでいた奴がよく言うよ」
「梓ちゃんなら来てくれると思っていたわ」
「何にせよサプライズ大成功だね!あーずにゃ…ん?」

自然と視界がぼやける。唯先輩の顔がよく見えない。
頬に一筋の何かが伝わっていく。口に入ってきたそれは塩っぱかった。

こんなサプライズ…ズルすぎるよ。

「あずにゃん…ここ何日か一人にしちゃってごめんね」
「たしかに私ら冬季講習もあったんだけどさ、本当はこれの準備で買い出しとか行ってたんだ」
「去年みたいに盛大なパーティはできないけど…こうやって部室でプチパーティくらいやろうと思って」
「内緒にしていてごめんね。皆で梓ちゃんを驚かせようと思ったの」

先輩たちは口々に私に説明してくれた。
私のこと、忘れていたわけじゃなかったんだ。

「もうっ…勉強はしなくていいんですか」

本当はすごく嬉しいのに、こんな憎まれ口しか出てこないなんて。
でも、この時の私には何となく笑みが零れているような気がした。


196:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 23:53:14 KI7LhgUr0
                  , -‐   ̄ ̄ ̄  ‐-
               , ´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
              /::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
             /:::::::::::::::::::::::::::/|::::|::::::::::::::::::::!::::::::::::::::::ヽ
               ,':::::::::::::::::::::::::/ .|:::!|:::::::::::::::::::|ヽ:::::::::::::::::::'
            ':::::::/::::::::::,/_ |::| '::::::::::::::::::! |:::::::::::::::::::::i
           |::::::/:::::::::/ ´   `|::| .|:::::::::::::::i‐ヽ',::::::::::::::::::::l
           |:::∧::::::/  ___  リ ' :::::::::::/   !::::::::::::::i::::|
           |::::::::::i:,' .イ●●ヾ,   ',::::::::/x==、 ',::::::::::::|::::|
             ,/::/´-|:| { l:●●●|     i::::/ん●ヽ 'i.|::::::::::::!::/
          ´ i:::| r-.リ.   ヽ__ノ      V .i:●●リ /.|:::::::::/::!
           レ',ヽ `,             `-.´  |ノ:::::/i:::レ
             ヽ__.i        '       /::/ .|:|`
.              |:::::|                イ´  /`
                |:::::ヽ        _       /-.´i
              /イ!|::::` .、         /::::::::::|
                |::::i:::| ヽ、   , -‐i:´l,::: i、::::ヽ
               /ノ l::::',   ` ´     |::::|ヽ,| `─ `
         rヽ 、_    ´  ,!::::i        ヽ-/ /´-‐´  ̄ ` ヽ
         ヽ \ `ヽ  _ ノ-!         ,' /            ',
       rヽ i、  ヽ ヽ´¨            ,' ,           '
.       | .'v' `     `.\ ‐- 、    ,-‐ ´.l l               l
        ヽ '         .i   `'     .i i             |
      /`'‐ヽ、       ,'            | i             |/7
      ` .i‐- ,ヽ       ヽ        ノ. !            / ,'
        ',   `ヽ、      ',     /   ヽ  i        ,' ,'
        '      lヽ      ',   /´     ヽ|      γ7
         ',      l ヽ     ヽ/          !      / / |


197:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 23:54:16 KiKX23ua0
「あずにゃん先輩、厳しいっす…」
「くーっ、相変わらず可愛くないねぇ」
「結構です。でも…皆さん、ありがとうございます」
「寂しい思いさせちゃってごめんな、梓」
「これからは、なるべく一緒に過ごしましょう?」
「はい!勉強のお邪魔にならない程度に」
「いいのいいの、勉強なんて六角鉛筆一本ありゃ…」
「それでこの前の模試しくじったのはどこのどいつだ!」
「痛ってぇー!」
「あははっ…あ、そうだ。あずにゃん、こっち向いて」
「何です…?んにゃあっ!」
「えへへ、久しぶりのあずにゃん分補給っ!」

ああ…この感触も久しぶりだな。
柔らかくて、温かくて、すごく安心する。
一週間ぶりのスキンシップだし、今日くらいは許してあげようかな…なんちゃって。

「おや、今日は素直だねあずにゃん」
「気のせいです。そろそろ離れて下さい」
「今日はイブなんだからいいじゃーん」
「調子に乗らないで下さいー!」

あんまり抱きつかれたままでも困るから。
名残惜しみながらも、首に巻きつけられた両腕をそっと解いた。

「ちぇー…せっかくのクリスマスなのにぃ」
「そんな3みたいな口しても無駄ですよ」

この漫才みたいなやり取りも久しぶりだ。思わずふふっと笑ってしまう。

唯先輩は何も変わらないな。
私がどれだけ先の見えない将来を憂いても。どれだけ不透明な未来を嘆いても。
いつだって、変わらない笑顔でそこにいてくれる。変わらない体温で私を抱きしめてくれる。
どんなネガティブ思考だって、この人の前では霞んでしまうのだ。
私にとって唯先輩は、まさに太陽のような人で…


なんで…

なんで、私たち……同性なのかな……


─ふと、問うことを避け続けてきた疑念が過る。


198:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 23:55:20 KiKX23ua0
私が男の子だったら良かったのに。
そしたら、私が唯先輩に告白したって何もおかしいことはない。
同性愛に悩むことだって、周囲からいじめを受けることだってないんだ。

ただ、一人の女性を好きになっただけなのに…
たったそれだけのことなのに…何でこんな辛い思いをしなきゃいけないの?

悪いのは、誰?
偏見に満ちたこの世界?
私を女の子に産んだ両親?
それとも、女の子を好きになってしまった私自身……?

分からない、分からないよ……何が正しいのかさえ分からない─



「あずにゃん、どうしたの?」

気付けば唯先輩が、心配そうな表情で私の顔を覗き込んでいる。

「何か…辛いことでもあった?」

その仕草、その表情、その台詞。
全ての言動が、小説の中のあの先輩のイメージとぴったり重なった。
反面教師にしたはずの虚構が、現実となって表面化し私の身に降り注ぐ。

もう耐えられなかった。

「あずにゃんっ!」
「「「梓(ちゃん)!?」」」

振り切るようにしてその場を立ち去る。
ドアを開け、階段を勢いよく下り、昇降口を後にする。
時々学校帰りの生徒にぶつかりながら、必死でアスファルトの続く道を駆け抜けた。
あの忌々しい小説のイメージを払拭するかのように。


「ハァッ、ハァッ……」

いつの間にか私は自宅に辿り着いていた。
空のガレージが目に入り、明後日まで両親が不在であることを思い出す。
玄関を乱暴に開け、階段を駆け上がり、自分の部屋のベッドに飛び込んだ。
枕に顔を押し付けて、ひたすら慟哭の声を上げる。

「ううっ、ひっく……ゆいせんぱい……うっ……!」
「私……もう、どうしたらいいか……ぐすっ……分からないよ……」
「ゆいせんぱい……私……」

もう何時間泣いたのかさえ、分からない。
泣き疲れた私は、現実から逃れるようにしてずぶ濡れの枕へとまどろんでいった─


199:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 23:56:17 KiKX23ua0
以上で前編終了です。後編に続きます。

200:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/25 23:59:26 ifvCmLS+0
>>199
GJ!後編期待しているぜ!


201:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 00:05:13 KI7LhgUr0
          _ノ⌒゙|       .人_ |        !
         /    !    ,....::'´::::::::::::::`::::-...._   ノ
.      /     人__/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ/
.     i´     /:::::::::::::::::::::/::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::\
      ∨    ./:::::::::/:::::::::/:::::::::':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,
      人   /:::/:::/::::::::::/::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,
     ,::::::\,.ィ:::/:::/:::::::::::/:::::::/!::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::,
     |:::::::|::::::∨:::/::::::::::::;i::::::/ 人::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
     |:::::ハ::::::|::/::::::::::::/ |:::/`ヽ. V//!:::::::::;;:::::|、::::::::::::::::|
.     ノ::::::::::!:::::!:;:::::::::::/  レ′  ` V//;::::/ |::::ハ::::::::::::::::|
.    ':::::::::::/⌒゙!::::::::::/ィ圻ミxヽ   V/// -j/─ !::::::::::::::!  
    |:::::::::/ ハ|:::::::::ハ●●●●i     V:/  __   |::::ノ::::::i   
    |::::::八  .{人::::::! 弋●●ソ     j/ィ●●゙!  j::/::::::::!
    |::::::::::::\  ヽ:::|           i●●ソ ノ //::::::::::j
    |::::::::::::::::::`¨:从|   ″       `´  /::::::::::::::::::リ
    |:::::::::::::::::::::::jヽ          '  ''  /:::::::::::::::::::::’
    |:::::::::::::::::::::ノ  \     、_     /:::::::::::::::!::::;’
    |::::_:_:_:_:_:_/    \        . ィ´::::::::::::::::|::::i
.   ,ィ´ ̄ ̄ ̄ヾニ=zx   > ,.....x<´   | ::::::!:::::::::ノ!:リ
   |: : : : : : : : : : : : :\\  人乂:\   人:::::|:::::::/ |/
   |.:.: : : : : : : : : : : : : :\\  .| | : :`Xzx.__\!::::/ ノ
.  ,ィトミ--x、 : : : : : : : : : : \\| |: : : ∨∧:`ヽソ
/:.:|  `ヽ: : \: : : : : : : : : : : :\| |: : : :.∨∧: : :\


202:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 00:06:32 irFqjzHz0
つまんない、先が容易に予想できる

27/100点

203:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 00:35:49 LjjVq8BW0
>>199
GJ!!
続きも期待してるぜ

>>182
お前は早く続きを書く作業にもどるんだ

204:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 01:30:22 zWWXO8Bg0
もうクリスマスじゃないけど、SS投下します。

