10/10/09 16:50:31 +Jovs2Or0
―のはずだが家の中からは何の反応も無い。
澪「おかしいな?」
紬「留守みたいね」
律「なんでぇー拍子抜けかい」
でも憂は帰宅部だし、もうとっくに帰っているはず。
梓「もしかしたら私の家かも・・・」
紬「んーどうするここで待つ?それとも行ってみる?」
律「ん~」
これからどうしようかと考えていた矢先。
ある人物が声をかけてきた。
とみ「何かこの家に用ですかい?」
一人の老婆が見かねて話しかけてきたみたいである。
梓「あ・・あの私達、桜ヶ丘高校のものですがここの平沢憂さんに用がありまして」
とみ「ああ、平沢さん家の憂ちゃんねえ」
紬「失礼ですがあなたは」
とみ「わたしは隣に住んでる一文字っていいますわ」
紬「そうでしたか、こんにちは、琴吹と申します」
とみ「おやおや、ご丁寧に、せっかくだけど憂ちゃんは当分帰ってこないと思うよ」
梓「え?」
動揺する4人。
いったい憂に何があったというのだろうか。
とみ「なんでも唯ちゃんが警察に捕まったとかねえ」
梓「ええ!?」
一体何が起こったのだろうか。
この時まで梓はこの悲劇が意外な形で結末を迎えるとは微塵も予想してはいなかった。