【けいおん!!】池沼唯・お仕置き8【池沼平沢唯】at ANICHARA2
【けいおん!!】池沼唯・お仕置き8【池沼平沢唯】 - 暇つぶし2ch600:池沼唯の悲しき現実
11/01/09 00:44:12 vi8M+7HS0
池沼唯は、IQ25で全然発達しない残念な子だった。
しかし、妹の憂の激しいスパルタ教育によって、奇跡的に脳内が発達した!

そして唯はなかよし学校を卒業して、就職活動を始める。

唯が今回就職活動をする場所は、どこかの企業のパン工場だ。

面接…

面接官「あなたの名前を教えてください。」

唯「名まえはひらさわゆいです!なかよし学校をそつぎょーしました!(^q^)」

面接官「この会社に入ろうと思った理由は何ですか?」

唯「みんなにおいしいパンを食べてほしーからです!(^q^)/」

面接官「では、あなたの好きな食べ物は何ですか?」

唯「アイスです!(^q^)/」

面接官「あなたは休みの日に何をして過ごしますか?」

唯「うんたんをします!(^q^)/」

面接官「うんたんとは何ですか?」

唯「かすたねっとです!(^q^)/」

それから、幾つか質問をされて面接は終了した。

憂「お姉ちゃん、面接頑張ったね!」

唯「ゆいがんばった!(^q^)/」

憂(これでお姉ちゃんも、社会の役に立つね!)

601:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/09 00:50:28 fEj1hLSN0
期待www

602:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/09 02:49:25 k5EiCKb50
「2ちゃんねる壊滅」? スレ乱立騒動、弱点を外部から突かれたのが原因か
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
URLリンク(dailynews.yahoo.co.jp)
URLリンク(www.itmedia.co.jp)

スレ乱立、削除が激しくなっており、このスレ(アニメ板)が削除されてもおかしくない状況です。
(唯豚スレのあった「なりきり板」はも壊滅状態
URLリンク(yuzuru.2ch.net) 

池沼唯スレも、2ちゃん以外の別掲示板に避難所を設けた方が良いかと想われます。


603:池沼唯の社会貢献
11/01/09 05:11:42 JySmFZBc0
>>18の続き

男は唯にうめき声すら出なくなるまで暴行を加えた後、グッタリしている唯の「おやつ」Tシャツに手をかけ、それを脱がし始めた。

男A「へへへ、豚に服はいらんやろ…」
唯「ぁぅ~…(“q”)」
男B「うわ、いっちょまえにブラなんかつけとるわ!こんなもん、池沼には不要やw」

男は唯のおむつだけを残し、唯を裸にした。
しかし、唯の裸を見た男たちは、言葉を失ってしまう。

唯の体があまりにもだらしなく太っていたからではない。
(たしかに唯の裸はデブで肉が余っており、見事な垂れ乳の3段腹ではあったがw)

その体には、無数の虐待の跡があったのだ!

男B(青あざ、すり傷、切り傷、火傷の跡に、コレは、ムチでうったような跡…)
男A(流石にコレはむごいな…)

さっきまで自分たちもがやっていたこととはいえ、日常的につけられているであろう数えきれない傷に、男たちは言葉を失う。
日夜これだけ暴行されていても、唯はヘラヘラ笑い池沼行動を止めないのだ!

男たちは、池沼の手におえなさを今さらながら実感した。
池沼という生き物は、我々とは行動理念が全く違う得体のしれない生物なのだ!
これ以上、関わってはいけない!

そう判断した男たちは、血を吐き無惨にも気絶している池沼を放り出し、その場を去った。

唯「…(“q”)」


604:池沼唯の社会貢献
11/01/09 05:12:27 JySmFZBc0
ピクッ

男たちが去った後、池沼はゾンビのごとく動き出した。
まったく、ここで死んでもおかしくないのに、あきれるほどの生命力である。

唯「むぅー…いたいれす…」

池沼はもはやさっきまで自分がリンチされていたことは忘れている。
それでも体が痛みだけは感じるが、痛くて泣く元気もない。
しかし、池沼の中で痛みを凌駕する欲求がわきあがったため、のそのそと立ちあがる。

唯「あうー…ぽんぽんすいたれす…(“q”)」

先ほどゲロを吐いて胃の中がカラになったからであろうか?
池沼を動かすのは、食に対するいやしさであったw

唯「うー…?まんまはどこでつか?」

池沼はご飯を探すため、ふらふらと歩き始めた。
意識は朦朧としており、視界はかすんでいるが、唯は食欲だけにつき動かされるのであった。

唯「あう~まんま…ゆいの~」

池沼は自分がであることにさえ気づかず、オムツ1枚のみの姿でその場を立ち去るのだった。

唯「まんまーまんまー(“q”)」

池沼が深夜の道にともる明かりに誘われ辿り着いたのは、近くのコンビニであった。
男たちが先ほどアイスを買いにいったコンビニである。
池沼も以前憂がコンビニでアイスを買ってくれたことは覚えていたので、ここに食べ物があることは知っている。

池沼はコンビニのドアをくぐり、店内に入る。


605:池沼唯の社会貢献
11/01/09 05:13:45 JySmFZBc0
店員「っしゃいあせー…うわっ!」
唯「あうーあうー…(ーqー)」

深夜バイトの店員はやる気なさげに客を見たが、それが池沼であることに気づくと顔をしかめる。

唯「あうー、あうー」
店員(うわ、池沼かよ気持ちワリィ!しかもなんで服着てないんだよコイツ!)

店員は汚いものを見るような目で唯を見る。相手はオムツのみの姿の池沼なのだ、無理もないことであろう。
仮にも年ごろの女性の裸なのだが、ここまでそそるもののない裸も珍しい!!
しかし店員は精一杯の営業スマイルで池沼に声をかける。

店員「いらっしゃいませ~どのようなものをお求めでしょうか?」

唯「あう~あう~」
店員(きったねぇ、よだれが…!しかもさっきから何うなってるんだよ!なんか喋れよ)

レジの前でぼけー、突っ立っている池沼の口からは、よだれがダラダラと床に垂れている。
当の唯は思考がかすんでおり、何も考えることができないww

しかしその時、唯の嗅覚が何かを捉えた!

唯「あう!(゚q゚)」

それはレジの裏側でおいしそうなにおいを放っているおでんであった!

唯「まんまー!ゆいのー!(^q^)♪」
店員「あ、コラてめぇ!」

唯は勢いよくレジに飛びこむと、おでんの鍋に顔を突っこんだ!ビシャーン!!

唯「ぶひひー!あついれすー!!(“Oo”)」

唯は顔面から思いっきり熱湯に顔をつっこんだため、顔中を火傷し悶絶する。
池沼が暴れまわり、結果としてレジはむちゃくちゃになってしまった。
ああ、コンビニ店員あわれ…。


606:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/09 06:35:49 czGPAQGbP
期待

607:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/09 12:17:31 RtFzAjZl0
店員涙目すぎるwww

608:池沼唯の悲しき現実
11/01/09 14:05:00 vi8M+7HS0
>>600続き

それから数日後…

prrrrr! prrrrr!

憂「はいもしもし、平沢です。」

社員「もしもし、こちら唯さんが面接を受けた○○社のものです。」

憂「あ、はい!その節はどうも……それで結果は?」

社員「…残念ながら今回は不採用とさせて頂きました…」

憂「そんな、納得できません!面接は良かったはずですよ…」

社員「確かに面接は良かったです。でも、唯さんは今までたくさんの事件を起こしてきましたよ。」

憂「そ、それは!」

社員「なんでも、近所の公園で小さな子供達を襲ったり、コンビニやホームセンターで万引きや破壊活動…」

社員「やっぱり、そんな問題ばかり起こす人を置いてもこちらが迷惑なんですよ。」

憂「…………」

社員「じゃあ、これで失礼します。」ガチャ!

実際そうなのであった。唯の知能は確かに上がったが、内面は全く変わっていなかったのだ。
公園にいる小さな子供達をいじめてアイスを強奪したり、店でアイスを万引きするなど、
善悪の判断は全然出来ない。むしろ知能が上がったせいでずる賢さも上がり、レベルの高い嫌がらせをするようになってしまった!

しかもこの時代の不況に加えて障害者だ。当然一般人と比べて就職口はかなり少ない。
恐らく他の企業で面接をしても、過去の問題を掘り返されて不採用になるだろう…

結局、唯は努力したがニートになってしまったのだ。
唯は、ニートから逃げられない運命にあるのだろう…ww

まあ、唯本人は毎日アイスが食べれたら満足のようだが、憂にとっては絶望的だろう…

憂「はあ…やっぱりこれが現実なのかな…」

唯「うい!うんたん♪うんたん♪じょーず!(^q^)/」

おわり

609:池沼唯の悲しき現実
11/01/09 14:07:54 vi8M+7HS0
これで終わりです!

池沼唯は一生ニートから逃げられない運命なんだ…

610:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/09 14:11:55 k5EiCKb50
>>603
>その体には、無数の虐待の跡があったのだ!
>
>男B(青あざ、すり傷、切り傷、火傷の跡に、コレは、ムチでうったような跡…)
>男A(流石にコレはむごいな…)
>
>さっきまで自分たちもがやっていたこととはいえ、日常的につけられているであろう数えきれない傷に、男たちは言葉を失う。
>日夜これだけ暴行されていても、唯はヘラヘラ笑い池沼行動を止めないのだ!
>

久々の虐待に期待

やはり池沼にはそれなりの代償が必要だ!


611:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/09 14:20:06 k5EiCKb50
>>609


      万引き常習犯にはお仕置きを!!

                -──-    、
            . : ´: : : : : : : : :l: : : : : : : : : : :\
.           /: /: : :/|: : : :|: : : : : : : l : : : : ヽ
         /: : / \/ |: : : :|、 : : : : : |: : : : : :ヽ
       /: : : :/ \/ __ノ|: : :.|∧ ゝ:_:_:_: : |: : : : : : : : .
        /:/: :.{: : :/   八: : |  ヽ \: : : | : : :|: : : : : :i
 ー三  二ニ ―一三 ― ィ´\|  /⌒ヽヽ:.:|: : : }: : :} : : |  二 / ̄ ̄ヽ
ー三二 ー三:;三 ――‐ 彡'  :/ O } 〉|: :/: : /: : .〈  三_ /´`    \
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ノ  {_   ノ∧人:/: : /: : : :∧ ̄    ,  ̄',--ハ
                  {___. しし'/: : : : :/ :/ヽ: : : : |       ト, |...  {
                   {    /: : : : :/:./ ノ : : |: :|    |_ 」<Lノ‐一{
------------------一---- V ._i';/|/: : : : :/: /Y: : : : :|: :|     {``‐‐--V
――‐ ==`--一`ゝ:::‐''´:' ノ L-/: : : : :/: /: :|: : : : ハノ ``--一`ゝ:::‐''´
     \/  \: : : :>─r ァ t─ァ/: : : /: /: :/: :ノ/
          \:_:_|.:.:.:/./厶ヾ" /|_/|_:/:.:ヽ/
         /YYY.:.:.:.:./.:ィ7ト、V.: /YYヽ.:.:.:.:.:.}
        /\  /.:.:.:.:く〃 // }}'ゆ:{  /∨.::.:./
.       /:.:.:.:.V.:.:.:.:.:.:.{{i // ノノ.い::∨.:.:.:.:}.:.:/

      池沼唯ちゃんにはお仕置きが良く似合う


612:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/09 14:22:14 k5EiCKb50

                  ....---....
  このマヌケ!!    ,. ァ'.::::::::::::::::::::\
              〃/::::::::::::::/:::::::::::::ヽ.  , ‐ 、     ☆
              |{/:::::::: .:::/::::::イ:::. :丶:i/    \    ′
               {ノ::: / .:::/:::::/lハ::ト::. :!:!  , ヘ.  ヽ /    ☆
             /::::::〈:::: /r≧ ノ レ'}::::|:|/    \  .  /´
     r―‐r~~≦⌒ヽ:__:ミ{  ヒ:}  ヒ「厂::リ     ,..:廴_) ̄ミ: . 、
    /   |       }_|:ト、 r‐、 ' /:::「l|    /: :/{::{:::: ::ヽ :: :',  あう~!!
.   /   . ┤        ム |:::| ヽニ. イl!::├'   / /: :/{::{:: ::::ヽ:: :: 'l
   /  / ∧__、  /   l:::|ァ弋ト、j |i::::|     │: :{=/\{:| \ }X:' .:::}
  ノ /  /::::::::::::::::ト- ′  j:::《_,ィ介ト》 !l:: l    |: :ハ --  -- ヽト: :: :|
 /  {  /:::::::::::::::::/    /:::/ ノム|」 小: {    |::j Y  (O O)   {:/:|ノ::|
 廴ノ  .′:::::::::::::::}     /:::/     /:::{ }:|     {八:ゝ_  q   {: ::.:|:;}____
      ノ:::::::::::::::::::ノ    .::::/     '::::::|ぐ     / {>ァr‐‐七 {::リ:/   `ヽ.
    /:::::::::::::::::::/    |::::{     ハ:::::V_>‐ ´   / {メ^く_/∨`  /--、  ヽ
   , ::::::::::::::::::/       }::::|       {:::::::/´   ,. イ{           7   \  ヽ.
   :::::::::∧:::::′     ∨    / |::::::`T¨¨´   V  まんびき  .′    ヽ  '.
    |::::::/ V:::}          .ノ  {:::::::/      {    r‐y‐、    {       }   ヽ
   ⌒`  ∨ ミ 、           厂`         {   ヽ. ノ    {        廴. ノ
        /\/__,         _j         /          '.


613:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/09 15:19:50 akTefU+SP
これらのSSを読むと肛門期以前の発達レベルだと思った。
URLリンク(ja.wikipedia.org)

614:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/09 15:33:15 k5EiCKb50
池沼食い
              . . -―--、
           ,. -‐'´       :.\
            /         ,:      :. :ヽ
          / ,ノ  // 、ハ  ;    :. : :',
       //  i i/ 、/   ', |:. |  :. : :',
       /   /:|, |  /  ヽ jノ: : |'\ i: : :',
      { /  /:./ ハノ ,...、  \j...、 ヽ}: : : ',
       / ,.ィ...ノ :/ : :.| ((0)    '(0)) j!.: : : :',
     {'" !( : ノ   :: |    (O O)   〈 : : : : : i
     ,..-―-ヽハ.  : {.,.,.,.,.,.,.,.|┬l,.,.,.,.,.,.): ; ; ;ハj
    _/,..-―--vt'"゙;:;:;:;:;:;:;:;:;} ̄}:;:;:;:;:;:;`ヽノ
   // 、 ヽ \ 〉ノ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:{  }:;:;:;:;:;:;:;ツ
  /   (_ノ_人,ノノ_)ー-----―---‐--イ
/    /===i /  \ | |\_// / / ,ノ
      /  //    〉 | |   .// /  }

URLリンク(livedoor.2.blogimg.jp)


615:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/09 18:40:43 aI+nyuGV0
ぶひひー

616:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/09 18:44:15 gMRayhH70
ふわふわたいむ

  / ̄\   
  l(itノヽヽl 
 ノリ(l|^ q^ノi <んも“も“も“も“も“もぉぉ!!!きもちいいれす!!あずなんもぉぉぉぉ!!!
  |~~~~ iつ  
  |_____」..…ヴヴヴヴ
(( (_(_ i[]==
   | | 1 ¨…¨ 

    _  
  ,ィ´   `ヽ
 从 ,ノjノヽハ 
  ゝ( ^ q^ノ <い“い“い“よ“ぉぉぉぉ!!おねえちゃああんぁぁ!!いっしょにいこぉぉぉ!!
  |~~~~ iつ  
  |_____」..…ヴヴヴヴ
(( (_(_ i[]==
   | | 1 ¨…¨ 

   _ _
.  '´, 、   ヽ
 ,rlミiレハ从リ!
ノ八(|l ^ q^ノl|ヾ <うい“い“い“ぃぃ!!わたしもぉぉぉ!!いっしょにいぐぅぅぅ!!
  |~~~~ iつ  
  |_____」..…ヴヴヴヴ
(( (_(_ i[]==
   | | 1 ¨…¨ 

  _
  '´/、 ヽヽ
  i ((eヽe)i
 ノ (l|^q^ノl、   <とげっぷり”い”い”い”い”!!!
  |~~~~ iつ  
  |_____」..…ヴヴヴヴ
(( (_(_ i[]==
   | | 1 ¨…¨ 
    _
 . '´.   ヽ
 i L|_!リハリ!_|
 |!(!|`^ q^ノ!|  <ち・ちつう”う”う”う”う”!!!
  |~~~~ iつ  
  |_____」..…ヴヴヴヴ
(( (_(_ i[]==
   | | 1 ¨…¨ 
    __
  . '´i===iヽ
. !. リ゙゙゙""リi
 从(!|^ q^ノ!|  <あ”あ”ん”ん”!! み”おいっちゃったかあ”あ”ぁ”ぁ”んん!!!
  |~~~~ iつ  
  |_____」..…ヴヴヴヴ
(( (_(_ i[]==
   | | 1 ¨…¨ 

617:池沼唯の社会貢献
11/01/09 19:04:00 JySmFZBc0
では、再開


唯「ビーー!!ビーー!!(“q”)」
店員「このクソ池沼がっ!」
バキッ
唯「びゃわーん!いちゃいれすー!(“q”)」

店員は思わず唯を殴る。しかし唯はますます泣き叫ぶ!
怒りが収まらない店員は、唯の腕を掴み、外にひきずりだす。

店員(幸い今は池沼だけだ。証言能力はないし、気の済むまでボコボコにしてストレス解消してやる!)

ああ、やはり池沼である唯は健常者に殴られる運命にあるのか…。

店員「てめぇこっちこい!」
唯「うえぇぇ~ん!うえぇぇ~ん!」

店員は唯をコンビニの裏に連れて行く。深夜だけあって、全く人気がない。

店員「てめぇの鼻水とよだれで台無しになったおでん代のぶんはきっちりおとしまえつけるぜ!」
唯「びえええー!はなすー!(“q”)」

唯は抵抗するが、店員はかまわず唯を殴りつける!

ボコ!ボコ!ボコ!
唯「あう、あう、あう」

店員「この!」
ボコッ!
店員「ゴミクズがっ!」
ドカッ!
店員「俺が!店長に!」
バキッ!
店員「怒られちまうだろが!」
メキッ!
店員「わかってんのか?!」
ゴキャッ!
店員「障害者が!」
メリッ!
店員「社会のゴミが!」
ゴシカァン!

ここでも池沼唯は社会のゴミ扱いされてしまう。
実際そうなのだから仕方がないが、唯一の社会貢献が殴られることとは、なんとあわれな存在であろうか…。


618:池沼唯の社会貢献
11/01/09 19:04:45 JySmFZBc0
唯「ゲヘェ…(“q”)」

気が済むまで顔や腹をボコボコに殴られた唯は、再び地べたで無惨にもくたばっている。
一方の店員は日頃の鬱憤をいっきに晴らせてスッキリとした顔である。

店員「チッ…勢いでボコっちまったが飼い主に知られると面倒だな…」

店員は後始末にまで迷惑のかかる池沼に舌打ちすると、唯をひきずり近くのゴミ捨て場に捨てた。
放置された池沼はピクリとも動かなかった。

しばらくして、深夜の静寂につつまれたゴミ捨て場に

グゥ~~~~

気絶した唯の、お腹の音が鳴った!
続いて

プップス~

唯の放屁の音である!
普段ならブブブーするタイミングだが、胃の中がカラッポなため、中身が出ず、おならだけが漏れたのだ。

唯「ぅ~…まんま、ゆいの…(“q”)」

寝言(?)でも空腹をうったえる池沼唯。
晩ご飯が食べたかっただけの唯は、こうして二度目の暴行を受け、ゴミ捨て場で朝を迎えたのだった。


619:池沼唯の社会貢献
11/01/09 19:09:33 JySmFZBc0
唯「う~…くちゃい(-q-)」

朝の日差し、ではなく、ゴミの異臭で目を覚ました池沼唯。

唯「う“ー!くちゃい!だめー!」
唯「うー…!あうー…」

池沼にとっても不快な目覚めだったらしく、怒りだす唯。
しかし一度騒ぎ出したら止まらない池沼には珍しく、すぐにその声も小さくなっていった。
もっとも、それは唯が黙ることを覚えたのではなく、単にあまりにお腹がすいて力がでないのだ。

唯「うーいー、まんまたべるでつ(-q-)」

池沼はご飯を食べさせてもらうよう憂を呼ぶが、当然ここは家ではないので来るわけがない。
唯はしばらく「うーいー!うーいー!」とうめいていたが、流石に憂が来ないことをさとると、なんとゴミをあさり始めた!

唯「すんすん、すんすん(-oo-)」

唯はよつんばいになってゴミ袋のにおいを嗅ぐ。そこで生ゴミの袋を見つけた唯は、その顔を輝かせる!

唯「あう~♪ゆいのまんまだ~(^oq^)/♪」

生ゴミは既に強烈な異臭をはなっていたが、食欲で感覚がマヒしている唯はそんなことはまったく気にしない。
どうせ普段からものの味などわからずに食べているのだ。

唯「はう~がつがつ!むしゃむしゃ!(^pq^)」

よつんばいのまま袋を破り、動物のようにその中身をあさる池沼唯。
残飯や果物の皮や野菜の切れ端などであったが、空腹で池沼な豚にはじゅうぶんすぎるごちそうであった。

しかし、ご機嫌に生ゴミあさりをするそこ池沼に、たまたまゴミだしに来た近所の主婦が悲鳴をあげる!

主婦「キャー!や、野生の動物?!」
唯「ぶう?!」


620:池沼唯の社会貢献
11/01/09 19:14:12 JySmFZBc0
なんと、主婦は唯のことを豚か何かと勘違いしているのだ!
たしかに度重なる暴行と一晩ゴミ捨て場で過ごしたこともあり、唯の体は薄汚れていた。
おまけによつんばいで生ゴミをあさる唯の姿は人間ではなく豚に近い。

しかし唯は、人間を見てご飯をもらえるかもしれない、と思い無邪気に近づく。

唯「あうー、ゆいにまんまくだt…(^oq^)」
主婦「あっちいけー!」
バシーン!
唯「ぴぎぃーー!!(“po”)」

手に持っていたほうきであらわな背中を思いっきりはたかれ、唯は悲鳴をあげて泣きながら逃げる!

唯「ぶふー!(“@o”)」

唯はいそいで二足歩行で逃げだすが、気が動転した主婦はそれを見てもなお、唯が動物だと信じて疑わない。
どう見ても人間には見えない外見と行動だったためだww

主婦の悲鳴を背中に受け、唯はろくにご飯も食べられないままその場を離れた。
働かざるもの食うべからず、というべきか、社会に貢献しない唯は、憂の慈悲がなければご飯も与えられない。

唯「うーぐすぐす…(“oo”)」

結局またご飯にはほとんどありつけなかった。唯は空腹で豚鼻のまま、とぼとぼと道を歩く。
ひもじさと戦いながら、新しいご飯を探しにいくのだ。

家への帰り方は、もうすっかり忘れてしまった。
憂がいつも持たせていた、GPSがわりの携帯電話も服と一緒になくしたため、憂も唯を見つけてくれない。

唯「うーい、ゆいはここでつよ…」

唯の豚鼻が、物悲しそうに「フゴッ」と鳴いた。


621:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/09 19:39:35 FUP5wtjO0
面白い

622:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/09 20:29:02 k5EiCKb50

         -ー─- 、
     /:/::::::::|::::::l:::::::::ヽ
    /::::/\/_:_ |:::.|∧::::.::::ヽ    う~い、あ~い~す~
   /:::::::.{:::/  八::|  ヽ::::::::::i
   {:/::/::|::/⌒ヽ  /⌒ヽヽ:.:::::::::}
  /::/::::/ {_O ノ  {_ O ノ ヽ::::::::::i
  |:/::::/   し'(OO) し'  /:::::::::::| ヽ、 
  |/:::::.{    r-~ヽ   /:::/:::.:ノ,: : `rヾヾヾ,  
  |::∧:::\  {/__}  /:::/::::::/''  !ヽ、ノヾ          
  \/\::::>──/::/:::::ノ  ,.. -' '  ノヾ
───────────


623:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/09 20:31:56 k5EiCKb50

______________
                    / \         
                   /   \       
                  /      \      
                  /唯 豚 の 家_、_(_ {   
                 //::⌒:::⌒/: :´ : : : : : :`ヽ、
                //:::::::::::::::::{: {ヘ/1: :トヽ:ヽヽ }
__________/. |'⌒⌒⌒ {:::/  |ィソ   l: :}: :}
             │ │'´ '´   {::/ へ へ レリ} ;ハ
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624:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/09 20:32:53 CtZhKfTd0
>>616
池沼唯以外のAAはいらねーぞwww

625:球磨川 禊ψ ◆DMZBuMECHA
11/01/09 21:10:08 cMmhkrn70 BE:2049171449-PLT(12203)
@Reply:>>594
『平沢さん、落ち着いて乗って。まずは、ハンドルを10時10分に持ってください。
この車はオートマチック車ですので、クラッチで悩む心配はありませんよ。アクセルをそーっと踏んで…。

平沢さん、アクセルはこうやって踏むのですよ。僕に運転を代わって。
こうやって静かに踏み込んで、エンジンの音を聞きながら静かに発進するのです。
さっきのは、明らかに危ない発進の仕方だったよ。これでは確実に事故るよ。』

-慣れた手つきで車を走らせて、車の運転の仕方を教える球磨川、-

626:球磨川 禊ψ ◆DMZBuMECHA
11/01/09 21:20:17 cMmhkrn70 BE:1024586429-PLT(12203)
596 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日:2011/01/08(土) 22:42:59 ID:dCyDXZ3R0 [PC]
>車だけではなく歩行者も認識して『30km/h以下の低速走行中』での衝突を未然に回避します

スバルの人は唯を甘く見ていたなw
唯には時速なんて概念理解できまい

『僕は95km/hのスピード感は把握済みです。130km/hも飛ばすとなんか怖い。
30km/h程度はなんか歩いているような感じのスピード感です。65km/hほどで走るのは日常茶飯事です。

原付の法定速度は30km/hでしょ。一般道路にて、30km/hなんかで走っていては危なくてしょうがないし…。』

627:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/09 21:27:04 gMRayhH70
>>625
>>626

628:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/10 00:12:22 35cy3QFD0
ここじゃなくてvipのSSだったと思うけど律が唯のうんちの世話するSSが面白かったな

629:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/10 00:22:31 LH5QVtWw0
>>628 ゆるうんたん

630:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/10 01:17:17 slI3vsAd0
夜分ですがSS落とします。
かなりの長編になりますが、お付き合い頂けると幸いに存じます。
目障りになりましたら、お手数かけて恐縮ですがIDのNGをお願い致します。