ブルークリスマス

「はぁ……」
折角のクリスマスなのに、私の気分はブルー気味だ。
「わかってたはずなんだけどな……」
私は、あずにゃんと一緒にクリスマスを過ごそうって思っていた。
でも、いつも家にいない両親が帰ってきているからと、断られてしまった。
確かに、いつもいない両親とたまに過ごす時間は大切だ。
私の両親も家を空けがちだからよくわかる。
でも……。
「ちょっと悔しいな……」
大学に入ってからあんまりあずにゃんに会っていないし、今日ぐらいはと思っていたけど……。
でも、相手はあずにゃんの両親だし、勝てる訳ないじゃん……。
「……あ、メールだ」
携帯を開くと、あずにゃんからだった。
「……窓の外を見てください?」
カーテンを開けて見ると、外にちらちらと舞うものが見える。
「……雪、か」
うす暗く広がる雲から、白い雪が街へ舞い降りて行く。
「……あ、あずにゃん!?」
下を見ると、あずにゃんがこっちを見て手を振っていた。
そして、携帯から着信音が鳴る。
「もしもし」
『唯先輩ですか? こんな夜遅くにすいません』
「どうしたの? 両親と過ごしてたんじゃないの?」
ちょっと棘のある言葉で言ってしまったけど、仕方ない。
電話の向こうであずにゃんが黙る。
「……あずにゃん?」
『……ごめんなさい』
しばらくの沈黙の後に、あずにゃんが言った。
『自分勝手だってわかってますけど、唯先輩が……気になって』
あずにゃんの家からここまでかなりの距離があるのに、歩いてきたようだ。
「両親のこと、放っておいて大丈夫なの?」
『大丈夫です。多分……』
あずにゃんにしては何だか歯切れが悪い答えだ。
でも、それでも嬉しい。私のことを思ってここまで来てくれた。
「駄目だよ。めったに過ごせない時間なんだから、大切にしなくちゃ」
『……それは、唯先輩との時間も同じです』
「……ばかっ。そういうの、反則だよ……」
知らないうちに、涙が流れていた。

205:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 01:32:12 zWWXO8Bg0
「何でもないよ……」
気づかれない様に、何とか平穏を保って喋る。
『急に来てしまって、迷惑でしたね。もう帰ります』
「ま、待って!」
咄嗟に叫んでしまった。
『……』
「その、お茶ぐらい飲んでいきなよ……」
『……いいんですか?』
「その、あずにゃんがよかったらだけど……」
『じゃあ、少しだけ……』

それから少しして、チャイムが鳴った。
「あの、お邪魔します」
「……いらっしゃい」
戸口に立つあずにゃん。でも、一向に入ろうとしない。
「唯先輩……」
「何?」
「……その、すいません」
「謝らなくていいよ」
あずにゃんが家にあがってくると思ったら、何故か私に近づいてくる。
「な、何……?」
少し沈んだ顔をしたあずにゃんが、私の頬を撫でる。
「……泣いていたんですね」
「……!」
あずにゃんが私の頬に残ってた涙をすくった。
「こ、これは……」
慌てて涙を拭うけど、あずにゃんの声は沈んだままだ。
「私が、あんなこと言わなかったら……」
「これは、その……」
「……」
「あずにゃんがそんなに気負う必要は無いよ。私が勝手に……」
そこまで言いかけて、私はあずにゃんに抱きしめられた。
「あ、あずにゃん……」
「私が勝手に断ったのに、唯先輩が泣くことなんてないんです……」
あずにゃんの冷たい体が、強く私を抱きしめる。
「それなのに、勝手に来て、こうやって家にあげてもらって……」
「違うよ。両親と過ごす時間は大切だよ。あずにゃんは間違ってない」
優しく抱きしめ返して、あずにゃんを諭すように言葉を続ける。

「私だって、あずにゃんの両親が仕事で家にいることが少ないの知ってるもん」
「でも、私、唯先輩のこと、泣かせちゃった……」
「これは、嬉しかったからだよ。あずにゃんが来てくれてさ」
「唯先輩……」
あずにゃんをそっと離すと、満面の笑みで笑いかける。
「だから、あずにゃんがそんなに気負うことないんだよ?」
それでもあずにゃんは、今にも泣きそうな顔で私を見つめる。
「それに、私だって謝らなきゃいけないし」
「……?」
「私、あずにゃんの両親に嫉妬してたんだ」
「あずにゃんの大切な人だってわかっていたけど、それでもあずにゃんを取られたって思ってさ……」
照れ隠しに笑ってみるけど、あずにゃんは笑わない。
「……ごめんなさい」
「だから、もういいんだよ」
それから、ただ抱きしめ合った。お互いが思いあっていることを確かめる様に……。
「あずにゃん」
「何ですか?」
「もう遅いし、泊まっていかない?」
「……」
「お願い……」
「……じゃあ、お世話になります」

206:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 01:35:32 zWWXO8Bg0
……何でこんなことになってるんだろう。
あずにゃんがクリスマスは家族と過ごすって言って、私は1人で過ごそうと思っていた。
でも、あずにゃんが来てくれて、家にあげて……。
2人っきりでベッドに横たわっている。
「その、唯先輩、狭いでしょう? 私、床で寝ますから」
「駄目だよ。私が無理言って泊まってもらっているんだから」
1人用のベッドだから、思いのほか狭い。
でも、悪い気はしない。
むしろ、この状況がとてもうれしい。
ずっと、寂しかったんだよ……?
あずにゃんが私以外の人のことを優先しているのが気に入らなかったんだ。
だから、ちょっとのわがまま。
「あずにゃん、今日はありがとう」
「そんな、私は……」
「本当に来てくれて、嬉しかった……」
そう言うと、あずにゃんが少し戸惑った顔をした。
「泣かないで下さいよ……」
「えっ……? 泣いてる?」
頬に手をやると、私の涙が指を濡らす。
「こ、これは違うよ! 悲しくないよ!」
慌てて弁明すると、あずにゃんがくすっと笑った。
「……よかった」
そして、そのままあずにゃんが手を握った。
「今日は、ずっとそばにいてあげますから……」
「今日だけ……?」
「……ずっとそばにいていいんですか?」
「ずっと、そばにいて欲しいよ……」
「……じゃあ、ずっとそばにいます」
「あずにゃん……」
もう、どこにも行かない様にあずにゃんを抱きしめる。
「ずっと、そばにいて……」
「はい……」
すごく、あったかい……。
寂しさなんて、とっくにどこかへ行ってしまった。
そのまま私は幸せの中で、眠りに落ちた……。

END

207:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 02:04:08 a6Kvao2mO
唯「あいたぁくて~あい~たぁくてぇふぅる~える~」プルプル

憂「お、お姉ちゃん……?」

唯「私もあずにゃん分が不足してきんだんしょーじょーが出てきたよぉ~」プルプル

憂「あれは携帯の事だと思うんだけど……」

唯「……おしっこ行こ」プルプル

憂「トイレ行きたくて震えてたの!?」

………

ガチャ

唯「あれ、誰か入ってる……?」プルプル

梓「トイレ~には~♪それは~それはキレイな~♪」

ガチャガチャ

唯「あずにゃん歌ってないで早く出てきてよぉ~!」プルプル

梓「毎日(性的な意味で)キレイにしてくれるなら考えます」

唯「え///そ、それはまだ心の準備が……って漏れる~;」

ガチャガチャガチャ

憂(涙目のお姉ちゃんもSな梓ちゃんも可愛いなぁ)




年末=紅白=歌詞ネタ と思ってたらなんだこれ

208:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 02:53:27 8LbTFfjv0
>>206
GJ!嫉妬唯いいね

209:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 12:00:24 ntZ18n5Y0
女体の人頑張ってるね
甘エロ最高

210:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 13:00:08 wgukUXIHO
女体の人は外野に構いすぎだ
内容はいいのにそれが残念だ

211:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 13:44:16 NcaZmUjDO
>>210
ならお前が書けよ
文句ばっか言いやがって、外野が居なけりゃけいおん!は成り立たねーんだよ、けいおん!の何見てんだよニワカが

212:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 13:55:23 mrQH4jvL0
まあ落ち着け
どう見ても「けいおん!の何見てんだよ」という台詞には論法的に繋がってないぞ

クリスマスも過ぎて、次は年の瀬だな
年越し唯梓とかスレ的には二回目か
干支的ににうさにゃんネタとかありかもしれないな

梓「ウサギは寂しいと死んでしまうんですよ」
唯「あずにゃーん!」


213:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 14:01:19 3UkPeQzR0
女体の人は個人的に応援している
ここを見てるかは分からないが…

確かに変な外野にはあまり構って欲しくはないかなw

214:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 14:15:42 ntZ18n5Y0
うさぎネタって案外思いつかんな…
バニーガールのコスでイチャコラする唯梓とか

215:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 14:21:23 S2tQ5yk9P
兎の足をプレゼントされて悲鳴を上げる梓、とか

216:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 14:30:45 NcaZmUjDO
>>212
他キャラは塵なんだから構わず唯と梓だけ書いてろやという事なんだろ?

