10/12/18 19:46:52 lSwn1l3n0
憂「で、プレゼントは何が欲しいの?」
唯「あぅ………………………」
唯ちゃんは一生懸命考えているようですが、傍から見ていると単に
ぼけ~っと口を開けて涎を垂らしているだけにしか見えません。
それでも唯ちゃんなりに一生懸命考えた様です。
唯「あいすー (^q^)/」
憂「えっ!?」
憂は余りに衝撃的な答えに言葉が続きませんでした。
憂(去年と丸っきり同じじゃない!)
そうです。昨年と全く同じ答えです。
でも、唯ちゃんはアイスが欲しいのですから仕方ありません。
しかし、憂は余りの進歩の無さに落胆してしまいました。
かと言って「わんわん」とか言われるのも困るので、そのまま従うことにしました。
憂「分かったわ。お姉ちゃんのプレゼントはアイスね…」
唯ちゃんはアイスが貰えると分かりもう大興奮です。
唯「あうー!あうー!キャキャキャキャキャ……♪ (^q^)/」
憂「それで、幾つ欲しいの?」
唯「いっぱい! あいす、いっぱい!(^q^)/」
憂「ダメ!ちゃんと数で答えなさい!」
唯「あぅ……… ('q')」
さあ唯ちゃん困りました!
憂は教育的配慮のため、唯ちゃんにきちんと数を言わせることを
試しているのです。
でも、憂は唯ちゃんが知っている数は、ほんど無いことも知っています。
これは日頃、唯ちゃんが算数のお勉強をサボってきたツケですから、自業自得です。
でも、今回は足し算では無く、単に大きい数を言えば良いだけですから、
池沼な唯ちゃんでも何とかなりそうです。
唯「あぅ……… 」
しかし唯ちゃんは大きい数を考えているようでしたが、いつの間にか
反応が無くなってしまいました。
まるでパソコンがフリーズした様な状態です。
やはり、IQ 25 の池沼さんにとっては難しい問題のようです。
止む無く憂が尋ねます。
憂「ほら、お姉ちゃん!いくつ欲しいの?」
唯「みっつ! (^q^)/」
と言いながら、両手を広げて10本の指を差し出しています。
どう見ても10個のようですが、唯ちゃんは「みっつ」と言って譲りません。
余りにも残念過ぎる答えに、憂は落胆しつつも唯ちゃんのクリスマス
プレゼントはアイス3個ということに決まりました。
それにしても、留年までした1年の進歩がアイス3個という結果に、
憂は深い溜息をつきました。
===おわり===