11/01/01 18:45:58 H+YOF9Fe0
>>654
俺「買ってやるよ」
加奈子「え?マジマジ? よーし逃げんなよ!」
ぎゅっと手首を掴まれシューズショップに引きずり込まれる俺
俺(か…加奈子ちゃんの手、あったかい…)
加奈子「あ、これこれ! すいませーん、いーですか?」
店員「どうぞ、お試し下さい」
加奈子「よいしょっと…うわわわ!」
俺「あ、危ないよ、加奈子ちゃん!」
茶色のショートブーツに足を突っ込もうとしてバランスを崩す加奈子ちゃんを慌てて支える俺
俺(小さな体だなあ…いい匂い…)
加奈子「えーと…こうかな?」
楽しそうに靴紐を結ぶ加奈子ちゃん。しかし…
俺(み、見えちゃうよ加奈子ちゃん!)
夢中になるあまり、片膝を立てたためめくれたスカートの隙間からちらちらとパンツが覗きそうになっているのに気付かない加奈子ちゃん
慌てて加奈子ちゃんの前に立ってガードする俺
加奈子「なあ、どーだよ?」
俺 「う…うん…いいんじゃないかな…」
加奈子「なんだよ、張り合いねーなー!」
履き終わって楽しそうにポーズを決める加奈子ちゃんが可愛すぎてろくな言葉が出ない俺
唇を尖らせて回し蹴りした加奈子ちゃんにブーツの爪先で軽く小突かれる
ミニスカートも翻って太股全開だしなんというご褒美
加奈子「あ…でもこっちもいーよなあ…」
履き直してみた白いロングブーツも似合いすぎる、俺も決められない
俺「りょ、両方買えばいいんじゃないかな…」
加奈子「マジ!?らっきぃー!」
待ちきれないというようにぴかぴかの白いロングブーツは履いたまま会計、
こちらも会計の終わった茶色のショーツブーツに愛おしそうに頬をすりすりする加奈子ちゃんの笑顔は天使そのもの
俺「あ、加奈子ちゃんよければこの後…」
加奈子「じゃあな、おっさん、サンキュー!」
勢いよく駆けだしていって元気よく手を振る加奈子ちゃんの笑顔にもうどうでも良くなる
俺「あ、加奈子ちゃん、これ、忘れ物…」
加奈子「ああ? もういらないから捨てといて!」
…加奈子ちゃんの香りが濃く染みついたぼろぼろのショートブーツがたったの一万円? マジ?
正月から最高にいい買い物をしてしまいました