俺は確かに唯と梓は特別に好きだが他キャラはそんなに好きに差はない

むしろ他キャラが居なければ唯と梓は会う事すら無かった

例えば紬が居なければギター買えず唯は入れたか分からない、憂が居なければ梓はけいおん部に行ったか分からない、澪が居なければ梓はさっさとけいおん部から去ってたかもしれない
他にも絡んでまともなSS、絡まないとただ面倒だからテキトーに都合よく書いた薄っぺらいSS

217:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 14:33:42 qTRlxEiN0
何を言ってるのかわからないけど外野ってほかのキャラのことじゃないと思います

218:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 14:34:56 FcOOHlfvO
>>216
たぶん勘違いしてる
変な外野というのは、けいおん! の他キャラの話じゃなくて、>>1以外の変なレスする奴のことだよ

219:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 14:43:27 ImCyZqX70
公式に犬と猫って言われちゃってるから絡ませにくいなぁ

220:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 14:51:44 FcOOHlfvO
うさぎかあ……
二人で、うさ耳つけてぴょこぴょこしてる図しか思い浮かばない

221:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 14:58:16 qTRlxEiN0
URLリンク(torofuwa.com)
二人っきりになったら「特別ですよ」とか言って着るんですよね

222:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 15:04:04 0Pmmp3Lj0
そういや何かのあずにゃんフィギュアに猫耳と一緒にうさ耳も付いてきたな

223:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 16:04:56 FcOOHlfvO
唯「あずにゃーん、これつけてー」つうさ耳
梓「や、いやですよ、恥ずかしい」
唯「えー、いいじゃん」
梓「いやです! 自分でつければいいじゃないですか」
唯「むう、自分でつけたって楽しくないのにぃ」すちゃ
梓「!」(か、かわいい)
唯「ほーれ、あずにゃ……あれ? うさぎってなんて鳴くの? ねーあずにゃん」
梓「あの、唯先輩」
唯「うん?」
梓「こ、これも着てくれませんか?」つ水着
唯「え? うん、まあいいけ……まった!」
梓「な、なんですか」
唯「あずにゃんも着てくれたら着たげる」梓「え、や、それは」
唯「じゃあ着なーい」
梓「な……わ、わかりました。着ます! 着ますけど! こっちみないでくださいよ!?」
唯「はーい」

梓(唯先輩のバニー……)キガエキガエ
唯(あずにゃんのバニー可愛いんだろなあ)キガエキガエ

梓「ん、着替え終わりましたよ」
唯「私も! それじゃせーのでね?」
梓「は、はい」
唯梓「せーの!」

唯「!」
梓「!」

梓(ゆ、ゆいせんぱいのバニーちゃん)ハアハア唯「あ」ぴょこぴょこ
梓(す、すごくかわいい。そして、い、色っぽい)ハアハア
唯「あ―」
梓「え?」
唯「あーずーにゃーん!! かわいいー!」ぎゅう
梓「わ、わあ!?」
唯「かわいいよう、あずにゃんー。あ、違うか、あずうさぎ? あずうさ? ああんどっちでもかわいい」すりすり
梓「ちょ、せんぱ」(水着が擦れてっ…… んぅ……変な、気分に……)
唯「かわいいかわいいかわいいー」すりすり
梓「せんぱっ! だ、だめで……」
唯「んっ」ちゅー
梓「んぅ!?」ちゅー
唯「あ、あんまりかわいから、えへへー……あずにゃん?」
梓「」ぷるぷる
唯「あの、あずにゃ……ひゃう!?」
梓「ゆいせんぱいの」さわさわ
唯「ちょ! あずにゃ……あっ! そこだめぇ」
梓「ちゅー、ふふ、ぽっちが浮き出てますよ?」
唯「あずにゃー…だめだよぅ…んあっ」
梓「スイッチを入れたのは先輩ですから、責任とってもらいます。大丈夫ですよ。とっても優しくしてあげますから……」
唯「あずにゃー……」
梓「ふふ、目うるうるさせて、うさぎみたいですよ」
唯「だっ、だって」
梓「うさぎは寂しいと死んじゃうらしいですから……ここ、寂しくないようにしてあげますね」
唯「んあっ、それ、そういう意味じゃなー……んああっ」

あれ? にゃんにゃんに……

224:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 16:06:06 FcOOHlfvO
またageてしまった。
ごめんsage

225:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 17:40:21 wgukUXIHO
あーごめん
俺のせいで若干荒れたみたいだな
外野っていうのは食糞書けってずっといってる子を指してます

226:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 19:56:19 hMXXiDyR0
すごい雷なんだが
雷怖がる梓を抱き締めて安心させるかっこ唯妄想してる俺はもうだめだ

227:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 20:26:09 ntZ18n5Y0
雷ネタならスレ11でいくつか出ていたね

228:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 20:33:41 V2vULYZO0
ウサギといえば十五夜ネタのSSで
唯が梓のツインテールを上に持ち上げて「あずぴょん」
とかやってるシーンがあったような

229:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 23:11:29 S2tQ5yk9P
「あずにゃんは寂しがりやだからウサちゃんかも? ツインも耳みたい」

あれ?

230:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 23:22:14 LjjVq8BW0
ネタを出してもすでにSSで書かれてるとかお前らすごいな
今まで一回も出てきた事ないネタはあるのかね?

231:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 23:25:17 zWWXO8Bg0
>>230
今がんばって考えてる
まぁ、ネタがかぶってもあんまに気にしないようにしてる

232:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/26 23:41:04 LjjVq8BW0
>>231
ああ、俺もネタ被りは全然気にしてないし構わないと思うよ
なんとなく今まで出てないネタはあるのかな~と思っただけだから

233:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/27 00:49:29 KQZL4CS2O
出てないネタなんて結構もあると思うけどな
唯梓が世界旅行したりプロレスしたり釣りしたりみたいな全てを唯梓に当てはめたりして想像するのが面白い
だが真剣な恋愛モノは新しいのが浮かびにくいね

234:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/27 00:53:27 D1tyL2jgP
互いの呼び方変わってないから気がつかないけど実は老後SSとか

235:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/27 01:53:19 r8ldspNXO
>>230
大人唯の娘(養子)の小学生梓なんてネタが思い付いた

236:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/27 05:10:57 VWHRc7HCO
家庭環境の問題(虐待や借金)があるようなネタここで出たっけ?ネグレクトはおいておくとして…。


なぜかいつも唯家も梓家も理解ありすぎる気がする。

237:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/27 08:26:46 2TLOyc550
唯梓ペロペロ(^ω^)

238:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/27 09:39:51 hrqOy60D0
>>236
そういうのはあんまり出ないな。
でもそういうの好きじゃない人いるし、ここじゃなくてVIP寄りだと思う。

239:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/27 10:17:44 cnJhL9RV0
起きたら女体の人のスレが落ちてた

240:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/27 10:41:01 KQZL4CS2O
1000まで埋まって落ちたみたい
また今度同じ書きためて建てるってよ

241:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/27 12:28:08 Nc6UuQpo0
あの方のSSはただエロいだけじゃなくて愛を感じるから好きだ

242:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/27 14:44:40 E56b1ByC0
梓「ひまですね」
唯「そうだねえ」
梓「みかんたべますか?」
唯「あ、うん。一個剥いて~」
梓「はあ、その人に剥かせようとする癖、直した方がいいですよ?」
唯「さすがにお外ではしないよ~」
梓「どうだか、こういうのは身についちゃうんですよ」
唯「克服済みです!……今ではあずにゃんだけだよ?」
梓「憂もですよね?」
唯「憂は妹だもん、特別だもん」
梓「……まあ、憂は逆にそうされることを幸せに感じそうだから、いいんですけどね」
唯「うん……でもいつまでも頼りっぱなしじゃいけないよね」
梓「そうですね、でも。以前よりはずっとしっかりお姉ちゃんできてると思いますよ」
唯「そうかな……」
梓「だらしないときからずっと見てた私が言うんですから間違いないです……はい、剥けましたよ?」
唯「ありがとう、あずにゃん。……あーん」
梓「なんですか、それ。食べさせろってことですか」
唯「あー……んむっ」
梓「はあ、もう」
唯「やっぱりあずにゃんみかんは美味しいねえ。はい、あずにゃんもあーん」
梓「……いつの間に剥いてたんですか」
唯「あずにゃんがみかん剥いている間にね。ほい、あーん」
梓「……はむっ」
唯「ふふ、あずにゃんはやっぱり可愛いねえ」
梓「どうも。唯先輩みかんも美味しいですね」
唯「特製ですから!」
梓「……あ、もうみかん無いですね」
唯「ほんとだ……からっぽ」
梓「折角ですから、買い物に行きましょう。色々切れてるものありましたし」
唯「え~お外は寒いよぅ」
梓「そのこたつむりを止めてください……今日はあったかいお鍋にしますから」
唯「おなべ!行く行く!」
梓「はい、じゃあ支度しましょうね」
唯「その前に、あずにゃん、はい」
梓「なんですか、両手を広げて」
唯「補給だよ~お外に行くとくっつけないからね」
梓「はあ、もうしょうがないですね……」
唯「ぎゅうっ……もういいかな?」
梓「……ん、まだもちょっと……足りないです」
唯「……がっつり補給しちゃう?」
梓「そうしちゃうとお店閉まっちゃいますから……夜に」
唯「……うん」
梓「じゃあ、そろそろ行きますか」
唯「そうだね、おなべおなべ~すき焼き?」
梓「予算的に無理です」
唯「ええ~」

なんとなく二人はクリスマスと年の瀬にはさまれた今頃、のんびり過ごしてそうだと思った

243:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/27 17:42:46 B1KnnOrk0
>>242
完全に結婚しているね

244:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/27 21:15:51 cnJhL9RV0
久々にこんなに長い空白を見た
最近VIPで唯梓SS多くて俺得すぎんだけど

245:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/27 21:42:39 Nc6UuQpo0
年末だから仕方ないね

VIPの純「唯先輩が~」って読んでないんだけど唯梓?

246:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/27 21:57:00 Vjd4ph4SO
あれは梓「唯先輩を恥ずかしがらせたい」の連休中の話だよ
唯梓も一応あるけどメインは憂純だな

247:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/28 00:33:35 1G1tWQqE0
wikiにR18SS投下しました
初めて18禁SSなんてものを書いてみたけど、やっぱよく分からん…

っていうか、俺どうて(ry

248:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/28 00:40:36 CpQox4QpO
>>247
おぉ!てことは投下直後に読んだのかw

唯のどSっぷりが良かったよ~

249:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/28 00:48:37 YAL2MHm20
>>247
良かった!

やっぱ「しぇんぱい」ってのはいいな

250:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/28 01:08:26 1G1tWQqE0
ページ名にR18付けるの忘れてた…
管理人さん見てたらページ名の変更お願いします

251:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/28 02:04:18 aRER1FlXO
唯先輩はオカズ!

252:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/28 05:41:23 9Y/N1zzO0
>>247
激しく乙!
タイトルがうまい具合にSSの流れとマッチしているな

253:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/28 13:00:54 /sPZLcDa0
梓が高三になってからも大晦日は何だかんだで平沢家に全員集合しそう
そして勉強に疲れた梓は唯でエネルギー充電というわけだ

254:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/28 17:18:37 lJiQ0ST1O
唯が大学生になってからも毎週はさすがに無理でも一ヶ月に1、2回は会ってそうだけどなw
それぐらいは会わないと唯があずにゃん分切れで倒れちゃうよ

255:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/28 17:22:45 1IBK4qTJ0
>>254
梓もユイニウム切れで大変な事になるw

256:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/28 17:28:58 yCnokxSj0
原作だと紬がまたスタジオとかで合えるからって言ってるから
N女大組はHTTとしての練習を外部で続けていく気はあるんだろうな

257:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/28 17:38:50 lJiQ0ST1O
梓はけいおん部もあるしHTT単位ではそんなに時間とれなさそう
だからこそ通い妻設定とかが楽しそうだ

258:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/28 18:22:11 poY2Ya3WP
アズサスキー粒子が蔓延中

259:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/28 19:59:40 aRER1FlXO
HTTの活動は問題ないだろMステとか出ちゃうくらいだしな

260:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/28 20:13:38 njh1qfzs0
EDのHTTは何歳くらいのイメージなんだろな
俺的には24~5歳くらいのイメージ

261:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/28 21:57:28 0fBNhpbS0
俺のイメージでは20ぐらいだな
まあ実際は年齢変わってないんだろうが

262:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/28 21:58:18 9Y/N1zzO0
初々しい唯梓も大好きだが最近は大人の唯梓をよく妄想している
ホテルの一室で夜景を見下ろしながらワインを乾杯、軽いキスを交わして「愛してる…」みたいな

263:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/28 22:12:32 lJiQ0ST1O
大人の唯梓は二人とも大学生設定がよく似合う
唯大学生梓高校生の設定なら大人になっていく唯にうろたえるあずにゃんとかおもしろそうだ

264:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/28 22:20:52 2d7ODT0E0
唯が大学一年生設定のSSはもっと書かれてもいいと思う
色んなジャンルの話が書けそうだ

265:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/28 22:31:34 ew+x6of90
URLリンク(a.yfrog.com)
アニメスレにあったSEGAのケーキ、こんな所でも二人一緒の唯梓になんか嬉しくなった
放課後ライブのギー太演出は良かったなあ

266:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/28 22:32:53 XvPoE+V90
唯も可愛いけど梓はその100倍可愛いな

267:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/28 22:45:21 0fBNhpbS0
>>265
何というか体に悪そうなケーキだなw
放課後2は出るのだろうか。出たとしても完全に旬が過ぎたころだろうが

268:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/28 23:38:45 tgjvQJXSO
予想ではコンサートでゲーム発表と映画詳細告知
映画放映までの繋ぎでゲーム発売の流れだと思う



269:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/29 04:54:27 ceXUne3f0
最近過去に読んだ色々なSSを読み返しているがやっぱ唯梓は良いな
今までに見てきた百合カプの中でこの二人が一番好き

270:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/29 09:15:20 XsdmhVE20
唯「ねえあずにゃん、姫始めってなーに?」
梓「!?」

271:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/29 09:33:58 Jto10WSBO
テス

272:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/29 09:34:51 Jto10WSBO
すまん誤爆

273:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/29 10:42:32 ceXUne3f0
>>270
さわ子先生に「唯ちゃん姫始めはもう済ませたの?」とか聞かれたんですね分かります

274:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/29 15:41:48 ksaQZWbMO
今日からコミケなわけだが良い唯梓本はあったかな

275:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/29 15:53:00 HM1HT/4q0
>>270
梓「立花先輩と始めるって何を…!?」


276:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/29 16:06:16 qxouUoxpO
>>275
嫉妬にゃん発動wwwwwwwwww

277:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/29 16:40:48 VAJ5F/6I0
>>274
サンプル見る限り多そうだけどな
レポートに期待しよう

pixivに素晴らしい唯梓クリスマス漫画が来ていたので未読の人は読むべし


278:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/29 18:06:42 yhzpU1Hm0
最近人がいないのは祭り参加者が多いからなのか
7月下旬~8月初旬あたりも過疎ってたし

279:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/29 18:49:22 ACngzszxO
ヒント:年末

280:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/29 18:58:07 tDw6V/5N0
>>278
SSの話が多いからROMってるよ俺は

281:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/29 19:49:28 2d/+k+qIO
何気無しに見てた2期6巻の表紙のあずにゃんが
「なんで自分じゃなくて澪におんぶしてもらっているんだ」
みたいな感じで怒ってるように見えた俺はもう駄目かもしれない

282:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/29 19:58:46 DdcoUenw0
梓「唯先輩におんぶしてもらいたい」

283:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/29 20:17:44 xJ3yIKON0
皆年末で帰省しててPC使えないのかw?

284:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/29 20:18:57 OwPldsE5P
暇だったんで数えてみたら、帰省先と合わせて11経路も書き込み手段があった

285:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/29 20:39:44 XsdmhVE20
唯にPC貸した後、悪いと思いつつ履歴を覗くとそこには結婚指輪関連のサイトがズラリ・・・

286:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/29 20:44:25 h1pidKkD0
唯澪とか梓澪に唯律、梓律とか唯紬、唯憂に梓憂、唯和とかと唯梓の至高の組み合わせに比べたらつまらんよなw ゴミw

あいつら唯梓以外の糞スレにいて恥ずかしくないのかね?

287:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/29 20:51:54 m8UrL4/v0
wikiの背景目がチカチカするんだが・・・

288:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/29 21:07:04 VAJ5F/6I0
ドコモの規制は解除されたみたいだね

>>287
唯梓wikiのこと?
ピンクで統一されていて俺は好きだけどなぁ

289:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/29 21:13:25 bfs8U8wA0
俺もゆいあずwikiの感じ好き

290:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/29 21:26:40 9sGdUMNW0
ところで>>198の続きはまだですか

291:198
10/12/30 00:38:05 h7F48sw60
明日の夜とか言っておきながら、極度の遅筆で申し訳ありません。
必ず後編も完成させて投下するので、どうかもう少し待っていて下さい。
本当に申し訳ない。

292:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/30 00:48:48 xsBho1Q60
>>291
大丈夫、気長に待つから

293:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/30 01:20:39 PHAMrZA4O
端っから規制されてないauに死角はなかった

294:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/30 01:32:05 L2VfTV1TO
今年も残すところあと二日…

唯の大掃除を手伝いに来る通い妻あずにゃんでも妄想するか

295:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/30 01:34:14 CN6rjpXN0
間違いなく憂は空気を呼んで2時間強の買出しに行くだろうな

296:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/30 01:50:03 L2VfTV1TO
唯が一人暮らしならその必要はなかろう

297:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/30 01:59:34 UM/pmGcM0
梓「なんかヒマだなぁ。唯先輩に会いたいなぁ……いくら彼女でもこんな時間にきっと寝てる唯先輩呼び出してみてもいいものなのかなぁ……」

298:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/30 02:12:20 esnoF2+nO
唯があずにゃんの大掃除を手伝う事になって一緒に掃除をしているとぶ厚いアルバムらしき物を発見 唯は勝手に中身を見てみると・・・みたいなのお願いします

299:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/30 03:18:49 MDYN8gfC0
>>297
忙しいなかでも無理やり時間作って唯に会いに行く方があずにゃんぽい気がする

300:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/30 03:30:46 hxAHMq3b0
梓が唯のこと考えた時は既に唯は梓の傍にいそう

301:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/30 03:42:17 FT5ih03/0
梓:自分がすべき事はきちんとこなしてから欲望に走る
唯:とりあえず欲望を満たしてから次の事を考える

こんなかんじかね?

302:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/30 09:28:57 6DbgKTnl0
普段見れない唯のジーンズのお尻に興奮する梓、とかどうよ

303:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/30 11:42:24 JbYUEXpV0
>>302
憂「ねえよ」

304:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/30 12:13:39 ddKeLN33O
梓が我慢出来ずに唯に会いに行くよりその逆のほうがありそう
唯は絶対我慢できんだろ

305:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/30 12:55:13 1/X8znzf0
人が少ないようなのでSS投下しちゃいます。
スレ12のムギが暴走したSSの続きです。
ムギがちょっと壊れるので注意。
だらだらと長くなってしまいますた。何回かに分けて投下したいと思います。


「あずにゃん、あ~んしてぇ。」
にこにこと嬉しそうに口を開けて待機する唯先輩。
ピンクオーラ全開でハートを飛ばしまくっている。
昨日無事に2度目を迎える事が出来た私達。唯先輩は、その余韻が冷めやらぬといった感じだ。
「・・・・・・。」
その気持ちは分かり過ぎるくらい分かります。私だって同じだ。けれど・・・。
私は無言で唯先輩のおでこを押さえた。
ステイです、唯先輩。てか空気読んで下さい。

昼休み。私と唯先輩は部室に召集されていた。
昼休みなのでお弁当持参。重苦しい雰囲気の中とりあえずお弁当を食べていたわけだけれ
ど、唯先輩は空気を読む気がゼロの様だった。
冷やかな視線が突き刺さる。
誰に召集されたかって。
「おーおー、仲のいいこって。」
それは昨日の騒動の1番の被害者、律先輩。
いや、1番の被害者は私だろうか。
昨日、澪先輩に唯先輩とのにゃんにゃんの事を相談していたらムギ先輩が乱入、そこから
色々あってムギ先輩が我を忘れ暴走する事態となり、私は追いかけ回される羽目になった。
途中、唯先輩と律先輩も加わり、3人でムギ先輩に追い回されたのだけれど、唯先輩が律
先輩を囮にして、私達2人は難を逃れたのだ。
訳も分からず追い回された上に囮にされた律先輩。
この上なく不幸である。
私は羞恥プレイと、恐怖に寿命が少し縮みはしたが、その後は唯先輩と心も身体も通じ合えて、結果おーらい。
うむ、やっぱり律先輩が一番の被害者ですね。
おまけに律先輩は、部室に1人取り残された澪先輩の回収にも尽力した。
私達がにゃんにゃんしている最中に。
いや、私も少しは協力しましたよ?澪先輩の事を律先輩にメールで知らせたり。
唯先輩も澪先輩にメールを送ってくれた。
その後は、返信のメールを読む余裕も無いほど、2人である事に没頭していましたが・・・。
だって。律先輩は自分に任せろって言うし、私達も今まで少しすれ違いがあったからその
分色々と盛り上がってしまって・・・。
「ぶぅ。あずにゃんのけちぃ。ちょっとくらいいいじゃん。」
唯先輩がぶーぶーと可愛い顔で文句をたれる。
勿論、昨日の事は私も唯先輩も謝った。
澪先輩も律先輩も許してくれて、ムギ先輩は私達に謝ってくれた。
しかし、許してはくれたものの、律先輩に事の詳細の説明を求められ・・・。
私達3人は、今こうして部室に集っているわけである。
まぁ、律先輩だけ事情を知らないのだから、その気持ちも分からなくはないけれど。
正直言って楽しい集まりではない。というか、かなり気が重い。
事の詳細ってつまりは、私と唯先輩のアレの話もしなくてはいけないのだから。
何が悲しくて軽音部員全員に私達のにゃんにゃん事情を知られなくてはならないのか。
そんな中、唯先輩は一人で楽しそうである。
理由は言わずもがなだ。昨日からあのテンションだし。
そりゃあ私だって嬉しい。昨日はお互いの気持ちを再確認できたし、1か月ぶりに触れ合えたのだ。
本音を言えば、私だっていちゃいちゃしたい。
けど、ほら。
ほら、見て下さい唯先輩。昨日迷惑を掛けてしまった律先輩のあのジト目を。幸せオーラ振り撒いてる場合じゃ・・・。
「じゃ、あずにゃんがあーんして。」
唯先輩がニコニコと卵焼きを差し出してきた。
うん。まったく見ていない。


306:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/30 12:57:39 1/X8znzf0
「で、昨日の騒ぎは何だったんだ?ムギも澪も話してくれないし、訳が分からん。」
「・・・・・・。」
根負けして卵焼きをパクつく私に、律先輩が話を切り出した。唯先輩のことは放置することにしたらしい。賢明な判断だ。
私は卵焼きを飲み込む。
確かに、澪先輩は話せないと思う。説明するとなると、律先輩を誘惑なんちゃらって件も話さなければならなくなるし。
おまけに話の内容がにゃんにゃんの事だ。澪先輩が口にするにはハードルが高かろう。
ムギ先輩も、一応私達のプライバシーを尊重してくれたようである。
「や、ちょっと色々ありまして・・・。」
今度はウインナーを差し出す唯先輩を押さえながら、私は語尾を弱めた。
「だから、色々ってなんだよ。なんで梓はムギに追われてたんだ?」
「そ、それは・・・。」
言えない。
澪先輩に唯先輩とのにゃんにゃんについて相談、そこにムギ先輩も加わり、3人で2人を
誘惑する話をしてて、そこから逃げ出そうとしたら追い掛けられた、なんて言えない。
「3人でちょっと話をしてたんですけど、私がそこから逃げようとしたら追い掛けられて・・・。」
「話?ってなんだよ。逃げたくなるような話ってどんなだよ。・・・そういえば、部室行
こうとしたら、ムギに今日の部活は中止とか言われて帰らせられたんだよな。なんだったんだ?あれも関係あるのか?」
うううっ・・・。
私はウインナーを噛みしめる。
「ちょっと、恋愛的な相談をしてたんです・・・。」
とりあえず、にゃんにゃんと澪先輩の話には触れない方向で話を進めたい。
澪先輩が律先輩と進展したいと思っている事は、私が言っていい話ではないと思うし、そ
れににゃんにゃんの話なんて、私が恥ずかし過ぎる。
澪先輩の事は、唯先輩にも話していなかった。
「恋愛って、唯の事・・・だよな?」
「はい。だからムギ先輩は気を利かせてくれたんだと思います。」
「え?私?」
「いいから唯先輩はこれでも食べてて下さい。」
私は唯先輩の口に唐揚げを押し込んだ。
「なるほど、それで帰らせられたわけだ。」
「ところで律先輩は昨日どうやってムギ先輩の暴走を止めたんですか?」
「ああ、梓がいなくなったからなのか、結構あっさりと正気に戻ったぞー。しばらくは走らされたけどなぁ。」
「それは、本当にすいませんでした。」
私は頭を下げる。
「いやまぁ、それはもういいって。ムギと梓を離したのは結果的に良かったと思うし。じ
ゃなかったらいつまでも追い駆けられあああぁぁぁっかゆいっ!!!・・・てたかもしれないしな。」
話の合間になにやら意味の分からない叫びが入ったのは、私が唯先輩の汚れた口元を拭いていたからなのか、そうでないのか。
だって、口元が汚れていたら気になるじゃないですか。
しかし唯先輩。昨日は「りっちゃんなら大丈夫」としか言っていなかったけど、もしかしたらそこまで考えていたのかもしれない。
ムギ先輩は私を追っていた。そのムギ先輩から私を遠ざければ事態は収拾に向かうのではないかと。
「あずにゃん、もいっこ唐揚げちょうだい♪」
って、そんなわけないか。
「んーおいひ~。」
「・・・・・・。」
う~ん。・・・どうなんだろ?
「で、恋愛相談ってなんなんだ?お前らに相談するような問題なんてあるのかよ?はっきり言って見当たらないんだけど。」
「うぐっ・・・。」
話を逸らせたと思ったのに軌道修正されてしまった。
「いや、それはちょっと・・・。」
言えない。唯先輩と初めてごにょごにょしてから1カ月も経つのにキス以上の事が無くて
、それが不安で澪先輩に相談、昨日律先輩が大変な目に合っている時にその問題ももう色
々と解決しちゃいました~、なんて言えない。

と、思っていたのに。

「1カ月くらいえっちぃ事してなかったからだよ~。」

「「・・・・・・はぁ?」」
私と律先輩の声が見事にシンクロする。


307:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/30 12:59:39 1/X8znzf0
あっさりと暴露してくれちゃってる唯先輩に、私は耳を疑った。
え?今なんて言った?
ごめんなさいよく聞こえなかtt・・・。
「1カ月くらいえっちぃ事してn「にゃあああぁぁぁぁあぁぁっっ!!!」
私達が聞き取れなかったと判断したのか、もう一度繰り返そうとする唯先輩の言葉を、私は叫び声で遮った。
「・・・・・・。」
静まり返る室内。
一拍置いて振り返ると、そこには顔を引き攣らせる律先輩がいた。
「・・・え?何?どういう・・・こと?」
ああ、聞いちゃったんですね。聞こえちゃったんですね。そりゃ聞こえますよね~。
私はがっくりと肩を落とした。
「どしたの?あずにゃん?」
項垂れる私の頭を、唯先輩がよしよしと優しく撫でる。
どしたの?じゃない。
「えと・・・。もしかしてお前ら、もうそういう事する仲なの・・・?」
「えへへ。うん、そだよー。」
「うわああぁぁぁんっ!もういいじゃないですかその話はーーーーーっ!!!」
唯先輩もさっくりと肯定しないで下さい!さっくりとぉぉっ!!
私の苦労が水泡に帰した。
今までろくに話を聞いていなかったのに、何故このタイミングで入ってくるのか。
「私としてはあずにゃんの事もあずにゃんとの関係も大事にしたかったから我慢してた部
分もあったんだけど、それが逆にあずにゃんを不安にさせちゃったみたい。」
「ふにゃあああぁぁぁぁっ!!」
唯先輩は照れたように笑い、私は悲痛な叫び声を上げる。
ううう・・・恥ずかしい・・・。死にたい・・・。絶っ対からかわれる・・・!

しかし。

「もしかしてお前ら、もうそういう事する仲なの?」
「え?うん。」
?あ、れ・・・?
「もしかしてお前ら、もうそういう事する仲なの?」
「え?えと・・・う、うん・・・。」
「・・・・・・。」
律先輩の様子がおかしい。壊れたラジオみたいになっている。
唯先輩もさすがに戸惑っているようだ。
「お前ら、もうそういう事する仲なのか?」
「「・・・・・・。」」
真顔が怖い。
私達が押し黙っていると、ふうっと律先輩が息を吐いた。
「唯と梓は、付き合ってどれくらいだっけ?」
律先輩の問いに私達は顔を見合わせる。
「・・・もうちょっとで半年、です・・・。」
唯先輩が答えた。
「あはは、半年か。そうか半年か。あはははは。」
怖い。
「私なんて・・・えーと、3年?付き合ってもう3年以上だぞ?なのに・・・。あはは、笑っちゃうな。」
「「・・・・・・。」」
笑えない。すっかり羞恥が吹き飛んだ。
つまりあれですか?私達は付き合って半年も経たないうちに進展したのに、自分達は3年
以上も付き合って未だ進展がなく、やりきれない気持ちでいっぱいだと。そういうことですか。
「え?もしかしてりっちゃんと澪ちゃんってまだだったの?」
「・・・・・・!」
唯先輩の一言に、律先輩がぴくりと肩を揺らした。
唯先輩、たぶん今それ禁句です。ああ、天然って恐ろしい。ここは黙って聞く場面でしょうに。
「わ、悪いか!?私達はお前らとは違うんだ!清らかで真剣な付き合いなんだよ!」
案の定律先輩が吠えた。

308:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/30 13:02:05 1/X8znzf0
「!?私達だって清らかで真剣なお付き合いだよ!?」
意外にも唯先輩がそれに応戦する。
「私達の付き合いは純愛なんだ!ピュアなんだ!イノセントらぶなんだ!お前達と一緒にするな!」
「私達だってそうだよ!いのせんとって何だっけ!?」
「やる事やってて何がピュアだよ!?」
「純粋に愛してるからするんだよ!純愛だよ!」
えーと・・・。口を挟む隙がない。
というか、言ってて恥ずかしくないですか?私は恥ずかしいです。
「言いたい事は分かるし理解できるけど認めたくないっ!!とにかく学生の本分は勉学
だ!異sじゃなくて、同性に現を抜かしてちゃいかん!!」
「勉強なんて元々してないもん!りっちゃんだってそうじゃん!」
確かに説得力無い。しかし、言い切らないで下さいよ、唯先輩。
「私が言いたいのは、学生にはまだ早いってことだよ!」
「そんなことないよ!愛し合う2人に年なんて関係ないよ!!」
「ああっ!かゆい!!」
律先輩が首を掻き毟る。
「りっちゃんは澪ちゃんとそーゆー事したくないの!?」
「っ!・・・ぜ、全然!!私はまだそんなの考えた事もない!!」
「ほんとは!?」
「すいませんしたいです!!」
折れるの早っ!
「だよね!そうだよね!?好きだったらちゅーとか色々したくなるよね!?」
「当たり前だろ!・・・なのに澪がっ・・・!!」
「大事なのは付き合った期間じゃないよ!年じゃないよ!」
「そうだそうだ!学生だって健全じゃない事したいんだ!」
「大事なのは、大好きって気持ちなんだよ!」
唯先輩は拳を掲げ力説する。
何この展開。
「私はあずにゃんが大好きなんですっ!!」
「私だって澪が大好きだっ!!」
まぁとりあえず。
私は唯先輩が大好きです!