題名『OUTside』

631:OUTside
11/01/10 01:18:34 slI3vsAd0


 咽びそうになる悪臭に耐えながら、憂はゆっくりと唯の下着を下ろした。
溜息と共に、憂は呟く。
「眠っている時ならまだしも、どうして起きている時に漏らすのかなぁ」
溜息の事では無い。唯の排泄物の事だ。
唯は大小を問わずに漏らしてしまう。
知能に障害を持つ唯にその処理をさせてもより悲惨な結果を招く事は明白なので、
憂が下着交換の世話をする事が習慣として成立していた。
「きゃきゃきゃっ」
「褒めてるんじゃないよ、お姉ちゃん」
 嬉しそうにはしゃぐ姉を窘めるが、効果があるかは甚だ疑問である。
実際に、唯の顔に反省は見受けられず、快適そうに目を細めて喜んでいる。
(ああ、汚れたオムツが綺麗になるのが気持ちよくて笑ったのか)
 憂の言葉を受けて笑った訳ではない事に気が付いた。
下着と言っても唯の場合、オムツを着用している。
そのオムツの調達コストも中々に無視できない。
唯は幼児でも老人でも無い為に、
スーパーで売っているような幼児用・老人用ではサイズが合わない。
もし唯が尿のみを漏らすのであれば、
中学生以降を対象にした夜尿症用オムツで代替する事はできた。
その商品なら近所のドラッグストアにも売っている。
だが脱糞も頻繁にするので、その方策も使えない。
やむを得ず障害者用に設計されたオムツを使用しているのだが、
少量生産故に固定コストの按分効果が弱い。結果、値段が高めに設定され、
加えて近所のスーパーでもドラッグストアでも売っていない為に
注文する手間さえ踏まなければならない。
(何とかならないかなぁ。お金も時間も掛かるし)
 愛する姉の為なら労を厭わない憂であっても、
流石に排泄に関わる世話は好きとは言い難かった。
排泄に対する手間もコストも抑えたかった。
(何回もトイレの使い方の指導はしてるんだけどな……)
 唯のオムツを替えながら、再度となる溜息が漏れた。
何度教えても唯はトイレで排泄を行ってはくれない。
知的障害を持つ姉故、寝ている時に漏らしてしまう事は仕方が無いと割り切っている。
しかし起きている時くらいは、せめて自力で排泄して欲しい。
(赤ちゃんを相手にするより難しいかもしれない。
お姉ちゃんの持つ障害は重度過ぎて、他の障害者のようにはいかないんだし……)
 オムツを替え終わった時、ふと憂は気付く。
(赤ちゃん?そうか、赤ちゃんの躾を参考にすれば……)
 憂の頭に閃くものがあった。
(そうだ、アレを使えばいいんだっ)
「あうー、ゆいのパンツ、綺麗綺麗。きゃきゃきゃっ」
 晴れていく憂の心を代弁するように、唯が喜びを露わにしていた。
その唯に視線を投げかけながら、憂は決意を告げる。
「お姉ちゃん、下着が新鮮だと気持ちいいでしょ?
ちゃんと自分でトイレができるようにしてあげるからね。
そうすれば、その快適さをずっと味わう事ができるよ」
「あうー?」
 憂の言う事が理解できなかったのか、唯は訝しげに首を傾げた。
だが意味が伝わらずとも構わない。
躾などと云うものは、習慣として身体に覚えこませるものであって、
論理として理解させるものでは無いからだ。



632:OUTside
11/01/10 01:19:52 slI3vsAd0


「ただいまー」
「あーうー」
 買い物から家に帰った憂を、間の抜けた声が迎える。
その声音には不満の色がありありと表れている。
「あれ?お姉ちゃん起きちゃってたんだ」
 今日は買い物に行く為に唯を敢えて起こさずに、そのまま家を出た。
買い物に唯を連れて行く事は度々あったが、
本日はいつもの買い物コースから外れる為に、大事を取って唯を連れて行かなかった。
(朝起こさずに放置しとけば、大抵昼過ぎまで寝ちゃってるんだけどな)
 今日はその”大抵”から逸れる日に当たったようだ。
「あうーっ。ゆい、お腹減った。
むふぅー」
 酷く不機嫌なのは、朝食を取っていない為であろうか。
(お姉ちゃんの部屋に朝食置いてたんだけどな。
バナナとトースト、それにポテトサラダ。
目立つところだから、すぐに気付くと思うけど)
 憂はその疑問点を唯に確かめる。
「お姉ちゃん、朝ごはん食べなかったの?」
「ゆい、たべた」
「でも、足りなかった?」
「あうっ」
 勢いよく首を縦に振り、肯定の意を態度で以って示す唯。
彼女は語彙が著しく少ない為、このようにジェスチャーで意思表示をする事が度々あった。
「ごめんね。もう少しでお昼の時間だから、もうちょっと我慢してね?」
「やーっ。ゆい、今食べたいのー」
「我侭言っちゃダメ。あ、そうだお姉ちゃん。
お漏らしは大丈夫?」
 朝起きた時、大抵唯の下着は汚れている。
「うー、パンツ汚い汚い」
 珍しく昼前に起きた唯だが、こちらは普段通りらしい。
「取り替えないとね。
漏らしたのはうんち?それともおしっこ?」
 排泄物の俗称を憂が口に出す事は、唯を相手にしている時くらいだ。
答えは聴くまでも無く予想できたが、敢えて訊ねた。
知的障害者に限らず語彙の少ない相手とのコミュニケーションは手間がかかり、
それ故におざなりになってしまう事が多い。
だが愛する姉との会話を大切にしたいと考えている憂にとっては、
その手間にすらメリットを見出せる。
会話時間が長引くという効果があるからだ。
「りょうほう、ぐちゅぐちゅしてきもちわるい」
「そっか。寝転がって?
今綺麗なのに変えるから」
「やだー。ご飯くれないとやだー」
 唯は駄々をこねた。
下着内で澱む排泄物が不快なのにも関わらず、彼女は食欲を優先していた。
普通の人間ならば、排泄物の感触に晒されながら食事をする事に
抵抗を覚えるが、唯はお構い無しだ。
「我侭言っちゃダメ。今は飴あげるから、それで我慢して?ね?」
 ポケットから飴を取り出すと、唯に与える。
「あうー、今はこれでがまんするー」
 我慢、という言葉を使いながらも唯は嬉しそうにはにかみ、横になった。
憂は古いオムツを外し、臀部や性器周辺を綺麗に拭くと、
新しいオムツを装着した。
「ういー、ごはんー」
「もうちょっと待って。まだお昼ご飯には少し早いから」
 唯の欲望を優先させてあげたい、それが憂の本音だ。
だが、唯の心的満足ばかり考えて健康面に対する配慮を欠かしたくはなかった。

633:OUTside
11/01/10 01:21:22 slI3vsAd0
「あ、そうだ。お姉ちゃんにお土産があるんだよ?」
「あう?おみやげ?」
 唯は興味を引かれたらしく、爛々と光る瞳を憂に向けてきた。
唯を相手に話題の転換は容易い。
別の魅力あるものを提供してやれば、そちらに注意が向くからだ。
尤も憂のその発言の意図を『話を逸らした』と形容するのは些か正鵠を欠く。
憂の今日の買い物の目当てはその『お土産』であり、
唯にそれを使わせる事が目的であるからだ。
話を逸らした、ではなく、メインとなる話を始めた、という表現が正しいのだろう。
話題が変わったのは単なるタイミングの問題でしかない。
「そ。これよ」
 憂は箱からそれを取り出す。
「豚さんだー、きゃきゃきゃ」
 憂が取り出したのは、可愛らしい豚のキャラを象ったポータブルトイレ、
所謂おまると呼ばれるものだった。
食べ物以外には殆ど興味が無く、お土産と聞けばすぐに食べ物を想像する唯ではあるが、
豚は好きな動物である為に津々と好奇の目をポータブルトイレに向けている。
「お姉ちゃん、次からはおしっことうんちはこれにしてね?
ここに窪みがあるでしょ?ここにするのよ」
「あう?豚さんにうんちかけるの?むー」
 唯は逡巡する仕草を見せた。
一応、排泄物が汚いものであるという認識はあるらしい。
「この豚さんはね、お姉ちゃんのうんちとおしっこがご飯なの。
豚さんに餌をあげないとね、お姉ちゃん」
(よーく考えたら獣姦スカトロプレイ……どんだけマニアックなプレイよ)
 いくら知的障害者に対する説明とは言え、
憂は自身の喩えの品性の無さに我ながら呆れ返った。
 だが、唯には効果覿面だった。
「次からは豚さんにご飯あげるー、ゆい偉い偉い、きゃきゃきゃっ」
憂の説明を真に受けた唯は、満悦そうに目を細めて笑っている。
「じゃ、お姉ちゃん。次に排泄したくなったら……」
それでは通じない事にすぐに気付いた。
慌てて俗なワードへと換言する。
「次にうんちやおしっこしたくなったら、言ってね。
使い方教えるから」
「だー」
「ちなみに……今は大丈夫?」
「あう?なーにが?」
 確かに憂の発言には動詞も目的語も欠けていたが、
直近の話題から排泄の必要性に係る問いである事は明白だった。
だが唯にはそういった推測を行うだけの知能が無い為に、
一々説明し直さなくてはならない。
省略した事は迂闊故だが、憂は殊に失策とまでは感じていなかった。
結果として、愛する姉との会話が増えたのだから。
「おトイレ、今は特にしたくない?」
「うんっ、いまだいじょーぶ」
 だが新陳代謝が活発であり大量に食物を摂取する唯の生活習慣上、
今日中にもう一度排泄欲求を訴えてくるだろう。
その時にでも教えればいいと憂は考えた。

634:OUTside
11/01/10 01:22:53 slI3vsAd0
(取り合えず、今は洗濯物を干そう。
そしてお昼ご飯作って……でもお昼食べたら、お姉ちゃんお昼寝しちゃうからな。
その時に漏らさなければいいんだけど。
いや……)
 別に排泄の必要がなくとも、フォームを教える事はできる。
憂はそう考え直した。
何も唯の排泄のタイミングに合わせる必要は無いのだ。
(仮にその時にお漏らししても、大丈夫ね)
 憂は幾分気楽な気持ちになって、洗濯物を干しに向かった。



 昼食を食べ終わった後、案の定唯は昼寝をしてしまった。
それは毎日の習慣の上、今日は唯にしては早起きだった為、
憂にとっても織り込み済みの事態ではあった。
「うあ?うい、おやつー」
 家事が終わって部屋で読書をしていた憂の耳に、唯の声が届いた。
昼寝から目が覚めたらしい。
自分の部屋を出て、唯の部屋に向かう。
「お目覚め?お姉ちゃん」
「おはおー。おやつー」
「その前にお姉ちゃん。ちょっといいかな?」
「う?」
 憂は唯を立たせると、下着をチェックした。
(漏らしていない、か。珍しい)
 三回にニ回程の割合で、昼寝した時に唯は尿を漏らしていた。
それが無かった事に憂はひとまず安堵する。
「お姉ちゃん、その前に豚さんにご飯あげよっか」
「あう?ゆい、今うんちでない。
ういがご飯あげる」
 憂は面喰った。
幾ら姉の指示とはいえ、それは従い難い。
「お姉ちゃんのが欲しいんだって。
おしっこは?」
「だー、そっちならだせるー、きゃきゃきゃっ」
 唯は嬉しそうにはしゃいだ。
できる事があるから嬉しいのか、
豚が自分の排泄物を欲しがっている事が嬉しいのか、憂にすら判別が付かない。
「じゃ、あげようか」
「あげるー」
 既にポータブルトイレは唯の部屋に移動させてある。
唯に下着を下ろして窪み部分に跨るように指示するが、
その程度の説明ですら理解できないのか唯は首を傾げるだけだった。
(仕方無い、実践するか)
実践といっても、実際に排泄までするわけではない。
跨るまでの動作を行うだけだ。
それだけでも十分に抵抗があるが、これも教育の為と己に強く言い聞かせた。
 下着を下ろす時にも、激しい心理的葛藤があった。
唯をお風呂に入れる際にも、自身の性器を晒した事は無い。
下着を下ろした際、唯の好奇の目が憂の性器に注がれた。
フォームを見せて真似させる関係上、唯に『見ないで』という指示を出す事もできない。
憂は激しい羞恥の念に頬を染めあげた。

635:OUTside
11/01/10 01:24:50 slI3vsAd0
 一部分─憂の性器─からのみ視線を逸らして全体を俯瞰して
フォームを理解するよう指示を出す、
という手段も使えない。唯にそのような複雑な命令を理解し実践するだけの
知能など備わっていないからだ。
また、下着を着けたままフォームだけ見せるという事もできない。
『お姉ちゃんがするときはオムツを外してね』と指示を出しても、
それを忠実に実践してもらえるかが怪しい。
恐らく、憂と同じように下着を着けたまま跨って、用を足す事だろう。
それでは結局下着が汚れるので、ポータブルトイレの意味が無くなる。
そもそも、見本を見せたところで唯がそれを模倣できるかどうかすら怪しいのだ。
少なくとも一回や二回では習得できないだろう。
それだけに見本はシンプルかつ同一の動作である必要があった。
 羞恥に顔を赤らめる憂に対し、衝撃的な唯の一言が見舞われた。
「ういのココ、きれーでかわいー、きゃきゃきゃきゃっ」
唯は人差し指で憂の性器を示しながら、楽しそうに告げたのだ。
「お…お、お姉ちゃんっ」
 染まる頬の赤は朱となり、耳にも色混じらせ赤く染め上げる。
(な、何て事をっ。恥ずかしいよぉ、でも……)
 羞恥だけでは無く、歓喜の念も感じていた。
自身を女たらしめる象徴に対して、綺麗で可愛いという形容が為された。
それも愛する愛する唯からのメッセージだ。
もし今一人だけになれたのなら、身体全体で狂喜を表現していただろう。
 勿論、唯が性的な意図を込めて発言したわけではない事も分かってはいる。
唯の下腹部は下着内に放たれる排泄物で汚れる事が多い。
それと比較しての形容である事くらい、憂にも察しはついている。
それを理解していてすら、ねっとりと身体を嬲る異常な反応を制御する事ができなかった。
「そ、それでお姉ちゃん。こ、こう跨るの」
 幾分吃音気味になりながらも、憂は動作を続け解説を繰り出す。
浸っていたいところだが、今は唯の教育の真っ最中だ。
脇道に逸れて唯の集中力を乱す事は、賢い選択とは言い難い。
「あうあう」
「そしてこの状態で、排泄……うんちやおしっこを出すの。
分かったかな?
じゃ、やってみよっか」
「だー、ゆいもやるー」
 唯は他者の真似をしたがる傾向があった。
今回も憂の行為に興味惹かれる所があったのか、憂の指示を快諾した。
 だが唯は下着を下ろさずにいきなり豚に跨ってしまった。
憂は慌てて止める。
「ストップ。お姉ちゃん、そうじゃないでしょ?
まずはズボンとオムツを下ろすの」
 もう失念してしまっているらしい。
それとて本来ならば唯との会話を長引かせる契機となり、
憂にとって喜ばしい事のはずだが、今回は手早く終わらせたかった。
(お姉ちゃんが変な事言うから……)
滾る情欲を発散させ、疼く体を一刻も早く鎮静させたかった。
「あう、ゆいパンツ下ろす下ろす」
 唯は指摘された通りに下着とズボンを下ろすと、
憂と同じように豚型ポータブルトイレに跨った。
「凄いじゃない、お姉ちゃんっ。天才よっ。
偉い偉い、凄いですねー、お上手お上手」
 憂は大袈裟に褒めそやして頭を撫でた。
健常者相手に同じ事を行えば、それは侮蔑の態度となろう。
だが唯が相手の時には、逆に効果的な懐柔方法となる。
現に唯は「きゃきゃきゃ」と喜んでいる。
基本的に知能に問題を持つ者を相手にする時は、真っ向から否定してはならないのだ。
肯定的態度で以って接しなければ、連鎖的なトラブルを招く。

636:OUTside
11/01/10 01:25:49 slI3vsAd0
「あうー、ゆいじょーずじょーず、きゃきゃきゃきゃ」
「うん。そのまま、おしっこするの。
うんちしたい時はうんちするの。
確かおしっこは出るんだよね?やってみよっか」
「あーい、ゆいおしっこ、ちゃー」
 憂の指示を受けて上機嫌に擬声語を発しながら、
唯は恥らう素振りを欠片も見せずに放尿した。
勢いよく射出された尿は樹脂を激しく叩き飛沫を散らせるが、
床にまで跳ねる事はなかった。
「きゃきゃきゃっ、豚さん、おいし?」
 憂は豚の顔に耳を近づけた。
「あっ、美味しいぶー、だって。
良かったね、お姉ちゃん」
「だーっ、きゃきゃきゃきゃ、ゆい、おりこー?
豚さん、ゆいのことすき?」
「あ、お利巧さんだって。お姉ちゃんの事好きだって言ってるよ」
「きゃきゃ、ゆいおりこーっ。ゆいおといれじょーず、じょーず。
ゆいのおしっこおいし、ゆいはおしっこじょーずじょーず、きゃっきゃっ」
「うん、良く出来ましたー。
うんちも出来るようになるといいね」
「あうー、ゆい、うんちも豚さんにあげるあげる。
でも今出ない、うーうー」
「あ、今はお姉ちゃんのおしっこ貰ったばっかりだから、豚さんも大丈夫だよ。
したくなったらあげようね」
「うんっ」
 素直な返事が返ってきたが、憂は分かっていた。
今は付きっ切りで指導して、しかも憂が手本を見せた直後だから出来ただけだと。
次から自力で用を足せるだけの学習能力を期待してしまう事は、
唯に対する過信でしかない。
何度も何度も根気よく行わせ、習慣として定着させるしかなかった。
「ういー、ゆいおしっこした。だからおやつ」
(あ、そうだった。おやつの時間ね)
「すぐに出すから、キッチンに来て」
 唯は与えられたケーキを手づかみで美味しそうに、
だがスポンジやクリームを零し零し不器用に食べている。
上機嫌なのか、時折嬌声が咀嚼音に織り交ざっていた。
唯が食す事に夢中になっている隙に、憂はそっとキッチンを出た。
 そのまま自室に入ると、鍵を掛けてベッドにその身を横たえる。
(お姉ちゃんが……ここ、綺麗だって、可愛いって、言ってくれた)
その部分に手を触れると、生暖かい粘液が指に絡む。
未だに発言した時の唯の表情も声も思い出せる。
そして思い出すだけで呼気荒くなり、情欲が身を突き抜けた。
(弄くって発散して鎮めないと……)
 憂は指を激しく動かした。
容赦の無い動作で。遠慮の無い速度で。慈悲の無い力で。
壊すような衝動が静まる頃には、既に夕餉の頃に差し掛かっていた。





637:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/10 01:26:41 slI3vsAd0
>>631-636
今回の投下はここまでです。ではまた。

638:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/10 03:11:23 un1WHBDeP
「黄色いあひる」みたいなストーリーだなw

文的にChange Trickの人だろ
だとしたらかなり面白かったので今回も大期待

もちろんそうじゃなかったとしても期待

639:池沼唯の社会貢献
11/01/10 08:07:31 oBDdk6oI0
outside、期待してます
>>620の続き


職員A「いたぞ!こっちだ!」
職員B「本当だ、なんでこんな住宅街に?!」
職員C「とにかく捕まえろ!」

唯「あう?(゚oq゚)」

後ろから聞こえた怒声に唯はびっくりして振り返る。
そこに居たのは、こちらに殺気だって向かってくる数人のガタイのいい男たち。

彼らは先ほどの主婦が通報してかけつけた警察…ではなく、なんと保健所の職員であった!
唯は野生動物として、保健所に連行されそうになっているのだ。

唯「びぇー!こわいー!(“oo”)」

唯は自分に向かって走ってくる男たちの殺気と、手にもった長い棒のようなものに恐怖を感じ逃げだす。

ドスドスドスドスドス!

唯はデブで動きは鈍重なはずだが、命の危機を感じてリミッターがはずれたのか、普段からは考えられない速さで逃走する!
捕まればへたしたら薬殺処分にされてしまうことを、本能的に察知したのだ。
しかし追う職員たちも、住民の安全がかかっているので害獣を取り逃がすわけにはいかない。

職員A「くそ!はやいなっ!」
職員B「体も大きいし、捕まえるには刺股が必要だな」

唯「むぅひぃー!うーい!たちゅけてあうあうあ~(“oo”)」

唯は池沼の中の池沼で、今までも様々な偏見の目にさらされてきたが、とうとう人間扱いすらされなくなるとは…。
基本的人権すら剥奪された唯を、守るものはもはやない!!

唯は恐怖のあまりパニックになり、道をはずれて森の中に入っていく。

枝や葉が丸裸の肌に刺さってさらに体に生傷が増え、唯は「びぃえぇぇ~」とまぬけな声を出して逃げる。
顔からは恐怖や何やらで池沼汁がすさまじい勢いであふれだし、走りながらうんちがだだ漏れだww

ちょうど風下に位置していた職員たちにもその悪臭が届く。

職員B「う、なんてにおいだ…」
職員C「なにかの病原体に感染してるおそれもあるな」

職員たちはひるむどころか、公共衛生の観念からも唯を見逃すわけにはいかないと、より追跡に勢いをかける!


640:池沼唯の社会貢献
11/01/10 08:08:51 oBDdk6oI0
ガサガサガサガサ!!

唯「むひぃぃぃい!んむひぃぃぃい!(“po”)」
職員A「お、おい!あっちは…」

池沼のむかう先は、なんと崖になっていた!
唯は足をけっつまずかせ、勢いよく斜面を転がっていく!

ゴロゴロゴロゴロ!

 ―あううううううううううううぅぅぅぅぅ……

職員「……」

職員たちは唖然としたまま、おまぬけな悲鳴をあげ転がっていく生き物を見送るほかなかった…。

一方の唯といえば、まさに死の危機のただ中にいた。
60度の急斜面をまさに転がるように滑りおりて(落ちて?)いく。

唯「くぁwsでrfgtふじこlp;@:~~!!(“o@”)」

恐怖と痛さのあまり叫ぶことさえできない唯は、それでも体を丸めて身を守ろうとする。
しかし結果、丸まったことで転がるスピードはさらに速くなっていく!

ゴロゴロゴロゴロ!
ドッッシャーーーーーーーン!!!

唯「…(+oq+)」

背中から地面に叩きつけられた池沼は、まだかろうじて息をしていた…。



641:池沼唯の社会貢献
11/01/10 08:10:57 oBDdk6oI0
唯「…ぅ~…」

唯はピクピクとかすかに痙攣している。

唯「ぅ~ぃ…たちゅけて…」

痛みで身動きがとれず、唯一の頼りである憂の名を呼ぶ。

自分ひとりでは満足にご飯も食べられず、生きることもままならない。
結局、憂がいなければ唯は生きることができないのだ。
池沼である唯は、妹の憂の愛情に守られて、これまで暢気にあうあうと生きてきたのだ。

大好きなあいすが食べられるのも、うんたんが出来るのも、全部憂のおかげ。

池沼ビジネスも元はといえば、池沼な姉をどうにかして社会に貢献させようという気持ちから来ている。
とはいえ、唯が決して今までの行いを恥じたり、憂に感謝したわけではない。
(そのような観念は、もとより池沼にはない)

だが、唯はただ憂に会いたかった。
たとえ会う人会う人に殴られても、人間扱いされなくても、憂ならば助けてくれる。おいしいご飯も作ってくれる。

うーいがいないとなにもできないよ。
うーいのごはんがたべたいよ。

日が暮れかけるころ、池沼はもう一度悲しげに「うーぃ…」と鳴いた。

そして、静寂がおとずれた…。


642:球磨川 禊ψ ◆DMZBuMECHA
11/01/10 11:39:07 aQhjIy+E0 BE:1593799474-PLT(12203)
『恐怖のどん底に陥れているような二次創作だな。』

643:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/10 20:05:16 c+0YeS7b0
こんばんは、>>631-636の続きを投下します。

644:OUTside
11/01/10 20:07:14 c+0YeS7b0



 それから一ヶ月が過ぎた頃、
漸く唯はポータブルトイレの使用にある程度慣れてきていた。
”ある程度”と修飾されている理由は、未だ覚醒時に下着を汚す事があるからだ。
二回に一回程の割合でしか、唯はポータブルトイレで用を足せていない。
そして睡眠時には、何らの改善も無く毎日々々排泄物で下着を汚していた。
 それでも覚醒時ですら毎度々々排泄物を下着内に放っていた以前を考えれば、
進歩と言えるのだろう。
事実、憂は唯の進歩を喜んでいた。
これから更にポータブルトイレを使用する割合を増やしてくれれば、
唯の成長にもなる上に憂や家計の負担軽減にも繋がる。
憂は上機嫌で唯を褒めそやした。
「お姉ちゃん、おトイレ上手になったよね」
「あう、ゆい、おといれじょーずじょーず」
「豚さんも満足そうだね」
「豚さんもゆい、いーこいーこ」
「そうだね、きっと豚さんもお姉ちゃんの事、いい子だと思ってるよ」
「みんなもゆい、いーこいーこ、じょーずじょーず」
「うん、お姉ちゃんの事、皆凄いって思ってるよ」
「きゃきゃきゃきゃっ」
 満足そうに笑う唯を見て、憂の心にも歓喜の念が押し寄せた。
 その時、ポケットの携帯電話が着信を知らせる電子音を響かせた。
「あう?」
 唯が津々とした興味を憂に向けた。
「ん、ちょっとごめんね、お姉ちゃん。
電話出るから静かにしててね」
 ディスプレイには田井中律の名前が表示されている。
憂は躊躇する事なく電話を取った。
田井中律は憂の通う桜ヶ丘女子高等学校の先輩であるが、
高校入学前から彼女とは知己となっていた。
唯は一時期だが桜ヶ丘女子高等学校の障害者クラスに籍を置いていた事があり、
その時に唯を通じてファーストコンタクトを得た。
「あ、もしもし憂ちゃん?今電話大丈夫だった?」
「はい、大丈夫ですよ。あ、そうだ。
昨日貰ったお菓子、今日のおやつに姉も食べたのですが、喜んでましたよ。
改めて本当に有難うございます」
「あ、いやそれ持ってきたのムギだから、礼ならそっちに。
って、もうムギにも私にも昨日の時点でお礼してんじゃん。
ああだから改めて、って事ね。でも二度もお礼言われるとこっちも恐縮しちゃうな。
だってそれ、賞味期限までマジやばかったヤツだし。
処理手伝ってくれてこっちこそ助かったよ」
「いえ、そんな……」
「いやいや、マジな話。
でさ、電話の要件なんだけど、今週の日曜、どっか行く用事あったりする?
もし家に居るんなら、軽音部連れて遊び行こうと思うんだけど」
 もし澪が居れば、『今週の日曜日は過ぎている』という指摘をしていた事だろう。
(でも私はそんな無粋なツッコミはしない)
憂は一瞬浮かんだ澪の顔をすぐに振り払い、
「え、いいんですか?姉も喜びますっ」
と明るく応じた。
「そっか。唯元気してる?」
「ええ、元気ですよ。あ、軽音部の皆さんで来るという事ですが、
全員いらっしゃるんですか?」

645:OUTside
11/01/10 20:09:09 c+0YeS7b0
「いや……実はムギ以外の他メンはこれから声掛けるんだ。
だからまだ、何人でお邪魔するかは分からない。
けど顧問のさわちゃんは行かないと思うぞ。
澪と梓は……ちょっと説得してみる。
今のトコ確定してんのは私とムギだけだな」
(梓ちゃんはまだしも、秋山さんとか来なくていいよ……)
 胸中に浮かぶ暗い思いを振り払うよう、努めて明るい声を出す。
「さわ子先生はお忙しい人ですから、仕方無いですよ。
吹奏楽と掛け持ちで顧問してるらしいですし。
紬先輩と律先輩だけでも、姉は喜びます」
 敢えて梓と澪を発言内容から外す事で、言外に込めた意を伝えようとした。
その二人は歓迎する対象ではないと。
その時、隣で眺めていた唯が反応を示す。
「あう?りった?りったりった?むぎちゃ?」
 律と紬は唯に対して親切に振舞う為、唯からの好感度は高かった。
「ん?唯が近くに居るのか?」
 唯の声は携帯電話のノイズキャンセル機能を覆す大きさだった為、
律にまで届いたようだ。
「あ、はい。隣に居ます」
「そっか。色々と話したいけど、電話じゃ無理そうだしな」
 その通りだった。憂をしてなお、唯と電話越しの会話は困難が伴う。
唯のような語彙や理解力に劣る者相手のコミュニケーションにおいて、
ボディランゲージの果たす役割は大きいのだ。
「でもま、どうせ今週の日曜に色々話せるからいっか。
憂ちゃん、その時何か手伝える事があれば手伝うよ」
「あ、いえ、そんな。悪いですよ」
 憂は遠慮しつつも、歯痒い思いに囚われた。
唯の乱入により梓と澪を忌避する趣旨が伝わったかどうか怪しい。
いや、伝わったところで連れて来るかもしれない。
律は鈍い人間では無い。
澪や梓が唯に対して距離を置きたい思いを抱いている事など、
見抜いている事だろう。
澪に至ってはあれだけ分かりやすい言動や行動でその思いを主張しているのだ。
仮に鈍い人間であったところで、簡単に見抜ける。
「遠慮すんなって。唯だって私の友達だし、
それに……私達軽音部、放課後ティータイムの元メンバーだしな。
脱退したらそれで関係もはい終わり、ってんじゃ寂しいだろ?
学業時間に囚われずアフタースクールであってもフォローしあう、
それが放課後ティータイムの理念でもあるしさ」
 その発言が示す通り、律は退部した唯を含めて部員全員の仲が良い部活を望んでいる。
それ故に、澪や梓の持つ唯に対する苦手意識を克服させたい、
という願望が生じているのだろう。
日曜日の訪問の目的に、それが含まれている気がした。
(でも会う度に、梓ちゃんや秋山さんとお姉ちゃんの間には亀裂が生じるばかり……。
梓ちゃんとはそこまで表立った亀裂はないけど、
それでもひしひしと感じるよ、会えば会うだけお姉ちゃんの事を嫌いになっていく様を)
 それでも律は、コミュニケーション時間の長さに比例して
仲が良くなっていくと信じているらしい。
確かに心理学上その傾向がある事を、憂も知ってはいる。
卑近な例では憂自身と和、或いは澪と律もその例だろう。
だがそれは、確定的な好悪感情が形成される前段階における話だ。
既に悪感情が形成された後にコミュニケーション時間を充てたところで、
余計その感情を増幅させるだけの結果に終わるだろう。
「そうですか。それは頼もしく思います」
 だが、殊にその事を律に告げる事はしなかった。
自分だって、唯の友達を増やしたいと思っているのだ。
特に梓は憂自身の友人である事もあり、
できれば姉に対する偏見を取り払ってもらいたいと願っていた。

646:OUTside
11/01/10 20:10:58 c+0YeS7b0
「ははっ、頼りにしていいよ、憂ちゃん。
私もムギも同じ思いだよ」
「ありがとうございます。機会があれば甘えさせて頂きますね。
あ、そうだ。日曜日は何時頃になりますか?」
「うーん、今の予定だと11時頃予定しているけど……。
梓や澪の都合もあるから、ずれるかもしれないけど。
金曜か土曜辺りに、また連絡するよ」
「あ、はい。宜しくお願いします。ではー」
「ほーい、んじゃー」
 別れの文句を告げたのは憂だが、携帯電話を切ったのは律の方だった。
「りった、りった、きゃきゃきゃっ」
 憂は隣で嬉しそうに笑う唯の頭を撫でた。
「もう電話は切っちゃったよ」
「あうー、うーうー」
 途端、不服を表情に浮かべて訴える唯。
彼女は感情がすぐに表情や態度に出る。
「そんな顔しないの。律さんや紬さん、次の日曜に家に来てくれるみたいだよ」
「あうっ、りったやむぎちゃウチにくるー?」
「うんっ。日曜日にね。だからいい子にしてようね。
いい子にしていれば、律さんや紬さんも喜ぶから」
 不服そうな顔は一転、歓喜の色に染まる。
「あいー、ゆいいい子にするー。
さわちゃは?くる?」
 唯は物事をすぐに忘れてしまうが、山中の事は憶えていたらしい。
軽音部の顧問であり、唯も一ヶ月程の間であるがお世話になっていた。
「来ないみたい。一応誘ってはみるみたいだけど」
 すぐに唯は沈んだ顔を見せた。
唯は感情を制御する能力に著しく欠ける為、感情の起伏は相当に激しい。
「あうー。あずなんは?あずなんくるー?」
「梓ちゃんはこれから誘うみたい」
「あずなん来る、ゆいうれしい。あずなん、かわいい」
 梓の事を、唯は気に入っていた。
反面、梓は唯に好感情を有していないようではあるものの、
その事をストレートな態度で唯に見せる事は少なかった。
そのせいか、唯は梓の悪感情には気付いていないようである。
「そうだね、梓ちゃん可愛いよね」
「きゃきゃきゃ、ゆい、せんぱい。
ゆい、あずなんかわいがる。あずなんもゆい、かわいがる」
 実際には、唯は桜ヶ丘女子高等学校に一年次の5月半ば辺りまでしか籍を有していない。
よって、一学年下の梓とは高校における面識が無く、先輩後輩の関係には無かった。
だが律の指導によるものなのか、梓が唯の敬称に『先輩』を用いている為、
唯は自分を先輩だと思っているらしい。
尤も、『先輩』という言葉の意味など、唯には分からない。
「そうだね……」
 憂はふと思案顔になる。
梓は唯の事を快く思っていない。果たして、姉と会わせて大丈夫だろうか、
その懸念が拭えない。
梓もまた、大切な友人であるのだ。
同学年では彼女を除けば憂の友人など、鈴木純しか居ない。
 梓の名前を連呼して悦に入っていた唯の表情に、再び陰が差した。
憂は訝しげに問うた。
「どうしたの?お姉ちゃん」
 唯は憂の顔を見ると、
怯えたように瞳を潤ませて、震えた声で言葉を紡ぐ。
「あう……みおたは?みおたもくる?」
声だけではなく、体も小刻みに震えている。
 婉曲な態度や表現で唯を忌避する梓と違い、
澪は露骨な言動や行動で唯に対する嫌悪を示している。
そのせいか、唯は澪に怯える事が間々あった。

647:OUTside
11/01/10 20:12:11 c+0YeS7b0
「分からない……。でも大丈夫よ。
仮に秋山さんがお姉ちゃんに何かしても……私が守るから」
 憂は唯を抱きしめた。
抱擁されて安心したのか、唯の身体の震えは止まっていた。
「あう、ういがゆいまもる。ういえらいえらい」
 頭頂部を優しく撫でる唯の手に、憂もまた幾分か気分が安らいだ。

*

 軽音部の部活は、ティータイムと音楽の練習という二つから成り立っている。
今はティータイムの最中だった。
秋山澪、琴吹紬、中野梓、そして田井中律の四人が居る。
顧問の山中さわ子も大抵はティータイムを共にしているが、
顧問の掛け持ち先である吹奏楽部の対外イベントが近い事もあり、
今日はこちらには訪れない事になっていた。
 律は部員の3人に向けて口を開いた。
「あー、ちょっと提案あるんだがいいか?」
 部員の視線が集まる。
「今週の……いや来週の、つまり次の日曜日に皆で唯ん家行こうと思うんだけど」
 唯の妹である平沢憂には昨日電話しており、
訪問の許可は得ていた。
 澪と梓が口を開きかけたが、紬が同調の声を返す方が早かった。
「いいわね。最近唯ちゃんと会ってなかったし、
軽音部の新しい一面が見えるかもしれないし」
 実際には、紬の承諾など既に得ていた。
「私は反対だな。折角の日曜日、どうせ軽音部で何かするなら、
部室で練習でもした方がいいんじゃないか?」
 案の定、澪からの反対意見が放たれる。
「そうですね。憂も介護で大変でしょうし、
私達が押しかけても負担が増えてしまいますよ」
 澪に便乗するように、梓も反対意見を重ねた。
「いや、その負担もお手伝いしたりして軽減しようかと……」
 律の反論は逆効果だった。
「知的障害者の介護って、私達みたいな素人ができるものなんですか?
そこまで甘いものだとは思えません。
素人である家族が介護している例は勿論ありますよ。
憂もそのご両親も素人でしょう、少なくとも憂は。
それでもやっているのは、血の繋がりがあるからです。
家族愛があるから、艱難も乗り越えているんです。
私達の中途半端な力では、逆に憂の足手纏いです」
 梓は先輩が相手でも、怯む事無く自論を展開する。
「あ、いや。簡易な事だよ。
憂ちゃんの足手纏いにならない程度の、さ」
「それ、意味あるんですか?
それに勘違いして欲しくないんですけど、ここ軽音部ですよ?
介護クラブでも唯ちゃん仲良しクラブでも無いんですよ?
軽音部の活動と何も関係ないじゃないですか」
「関係みたいなもの、なら一応ある。唯は元部員だ。
でもそこまで関係性強いものではないからな。部としての活動じゃないよ。
だから強制はしないよ」
 梓の剣幕にやや気圧されながら、律は柔和な態度で以って言葉を返した。
そこまで拒絶している相手を無理矢理連れて行っても、
望んだ成果は得られないだろう。
「律。日曜日は練習に充てないか?
最近は……というには随分と前からだが、お茶に時間を取られ過ぎている。
その分を取り返すためにも、な」
 強制はしない、その一言で黙り込んだ梓だったが、
代わりに今度は澪が割って入ってきた。

648:OUTside
11/01/10 20:14:07 c+0YeS7b0
「いや……。少なくとも私は、もう憂ちゃんに行くって約束してるんだ。
だからごめん、日曜は部活できない」
 大仰な溜息を梓が吐いた。
「部活よりも、平沢家のお手伝いの方が大事ですか」
「そういう比較はしてないよ。単純に、先に約束が入ってる方を優先するだけだよ」
 それは正論であるが、澪はすぐに反駁してきた。
「約束と言っても、その約束が履行されない事で憂ちゃんに迷惑掛かるのか?
今日断れば大丈夫じゃないか」
「迷惑云々以前にさ、人としてどうよって話じゃん?」
「別に自分勝手な理由で断ろうっていうんじゃない、
部活という正当な理由があるだろ?」
(正当な理由、ね。どう見ても唯ん家行くのが嫌で、
日曜の部活提案してきたようにしか見えないけど……)
 胸中に浮かんだその考えを押し隠して、努めて明るく律は言葉を返す。
「いや、唯も楽しみにしてるだろうし。やっぱり裏切れねーじゃん?」
「なぁに、唯は知的障害入ってるんだから、すぐに忘れるさ」
 一瞬頭に血が上りかけたが、律は滾る怒りを抑えて返答した。
「そういう考えじゃ、唯が可哀想だって。
それに、練習したければやっていいからさ。
さわちゃんに話通して日曜の部室許可申請出しとくから。
梓と澪だけでも合わせられるだろ?」
 澪は引下らなかった。
「全員でやらないと、効果薄いだろ。
特にお前のドラムが走り気味だから、お前こそ練習する必要があるんだよ」
 澪は律の参加も強要してきた。
唯の家に行きたくないから部活を提案してきただけだ、
そう思っていた律は咄嗟に言葉を返す事ができなかった。
「じゃあこうしない?」
 堪りかねた紬が助け舟を出した。
「土曜日に皆で練習するの。そして日曜日は自由。
どうかしら?」
 土曜日を部活に充ててしまえば、日曜日は空く。
律や紬が唯の家に行くという事ができるのだ。
(さんきゅな、ムギ。それなら行けるはずだ。
まさか土日二日続けて部活、とまでは言わないだろーなー。
さっきまで部活に充てる日を日曜って言ってたもんな。
今更もう一日プラスしちまえば、嫌がらせめいてくるからな。
もし土曜予定入ってるとか言い出したら、
私の日曜の予定の正当性も主張できる)
「……。分かったよ、土曜日に練習しよう、梓も土曜日は大丈夫だな?」
 律の目論見通り、澪は渋々ながらも承諾した。
「あ、はい。土曜日も空いてます」
 澪が崩れたからか、梓もそれ以上反駁する事なく従った。
律は内心安堵した。
だがその安堵も、束の間でしかなかった。
「なぁ、律。という事は律やムギは日曜に唯の家に行くんだよな?
お前達だけじゃ心配だから、私も付いていくよ。
護衛ってワケじゃ無いけど、数が多い方が安全だろうからさ」
「……えっ?」
「澪先輩っ?」
 律は思わず素っ頓狂な声を上げた。
梓もまた澪の言葉が想定外だったのか、訝しげな声を上げる。
「何だ?ダメなのか?最初に唯の家に皆で行こうって提案してきたの、お前だろ?」
「あ、いや。構わないよ、歓迎歓迎」
 確かにこの展開は最上だが、胸中では怪訝の念が燻った。

649:OUTside
11/01/10 20:15:45 c+0YeS7b0
(いや、そりゃ澪も居た方がいいよ?
軽音部の皆で仲良くしたい、っつーのが私の願いだし。
でも……おかしくね?
澪は唯の家に行くのが嫌だから、部活を日曜にやろうって提案してきたんじゃないのか?)
 それも律の思い込みで、実際には単純に練習をやりたかっただけだろうか。
(でも実際には……澪は唯に対する敵意を剥き出してるもんな。
それに練習したいだけなら、
最初っから澪の側で土曜日を提案してくれば良かっただけだもんな)
 律の疑念を他所に、澪は梓にも問うていた。
「梓は日曜、どうするんだ?」
「澪先輩も行くなら、行きますよ。私一人だけ行かないんじゃ、浮きますし」
「そうか、有難い。人数は多い方が心強いからな」
 まるで魔境にでも赴くかのような言い方だ。
唯を人間扱いしているとは言い難い澪にとっては、
平沢家はまさしく人外魔境なのかもしれない。
 律は澪の言を糾す事はしなかった。
無駄に争う必要は無い。
だが、梓の物言いは気になった。
「なぁ、梓。浮くとか浮かないとか気にしなくていいぞ?
私達はそんな事で梓を仲間外れにしたりしないからさ」
 梓は溜息を交えて言葉を返してきた。
「憂と私はクラスが一緒なんですよ」
「あ、そうだったな。ごめんごめん」
 憂の視線がある手前、唯を忌避するにしても目立つやり方は避けたいという事だろう。
梓の事情を斟酌してやる事ができなかった点に対して、
律は反省の色を顔に浮かべて素直に謝った。
 だが梓は容赦せず論難の手を放ってきた。
「ていうか”私達は仲間外れにしない”ってどういう意味ですか?
私が唯先輩を仲間外れにしている、そういう皮肉を込めた発言ですか?」
「あ、いや。そういう意味で言ったんじゃなくってさ……。
ストレートにそのままの意味でしかないよ」
「なら、省略可能な主語『私達』を敢えて使った意味は?
ずぼらで面倒くさがりな律先輩が、
省略できる言葉を意味も無く使用したりするんですか?」
 梓は重箱の隅を突きつつ、毒を含めた言葉を放つ。
流石の律も頭に血が上り怒りの声が喉下まで込み上げたが、何とか飲み込む。
だが、代わりの言葉は中々出てこない。
釈明しようにも、主語を敢えて挿入した必要性が中々頭に浮かんでこない。
そもそも深い考えから主語を略さなかったわけでは無いのだ。
 答えあぐねている律を、梓は歪んだ笑みを片頬に浮かべて眺める。
勝ち誇るようなその表情には、嘲りすら見て取れた。
「止めとけよ、梓。律だって悪気があったワケじゃないさ。
そもそも律はアイロニカルな表現なんてできない人間だよ。
人が好い奴だからさ。ま、その点を悪意ある人間……誰かさんの妹に付けこまれて、
苦労もしているみたいだが」
 言い淀む律に、澪が助け舟を出した。
その発言の中には、律に対する擁護と同時に憂に対する毒も含まれているが。
「っ。澪先輩がそういうのでしたら、不問にしときます」
 梓は大人しく引き下がった。
澪が律の味方をした事が意外だったのだろうか、表情には怪訝が浮かんでいる。
律も澪が梓を宥める側に回った事が意外ではあったが、
蒸し返す気にはなれず疑問を口にする事はしなかった。
「では、日曜日はこの4人は確定ね。
後はさわ子先生が来るかどうかだけど、律っちゃんが誘ってくれるのよね?」
「ああ、声は掛けてみるよ」
 そうは言ったが、彼女に関しては諦め半分、といったところだ。
(ダメ元で声掛けてみる、って感じだな)
期待していない律とは対照的に、
澪は期待に満ちた声音で反応を返した。

650:OUTside
11/01/10 20:17:01 c+0YeS7b0
「山中先生も来てくれると心強いな。やはり憂ちゃんに対して一番押しが効くのは、
教師という肩書きを持つ山中先生だ。
幾ら彼女でも、教師の視線の前ではそう無茶な行動や言動はできないだろう」
(憂ちゃんを何だと思ってるんだ。そもそもお前が変な事さえ言ったりしなきゃ、
憂ちゃんは優しくて良い子だよ)
 何処までも憂を怪物扱いする澪に内心辟易する律ではあるが、
その事を声に出して場を乱す事はしない。
「顧問の先生まで呼ぶんですか?いよいよ軽音部のイベントじみて来ましたね。
まぁ、数が多い方が安心である点は澪先輩に同感ですが」
「そういうんじゃ無くってね、唯ちゃんは一ヶ月程だけ桜高に居た時期があるの。
すぐに知的障害者専門の学校に転校しちゃったんだけどね。
その桜高に居た時期に所属していたのが軽音部で、顧問がさわ子先生だったから」
「その話なら律先輩に聞いた事ありますよ」
 梓は紬の話を途中で遮った。
「あ、そう。ごめんね、梓ちゃん。また同じ話しちゃって」
「でもま、梓に話した時は側にムギ居なかったからな。
知らずに説明が重複しちゃうのは仕方が無いって。
それで、唯としてはさわちゃんにも会いたいみたいだ。
数少ない─」
その後を言う事は躊躇われたが、結局言った。
「唯に優しくした人だから……」
(でもその優しさは……。唯が学校辞めるまで、だったんだよな)
 結局、教師だから、という立場故の態度だったのだろうか。
「それで唯先輩が付け上がって、先生も呼んで欲しいとか言ってるワケですか。
社交辞令であっても優しくしちゃうと、勘違いしちゃうタイプなんですね」
 梓の発言の逐一が律の神経を逆撫でするが、
真っ向から応戦しては険悪になるだけだ。
軽く応じつつ話を逸らす事が良策だろう。
「ま、人の好意に対して素直って事だな。
さて、そろそろ練習すっか。残り時間少ないけど」

651:OUTside
11/01/10 20:17:52 c+0YeS7b0
「律先輩が練習しようと言うなんて珍しいですね。
まぁ練習したいのは私も山々なので、嬉しい兆候ですけどね。
それが一過性ではなく、
遅々なりとも少しは成長している結果であれば心底から狂喜なんですけど。
でも残り時間少ないのは律先輩の振った話のせいですからね。
残り時間少ないけど、で終わらせるのではなく何か一言欲しいですね」
(話長引かせたのはお前が重箱の隅突くような絡み方したせいでもあるんだけどな)
 例によって、怒りは表に出さない。
「……ごめんな、中野」
「ごめんなさい、まで言えれば上々だったんですが。
そこまでの進化を期待するのは未だ酷に過ぎましたか」
「梓ちゃん、先輩にそんな事言っちゃダメよ」
「はぁ、先生をちゃん付けで呼びタメ口で話す事に比べれば可愛いものだと思いますが。
けれども確かに、相手のレベルに合わせてやる必要も無いですね。
ここは素直に私も謝っときます。えー、ごめんね、律先輩、くすっ」
 笑いを堪えるように口元を手で抑え、目で嘲ってくる。
「ああいや、いいっていいって。
私、先輩後輩関係無いフラットな付き合い方の方がやりやすいから」
 口ではそう言いつつも、律は正直梓の扱いには手を焼いていた。
入部当初はここまで突っかかってくる後輩では無かった。
もっと優しかったが、次第に律に対して豹変した態度を取るようになっていった。
紬に対しても以前に比べれば余所余所しい態度を取っているが、
律に対する辛辣な対応と比せばまだ許容の範疇ではある。
しかし、澪に対しては礼を崩す事は無かった。
(澪と私で、そこまで態度変えるもんかな。
よーく分かんないや、梓の事は。唯の方が素直で可愛らしいな)
 梓の事が頭に引っかかるが、今は練習するべき時だ。
考えるべき時ではない。
そう自分に言い聞かせると、雑念を無理矢理頭から追い払い、
音頭を取った。
「いくぞ。ワン・ツー・スリー・フォー」
 四つの楽器が見事に重なる。
部員の関係とは対照的な調和された音が、心地好く激しく室内に響き渡った。





652:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/10 20:18:59 c+0YeS7b0
>>644-651
本日投下分は以上です。ではまた。

653:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/10 21:44:35 hmYlqMfu0
>>652
プロの物書き?
ライトノベルのような回りくどい言い回しがなく、とても読みやすい文章だ

654:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/10 22:09:07 gBi197R40
>>652
もったいぶらないでもっと投下してよ

655:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/10 23:25:47 35cy3QFD0
>>652
とても面白いです
梓の嫌味っぷりがなんかリアル

656:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/11 00:05:43 MKOG3sM/0
何だかんだいって律最悪だな

657:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/11 00:52:02 4AEiewNE0
現実では、この話の律みたいな認識こそ、多数派なんだよね。
それは健常者の自己満足に過ぎないんだけどね。

658:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/11 01:07:11 b7fjezbD0
そろそろ次スレの時期か

659:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/11 07:11:16 mFtzaROw0
まだはやいだろ

660:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/11 09:10:06 qZM8uSZ20
    / ̄ ̄\
    l(itノヽヽヽl
   ノリ(l| ^ q^ ノi <うーい!ゆいのおむつちっちゃい!
   ⊂ .  .つ
    (____)
ブリッ (ヽ_ ゚゚_ノ
 ●  ∪  ̄∪

661:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/11 09:47:25 xV+TMjkc0
>>660
太ってるww

662:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/11 14:20:20 d3wO6DIC0
    / ̄ ̄\
    l(itノヽヽヽl
   ノリ(l| ^ oo^ ノi 
   ⊂ .  .つ
    (____)
    (ヽ_ ゚゚_ノ
    ∪  ̄∪

663:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/11 16:32:36 gssJQJnk0
唯はいつもいろんな人にボコられているから、唯の住んでる街の人は血気盛んな人が多いと思われる。

現実に考えて、確かに障害者を嫌う人はいるけど、暴行まで至るのはあまり少ないだろうから。

664:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/11 16:52:26 gssJQJnk0
>>663

血気盛んじゃなくて、怒りっぽい人だった

スマン

665:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/11 17:13:21 rNgmV2EI0
>>652
乙。
早く続きが読みたいな。面白くてあっという間に読んでしまう。
社会貢献も期待してます。最近池沼が酷い目にあうssが少ないのでもっとやってくれ

666:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/11 18:24:12 SUv/jrc90
俺はむしろ最近唯が酷い目にあうssばっかでつまらんと思ってたぐらいなのに
人によってその辺の感覚は全然違うんだな

667:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/11 18:56:46 oJxrUF0Q0
俺は唯が酷いめにあうssが好きだなあ
滑稽でわらえる

668:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/11 20:19:17 wux95op90
律を最悪と思えなかった俺は多数派だったのか

669:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/11 20:29:33 5WynUnCG0
こんばんは、>>644-651の続きを投下します。

670:OUTside
11/01/11 20:31:04 5WynUnCG0



 下校の門限も近いというのに、音楽室には煌々と灯りが灯っている。
軽音部の使用する部室の名称が第二音楽室である事から、
この音楽室も正式名称は第一音楽室になるのだろうが、
普段生徒も教師も単に音楽室としか呼称していない。
 この音楽室を部活動の場として使用しているのは、吹奏楽部であった。
その音楽室の前で律は一人、
演奏に混じって響く待ち人が叱咤する声を聴きながら佇んでいた。
とうに軽音部としての活動は終わり、梓達も帰宅しているはずだ。
普段は澪と一緒に帰っていたが、今日は用事があるという事で澪は先に帰らせた。
その用事が何であるか知っている紬は付き添いを申し出たが、律は断った。
「イベント近いだけあって、気合入ってるな」
 他人事のように、呟いた。
その呟きとほぼ同時に、演奏が止んだ。
続いて、叱咤と労いを巧みに織り交ぜる待ち人の声が聞こえて来る。
先ほどは演奏に混じっていた為明瞭に聞き取れなかったが、
演奏が止んだ今は一字一句聞き取れた。
(話の流れからすっと、締めのお説教と労いってトコかな。
やっと終わりか。それにしても、あの人意外と厳しいトコあんのな)
 その声が止むと同時に、部員が異口同音に口にした。
「有難うございました」と。
軽音部とは対照的に、規律の取られた部であるらしい。
顧問が同じであるにも関わらず、生じている差異は大きなものがあった。
堅苦しい雰囲気が苦手な律は、軽音部の雰囲気の方が好みだと感じた。
 扉が開かれ、部員達が吐き出されてくる。
軽音部よりも大所帯だが、律は特段気後れする事は無かった。
音楽室から出てくる面子の中に知った顔を見つけては、手を振るくらいの余裕もあった。
 一番最後に、待ち人が音楽室から出てきた。
左右には、生徒が付き添って何やら話している。
(げっ、他の人間にはあんま聞かれたくない話なんだよなぁ。
まぁでも……)
 耳を澄まして聴いてみれば、そう重要な話でも無いらしい。
笑いあってさえいる所を見れば、他愛も無い話なのだろう。
(なら、ちょっと借りるか)
「さわちゃーんっ」
 待ち人の名を愛称で呼びながら、手を挙げて近づく。
「田井中さん?こんな時間にどうしたの?」
「ちょっと部活の事で話があってさ」
 左右の生徒は訝しげな視線を送っていたが、
律の発言で軽音部の部長であると気付いたらしい。
「じゃあね、先生」
「明日も厳しくお願いします、先生」
それだけ言うと、二人連れ立って廊下の奥へと姿を消した。
 気を利かせてくれたわけでは無いだろうが、律は内心感謝していた。
部外者を交える話では無いのだから。
「部活の話ってなぁに?一人でこんな時間に訊ねてきたって事は、
何か喫緊の問題でもあったのかしら」
 不安の篭った眼差しが律に注がれる。

671:OUTside
11/01/11 20:32:32 5WynUnCG0
「あーいや。部活の話、ってワケでも無いんだよね。
部活に無関係ってワケでも無いから、さっきは部活の事で話があるって言ったけど」
 山中の表情に険が走った。
「唯ちゃんの事?」
 深刻そうな声音で、山中は言葉を吐き出す。
想定していた以上に険しい反応に、律は少し面喰った。
「ああ、つってもそう深刻な話でも無いって。
日曜に平沢家訪問するんだけど、さわちゃんもどう?ってお誘い。
唯も会いたがってるしさ」
「それは……軽音部の部活としての行事かしら?
お誘いだけじゃなく、その申請も含めた話かしら?」
「いや、面子は全員軽音部で構成されてるけど、部としての行事じゃない。
プライベートなノリで遊びに行く、って感じ」
「なら、教師の私が参加したら変じゃない」
 今度は、律の表情に険が走る番だった。
だが怒りを抑え、努めて鷹揚に言葉を紡いだ。
「……他人行儀だぞー、さわちゃん。
付き合いは短かったとはいえ、唯とは仲良かったじゃん」
「あの時は、教師と生徒だった。仲良くして、理解してあげたいと思った。
でも今はもう」
「おっと、そこまで」
 山中の発言を途中で遮った。聴きたくなかった。
「ま、駄目なら無理強いしないよ。ほら、吹奏楽部だって忙しいんじゃん?
なら仕方ないかなーって」
 頭の後ろで手を組むと、山中に背を向けた。
(思ってた以上に、冷たい人なんだな。
あれだけ優しくしといて、転校したらはいそれまで、ですか。
まぁそりゃ教師と生徒の関係なんて元来そんなもんだろーけどさ。
さわちゃんまでそのテの人間だなんて、幻滅だし。
唯はこんなのに会いたいとか言ってるのか。
優しいお面被ったその他大勢に会いたいってか)
 歩きだす律の背に、山中の声が届く。
「待って、りっちゃん」
 律は足を止めて振り返る。
「ん?」
 もしかして、心変わりしたのだろうか。
『私も行くわ』
その言葉を期待して、山中の言葉を待った。
気の早い事に律の脳裏では、喜ぶ唯の顔が浮かんでいる。
「軽音部は全員参加するの?」
 山中の口から出た言葉は、律の想像の埒外にあるものだった。
「うん。ムギも澪も梓も」
「そう……」
 山中は考え込むように眉間に皺を寄せて腕を組んだ。
「どうしたんだよ?何か全員参加だと不都合でもあるー?」
 顔は笑顔だが、若干の棘が語勢に篭った。
深刻を湛えた山中の表情が律には気に入らなかった。
「一点だけ確認させて。プライベートなノリで遊びに行くというのなら、
強制とかは一切してないのよね?」
「当たり前だろっ」
 反射的に放たれた言葉は、思考を経ていないので遠慮のない強い口調となった。
「そう……。ならいいんだけれど」
 律の勢いに怯む事は無かったが、山中の発言は何処か歯切れが悪かった。

672:OUTside
11/01/11 20:33:41 5WynUnCG0
「そ。ま、ムギはともかく、澪と梓は最初は渋ってたけどね。
それも休日は練習したいから、っていう理由からだったし。
だから土曜日の練習を提案して日曜フリーにしたら、
澪も着いてくるって事になった。梓も澪が来るなら行くってさ。
でさ、用事ってのは唯ん家にさわちゃん誘う事の他に、そっちでもあってさ。
要するに土曜日の第二音楽室使用許可の申請ってワケ。
これは別に明日でも良かったんだけどね」
 先ほど怒鳴るような口調で返した事を気まずく思う律は、
懇切に澪達が参加を表明した流れを説明した。
「……そう。あ、土曜日の件だけど、了解よ。
部室使っていいわ」
 山中は少し考える仕草を見せてから、許可を出した。
「あんがと。じゃ、今日はこんだけだから」
「ええ、りっちゃんも遅くまで大変ね。
部長のお仕事、大変でしょう?
部員の事にまで手が回らなくなる事もある。
そういう時はね、物事に優先順位を付けていく事も大切だと思うの。
りっちゃんは一人で、時間も有限。
何もかもをやろうとしても、結局は空回って満足な結果は引き出せないわよ。
挙句、周囲を傷つけてしまう事になるかもしれない。
あ、いや、私もタイムマネジメント下手だし、
タスクに優先順位付けて効率化図れてるワケじゃ無いんだけどね。
だからあまり偉そうな事は言えないんだけれど」
「いや、いきなり何スケールの大きい話始めてんだよ。
私は大丈夫だよ、部活も澪や紬がサポートしてくれてるし、
それほど部長の責が重圧に感じた事は無いな」
 実際に、軽音部はそれほど熱心な音楽活動をしているわけではなく、
ティータイムがかなりの比重を占めている。
律はアドバイスしてくれる山中に好感を抱きつつも、
そのアドバイスは的が外れているとも思った。
(唯も交えたHTTバンドの実現ってのは確かに高い目標だけど、
部活動とはちょっと違うしな。
純粋な部活動で難儀してるのっつったら、
梓が反抗的な事くらいか)
 律の脳裏に悩みとして浮かぶのは、後輩中野梓への対応だった。
「そう……」
 山中はまだ何か言いたそうにしていたが、
「……なら、いいわ」
結局その話はそこで打ち切られた。
 律にしても山中が何かを言いあぐねている事は察していたが、
敢えて突っ込んで引き出そうとはしなかった。
気にならないと言えば嘘になるが、
激しい剣幕で言葉を放った事を思い返して踏みとどまった。
言いたくない事を言わせようとすれば、
それは多少なりとも言動が敵対的にならざるを得ない。
短い間に特定の人間にこれ以上敵意を重ねたくは無かった。
「んじゃ、また明日ね、さわちゃん」
だから律は、この話をここで切り上げて踵を返した。
「ええ、また明日、りっちゃん」
 山中の声を背中に受けて、律は廊下を一人歩いた。

673:OUTside
11/01/11 20:34:53 5WynUnCG0

*

 日曜日、示し合わせた時間より10分以上前に、律と澪は集合場所に到着した。
そこには既に紬が待っていた。
「あれ?早めに着くように家出たんだけど。
意外だなー、もうムギが来てたなんて。
もしかして待った?」
 律の問いに対し、紬は笑みを交えて首を振る。
「私もちょっと前に来たところよ。
りっちゃんは澪ちゃんと一緒に来たのね」
「まー、家も近いし。
後は梓だな。梓が来たら出発しよう」
 ポケットの携帯電話を意識しながら律は答える。
まだ10分強の時間はあるが、
もしかしたら梓が来ないかもしれないという思考が頭に擡げている。
昨日の練習が終わった時に待ち合わせ場所や時間の最終確認を行ったが、
その時には梓は参加する前提で話に加わっていた。
それでも梓の反抗的な態度が脳裏を過ぎり、
欠席の可能性を排除しきれないでいた。
 だがその思考も、集合時間5分前に梓が姿を見せた事で四散した。
代わりに、梓の装いに対して律の頭に疑念が浮かんだ。
それは澪や紬にしても同じらしく、怪訝を表情に走らせて梓を眺めている。
「どうかしましたか?」
 視線を向けられた梓は、飄々とした態度で問いかけてきた。
「何で上下ジャージ……」
 律が三人を代表してそう言うと、梓は溜息混じりに言葉を返してきた。
「動きやすい格好でいないと、何かあった時に危険ですから。
それに、折角お洒落しても唯先輩に汚されたんじゃ堪ったものじゃありませんから」
「へー、梓は賢いな。皆ジャージにすれば良かったかもな。
私も、せめてパーカーのフードだけでも被った方がいいかな」
 澪は感嘆の声で梓を褒めたが、律は内心快くはなかった。
(汚されたくない、ってのはまだ分かる。実際に唯は涎掛けとか汚れてる。
でも、何かあったときって、まるで唯が危険人物みたいな言い方じゃん)
 胸中に不満が燻るが、それを口に出して梓と対立する気は無かった。
まだ始まったばかりだというのに、今から険悪な雰囲気を形成するわけにはいかない。
「皆揃った事だし、行こっか」
 律は率先して歩き出した。
「そうだな、さっさと済ませよう」
「そうですね、手早くやっちゃいましょう」
 消極的な言葉を放ちながら、隣を澪が歩き、
梓が後ろに続いた。
「そうね、憂ちゃんや唯ちゃんも待ってるだろうし、急がないとね」
 二人の発言を無理矢理肯定的な意に変えて、紬が殿を務めた。




674:OUTside
11/01/11 20:36:15 5WynUnCG0



 平沢家に着くと、律は手馴れた動作でチャイムを押した。
律一人でなら、何度も訪れた事がある家だ。
 暫くして、インターホン越しに憂の声が響いた。
「はい」
「憂ちゃん?私田井中律含めてけいおん部四名の到着だよん」
「すぐに開けますね」
 その言葉が終わってから数秒も経たずにドアが開き、
憂が明るい顔を覗かせた。
「待ってましたよ、皆さん。お姉ちゃんも喜びます。
さ、上がって下さい」
 律がドアを潜ると、玄関を上がった所で既に唯が待ち構えていた。
律の顔を認識するや否や、その表情には満面の笑みが漲った。
「おっす、唯」
「りった、りった、きゃきゃきゃっ」
 嬉しそうに両手を叩いてはしゃいでいる姿を見て、
来て良かったと律は心底から思った。
「おーう、りっただぞー。いい子にしてたかー?」
 頭を撫でてやると、擽ったそうに目を細めた。
「ゆい、いー子してたよー。りった、きゃきゃ」
「あ、りっちゃんばっかりずるーい。
唯ちゃん、お久しぶりね」
 紬も次に顔を覗かせ、柔和な笑みで以って唯に話しかけた。
「むぎちゃ、むぎちゃ、きききっ」
 紬にもまた、唯は嬉しそうな反応を見せた。
憂も唯の笑顔を見て、満足そうに微笑んだ。
次に梓が入ってきた。
「お邪魔します」
と静かな声で口にされた言葉は、唯ではなく憂に向けられている。
だが、唯は目敏く梓を見つけて、一際嬉しそうな声を張り上げる。
「あーっ、あずなんだーっ」
 叫ぶと同時に、土足にも関わらず玄関に下りて梓に抱きつく。
「きゃっ。や、止めて下さいっ」
 悲鳴を上げて引き下がる梓に配慮してか、憂が唯に離れるよう促す。
「お姉ちゃん、梓ちゃん苦しそうだよ?
離れてあげて?ね?」
 だが唯は構う事無く、梓を抱きしめる。
「あずなん、こーはいっ。かわいーこーはいっ。
いい子いい子するのー」
 抱きついた姿勢のまま、梓の頭頂部を手で撫でた。
梓は屈辱に顔を歪めて、救いを求めるように憂に視線を投げる。
「お、お姉ちゃん。駄目だよー」
「ほら、唯。梓ばっかりずるいぞー。りったと遊ぼうぜ、な?」
 憂と律が力を合わせて引き剥がして、不満気に唸る唯を慰めた。
「うー、うー。ゆい、あずなんをいい子いい子するのーっ」
「ほらほら、寂しい事言わないでりったも構ってくれよ」
「お姉ちゃん、私達と遊ぼ?ね?」
「むぅー、むふぅー」
 その不満を込めた唸りも唐突に止み、
代わりに警戒するような表情が唯の顔に浮かんだ。

675:OUTside
11/01/11 20:37:22 5WynUnCG0
「久しぶりだな、唯」
 フードを被っていても、声の主が誰であるか分かったらしい。
唯は怯えの篭った瞳で、澪を見上げた。
「みおた……」
「そう、澪だよ。憶えてたんだな。驚いたよ。
その記憶容量を九九覚える事に費やせば良かったのに。
いや、お前の場合は足し算か?」
 嘲弄的な声と、冷たい眼差し。
それは律達には決して向けられる事の無い、剥き出された敵意。
唯の唸り声を制するには充分だった。
「秋山さん、お姉ちゃんを怯えさせるのは止めてくれませんか?」
「ん?脅かした憶えなんて無いけど。
変な因縁付けないでくれないか?」
「ああ、素が怖いんでしたね。失礼しました。
失礼ついでに言いますが、家の中に入ったのならフードを外したら如何ですか?」
「外す必要は無いな。
家の中で被り物を外すのは礼儀の問題だ。
逆に着けている必要はある。
ほら、フードじゃヘルメット代わりにもならないけど、
何も頭を庇う物が無いよりはマシだ。これは安全面や衛生面の問題だな」
 言外に告げていた。
唯や憂が礼儀を払うに値しない相手であると。
そして、唯が危険で不潔な存在であると。
 早くも火花を散らす二人に、律が慌てて割って入った。
「まーまー、クールダウン、クールダウン。
澪もさ、ほら、フード外そうぜ?」
「分かったよ」
 澪はあっさりと退き、フードを外した。
「ごめんなさい、少し熱くなり過ぎちゃいましたね」
 澪が退いたのを見て、憂も一言詫びた。
尤も、視線は澪では無く律に向けられていた。
「あ、どうぞ皆さん。靴を脱いで上がって下さい」
 律と言葉を交わす事ですっかり平常心を取り戻したのか、
憂は表情も雰囲気も一転させて皆を促した。
「あ、じゃあ、お邪魔するわね」
 紬が靴を揃えて上がった。
律達も紬に倣って後に続く。
「お姉ちゃんの部屋も私の部屋もこの人数は手狭だから、
取り敢えずリビングへと場所を移しましょう。
こちらです」
「きゃきゃきゃっ、いっぱい、いっぱい」
「そうだね、お友達が沢山来てくれて良かったね、お姉ちゃん」
「あーう」
 嬉しそうに語らう平沢姉妹に先導されて、リビングへと律達は入っていった。




676:OUTside
11/01/11 20:38:44 5WynUnCG0



 リビングに着くと、憂から適当に座って下さいとの指示を受けた。
律や紬は特に気にせずソファに腰掛けたが、
梓はソファを丁寧に検分してから腰掛けた。
唯の涎や排泄物の跡が付いていないか確認していたのだろう。
澪に至っては更に露骨で、バッグから座布団サイズのビニールシートを取り出して、
ソファの上に置いてその上から腰掛けていた。
 梓と澪の仕草に一瞬眉根を寄せた憂だったが、
特別咎めるような事は言わなかった。
実際に、全員の着席を確認した後で憂の口から放たれた言葉は、
「ちょっと待ってて下さいね。
今、飲み物用意しますから」
という接客の際の定型句でしかなかった。
「あ、憂。私手伝うよ」
 梓が立ち上がりかけたが、憂は制するように手を振った。
「え、大丈夫だよ。
梓ちゃんはお客さんなんだから、寛いでて」
「いや、手伝うって」
 梓は半ば無理矢理立ち上がり、憂に同行しようとする。
(まさか座る時の梓の態度に憂ちゃんがキレて、
変な物入れるかもとか疑ってるのかなー?
ははっ、ありえねー。
憂ちゃんはお前と違って優しい子だから、そんな事しないよ)
 律は内心で梓を嘲ったが、
梓の懸念は別の所にあるという事を間もなく思い知る。
「あう?あずなん、ういといっしょ?
ゆいもあずなんとういに着いてくー」
 嬉しそうに立ち上がった唯を、梓が激しい剣幕で制した。

677:OUTside
11/01/11 20:39:29 5WynUnCG0
「ダメですっ。唯先輩は座ってて下さい。
飲み物入れる時に来たら危ないです。
ムギ先輩、唯先輩の子守よろしくお願いしますね」
 どうやら、唯となるべく離れていたいが為に憂の手伝いをするらしかった。
頻繁に唯から抱きつかれる梓にしてみれば、
唯との接触は必要最小限に留めておきたいのだろう。
憂への不審故では無く、唯への嫌悪故の付き添いだったのだ。
 寧ろ、憂に対して不審を露わにした者は澪であった。
「ああ、そうだ梓。
私の飲み物は、皆と一緒のを入れてくれ」
 澪の発言には、憂に任せては変な物を飲まされかねない、
その危惧がありありと表れていた。
だからこそ梓を指定し、皆と一緒という指示を出したのだ。
律にもそれは分かったし、憂も分かったのか不機嫌な顔になった。
「だって、梓ちゃん。じゃあ、秋山さんの分は梓ちゃんにお願いするね。
秋山さんの分なんて、私すぐに忘れちゃいそうだし」
 憂は澪に向けて毒を含めた発言を放つと、
視線を律に転じて言葉を続けた。
「あ、いや、秋山さんの事はキッチンに居る間も意識から逸らせそうも無いけどね」
 律はその言葉の意味を瞬時に理解し、肯く事で了解の意を伝える。
要は、自分が居ない隙に唯を虐めないように澪を監視して欲しい、
そう言っているのだ。
 律の首肯を見て安心したのか、憂は梓を伴ってリビングから出て行った。
(各人の好悪感情が入り乱れてやがるな……)
 複雑な人間関係が齎した寸劇が眼前で展開され、
全員仲の良い軽音部という理想の高さを律は改めて思い知った。
(うっへぇ、心とか色々折れそう。
てか今のやり取りには関係無かったけど、
私自身も梓から嫌われてるっぽいしなー)
 律自身、梓を苦手に感じているのだ。




678:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/11 20:42:33 5WynUnCG0
>>670-677
本日は以上です。
ではまた。

679:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/11 20:43:31 B97DxBqs0
楽しみに待ってます!

680:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/11 20:53:59 rNgmV2EI0
>>678
乙。続き待ってます

>>666
一日とかおばあちゃんとか個人的にものすごいバッドエンドだったからなー。
散々好き勝手やって、挙句の果てに人まで殺してるし。
やっぱ、好き放題した結果自分に返ってくる…。見たいなのがいいね

681:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/11 21:15:46 bUDTcnD+0
OUTsideすげーわ
早く続きみてーwwwwwwwwwwwwwwwwww

682:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/11 21:18:35 xV+TMjkc0
>>678
期待
しかしchange trickといいこの作品といい、作者は反吐が出るような人間を書くのが実にうまいな
もちろんいい意味で

他のSSより若干池沼度の低い唯(平沢憂の憂鬱くらい?)の描写とあいまって、展開が楽しみでならない

683:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/11 21:44:09 bUDTcnD+0
500KB近いな
次スレ立てるか

684:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/11 21:52:33 MKOG3sM/0
登場人物みんな歪んでるよな
そこがいい

あと、律は糞

685:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/11 21:56:04 xV+TMjkc0
律は偽善的な駄目人間かもしれんが梓の方がクソだろ

内心どう思ってても、一応部の雰囲気を気づかう先輩に対してあの態度は人間のくずにゃん

686:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/11 21:59:09 bUDTcnD+0
【けいおん!!】自慰を覚えた池沼唯9【お股弄り】
スレリンク(anichara2板)

687:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/11 22:20:49 MKOG3sM/0
>>685
部の雰囲気を気遣うなら率先して練習するべきだし、憂との約束だって
あらかじめ部員に相談してからするベkだ

律の偽善が雰囲気を壊してる

688:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/11 22:21:19 oJxrUF0Q0
いつものしょうもない唯のssを希望

689:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/11 22:24:39 MKOG3sM/0
ゆいの理想
    / ̄ ̄\
    l(itノヽヽヽl
   ノリ(l| ^ q^ ノi <ゆい みんなちゅき!!
   ⊂ .  .つ
    (____)
ブリッ (ヽ_ ゚゚_ノ
 ●  ∪  ̄∪

    _  
  ,ィ´   `ヽ
 从 ,ノjノヽハ 
  ゝ( ^ q^ノ <い“い“い“よ“ぉぉぉぉ!!おねえちゃああんぁぁ!!いっしょにいこぉぉぉ!!
  |~~~~ iつ  
  |_____」..…ヴヴヴヴ
(( (_(_ i[]==
   | | 1 ¨…¨ 

   _ _
.  '´, 、   ヽ
 ,rlミiレハ从リ!
ノ八(|l ^ q^ノl|ヾ <うい“い“い“ぃぃ!!わたしもぉぉぉ!!いっしょにいぐぅぅぅ!!
  |~~~~ iつ  
  |_____」..…ヴヴヴヴ
(( (_(_ i[]==
   | | 1 ¨…¨ 

  _
  '´/、 ヽヽ
  i ((eヽe)i
 ノ (l|^q^ノl、   <とげっぷり”い”い”い”い”!!!
  |~~~~ iつ  
  |_____」..…ヴヴヴヴ
(( (_(_ i[]==
   | | 1 ¨…¨ 
    _
 . '´.   ヽ
 i L|_!リハリ!_|
 |!(!|`^ q^ノ!|  <ち・ちつう”う”う”う”う”!!!
  |~~~~ iつ  
  |_____」..…ヴヴヴヴ
(( (_(_ i[]==
   | | 1 ¨…¨ 
    __
  . '´i===iヽ
. !. リ゙゙゙""リi
 从(!|^ q^ノ!|  <あ”あ”ん”ん”!! み”おいっちゃったかあ”あ”ぁ”ぁ”んん!!!
  |~~~~ iつ  
  |_____」..…ヴヴヴヴ
(( (_(_ i[]==
   | | 1 ¨…¨ 

690:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/11 22:32:14 mFtzaROw0
新しいss書き終わったんだけどとても東海出来る空気感じゃありません

691:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/11 22:35:11 MKOG3sM/0
>>690
come on!

692:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/11 22:44:15 xV+TMjkc0
>>690
せっかく新スレたったんだからそっちに投下してほしい
新スレの景気づけのためにも

693:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/11 22:47:06 oJxrUF0Q0
ぜひ新ssお願いします!

694:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/11 22:50:32 MKOG3sM/0
    / ̄ ̄\
    l(itノヽヽヽl
   ノリ(l| ^ q^ ノi <ゆい みんなちゅき!!
   ⊂ .  .つ
    (____)
    (____)
    (____)
ブリッ (ヽ_ ゚゚_ノ
 ●  ∪  ̄∪

三段腹

695:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/11 23:00:36 B97DxBqs0
>>694
ツボですwwwwwwwwwww


696:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/11 23:19:53 bUDTcnD+0
>>694
きめぇええええええwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

697:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/11 23:22:27 xV+TMjkc0
>>690
せっかく新スレたったんだからそっちに投下してほしい
新スレの景気づけのためにも

698:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/11 23:24:02 0VipZtPl0
>>694
ぎゃあああああwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

699:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/11 23:25:17 xV+TMjkc0
すまん誤爆orz

700:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/12 01:20:29 jIirpCTO0
>>694
こ れ は 酷 い wwwwwwwww

701:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/12 03:24:03 noUvQ+QY0
172 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/01/10(月) 05:11:45 ID:adkHjB1/0
2010年12月25日
エロけいおん!アホな子「平沢唯」をお仕置きセックス
URLリンク(www.elog-ch.com)

「け○おん!ゆ○」でお仕置きSEX
学校で追試を受けている唯が、あろう事か試験中に居眠り。
それを見た先生がお仕置きセックスするという動画です。
アホな子の唯は先生におっぱいを触られても抵抗せず、ごめんなさいと謝るばかり。
しだいに先生のイタズラはエスカレートし、黒タイツを破かれて制服のまま犯されてしまいます。
アホなので状況がわかっているのか怪しいですが、チ○ポをハメられて悦んでいるようなので
たぶん大丈夫でしょう。


702:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/12 12:09:34 2Q8vINDg0
    / ̄ ̄\
    l(itノヽヽヽl
   ノリ(l| ^ q^ ノi <ゆい あずなんちゅき!!
   ⊂ .  .つ
    (____)
ブリッ (ヽ_ ゚゚_ノ
 ●  ∪  ̄∪
           _ _
.        '´, 、   ヽ
       ,rlミiレハ从リ!
       ノ八(|l#゚ A゚ノl|ヾ <来るな池沼豚!!
     ((  と」茆iつ ))
       ヾ く/_i_ゝノ
           し'ノ

    / ̄ ̄\
    l(itノヽヽヽl
   ノリ(l|# `q´ ノi <むぅー、むふぅー!!
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ブリッ (ヽ_ ゚゚_ノ
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   ノリ(l| ^ q^ ノi <ゆい あずにゃんいっしょ!!
   ⊂ .  .つ
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    (____)   だれかー!!助けてー!!
ブリッ (ヽ_ ゚゚_ノ \
 ●  ∪  ̄∪

703:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/12 12:25:06 GiXSK6ib0
食べられたwww

704:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/12 13:23:43 192XF6h90
>>702
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

705:池沼唯育成ゲーム
11/01/12 16:30:19 lTahvJwT0
このゲーム(SS)は、みんなの選択によって話の流れが変わっていくゲーム(SS)だ!

プロローグ

4月…
平沢唯(15)はここ、なかよし学校(養護学校)に入学した。
実は彼女は、知的障害者なのだ。しかも重度の。
そのせいか、中学時代はいつも虐められていた。(とは言っても、唯本人はそんな自覚無いのだがw)

しかし、唯が虐められていた原因は障害者という理由だけではなかった。
それは、唯本人が怠惰な性格をしていたからだ。
そのため、生まれてから全然進歩が無い…
だから、近所では「池沼唯」と言われて嫌われていた。

果たして、池沼唯こと平沢唯は無事学校を卒業して、社会に貢献できるのだろうか!?

※ちなみに1回につき、1ヶ月で進みます。

4月
入学式…

憂「お姉ちゃん、学校生活楽しみ?」

唯1「あーう!(^q^)」
 2「うーい!あいすー!(^q^)」
 3「ブブブーー!」 「うーい!ウンチもらちたー!("q")」

>>710

706:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/12 18:37:08 PIaI1o/g0
    / ̄ ̄ ̄ ̄\
    l (itノヽヽヽヽl
   ノリ(l|  ^ q^  ノi <ゆい ぶたさん
   ⊂  .   . つ
    (______)
    (______)
    (ヽ__ ゚゚__ノ
     ∪   ̄  ∪

707:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/12 18:48:46 zuGxfNEg0
おもしろそうじゃないか

708:修正しました
11/01/12 19:51:37 2Q8vINDg0
    / ̄ ̄\
    l(itノヽヽヽl
   ノリ(l| ^ q^ ノi <ゆい あずなんちゅき!!
   ⊂ .  .つ
    (____)
ブリッ (ヽ_ ゚゚_ノ
 ●  ∪  ̄∪
           _ _
.        '´, 、   ヽ
       ,rlミiレハ从リ!
       ノ八(|l#゚ A゚ノl|ヾ <来るな池沼豚!!
     ((  と」茆iつ ))
       ヾ く/_i_ゝノ
           し'ノ

    / ̄ ̄\
    l(itノヽヽヽl
   ノリ(l|# `q´ ノi <むぅー、むふぅー!!
   ⊂ .  .つ
    (____)
モ゙リッ (ヽ_ ゚゚_ノ
●●  ∪  ̄∪
●●

~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    / ̄ ̄ ̄ ̄\
    l (itノヽヽヽヽl
   ノリ(l|  ^ q^  ノi <ゆい あずにゃんいっしょ!!
   ⊂  .   . つ
    (______) /
    (______)  だれかー!!助けてー!!
ブリッ (ヽ__ ゚゚__ノ \
 ●  ∪   ̄  ∪ 

709:修正しました
11/01/12 19:54:39 2Q8vINDg0
 / ̄\
 l(itノヽヽl
ノリ(l|^ q^ノi <うーい、ゆいのおむつ、きたないきたない!!
 ⊂__つ
  (ヽ ゚゚ ノ
  ∪∪

  / ̄ ̄\
l(itノヽヽヽl
ノリ(l| ^ q^ ノi <ゆい あずなんちゅき!!
⊂ .  .つ
 (____)
 (ヽ_ ゚゚_ノ
  ∪  ̄∪

/ ̄ ̄ ̄ ̄\
l (itノヽヽヽヽl
ノリ(l|  ^ q^  ノi <ゆい ぶたさん
⊂  .   . つ
 (______)
 (______)
 (ヽ__ ゚゚__ノ
  ∪   ̄  ∪

710:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/12 20:16:47 ePRisN6w0
唯 「ブブブーー!」 「うーい!ウンチもらちたー!("q")」


711:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/12 20:17:44 ePRisN6w0
>>708
糞出しすぎwww
なので>>710は選択肢3で

712:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/12 21:16:11 kS0y9fuQ0


713:池沼唯育成ゲーム
11/01/12 21:17:08 lTahvJwT0
「ブブブーー!」

…………

唯のウンチを漏らした音が、体育館中に響き渡る!
先生や他の生徒達は唖然としていた。

唯「うーい!ウンチもらちたー!("q")」

ぷっつん…

憂の何かが切れた!

憂「入学早々何やっとんじゃ!池沼さんよ!!」ぺシーン!

唯「びぃえーーん!うーいぶったー!("q")」

憂の評価が2下がった!(12月(年末)の時点で憂の評価が10以下の場合、施設行きになるので注意してね!)

入学式の後、1年生のクラスで自己紹介をすることになった。

先生「じゃあ次は平沢さんね」

唯「あーう!(^q^)」

唯1「ひらさわゆいです!すきなものはアイスです!(^q^)」
 2「ひらさわゆいです!しゅみはうんたんです!(^q^)」
 3「ひらさわゆいです!とくいなことはぶたさんになることです!ゆいぶたさん!ブーブー!(^oo^)」

>>716

714:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/12 21:35:17 ePRisN6w0
新しい試みでおもろいけど
もうちょっとでこのスレ終わるぜ
あと6KBだから大きいAA2、3個で終わる

次スレでやろうぜ

715:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/12 23:23:10 CdoHuuIF0
 / ̄\
 l(itノヽヽl
ノリ(l|^ q^ノi 
 ⊂__つ
  (ヽ ゚゚ ノ
  ∪∪

716:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/12 23:26:24 noUvQ+QY0

    池沼唯ちゃんは新年そうそうにもうんちを漏らして池沼泣き

               ____
          ,,. :': :´: : : : : : : : :\
       >: : : : : : : : : : : : : : : : : :ハ
     ∠: : : : /: : : i: : : : : i: : : : : :i: : : !
      /: : : :ト ,/l: : : : : |i: : : : :. !: : : !
      .|: : : : .ト.|/ l: : : : :ト\: : : :l: : :: !
      .|/ ,: :|: l. __ ∨\|.___丶i: :.|: : :ハ
     /: : :/: :∨(O)   (O ) |\|ヽ: : ハ
     /_: :.〈: : : 〉〈 〈 (O O)〈 〈 |/|丿:::__l
      〈: 丶:(  〉 〉.i'⌒ヽ 〉 〉': :.ノ: :_|
     _/ \:\_〈_ ゝ_ノ _〈./: : /\/
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    !_    _',____\/ノl./       \
    〈 )/ ̄   \\/         .\    ∬ ,.ノヽ. ∬
,,..'''""~~\<>()<>_/      _     ハ   ∬ ,.(_::::: )  ∬
    丶 \   に|      /       ハ    ,(__:::::::: )
      \ \  └--‐‐‐"~\  ┌─┐ /ゝ  (:::::::::::::::::: )
       )  )____,,、-‐┤.  ゝ__ノ/ヽ ゝ   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄≡




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