10/12/19 20:45:59 M6oMEOmL0
ジングルベ~ル♪ジングルベ~ル♪
今週末はいよいよクリスマス。
平沢家でもクリスマスツリーの飾り付けをやっている。
最近は LED照明の普及に伴い、クリスマスツリーも明るくて鮮やかなライトアップ
が出来るようになった。
平沢家のクリスマスツリーも今年からLED電球に代わり、とても鮮やかになった。
もっとも、LED電球を買ったきっかけは、例によって池沼唯の我侭だった……
ピカピカ、ピカピカ
光の見事な競演だ。
池沼唯ちゃんも色鮮やかに光るLED電球の光にとても嬉しそうだ。
唯「キャッキャッキャッキャ… (^q^)/」
憂「お姉ちゃん、嬉しい?」
唯「うれちー、うれちー (^q^)」
憂「良かったね」
「う~ん、お姉ちゃんにねだられて買ったけど、電気代が殆んど掛からない
というのは驚きね~」
「怪我の功名というのかな?
でも、ここでお姉ちゃんを甘やかしちゃうと調子に乗ってくるから、
きちんと引き締めないと!」
だが、そうは思っていても、やはり憂は姉・唯の喜んでいる姿を見るのは嬉しいものである。
憂「お姉ちゃんも喜んでいるし、今年は良いクリスマスになりそうね……」
憂は希望を込めて言った。
憂は現在高校生だが、小さい頃に両親に逃げられて以来ずっと池沼な姉との2人暮らしをしてきた。
そのため、憂は勉学以外にも家計の切り盛りもしなくてはならず、いつも生活費を気にした生活をしていた。
しかし、今年は思わぬ形で電気代が節約できてツリーも鮮やかに光ってと二兎を得ることができて、とても満足な気持ちでクリスマスツリーを眺めていた。
憂はもう立派な主婦である。
ツリーから光がピカピカと点滅するたびに、それに呼応して唯の禿げ上がった頭がピカピカ光る。
憂は思わず笑ってしまった…
憂「クスクス…」
唯「うーい!どーちたの? (^q^)」
唯は突然憂が笑い出した理由が分からず問いかける。