バンッ!「私は百合が大好きよっ!!!」

「「「・・・・・・。」」」
室内が水を打ったように静まり返った。

全員が唖然とする中、扉の開け方は昨日で学んだらしいムギ先輩がゆったりとした足取り
でこちらに近づいてくる。
「私、女の子同士って、凄くいいと思うの。」
「「「・・・・・・。」」」
口にせずとも、あなたの嗜好はみんな知っている。
ムギ先輩は律先輩の両手をぎゅっと掴むと目を輝かせて言った。
「りっちゃん!私、相談に乗るわ!」
既視感。
最早、嫌な予感しかしなかった。


とりあえずここまでです。続きはまた後日投下したいと思います。
無駄に長くて申し訳ない。
短くまとめられる方が羨ましいです。
では、駄文失礼しました。

309:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/30 13:38:31 C51Q7uk10
>>308
すごく面白かった!!
自分的には細かい描写のほうが好みなのでありがたかったです、お疲れ様!!

310:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/30 13:51:55 vtCOPUpe0
>>308
GJだけど一回の投下量をもう少し増やして欲しいな
10レス未満ならさるもくらわないだろうし

311:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/30 18:01:17 NPShUAA30
>>308
GJ! 続きも頑張ってくれ!


312:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/30 23:16:02 ddKeLN33O
そういえばコミケの報告が全くないけどどうだったんだろうか
いい唯梓本はあったのかな?

313:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/30 23:35:38 b/xJkSR2O
疲れてて報告してる暇がないんじゃないの
明日もあるし

314:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/30 23:38:35 vtCOPUpe0
コミケにここの住人は誰も行ってなかったりして
最近の廃れ具合をみるとかなり人減ってそうだし行ってる人がいなくてもおかしくない

315:198
10/12/30 23:43:53 h7F48sw60
流れを切るようですみませんが、SSの後編が完成したので投下させて頂きます。
遅れてしまい大変申し訳ないです。これからはしっかり書き上げてから投下します。
次レスよりお借りします。

316:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/30 23:45:03 h7F48sw60
ピリリリリ、ピリリリリ……

(ん……)

枕元で耳慣れた音が鳴っている。

ピリリリリ、ピリリリリ……

重い頭を上げて、窓の外にチラリと目を向ける。
霧雲一つ無く澄んだ夜空には、望月が黄金色の輝きを堂々と放っていた。
鳴り続ける携帯を手に取り、液晶パネルの時刻を確認する。十八時三十五分。
同時にそこには「唯センパイ」の五文字が浮かんでいた。

(唯先輩……)

私は電話に出ることを躊躇った。
まるで、あの小説の悲劇を辿るような展開。
ここで先輩の優しさに縋ったら、今にも溢れ出しそうなこの想いを堪え切れることはできないだろう。
唯先輩は寛大な心の持ち主だから、歪曲した私の激情だって受け止めてくれる。と、思う。

別に、自惚れているわけではない。
何となくそんな確信が持てるだけ。唯先輩は優しすぎるから。

だからこそ、怖い。
間違った道に唯先輩を引き摺りこんで、あの話のように傷付けてしまうことが何よりも怖い。
周囲から白い目を向けられて、親にバレて別れざるを得なくなって、唯先輩のことを忘れなきゃいけなくなるなんて……

そんなの絶対……嫌だ。

無機質な音に神経を強張らせながら、時間は刻々と過ぎていく。
三十秒くらいが過ぎた頃だろうか。着信音はピタリと鳴り止んだ。
イルミネーションの消失した携帯を手に取り、恐る恐る着信履歴を確認する。

十八時三十四分 唯センパイ
十八時五分   唯センパイ
十八時三分   唯センパイ
……
…  


317:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/30 23:46:07 h7F48sw60
数えてみたら、「唯センパイ」十八件。
それと、「律センパイ」三件、「澪センパイ」二件、「紬センパイ」二件、「憂」一件、「純」一件。

計二十七件。そのうち三分の二は唯先輩からだった。
きっと私が部室を飛び出してから、日没を迎えた後も必死に探してくれていたのだろう。
膨大な履歴数に驚く暇もなく、再び着信音が鳴り始める。

ピリリリリ、ピリリリリ……

画面を見る。唯センパイだ。

これ以上、心配をかけるわけにはいかない。
でも電話に出てしまえば、今の日常には二度と戻って来れない。そんな気がする。
矛盾する二つの自分。堂々巡りの葛藤が続く。

ピリリリリ、ピリリリリ……

三十秒経っても、六十秒経っても、着信音が鳴り止む気配は一向に無い。

最低だよ……私。
結局どっちを選んでも、唯先輩を傷付けてしまう結果に変わりはじゃないか。
電話に出れば、唯先輩は安心するだろう。でも、彼女を間違った道へ誘うことになる。
電話に出なければ、唯先輩を堕落させることはないだろう。でも、必死で探す彼女の気持ちを裏切ることになる。

ピリリリリ、ピリリリリ……

優に九十秒は経っただろうか。着信音はまだ鳴っている。
流石にこれ以上、無視を続けるわけにはいきそうもなかった。

私はついに、行動を起こす決心を固めた。

もう……これしかない。
こうするしかないんだ。二人が不幸を免れるためには。

震える指先に力を込める。 



318:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/30 23:47:03 h7F48sw60
ピッ。


プッシュ音と同時に跳ね返ってくる、電話の主の声。

『あっ、繋がった!あずにゃん!?』

唐突に繋がったからか、唯先輩は裏返ったような高音を発した。

「……唯先輩」
『良かった、良かったよ……!本当に無事で良かった……!』
『りっちゃんと、澪ちゃんと、ムギちゃんと、それにさわちゃんにも頼んで……皆で手分けして探していたんだよ』
『もう、すっごく心配したんだから……』
「……ごめんなさい」

涙を目に溜める唯先輩を浮かべて、心がズキンと痛む。
それでも私の声を聞けたからか、その声には少し安堵の色が戻ったようだった。

『うん……もういいよ。こうやって声を聞かせてくれたから』
「……」
『あずにゃん……今、どこ?』
「それは……言えません」
『……どうして?』
「唯先輩を……傷付けることになってしまいますから」
『……』

暫しの間、唯先輩は何も言わなかった。
やがて、静かに沈黙を破る。

『あずにゃん……今日さ』
『何か辛いことを思い出して……部室を飛び出したんだよね』
「……」
『私には分かるよ。だってあの時、私のこと……とても悲しそうな目で見ていたから』
「……」
『ねぇ、あずにゃん。もし良かったら、私にその悩みを話して…』
「ダメです!」
『!』


319:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/30 23:48:02 h7F48sw60
つい大声を上げてしまった。
電話口の向こう側で、はっと息を飲む音が聞こえる。

「ダメなんです……この悩みは、絶対に話すわけにはいかないんです」
『あずにゃん……』
「話したところで……何が変わるわけじゃない」
「偏見に満ちた世界なんて……何一つ変わりやしない」
『……』
「それに……何よりも」
「私の悩みを打ち明けることは、唯先輩を傷付けてしまうことに等しいから」

分かって下さい、唯先輩。

「お願いだから……これ以上私に構わないで下さい」

全ては、あなたのためだから。

「これ以上、私に……優しくしないで……」


─あずにゃん。


ふと。
私を呼んだ声。

とっても、優しくて。
とっても、柔らかくて。
とっても、温かいその声は。


─好きだよ。


氷のように冷え尽くした、堅牢な私の心を溶かした。

『あずにゃんのこと、大好きだから……傷つくのなんてへっちゃらだよ』
『一人で苦しんでいるあずにゃんを見ている方が……私にはよっぽど辛い』

『会いたいよ、あずにゃん』

私だって……
会いたいですよ。 


320:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/30 23:49:02 h7F48sw60
でも、世間はそんなに寛容じゃないんですよ。
同性愛者と聞いただけで、奇異の眼差しを向けられるんですよ。
女同士が愛し合ったところで……幸せな未来なんて用意されていないんですよ?

『そんなことないよ』

泣きながら訴える私の憂慮を、唯先輩はきっぱりと否定した。

『私たちまだ……何も始まってすらいないじゃん』
『未来なんて、変えようと思えばいくらでも変えられるんだよ』
『ううん、変えてみせる。あずにゃんと一緒なら、何でも乗り越えられるって信じてるから』

確証なんてないのに。
唯先輩の言葉は、勇気と自信で満ち溢れていた。
沈降していた硬骨な感情が、不思議な揚力によって引き上げられていく。

『それに……』
『私たちには、信じてくれる仲間がいるから』
「…!」

仲間。
歪な感情を自覚して以来、切り捨てるしかないと思っていた存在。
今は仲が良くても、真実を伝えれば途端に態度を翻すだろう。そう思い込んでいた。

『りっちゃんも、澪ちゃんも、ムギちゃんも、さわちゃんも、憂も、和ちゃんも、きっと純ちゃんだって……』
『みんな、理解のある人たちだから。私たちのこと、必ず受け入れてくれる。私はそう信じている』

周りの人たちを信じるなんて、考えたこともなかった。
だって、付き合ってしまえばみんな敵だと思っていたから。たとえそれが親友でも。

でも、今なら……もしかしたら。
信じられるかもしれない。根拠なんて何一つ無いけど。
唯先輩と一緒なら……本当に不思議だけど、大丈夫な気がする。

『だから……あずにゃん』
『会いたい……会いたいよ』

私は……

あの声を、もう一度聞きたい。
あの笑顔を、もう一度見たい。
あの温もりを、もう一度感じたい。

「唯先輩っ……お願い、来て……!」

抑え込んでいた感情が、爆発した瞬間だった─




321:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/30 23:50:02 h7F48sw60
三十分後。

インターホンが鳴るよりも早く、ガチャリと玄関のドアを開ける。
その勢いで、両手を広げながら愛おしい胸の中へと飛び込んだ。

「唯先輩っ……うう、ぐすっ……」

何も言わずに私を抱きしめる唯先輩。
その腕は力強く、決して私を離そうとはしなかった。
もちろん、私だって離れる気は更々なかったけど…

「……寒いから、中入ろっか」

玄関先で抱き合ったままのわけにもいかず、とりあえず私の部屋へと移動する。


部屋に到着するや否や、私は再び唯先輩に抱きついた。
唯先輩は胸の中で、しっかりと私の身体を受け止めてくれる。

背中に回された両腕は、温かくて。
ふわふわな栗色の髪の毛からは、良い匂いがして。
密着させるように押しつけられた豊潤な膨らみは、柔らかくて。

何もかもが、愛おしくて。

足をもつれさせるようにして、私たちはベッドへと倒れ込んだ。
押し倒すような体勢の私を、唯先輩は全身を使ってぎゅっと下から抱きしめてくる。
その感触に少しの間身を委ねるも、腕を立てて意志を表示する。
それに答えるかのように、唯先輩は私を抱きしめる力を緩めた。

唯先輩と目が合う。
熱い視線、紅潮した頬、漏れる吐息。
そして……瑞々しい唇。

全てが魅力的だった。
欲しい。唯先輩が欲しい。
離れて行かないように、唯先輩を私のものにしたい。

目を閉じて、顔を近づけようとした時だった。 


322:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/30 23:51:02 h7F48sw60
「あずにゃん……その前に、聞かせて」


─私のこと、好き?


ずっと封印してきた、その言葉。
もう迷うことはない。今ならはっきりと言える。


─好きです、唯先輩。


「ありがとう……私も好きだよ、あずにゃん」

その言葉を最後にして。
私たちはそっと、唇を重ね合った。

柔らかい感触が伝わる。

「んっ……」

大好きな人との、初めてのキス。
それは、想像していた唯先輩の唇よりずっと柔らかくて。
幸せで、気持ち良すぎて、おかしくなってしまいそうだった。

「ふむっ……」

私はさらに強く唇を押しつける。
呼応するように、唯先輩の腕が首に回される。
啄ばむような短いキスを繰り返した後、どちらからともなく舌が割って入る。

「んん……ちゅくっ……唯先輩……」
「はむぅ……んちゅ……あずにゃん……」

唇と唇を繋ぐのは、唾液の応酬によってできた銀色の橋。
荒くなる息遣いと、無意識に漏れる声が二人の興奮を高めていく。

何度も何度も、蕩けるような甘いキスをして。
やがて私は、白いブラウスの第一ボタンに手をかけた。

「いいよ……あずにゃん、来て……」 

それが私の覚えている、最後の言葉だった─  




323:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/30 23:52:01 h7F48sw60
ピリリリリ、ピリリリリ……

(うーん……)

枕元で耳慣れた音が鳴っている。

ピリリリリ、ピリリリリ……

気だるい上半身をゆっくりと起こす。
横を向くと、幸せそうな寝顔が月明かりに照らし出されていた。

(そうだ私、唯先輩と……)

今さらながら、先程まで無我夢中だった自分を思い出して恥ずかしくなる。
一体私たちは、どれだけ行為に没頭していたというのだろう……

とりあえず携帯を手に取り、液晶パネルの時刻を確認する。

「二十二時四十五分……って、お母さん!?」

電話をかけてきたのは、父と共に年末のジャズ公演で出張している母だった。
こんな状況でかけてくるなんて……あまりにもベタ過ぎるよ。
かと言って、しらばっくれるわけにもいかない。軽く咳払いをした後、通話ボタンを押す。

「も、もしもし」
『やっと出たわね、梓』
「え?」
『もうこれ、三回目のコールよ?』
「ごめん……ちょっと寝ちゃっててさ」
『家にいるの?』
「うん」
『そう……今日、クリスマスだけどお祝いできなくてごめんね』
「ううん、全然気にしないで」

そういえば今日、クリスマスだったっけ。
せっかくのパーティー、台無しにしちゃったな……先輩たちに謝らなきゃ。

『明後日、お父さんとプレゼントを持って帰るから、楽しみにしててちょうだい』
「……ありがとう」
『それじゃあ……メリークリスマス、梓』
「メリークリスマス、お母さん」
『おやすみなさい』
「……おやすみ」

そう言って、通話は切れた。
唯先輩が寝ていて良かったけど、騙しているみたいで少し罪悪感があった。

……いつか。
お母さんとお父さんにも、このことを話せる日が来るのかな。


324:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/30 23:53:02 h7F48sw60
そんなことを考えていると、寝ていたはずの唯先輩が突然口を開いた。

「お母さん?」
「わっ……なんだ、唯先輩起きていたんですか」
「うん。声出しちゃマズいと思って、寝たフリしてたの」

ふんす、と得意気などや顔。
特にそれが面白いわけではなかったんだけど。

「……ぷっ」

「っふふ……うふふ」
「あはは、あははははっ」

何だか可笑しくて、暫く二人で笑っていた。
ついの今まで感じていたネガティブ思考は、どこか遠くに吹き飛んでしまったみたい。

「あはは……はぁ、あずにゃん」
「何ですか?」
「私たち、もう恋人だね」
「……はい」

ぎゅっと、唯先輩は私を抱き寄せる。
私も唯先輩の背中に手を回しながら、柔らかい胸元に顔を埋めた。

恋人。
望んでいたけど拒み続けてきた、先輩と後輩を超越した関係。
それは私が、あの小説のような結末を迎えることを恐れていたから。

でも、もう大丈夫。

唯先輩と一緒だから。
仲間を信じているから。
両親にだって、いつか自分から話せると思うから。



「あ……」

ふと唯先輩が、何かに気付いて声を漏らす。

「どうしました?」
「見て……」

その視線を追った先には。

「ホワイトクリスマス……だね」

私たちを祝福するかのような純白のクリスマスプレゼントが、星屑の隙間から優しく降っていた。

END

325:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 00:00:14 zYhxGCwZO
>>314
10日で300消費しといて廃れてるってことはないと思うけど
やっぱ明日明後日なんじゃね

326:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 00:01:21 kKbdR9r90
>>324
GJ!甘酸っぱくていいね

327:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 00:02:02 QTXEqBAr0
>>324
あずにゃん、よかったね!

328:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 00:06:33 Gl234s/v0
>>324
GJ!
唯梓はシリアスも良いね!

329:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 00:09:21 rK8zSujy0
>>324
涙出ますね…お疲れ様です

330:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 00:21:42 iTc9rw1cP
たまには抱き返されて動揺する唯とか見てみたい

331:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 00:24:42 kKbdR9r90
原作で抱き返された時は凄く幸せそうな顔してたな

332:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 00:40:13 MizRRrmP0
ふおおー!の次の4コマだな

三///三 ~? ?
  ▽

333:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 00:44:24 0QYEvKZY0
早いもので今日は大晦日か
今年は唯梓的に素晴らしい一年だった
来年も二人が幸せに過ごせますように

334:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 00:45:24 ffT4z4FsO
>>324
唯の台詞がいいっすね~
GJ!!!!

335:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 01:02:02 kvdQnHR/O
大晦日は案外家でまったりと過ごしながらガ○使とか見てそう

336:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 01:06:06 OXfvm13T0
SSろだに投下しました。
ちょっと個人的な観点から梓の内面を描いているので、そういうのが苦手な方は回避お願いします。
passはyuiazuです。
URLリンク(www5.puny.jp)

337:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 01:17:42 /Wuw1tuHO
大晦日は親が出かけてる梓のために、唯が平沢家に招待するよ
唯憂梓の三人でこたつに入っておソバすすってるよ
お笑い見たい唯と(遠慮なんてすっかり忘れて)歌番組見たい梓でチャンネル争うよ

338:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 01:31:51 0QYEvKZY0
>>336
乙!
唯に対する感情の正体に梓が気付いていく過程が良いねぇ

339:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 01:44:43 y1jKX09WO
>>314
逆に考えろ
コミケで出す本の準備に忙しかったんだよ

340:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 02:34:09 hxFztquZ0
>>336GJ!梓→唯の流れが本編とうまくリンクしてて凄く好きだ

341:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 03:28:46 WMpt2AN20
>>337
唯「じゃあこうしよーよ!CMの時は紅白見ていいよあずにゃん!」
梓「……尺が全く釣り合ってないじゃないですか!」

342:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 03:53:01 Ue9aTdde0
ゆいあず本目当てで、コミケ参加してきますぜ。

以前このスレでオススメの同人誌を書いてくれた方ありがとう。
今回の参考にさせてもらいました。

343:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 03:59:13 kvdQnHR/O
>>342
おお、報告を楽しみにしています

344:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 10:31:08 wCbOWHOFO
6時間半の空白か…
さすがに過疎ってきたな

345:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 12:16:27 sOsLhJlqO
流石に年末は仕方ないよお姉ちゃん・・・

346:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 12:24:04 Pav4Eq9D0
まあ最近までの伸び方が異常だったからな
ぶっちゃけスレ速度は以前とほとんど変わっていない

347:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 13:39:01 feJLB2830
        梓 、ヽ
       ,唯 ,◯'´` ヽ
     | .i ,◯',・ i∵ )
     ヽl ∴Y(彡'ヽ ノ、 <ユイアズユイアズ・・・
      \ ノ.二ン /^ヽ
      /⌒i    \ ヽ
      / i /・ ハ ・\) \
     / ,(/        )ヽ \
   / / (    -    .) `ー∠フ
  く二>>´ ( / ヽ■//\)
      /   /ノ く   く
    /    /   |   ヽ
    \    /     |  ,へヽ
    く \ /      |/|ニ|~〉
     `-´        \|_|_/

348:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 13:56:35 OWrw/kNT0
年末は帰省やらコミケやらで人がいなくなるものだよ

349:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 14:01:21 wWoOFQDm0
書き込み少なくてもスレ人口自体が少なくなってなければ別に構わない
話題ないのに伸びててもしょうがないし
何かを語りたい時に反応なかったら辛い

350:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 14:42:10 mQMA+Uu60
年末は帰省だけじゃなくて規制も多いんだよね

351:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 15:23:46 ffT4z4FsO
梓「あの……唯先輩は年末に帰省とか……するんですか?」
唯「ん~ん、しないよぉ~」
梓「そですか、それなら良かったです」
唯「……あずにゃんは?帰省……するの?」
梓「あ、はい……しますけど……」
唯「……そっか……じゃぁ、寂しい年越しに……なっちゃうね……」
梓「……どうしてですか?」
唯「だってさ……あずにゃんが帰省するってことは……私、一人ぼっち……」
梓「なんで一人ぼっちなんですか?」
唯「……そりゃさ、憂だって居るけど……恋人が居ないのは」
梓「だからなんでそうなるんですか?……私が帰省するのは唯先輩の家ですよ」
唯「……はぇっ!?」


勢いで書いた
後悔はしていない!

352:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 17:51:07 er0WSZWR0
テス

353:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 17:58:12 wLlu7quy0
>>351
GJ

今は燃料の低下、年末による帰省や多忙でレスが少ないが
俺の鋭すぎる勘によると多分来年はけいおん第3期 魔法少女リリカルあずさが始まりふたたび活気づくはず

354:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 18:02:08 t7Ubhsbp0
>>351
平沢家三女、平沢梓w

355:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 19:16:43 kvdQnHR/O
少なくとも映画までは活気づいていて欲しいな

356:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 20:08:48 +31LVZLxO
今頃唯と梓は紅白でも見てんのかね

357:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 20:56:53 LykeD190O
コミケ参戦して来たけどいい感じの唯梓本はたくさんあったよ


358:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 21:02:46 Jp0t6MmE0
委託本購入しようと思ってるんだが
何かオススメあったら挙げてくれください

359:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 21:31:48 QE76FxZy0
あずさアフターってのが良かったよ

360:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 22:03:12 sOsLhJlqO
pixivに年越し唯梓画像は来るのかな

361:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 22:28:57 tU+WU61B0
・Gift/STAR LIGHT
・Rebirth!
・ゆいあずの本
・はぴにゅやらびっと
・Sweet*Duet
・LxL/LxL2
・A&Y アズサアンドユイ
・Y&A YUI&AZUSA
・あずさアフター
・YUIAZ CHANGE!!~唯と梓のコラボレーション~
※もう寝ちゃおう!
※ふわぺろ!

サークル名は省略、※印は18禁注意
委託は見込めそうなところとそうでないところがある

一番上は今日の開場後一番最初に買いに行った(2冊)
上から3番目はシンプルなタイトルだが読んでみると結構じわじわ来る
下から4番目は準備号の時点で楽しみだったが、期待通りだった
18禁では昔から買ってる作者なので上の方を推したい

362:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 22:53:58 cmTSPbJ7O
シブを見た限りはいい唯梓本は多そうだったが委託されんのかね

363:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 23:02:26 Jp0t6MmE0
>>359
>>361
ありがとう

今日見た限りだと「あずさアフター」は委託してたけど他は見かけなかった


364:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 23:54:08 er0WSZWR0
今年もありがとう!!
また来年も唯梓を全力で支援しよう

365:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/01 00:06:19 Dyz22V2cO
年明け最初の唯梓

366:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/01 00:10:26 IzwJnxNv0
あけおめ
唯梓に幸多からんことを

URLリンク(www.dotup.org)

367:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/01 00:13:52 /tG93FoSO
明けましておめでとう

スレ住人の皆さん、今年もどうぞよろしく!

368:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/01 00:43:26 A259tGHQO
明けましておめでとうです
今年は映画に期待だね

369:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/01 01:09:06 ZXgjfxem0
今年もいい唯梓でありますように

370:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/01 01:12:43 SNY+gkEJ0
>>361
Rebirth!、ゆいあずの本、Sweet*Duet、あずさアフター、YUIAZ CHANGE!!~唯と梓のコラボレーション~は既に委託開始してるな
委託してるのだと『YUI⇔AZU』ってのも良かった
唯が一人暮らしと聞いて「週7ぐらいで通ってやるです」など好き過ぎて壊れ気味な梓が楽しい


しかしこう見ると結構見落としてたのか…
仕事までの1時間弱では足りなかったか

・はぴにゅやらびっと
・LxL/LxL2
・A&Y アズサアンドユイ
※ふわぺろ!
これらは確認してなかったんでサークル含めkwsk頼む

371:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/01 01:14:17 efOpAc3A0
今年も良い唯梓が見れますように!

372:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/01 01:22:24 SNY+gkEJ0
個人的にはほっぺげ(低脂肪NEW)のコピー本『なかのさんとひらさわさん』が最高の破壊力のイチャイチャぶりだった

映画で再燃して今年も良質の唯梓が増えると嬉しいな
SSでもイラストでも同人誌でも

373: 【大吉】   【1452円】
11/01/01 01:55:18 Ynxxwlwm0
みんなの情報にはいつも感謝してるぜ
とりあえず委託して買えるのは買いたいものだ。

374:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/01 02:00:08 NWcfjmmT0
あけおめ!
コミケでかなーりゆいあず分を補給出来た。>>361にあったのも7割方ゲットした。
途中で軍資金が50円になったんで撤退しちまったのが悔やまれるw

375:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/01 03:29:29 wmhbDICFO
さて姫始めはいつだろう・・・

376:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/01 11:36:28 OOZyjP030
皆さん明けましておめでとう

あずにゃんは今頃平沢家に招待されて、憂特製のおせち料理を唯と仲良く食べてるんじゃないかな

377:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/01 13:53:10 Qn42oe+4O
唯先輩、あずにゃん、スレの皆明けましておめでとう
昨日俺が京都のメロンととらで手に入れた唯梓同人誌を晒してみる

ちいさなこいのうた

YUIAZ CHANGE!!

YUI⇔AZU

はぴにゅやらびっと

あずさアフター

本当は現地に行きたかったが資金難と仕事の関係で時間が取れなかったのが悔やまれる

もう寝ちゃおうとかめっちゃ読みたかった


378:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/01 13:58:40 Qn42oe+4O
>>372
ほっぺげさんところはこないだの大好きなひともかなり良かったから読みたかった


379:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/01 16:19:29 R5rWLPpK0
>>370
・はぴにゅやらびっと(すたーだすとくれいどる)
 パンチラとスク水に定評のあるサークル。うさ耳。

・LxL/LxL2(和紙と鉛球)
 今回初めて買ったサークル。前者はお互いにくんかくんか。後者は鈴木△。

・A&Y アズサアンドユイ(クリアバージョン)
 夏の本はタイトル逆だったと思う。ノーパン唯を身を挺して守る梓。 
 
※ふわぺろ!(MillionsHope)
 ここも初めて買ったサークル。二人ともネコ耳つけてにゃんにゃん。

380:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/01 18:25:52 d826QEJF0
唯梓を特に期待しないでなんとなく買った放課後お茶時間って本が
予想外にいい感じの唯梓で嬉しかった
ここで名前が上がってた本はあんまり揃えられなかったけど……

381: 【大吉】 【1632円】
11/01/01 19:50:25 JasvjMH70
大吉なら今年結婚
お年玉はふたりにあげよう

382:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/01 20:57:40 rqaLZI/l0
結婚か…

383:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/01 21:10:33 /5TjlCXb0
劇場版は2人の結婚式とか胸熱

384:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/01 21:27:36 C7TBs+VmO
劇場版は同棲編だろ
結婚編は第三期だな

385:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/01 22:01:13 7obCYl4E0
>>378
ほっぺげさんは前回のと今回のは委託するそうだ
ソースはtwitterだけど

386:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/01 22:36:27 taoNy1HZ0
たいむとらべらーおもすれかった
ちゃんと纏めて一冊の本にして欲しいくらいだった

387:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/01 22:45:32 C7TBs+VmO
あれって唯梓なの?
読んでないんだけど

388:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/01 22:51:14 IkX+GzL+O
唯梓あけおめ
初詣でいちゃいちゃしてそうだ

389:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/01 23:07:47 6pMVTtwP0
遅くなったけどあけおめ!

同じく冬コミ参加したけど、買ってきたものはだいたい挙がってるようだ。
むしろ買いそびれが多かったぐらい……
委託で買わせてもらおう。情報サンクス

390:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/01 23:53:42 xwGTpfuj0
東北なんだがやっぱ上京するのが一番かね
往復二万円結構痛い

391:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/01 23:55:06 40Z1RfGyO
ほっぺげさんの早く委託される事にして
明日あたり委託で買えるものは買ってこよう

392:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/02 00:02:38 C97kHqUW0
とりあえず通販で買えるもので目についたのは一通り注文した
北東北住まいで同人買うのも一苦労
仙台まで出ればとらとメロンはあるようだが行ったことがないのでどんなものだか

あとはほっぺげさんの委託待ちか
「もう寝ちゃおう!」の委託はないのかなー

393:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/02 00:04:15 g9daF8rQ0
京都と大阪、どっちに行くのがいいだろうか……

394:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/02 01:08:37 JQLj3GPa0
>>392
くれじっとはそこそこ大きいサークルだから委託あると思う
18禁ではあるが唯らしさ、梓らしさが良く出てて面白かった

>>370
ありがとう
委託で買えるか怪しいのは和紙と鉛球だけか

ほっぺげさんのコピー本は委託無いだろうな…
ムギが鼻血出して倒れるような内容なんだが

395:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/02 01:33:58 JQLj3GPa0
あ、間違えた
>>394>>379宛て

396:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/02 07:46:43 oonfoZfiO
甘酒で酔っ払うあずにゃん

397:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/02 11:38:06 nwlBeW+HO
>>385
レス遅れたけどほっぺげさん情報Thanks

>>394
大好きなひとは豊郷のときコピー本で京おんで完成していたから或は…と淡い期待をしてみる


398:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/02 12:15:43 vIn/xK2f0
いい唯梓本結構あったみたいでなによりだな
問題は如何にしてそれらを確保するかだが……


次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch