【らき☆すた】つかさ×こなたに萌えるスレ 6at ANICHARA2
【らき☆すた】つかさ×こなたに萌えるスレ 6 - 暇つぶし2ch309:1-724
11/01/02 02:27:23 Xgul7/gI0
つかさに姫はじめされるこなた

2-613氏お久しぶりです

310:ナハト
11/01/02 20:19:37 872LcccSO
>>309
姫初めネタを書こうと思ったけど・・・



自重したでござるw

311:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/03 01:58:20 aPZ0Q8680
☆ゅ

312:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/05 05:15:46 6ORa8xnWO
おもちうにょ~ん

313:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/06 04:53:19 fzwCyMoQ0
「あのね、初夢にこなちゃんいっぱい出てきたんだー」
「い、いっぱい?そかー私もつかさの夢見たよー」
「えへへ嬉しいなぁ…どんな夢だったの?」
「んー曖昧みーまいんだけど…つかさに膝枕してもらって…て、そんな感じカナ」
「じゃあ、初夢が正夢になったんだね」
まだ、と言い返そうとした時私の頭は既につかさの膝上にあった。
そうか、もうナチュラルすぎて気付かなかった。
「そだねー。あと耳かきとほっぺにちゅーとかもしてくれたヨー」
「もー脚色しちゃダメだよこなちゃん」
こりゃ流石に調子に乗りすぎたかな?

頬に唇が触れる。それと同時に薄紫の髪の毛が私の首筋を往復してくすぐったい。
「耳かき手元にないから…ごめんね」
「んーん、耳かきは気のせいだたよ。しゃーわせしゃーわせ」
「じゃあ、正夢だね」
何だか嬉しそうな声。こういう純粋なところもつかさの魅力だよね…
「私の夢も正夢にならないかなぁ?」
「やーそれはナイナイ」
「ガーン」

314:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/06 23:03:02 rUNZRHC90
☆ゅ

315:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/08 00:53:25 wup3eGEcO
こ「ホイコーロー!」
つ「シューマイ!!」
こ「ユッケ!!!」

か「……なにやってんの?」
つ「あ、お姉ちゃん。三連休のメニュー決めてるんだよ~」
こ「んで、さっきの三つに決定したのだよ~」
か「……叫ぶ必要性が無いような気がするのは……気のせいだろうか……」

316:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/08 01:17:56 tKCGELAS0
↑そんなに精力つけたらこのスレ的にはつかさが暴走すると思う

317:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/09 13:08:06 nNpTuRRX0
うにょーん

318:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/11 00:04:02 tQPYsQHh0
「おねえちゃんを開いちゃおうか」
「ああ、かがみん開きか」

319:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/11 08:10:01 1Wye7efU0
「な なにをする きさまらー!」

320:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/11 22:41:20 QOPGeS2c0
つかさスレから転
URLリンク(ls-up.matome.org)

321:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/14 02:46:37 jCBvgOvj0
685/705
24時間以上空けると何時おちても不思議ではない状態

322:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/14 10:25:27 r7YNf6s90
つかさとこなたの出会いをラブコメ風に30分アニメやってほしい

323:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/15 10:38:44 TWfsjtDeO
外国人「Ano sumimasenn 」
つかさ「ふぇっ!?」
外国人「Eki ha dochiradesyouka?」
つかさ「あの、えと、ふぇぇぇ~」
こなた「むむっ!○岸あ○り似の少女が悪漢に襲われている!!これは助けなければ!とうっ!!!」

324:ナハト
11/01/15 16:29:46 LWGP1paH0
どもども、ようやくPC起動できたのでSS投下します

タイトル

dear -Section14「苗木を守る人達~田村ひより~」

本文6レス使います~

325:ナハト
11/01/15 16:30:16 LWGP1paH0
「ホッホッホッホッ……」

……元々は体力をつけるために始めた夜のジョギングだけど……

「ホッホッホッホッ……」

まさかこれが役立つとはねぇ~、三ヶ月前の自分が知ったら驚きっすね

「ホッホッホッホッ……」

駆け落ちかぁ……
あの日……泉先輩に釘を刺されたけど……
こんな良いネタ、ほって置く訳にはいかないっすよ~

dear -Section14「苗木を守る人達~田村ひより~」

でも……あの時の泉先輩は怖かったなぁ~



「……ひ~よりん。ちょ~っと一緒にあっちに行こうね~」

泉先輩に呼ばれた私は、素直に後を付いて行った。
……多分、怒ってるっすね……
そんな事を考えながら歩いていると、少し離れた場所で不意に立ち止まりこちらを向いて小声で話しかけてきた。

「……ひよりん……さっきさぁ『ネタ』って……言ったよね」
「は、はい。確かにそう言ったっす……」
「まぁ、漫画を書いている人からしたら、今回の事はかなり良い『ネタ』だよね~」
「……」
「素直に答えてよ。ね、ひ~よりん♪」

そ、その最後の『♪』がとても怖いんすけど!
何か今までに見たことのない笑顔だし!

「……で、ど・う・な・の・か・な?」
「……とても……良い……『ネタ』……っす……」
「うんうん、そうだよね~。こんな事、普通に生活してたらまず巡り会う事なんてないもんねぇ~」
「……そうっす」
「そりゃぁ、『ネタ』にもしたくなるよね~」
「そりゃぁもぉ、こんな事有り得ませんからね!」

この時に、ちゃんと自重してればよかったんすよね~

「両親によって恋人と会えなくなった娘!それを助け出そうとする恋人!もぉ、王道っすよー!」
「ふぅ~ん」
「恋人を助け出すために策を練り上げ、それを実行して恋人と駆け落ちする!……はぁ……ロマンチックっすね~」
「ほぉ~」
「そして、駆け落ちした先での数々の試練!……それを乗り越えた二人はさらに愛を深め、そして……えへへ……」
「ひよりんは、そんなさきのことまでかんがえているんだね~」
「はい!……って、なんで棒読みな感じで言うんす……はっ!」

思わず勢いで色々と話してしまった私を、泉先輩はとても清々しい笑顔で見つめていた。
……目は笑っていないけど……。

「……あ、あのぉ~」
「な~に?」
「す、すみません……でした……」
「何が~?」

326:ナハト
11/01/15 16:30:35 LWGP1paH0

……これは怖い、てゆーかかなり怒ってるっす~

「えと、その……『ネタ』にした……事っす……」
「別に~、『ネタ』にするのは仕方ないよ~」
「え!?じ、じゃぁ……」
「でもさ」

そう言うと、泉先輩は急に真面目な顔でこんな事を言ってきた。

「私は……真剣なんだよ……だからさ……」
「は、はいっ!」

ビビりまくる私を見た泉先輩は、表情を一転させて満面の笑みでこう言った。

「『自重』しよ~ね~」
「す、すみませんでしたぁぁぁぁーーーー」
「そんなに謝らなくてもいいよ~。……ただし『罰』は受けてもらうけどね」
「……はい、どんな『罰』でも受けるっす……」

はぁ……自分が蒔いた種だし、仕方がないっす……

「それじゃぁねぇ……、うーん、どうしようかなぁ~」
「あ、あのぉ……出来ればそんなに厳しくない感じで……」
「そう言われてもねぇ……。あ、そうだ!……良い事考えた♪」

だからその『♪』が怖いんすよぉ!

「あのね~、『計画』には役割分担があるんだ~」
「役割……分担?」
「そ。私が動かない代わりに、みんながそれぞれに仕事をするんだよ。……どんなのかは知らないけど……」
「はぁ。……で?その……役割分担と『罰』の関係は……」

この時、物凄くテンパってたんすね~
少し考えりゃわかる事なのに……

「そりゃ勿論有るよ~。えっと、ひよりんは『罰』として、一番大変な仕事を担当する義務をあげよう」
「……頑張るっす……」
「さ、それじゃ二人の所に戻ろっか~」
「……はい……」

「ゆーちゃ~ん、みなみちゃ~ん。ひよりんが『一番大変な仕事をやってあげるよ』って言ってくれたよ~。うぅっ、こんな先輩想いの後輩を持って、わたしゃ幸せだよ……」

そんな!私自分からなんて言ってないし!!

「た、田村さん……本当なの?」

あぅ……小早川さんと岩崎さんが心配そうに見つめてる……
でも……仕方がないっすね……

「あ、えと、うん。が、頑張るっすよぉー!!」



「ホッホッホッホッ……」

でもまぁ、最初は辛そうに感じたけど……以外と楽そうっすね~
大変は大変だけど、そんな言うほどとてつもなく大変って感じはしないし……
やっぱコミケその他で鍛えられてるからっすね!流石は私!!

327:ナハト
11/01/15 16:30:52 LWGP1paH0

……コミケかぁ……
……泉先輩とヲタ話するの……楽しかったなぁ……
でも……
それももう無理なんすね……

はぁ……
こればかりは小早川さんや岩崎さん相手に話す事は出来ないからなぁ~
……って、あれ?……待てよ……
確か泉先輩が見せたから、二人とも私が書いた同人誌がどんな物かを知っているっすよね……
……じゃぁ……さらにディープでカオスな……

『ひよりん!自重しよ~ね~♪』

「ひぃぃぃぃ!」

い、今のは気のせい?
それともテレパシー?
……はい……自重します……



「ホッホッホッホッ……」

コースの半分通過っす!
……そういや、岩崎さんが言ってたな……

『私は……ゆたかが笑顔でいられるように……支えつづける』

うひゃぁ~!か~っこい~!!
こんな事をサラッと言っちゃうあたり、流石岩崎さんって感じっすね~
う~ん、やっぱりこの二人は絵になるなぁ~

頼りにしていた従姉妹……いや、この場合は姉って事にしておいて……
突然姉と離れ離れになった娘
その娘からは以前のような笑顔が失われていた
その笑顔を取り戻すべく、心の支えになろうと懸命に頑張る……

「あぁぁぁぁー!ダメダメダメダメ!!……自重しろー!自重するんだ!私!!」

……はぁ……
なんで私ってばすぐにこんな風に考えちゃうんすかねぇ……
いくら締め切りが迫っているからって……こんなんじゃ……

「友達、失格っすね……」

……ちょっと休憩しよっかな……



「はぁ……ヒンヤリしてて気持ち良いっす……」

自販機でスポーツドリンクを買って、公園のベンチで一休み……
流石にこの時間ともなると、歩いている人も殆どいないっすね……

「駆け落ちかぁ……」

未だに実感が湧かないっすね……
……やっぱ『当事者』とは言え、結構ギリギリなところでそうなってるから……なのかなぁ

328:ナハト
11/01/15 16:31:10 LWGP1paH0

「はぁ……」
「どうしたの?ため息なんかついて……」
「ぬぉふわぁっ!?」

……だ、誰!?
……あ!

「峰岸先輩……」
「田村さん、こんばんは」
「ど、どうしたんすか?こんな所で……」
「ん……、ちょっとした夜のおさんぽってとこ……かな」
「はぁ、そうっすか」
「田村さんこそ、どうしたの?こんな所で」
「あ、私は日課のジョギング中にちょっと疲れたんで一休みしてる所っす」
「そう……」

峰岸先輩はそう言ったきり、夜空を見上げている。
……そういや、おさんぽって言ってたけど……

「あの……『おさんぽ』って……よくされるんすか?」
「うん……たまにちょっと気分転換したい時とか……ね」
「気分転換っすか……」

再び訪れた沈黙。
辺りは時折車の音がするだけ。
静かな空間を、久しぶりに見せた満月が照らしている。

「……『計画』の事……かな?」

その沈黙を破って峰岸先輩が声をかけてきた。

「へっ!?」
「田村さんがため息ついてた理由。そうでしょ?」
「……はい」

はぁ……やっぱバレバレっすかね~

「で?どんな事で悩んでいるのかな?」
「あ、いや……そんな言うほどの事でも……」
「言うほどの事じゃないのに、ため息なんかつくの?」
「あ、いや、えと……」

……どうしたら良いっすかね……
ちゃんと話すのが良いのかなぁ

「……無理に理由を話せなんて言わないわ。……でもね、一人で抱え込んでも……何も解決しない時もあるわよ……」
「……そうっすね……」

いいや!ここでウダウダとしてても仕方がないっす
ここはキッパリサッパリと全てを話した方が後腐れないっすね

「実はですね……」



「……そうなんだ……」
「はい……だから……私なんかがこの『計画』に参加する資格があるのかなって……『理由』も明確じゃないし……」
「うーん……」

329:ナハト
11/01/15 16:31:23 LWGP1paH0

あ、考え込まれちゃったっす……
まぁ、難しい問題だから仕方ないっすね……

「すみません……変なこと言っちゃって……」
「ううん、変なことじゃないわよ。……だって、その考えでいけば私達……みさちゃんと私も同じ立場になるから……」
「……同じ?」
「えぇ、私達だって元々は妹ちゃんや泉ちゃんととても仲が良かった訳じゃないし……」

えっ!?

「そう……なんすか?」
「うん。中学の頃からずっと、遊ぶのは柊ちゃんだったからね、妹ちゃんとはあまり遊んでないの」
「それは……以外っす」
「そうかしら?だって……妹ちゃんには妹ちゃんの友達がいたし……それにクラスも違ったからね」
「成る程、それならわかるっすね」
「だから……今回の事も、田村さんの理論からすれば私達もギリギリの所で関わっているのよ」

うーん……でも……

「でも……峰岸先輩も日下部先輩も、泉先輩やつかさ先輩と仲が良いっすよね」
「『今は』ね。泉ちゃんなんか以前は全く話したことないし」
「でもそれはまだ友達になっていなかったから当たり前じゃ……」
「そうね……でも、今は友達だから……友達が関わっている事だから……友達のために協力するのは普通の事、でしょ?」
「まぁ、そうっすね『友達が困っていたら助ける』。それは人としての常識っす

私は腕を組んで頷きながら答えた。

「そっか~、常識か~」
「そうっす!常識っす!!」
「じゃぁさ……田村さんと泉ちゃんや妹ちゃんは……友達じゃないのかな?」
「……友達というよりも……大切な先輩っすね」
「……じゃぁ、その『大切な先輩』が困っていたら……どうするの?」

……あ、そっか……

「勿論、助けるっす!」
「……ね、ギリギリな所じゃなくちゃんと関わっているでしょ?それに……今回の『計画』で、あなたの『大切な友人』が辛い目に会うでしょ?」
「……小早川さんっすね……」

『計画』が成功した暁には、一人ぼっちになっちゃうんすよね……

「田村さんは……小早川さんの『支え』にならなくても……良いの?」
「そんな!『支え』にならない訳無いっすよ!」
「それなら……充分に『資格』があるし……それが『理由』になるんじゃないのかな?」

あ……

「そっか……私……ちゃんと『資格』も『理由』もあったんすね……」
「そうよ。だからそんなに考え込まないの。あ、それと……何でも『ネタ』にしちゃう事についてだけど」

……やっぱ、それはまずいっすよね……

「別に構わないんじゃないかしら?」
「……へっ!?」

なに……ゆえ!?

330:ナハト
11/01/15 16:31:39 LWGP1paH0

「あのね、前に高良ちゃんのおじさんが『作家は自分を切り売りして作品を作る職業だから、今回の件で作風が拡がるんじゃないかな』って言ってたの」
「……つまり、泉先輩のお父さんも、今回の『計画』を小説の『ネタ』にする可能性がある……と」
「多分ね。実際、こんな『ネタ』を体験することなんてこの先まず無いだろうし……フェイクじゃなくてリアルを書けるんだから」
「そうっすね、やっぱナマの体験は貴重っす。想像では限界があるっすから」
「そーゆーこと。だから、田村さんもあんまり気にしなくて良いと思うわよ」
「そうっすか?」
「そうよ」
「そうっすか!ありがとうございます!」
「そんな、お礼を言われる程じゃ無いわよ~」

峰岸先輩はそういうけど……私からしたらいくらお礼を言っても言い尽くせ無いっすよ……

「あ、でもね、書くのならある程度時間を置いてからの方がいいと思うわ」
「あー、それはそうかもしれないっすね~」
「う~ん、そう考えると……」

考えると?
……何をっすか?

「今度の『冬コミ』くらいかしら?」
「……はぃぃぃーーー!?」
「ま、あんまり焦らなくて大丈夫よ~。それじゃね~」
「ちょちょちょっとー!!峰岸せんぱーーーい!!!」

私の絶叫も虚しく、峰岸先輩は手を振りながら公園を出て行った。
てか、峰岸先輩……冬コミ知ってるんすね……とても意外っす……

「はぁ……世の中って……狭いっすねぇ~。……ジョギング再開しますかね~」



「ホッホッホッホッ……」

……ま、最後の言葉はアレっすけど……峰岸先輩と話せて良かったなぁ~

「ホッホッホッホッ……」

……小早川さんの『支え』、か……
私一人じゃ多分無理だけど……岩崎さんと一緒なら、やれる気がするっす!

「よーし!頑張るっすよー!」


小早川さんの『支え』になる

それが、私の理由。


Section14「苗木を守る人達~田村ひより~」 End


……あとは漫画のネタとしても……
『ひ~よりん♪』

「うひゃぁぁぁぁ!!!」


実行日まで
あと三日

331:ナハト
11/01/15 16:36:43 LWGP1paH0
以上です

次回は来週中に投下出来ればなぁ・・・と思っていますが
体調や仕事の具合と相談しつつ投下しようと思います

ではでは ノシ

332:ナハト
11/01/15 16:37:47 LWGP1paH0
あ・・・ミス発覚w

SSのラスト
「あと三日」じゃなく「あと二日」でした
失礼しました m(。_。;))m ペコペコ…

333:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/17 07:53:56 TcfeK+TlO
☆ゅ

334:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/18 17:45:05 +zNjFN03O
うにょ~ん

335:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/19 05:25:03 C7bxqQ8C0
穂志柚

336:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/20 20:30:13 vmgNpoaBO
干し湯

337:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/22 11:03:19 +tlecP7S0
"柊つかさです。メールアドレスを変更しました、ahogelove@barusami.kosです"
「…かがみん、これ私もribonloveとかに変更したほうがいいかな?」
「はいはいノロケノロケ」

338:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/23 04:05:57 +34kODXS0
リボンならかがみもしてるからな
面白いけれどちょっと詰めが

339:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/25 23:13:33 qsgcBqVQ0
☆ゅ

340:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/27 16:50:22 JXC2VPZw0
「という意見を頂いたのでつかさにしかない特徴をメルアドにしたいと小一時間」
「で、決まったの?」
「いやー…天然も妹も巫女もいるしなかなか難しいねぇ」
「でもつかさにしかないものがあるから好きになったんでしょ?」
「…そっか、ありがとかがみん。決まったよ。」

「shigusa_eros@tinti
「おい待て」

341:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/29 02:57:04 eVVZ6vz/0
「寝逃げでリセット」
「あ、こなちゃんズルイ」

342:1-724
11/01/30 21:57:36 2PpR83cm0
ナハト氏SS
dear -Section13と14話と
ここまでのミニネタを保管しました

保管庫(非常時には避難連絡所になりますのでスレ住民はURL保存推奨)
URLリンク(www8.atwiki.jp)
保管庫避難連絡ページ
URLリンク(www8.atwiki.jp)

343:名無しさん@お腹いっぱい。
11/02/01 07:22:24 CYLv8ZzYO
>>342
保管乙です!

344:名無しさん@お腹いっぱい。
11/02/03 00:36:00 E6hyByOb0
過疎

345:名無しさん@お腹いっぱい。
11/02/03 16:09:45 FQ0OB0QK0
>>342
保管乙であります!

「えーっと今年は南南東なんだね」
「こっちがキターあっちがミナミだから南南東はこんくらいかな」
「凄いねこなちゃん、私方角とか弱いんだー」
「こういう時に便利なのが磁石なのだよ、こっちが北でこっちが南」
「東と西ってどっちかわからなくならない?右か左かーって」
「いやーそれは…そろそろ食べよっかー」
外出る時は手を繋ごう、そう思うこなたであった

346:名無しさん@お腹いっぱい。
11/02/03 20:25:51 DsmodklKO
「ふぅ、お風呂でさっぱりしたよ~」
「こなちゃんこなちゃん」
「ん~?」
「はい、お風呂上がりのデザート」
「……これは山○の○ールちゃん?」
「そ、デザートも恵方巻だよ~」
「ナイスアイデア!じゃぁ一緒に食べよっか」
「うん!」


「……ふぁぶぇうあいえぇ(食べづらいねぇ)」
「……うぁうぁいえうえぇ(ふわふわしてるねぇ)」
「……普通に食べよっか……」
「……そうだね……」



○崎のロー○ちゃんで恵方巻は無謀ですた・・・orz

347:名無しさん@お腹いっぱい。
11/02/03 22:05:43 E6hyByOb0
買い物する二人
「えーっと、いわし、太巻き…」
「柊はつかさがいるから大丈夫だね」
「じゃあお豆ちゃんはこなちゃんので」

348:ナハト
11/02/05 14:00:53 kjyta+++0
どもども
久しぶりにPC立ち上げられたのでSS投下します

タイトル

dear -Section15「苗木を守る人達~泉そうじろう~」

本文6レス使います~

349:ナハト
11/02/05 14:01:21 kjyta+++0
「ふぅ……。今日はこのくらいにしておくか……」

時計を見ると、針はとっくに日付を跨いでいた。

「流石に……締切が重なると……辛いなぁ~っと」

同じ姿勢のままで強張った身体を伸ばしながら、そんな事を呟く。

「さてと……おやすみ、かなた」

仏壇に声をかけ、既に敷いてある布団に潜り込み、目を瞑る。
連日の夜更かしが祟ったのか睡魔は即座に訪れ、俺は眠りの世界へと導かれていった……。

dear -Section15「苗木を守る人達~泉そうじろう~」

―……う……ん、そ……くん
まどろみの中、誰かの声が聞こえる。
……うるさいなぁ……
―そう……ん、そうくん
……誰だぁ?俺の名前を呼ぶのは……
―そうくん、そうくん!起きて!!締切は今日でしょ!!!

「ぬぁぁぁっっ!!!」
『ふふっ、やっと起きた』
「あ?……なんだ、かなたか……もう少し寝かせてくれよ……」

全く……相変わらずヒヤヒヤさせる起こし方するんだもんなぁ~、まいっちま……えっ!?

俺の思考はそこで一時停止した。
目の前に座っているのは、少女と見間違えそうな程幼い顔立ちの女性。
独特のくせ毛と泣き黒子が無いだけで、外見はこなたそっくりだ。
だが、その女性がここに居るはずがない。
かなたは……遥か前に……この世を去っている。
こなたの変装かとも思ったが……それは有り得ない。
どんなに言い方を似せたとしても……あの声や微妙な言い回しは、物心つく前に母を失ったこなたには……真似出来ないからだ。
ならば……まさか!

「本当に……かなた……なのか?」

怖ず怖ずと問い掛ける俺。
すると女性は満面の笑みで答えてくれた。

『はい、そうですよ。……久しぶりだからわからなかった?』
「いや……わからなかったんじゃなくて……意外というか……驚いちまって……」
『……ま、それもそうよね。死んだはずの人間が目の前に居るんだし……』
「……てことはだ、やっぱり……幽霊……なのか?」
『幽霊……なのかな?やっぱり……』
「……でも、なんで今?お盆にはまだ早いだろう?」
『……わからない……でも、どうしてもそうくんと話さなきゃならない気がするの……』

話さなきゃならない……?

「話した方がいい、じゃなくてか?」
『うん……でもその理由がわからないのよね……』
「理由……か」

350:ナハト
11/02/05 14:01:43 kjyta+++0

……本来、霊魂というものは何かの未練がある場合にさ迷い出ると聞いたことがあるが……
理由も無く出てきたと言う事は、もしかしたら……

「理由は……俺が呼んだからかもしれないな……」
『呼んだから?』
「あぁ……ちょっとな。こなたの事で悩んでいて……な」
『こなたの?……一体何があったの?』
「……少し……込み入った話しなんだ……。始まりは……」

俺はこなたとつかさちゃん、二人に起こった事を淡々と話した。
かなたはその間、黙ってじっと聞いていた。

『……そんな事が……。でも、なんでそうくんは悩んでいるの?』
「……俺は最初、柊さんが言った『二人を会わせないようにしたいから、つかさを暫く休ませます』って言葉を鵜呑みにしていたんだ」
『鵜呑み……?でも実際つかさちゃんは……』
「スマン、言葉が足りなかったな。俺は柊さんの言葉を『一週間程度、何らかの理由をつけて休ませる』って意味だと思っていたんだ」
『そうだったの?』
「あぁ。実際柊さんも『少し会わない期間を設ければ共に頭を冷やすでしょう』と言っていたからな。だが……」
『一週間どころか一ヶ月以上……』
「それに、本来は関係の無いかがみちゃんまで……」
『そうくん……』
「俺はこなたからそれを聞いた時、流石に耳を疑ったよ。それでこなたが家を出た直後に電話をしたんだ」
『……柊さんは、なんて?』
「『これが我が家の方針だから、余計な口出しをしないでいただきたい。それに、うちの娘をたぶらかしたのはお宅の娘さんじゃないか』と言われたよ」
『そんな……酷い……』
「だろ?第一これはこなたとつかさちゃん二人の問題なんだから、かがみちゃんは無関係じゃないか!」
『そうよね、そうくんの言うとおりだわ』
「それに!俺が『こなたの大切な友人だから、せめてかがみちゃんだけは』って食い下がったらなんて言ったと思う!?」
『そうくん、落ち着いて……』
「『私はそんな友人など認めない!』って言ったんだぞ!有り得るか!?有り得ないだろう!?なんだよその言い草は!!」

俺の怒りは止まることを知らなかった。
だから、気付かなかった。
扉の向こうで聞き耳を立てている小さな影が有ることに。

「二人はこなたにとってとても大切な友達なのに!なんで、なんでそれを引き離すんだよ!?そりゃあ、俺も最初同意したさ!!でも、だからって!だからって……!」
『……そうくん、辛かったのね……』
「俺が……!あの時……!そこまでしなくてもと一言言っていれば……!そもそも二人の仲を認めていれば……!こんな事には……」

俺は年甲斐も無く涙を流していた。
自分の不甲斐無さ、それがとてつもなく悔しかった。
俺のせいで……そんなことを呟いていると、身体が不思議な感覚に包まれた。

『ダメよ、そうくん。自分を責めちゃ……』

気付くとかなたが俺を優しく抱きしめていた。
……幽霊の触感ってこんな感じなのかな?

「だってそうだろ?俺がもっと寛容な気持ちで二人の仲を見守ってあげていれば……、ちゃんと二人を信頼していれば……」
『それはそうだけど……でも、過ぎてしまった事を悔いても仕方が無いわ』
「かなたぁ……俺はどうしたら良いと思う?俺はこなたに謝りたいんだ。でも……あの一件からこなたはずっと俺を避けていて……」
『まぁ、こなたからしたら当然でしょうね……。少なくともそうくんは柊さんと共に「敵」とみなしているだろうし……』
「……そう考えるのが妥当だよな……」

俺はずっとその事で悩んでいた。
おそらくかなたが此処に来た理由はこれなんだろう。

351:ナハト
11/02/05 14:02:00 kjyta+++0

「どうしたらこなたに話しをすることが出来るんだろう……」
『……あ!ね、そうくん。話しじゃなくて手紙なんてどうかしら?これなら取り敢えず目を通すくらいするんじゃない?』
「そうか……手紙か……盲点だったな……。それじゃ、ひとつ書いてみるとするか」

そう意気込み、かなたから身体を離して机に向かおうと……思ったんだが、かなたが右腕をしっかりと握って離してくれない。

「かなた……スマンが腕を離してくれないかな」
『そうはいきません。だって今、そうくん手紙を書こうとしてたでしょ?……今はまだ書いちゃダメよ』
「今は?……なんでだ?」
『なんでって……そうくんが私に書いたラブレター、覚えてる?徹夜で書いたって言って渡してくれた……』
「……覚えてる……そういや誤字脱字だらけで支離滅裂だったなぁ……」

そういやあれは恥ずかしかったな……
一世一代の名文だ!なんて思っていただけに……

『でしょ?だから……』
「あぁ、そうだな。一眠りしてこなた達が学校に行ったら書くよ……ふぁ~あ……」
『あ、もうこんな時間……それじゃ、おやすみなさい』
「……かなた……ありがとうな……」
『どういたしまして……私こそ、こなたの事を相談できて嬉しかった……そうくん、ありがとう……』
「……そろそろか?」

見ると、かなたの濃度とでもいうのか、それが先程よりも薄くなっている。

『うん……でも……そうくんが眠って、こなたの顔を見てからだけどね』
「そっか……『次』は……あるのかな……」
『もし又何か困ったら、その時に……かもね……』
「……まぁ、いずれは会えるからな……遠い先になるとは思うが」
『そうよ。少なくともこなたが大人になって、独り立ちをして……ってこれじゃもう条件を満たしているわねぇ~』
「おいおい……勝手に死期を決めないでくれよ」

相変わらずというか……死んでもというか……生前の茶目っ気はそのままだな……

「ま、少なくともあと60年位は生きるから、ちょっとだけ待っててくれないか?」
『はーい。……あんまり早く来たら……承知しないからね……』
「あぁ。肝に銘じて長生きするよ……それじゃ、また」
『うん……またね、そうくん』

かなたの声を聞き、俺は再度布団に潜り込む。
どうやら話した事で多少なりとも胸のつかえが取れたようだ。
俺は十数える間もなく、眠りに落ちていった……。



「おじさーん!朝ご飯ですよー!!」
「……ん?……ふぁ~ぁ……朝か……」

それにしても……今日の夢はリアルだったなぁ~
手紙か……それも有りだな、うん

「おじさーん!起きてますかー?」
「あ、あぁ。今行くよ」

洗面所で顔を洗い、居間に入るとこなたとゆーちゃんが朝食を食べていた。

352:ナハト
11/02/05 14:02:17 kjyta+++0

「こなた、ゆーちゃん、おはよう」
「おはようございます」
「……おはよ」
「あ、今コーヒー煎れますね」
「あぁ、すまない。……こなた、ちょっといいか?」
「……ごちそうさま。ゆーちゃん、私先に学校行ってるね」

……今日も変わらず……か
例の一件から、こなたはあからさまに俺を避けるようになっていた。
当たり前と言われれば、その通りなのだが……。
……やっぱ手紙しかないかなぁ~

「はい、コーヒーどうぞ」
「ありがとう、ゆーちゃん」
「どういたしまして」

コーヒーを一口飲んだところで、扉の音が聞こえた。
……行ってきますくらい言ってくれても良いと思うんだがなぁ~

「あの……おじさん。ちょっといいですか?」
「ん?なんだい」

そう言ったゆーちゃんは何故か小難しい顔をしている。

「えっと、単刀直入に聞きます。……夜中に言っていた事は、本当ですか?」
「……えっ!?夜中?」
「はい。喉が渇いて目が覚めたので、飲み物を取りに台所に向かう途中におじさんの部屋から声が聞こえたんです」
「声?」
「そうです。それで……悪いとは思ったんですが、盗み聞きを……」
「ちょ、ちょっと待ってくれ。ゆーちゃんは『声』って言ったけど……それって俺の声かい?」
「はい。ただ……会話をしているような感じだったので……つい」
「……なんてこった……それじゃぁ、あれは『夢』じゃなかったんだ……」
「『夢』?」
「あぁ……かい摘まんで話すと……」

俺は昨晩の出来事をざっと説明した。
流石にゆーちゃんも驚きを隠せないようだ。

「かなたおばさん……だったんですか……」
「おそらくね。いやー、てっきり『夢』だとばかり思っていたんだがな~、世の中色んな事があるもんだなぁ」
「そうですね……っと、それはそれとしてですね、おじさんが言った言葉、あれは本当の事なんですか?」
「……本当だよ……まぁ、謝って済むような問題じゃない事は重々承知しているけどね」
「……でも、少なくともおじさんがお姉ちゃん達の事を認めているのなら、お姉ちゃんも少しは心強いと思います!」
「……心強い?どうして?」
「それは……あ!もうこんな時間!おじさん、細かい事はメールしますから!」
「あ、うん。わかった」
「それじゃす、みませんけど後片付けお願いします!行ってきまーす!!」
「いってらっしゃ~い」

……はて?一体何が『心強い』んだろう……?

353:ナハト
11/02/05 14:02:37 kjyta+++0



「……なんてこった……」

予告通りに送られてきたメール。
一通目には『つかさ先輩とかがみ先輩の現況です』のタイトルと、つかさちゃんとかがみちゃんが現在置かれている状況が書いてあった。
そして……二通目には『驚かないで下さい』のタイトルと、こなたが……こなた達が実行しようとしている『計画』が書いてあった。

「俺は……こなたをそこまで追い詰めていたのか……」

やはりあの時……いや、やめておこう。昨日かなたにも言われたしな
ふぅ……取り敢えず手紙を書くか。そして……こなたにしっかりと謝って……
そんな事を考えていると、メールの着信音が響いた。

「ん?……そうか、わかったよ」

件名には『おじさんにしか出来ない事があります』、本文には『詳しい事は帰ってから話します。もしまだ手紙を書いていないのなら、そのまま書かずにいてください』と書いてあった。

「俺にしか出来ない事……か。なぁ、かなたは何だと思う?」

仏壇に問い掛けても、昨晩のように答えが返ってくる事は無かった。

「……考えていても仕方ないな、ゆーちゃんが帰ってくるまでに今日のノルマを終わらせておくか~」



「なぁ、ゆーちゃん……『俺にしか出来ない事』って……何なんだい?」

俺は向かい合わせに座るゆーちゃんに問い掛ける。
こなたは入浴中だ、聞くチャンスは今しかない。

「その前に……おじさん、誓ってもらえますか?お姉ちゃんの『計画』を止めさせないという事を」
「……もし俺が止めたとしても、こなたはなにかしらの手段を用いて実行するだろうからな……わかった、誓うよ」
「それじゃぁ……先ずはこの紙にサインをしてください」

目の前に差し出された紙には『誓約書』と書いてあり、その下に文言と記名欄がある。

「……それだけ『本気』だって事か」
「はい……そうです。そして、『計画』に参加する人全員がこれにサインをしました」
「そうか……」

俺がこれにサインをするという事は、つまるところ俺自身 が『俺の下から駆け落ちする』という事を認める意味になる。
……矛盾だらけだな……
だが、仕方ないか。これ程の『本気』を我が子から見せ付けられたんだからな……
親として、もう二度と娘をあんな目に会わせる訳にはいかないからな
俺は名前を書き込み、ゆーちゃんに渡した。

「……これで良いかな?」
「はい……ありがとうございます。それで……おじさんにしか出来ない事なんですけど……」
「うん。それは一体……」
「えっと、その前に……本来の計画で明日おこる事をお話しますね……」

それは俺が思っていた以上に綿密な計画だった。
もしこのまま明日を迎えていたら……俺は恐らく平常心を保つことなど出来なかっただろう。

354:ナハト
11/02/05 14:02:54 kjyta+++0

「凄いな……まるでドラマか何かのワンシーンじゃないか……」
「まぁ、これは今おじさんに話した時点で実行されなくなりましたけどね。それで……ここからが本題なんですけど……」
「うん」
「お姉ちゃんを抱きしめてあげて下さい」
「……へっ!?」

その言葉に俺は思わず驚きの声をあげてしまった。
抱きしめる?どうやって?
……ゆーちゃんにはなにかしらの策があるのだろうか……?

「なぁ、ゆーちゃん。それは……かなり難しいんじゃないのかなぁ」
「あ、もちろんその前にちゃんと謝ってもらいますよ。ちゃんとセッティングもするから安心してください」
「そ、そうか……じゃぁ、頼むよ。……でもさ、なんで『抱きしめる』なんだい?」
「それは……お姉ちゃんが安心出来るかな……って思ったから……」
「……安心?」
「えぇ。ほら、なんか不安な時とか親がギュッってしてくれると……なんか安心するじゃないですか」
「安心……か」

そういえば……こなたが落ち込んだり、悩んだりした時は……抱きしめて、頭を撫でて、俺なりの励ましをしていたんだっけな……

「そうだね……うん、わかったよ」
「ありがとうございます。……っと、そろそろお姉ちゃんがお風呂から出てきますね。じゃぁ私、部屋に戻っていますね」
「あ、あぁ。今日は色々とありがとうな、ゆーちゃん」
「どういたしまして……それじゃ、明日は頑張って下さいね」

居間を出て自室へと向かうゆーちゃんを見送ると、俺は仏壇の前に座り線香を上げた。

……かなた……

俺は心の中で呟く。

……ゆーちゃんの手前、ああ言ったけど……俺に出来るかな……
……もし、出来たとしても……俺の気持ちが伝わらなくちゃ、意味がないよなぁ
……気持ち?伝える?おぉ!そうか!!

突如として沸き上がったアイデアに、俺は慌てて仏壇に背を向け机の引き出しから便箋を取り出す。

ゆーちゃんには済まないが、これだけは書かせてもらおう

こなたに、俺の『本当の気持ち』を伝えるために。

Section15「苗木を守る人達~泉そうじろう~」 End


実行日まで
あと一日

355:ナハト
11/02/05 14:06:19 kjyta+++0
以上です

次回は・・・2週間後くらいには投下出来たらいいなぁ~

ではでは ノシ

356:名無しさん@お腹いっぱい。
11/02/06 06:35:17 mXXamaAp0
乙~
いよいよ次から実行か


357:名無しさん@お腹いっぱい。
11/02/08 00:52:42 extiSJ6F0
☆ゅ

358:名無しさん@お腹いっぱい。
11/02/09 08:44:18 n79zWZDB0
百合厨うざい

359:名無しさん@お腹いっぱい。
11/02/09 09:41:05 S1CxhOHoP
カプスレで何言ってんのこいつw

360:名無しさん@お腹いっぱい。
11/02/10 01:43:04 480CqDWh0
ツンデレな保守だな

361:名無しさん@お腹いっぱい。
11/02/10 10:47:37 lg06n/FoO
まさかのかがみん降臨・・・・か?

362:名無しさん@お腹いっぱい。
11/02/11 22:09:45 NqkJkYV20
☆ゅ

363:名無しさん@お腹いっぱい。
11/02/13 03:52:11 iUohb1qD0
本日も異常なし

364:1-724
11/02/14 01:06:38 q9oxS35s0
自分でチョココーティングしたものの固まって動けなくなったところを2時間後こなたに助けられるつかさ

救助法?
もちろんぺろぺろです

365:名無しさん@お腹いっぱい。
11/02/14 20:23:37 PxIl9nOaO
「つかさ!大丈夫!?」
「こなちゃん……たすけて……」
「えっと……チョコを割れば良いから……」
「わ、割る……の?」
「だって……完全に固まっちゃってるし」
「えと……痛く……しないでね……」

ボンッ!!

「つ……つかさぁ……」
「ど、どうしたの?」
「今の台詞は……反則だよぉ~」
「え?何?あの……こなちゃん?息が荒いよ?」
「ハァ……ハァ……」
「えと、その、んと」
「……いただきます」

数時間後

「ハァ……ハァ……救出……完了……」
「ハァ……ハァ……」
「つかさ……ごちそうさま……」



こんな感じでつね
わ(ry

366:名無しさん@お腹いっぱい。
11/02/16 13:15:34 mysbpBCQ0
あえて密着して体温で溶かしつつトロトロになったところに舌を這わせ…
ってエロパロ行きになりかねないですねはい

367:名無しさん@お腹いっぱい。
11/02/18 00:27:42 44EWUYxS0
また圧縮が近い☆湯

368:名無しさん@お腹いっぱい。
11/02/18 01:02:50 H9u0DBs5O
おぉう、ホントだ

369:名無しさん@お腹いっぱい。
11/02/18 16:01:05 FQtlknzD0
百合はマロンだね

370:ナハト
11/02/20 16:36:42.58 6Uhhe+Eb0
どもども

SS投下します

タイトル

dear -Section16「育ち始めた苗木」

本文8レス使います~


371:ナハト
11/02/20 16:37:09.74 6Uhhe+Eb0
「お母さん、揚げ浸し出来たよー」
「ありがと」
「えっと、後は……」
「じゃぁ、これ盛り付けてもらえる?」
「はーい……お皿ってこれで良いかなぁ?」
「うーん……そっちじゃなくて……それ、そう。その上の」
「これ?……よいしょっと」

『軟禁』されている私にとって、唯一『自分』でいられる時間……。
でも、その生活も今日まで。
……こなちゃん……早く……逢いたいな……

dear -Section16「育ち始めた苗木」

私が『計画』を知ったのは、昨日の『勉強会』だった。



「つかさ、大事な話があるの」

『勉強会』の途中、お父さんが居たら絶対に出来ないお茶の時間、いのりお姉ちゃんが真顔でそんな事を言ってきた。
見ると、まつりお姉ちゃんや峰岸さん、日下部さんも真顔だった。

「大事な……話?」
「そう。とても大事な話……。先ずは……峰岸さんと日下部さん、お願い」
「はい。妹ちゃん……これを読んでもらえる?」
「……封筒……手紙?」
「そ。とある人からの手紙だよ」

封筒を逆さにすると、一通の手紙がでてきた。

「誰から……えっ!?この文字って……」

久しぶりに見た癖のある文字。
こんな文字を書く人の事を忘れる訳が無い。

「こなちゃん……から?」
「そうよ。今日預かってきたの」
「取り敢えず読んでもらえる?それは回収しなきゃいけないから。……見つかると色々ヤバいし」
「う、うん……」

私は促されるままに手紙を読みはじめた。

~・~・~・~・~・~・~・~

親愛なるつかさへ

久しぶり、元気してた?
・・・って、そんなワケないよね。ごめんね
あのね、いきなりだけど、落ち着いて聞いて・・・じゃなくて読んでね

突然だけど、明日の土曜日、駆け落ちしようと思うんだ
思うんだじゃない、駆け落ちするよ、つかさと

色々と考えて、これを決めたんだ
・・・勝手に決めてごめんね
でも、私なりに考えたこれからの私達が幸せになる方法ってのが、これ以外に思いつかなかったんだよ

372:ナハト
11/02/20 16:37:28.71 6Uhhe+Eb0

だから、もしも、駆け落ちが嫌だったら、私はそれに従うよ。だって無理強いはしたくないから

でも、もし、駆け落ちしても良いっていうのなら・・・

お姉さん達が詳しい事を教えてくれるから、それに従って
私も、頑張ってこの家から抜け出すから

それじゃ、またね

P.S. なんか手紙の内容がグチャグチャでごめんね~
昼休みにいきなり『書いて』って言われたからさ~
しりめつれつ過ぎだよね~

それじゃ、バイニー
                  つかさの恋人 こなた

~・~・~・~・~・~・~・~

涙が止まらなかった。
それ程長い月日が経った訳では無いのに。
とても懐かしくて、愛おしかった。

「……つかさ、大丈夫?」
「グスッ……かがみお姉ちゃん……うん……大丈夫だよ……」
「それで、だ。私もあやのもなんて書いてあるかは知らない。それは高良が書いてほしいって頼んでたからな」
「ただ、大まかな事だけは聞かされたわ。そして……」

峰岸さんが一枚の紙を裏返しに差し出した。

「これを、託されたの。泉ちゃんに」
「こなちゃん……に?」
「そう。だからもし妹が手紙の内容を受け入れるんだったら……それに書いてほしい」
「書く……?」

私は恐る恐る紙をめくった。
そこには……

~・~・~・~・~・~・~・~

私、泉こなたは、柊つかさとの駆け落ちに同意します

私、    は、泉こなたとの駆け落ちに同意します

~・~・~・~・~・~・~・~

「……どうする?」
「まつりお姉ちゃん……」
「ちなみにだけど、私達は全員同意しているわよ」
「いのりお姉ちゃん……」
「私達だけじゃなく、みゆきやゆたかちゃん、それとみなみちゃんに田村さん後は……」
「高良ちゃんの両親、みなみちゃんの両親も同意しているわ、柊ちゃん」
「峰岸、ありがと。……つまりはそういうこと」
「かがみお姉ちゃん……峰岸さん……」
「あ、そうだ。これも預かってきたんだっけ……えっと……あった。これこれ」

日下部さんはそう言いながら数枚の紙を机に拡げた。

373:ナハト
11/02/20 16:37:46.01 6Uhhe+Eb0

「日下部さん……これって……」
「まぁ、私達が応援しているっていう証……かな?」
「……日下部にしては良いこと言うじゃない」
「『しては』って……私だってたまには真面目な事言うよっ」
「はいはい、『たまには』、ね」
「みゅぅ~。あやのぉ~、柊がドライアイスより冷たい~」
「まぁまぁ、みさちゃんも柊ちゃんもあまり時間が無いんだから……」
「おっと、そうだった。思わずかがみとみさおちゃんの漫才に見とれてたよ」
「漫才って……まつり、あなたねぇ。……ってそれは後に置いといて、……つかさ、どうするの?」
「え……どうするって……」
「こなたちゃんと『駆け落ち』するの?」
「……」

私は答えられなかった。
『駆け落ち』なんて、そんな簡単には決められない。

「……私達は、つかさがどんな答えを出しても誰も文句は言わないわ。だって、つかさの人生なんだもの」
「かがみお姉ちゃん……」
「ただ、これだけは理解して。もし今のままで居た場合、この先こなたちゃんに会えるという確率は……かなり低いわよ」
「えっ!?なんでですか、いのりさん」

峰岸さんの驚いた声に、いのりお姉ちゃんが静かに答えた。
それは、私にとってとても理不尽な内容だった。

「……つかさは、退学させられるわ。そして……縞根のおじさんの家で暮らす事になるの。一昨日、父さんと母さんがそう話していたわ」
「ちょっ!それって本当なの?姉さん!」
「えぇ、本当よ……私と三人で決めたんだから」
「そんな!いのり姉さん!?」
「かがみ、落ち着きなさい。……勿論私は『ふり』をしただけよ。そんなの本心から認めるわけ無いじゃない……」
「……はぁ……心臓止まるかと思った~」
「本当ね、みさちゃん」
「ビックリさせちゃってごめんね。……私、絶対にそんな事は認めないわ」
「……つかさ、どうする?」
「……『今』のままじゃ、この先そう簡単にはこなちゃんに会えなくなるんだよね……」
「えぇ、確率はゼロ……とまでは言わないけれど、かなり低くなるわ」
「そうだよね……」

私は自分でも驚く程に冷静だった。
『軟禁生活』で親の本性を嫌というほど見せ付けられていたからかもしれない。

「だったら私、やる!『駆け落ち』するよ!」
「……失敗したら、確実に会えなくなるわ。それでもやるの?」
「うん。……だって、お姉ちゃん達はこのために色々と頑張ったんでしょ?」
「それは……そうだけどさ」
「それに……私は『いつか会えるかも』じゃ嫌。『今すぐ』が良い」
「……そっか。じゃぁ……」

私はいのりお姉ちゃんに促され、紙に名前を書き入れて、手紙と共に峰岸さんに返した。

「確かに、預かったわ」
「あと……こなちゃんに伝えて。『絶対に会いに行くから』って」
「……わかった。高良に伝えてメールしてもらうよ」
「それじゃ、つかさ。『計画』を説明する前に一つだけ注意」
「何?」
「明日、絶対に、父さんと母さんに気づかれないようにすること。……つまり、今日までと同じように過ごすこと。……わかった?」

374:ナハト
11/02/20 16:38:15.52 6Uhhe+Eb0

度重なる親からの抑圧。
その結果、私は自らの感情を押し殺してきた。
なので、いのりお姉ちゃんからの注意も、さして難しい事ではなかった。

「うん!大丈夫だよ!」
「そう?でもくれぐれも気をつけてね。……じゃぁ、本題に入りましょうか。えっと、まず最初に……」



「さてと、明日の天気はどうかな。まつり、チャンネル回してくれないか?」
「はーい」

時刻は午後八時五十七分。
お父さんが毎日欠かさずに見ている天気予報の時間。
そして……『計画実行』の合図……。

「……あ」
「どうしたの?まつり」
「姉さん、これから録画する番組ってある?」
「得に……無いけど」
「ホント!?よかった~。私この映画見逃してたんだよね~」
「何て映画?……あぁ、これね~。えっと~、結末はね~」
「ストーップ!言わなくて良いから。OK?」
「……二人共、静かにしなさい」
「あ……はい」
「はぁ~い。……んじゃ予約しておくから」

先ずは初手。

「……カフェオレ煎れてこよっと。誰か飲む?」
「かがみが煎れてくれるの?じゃぁお願い」
「はーい。って……いのり姉さんだけ?」
「あ、私も~」
「姉さん達二人ともブラック?」
「私はカフェオレが良いわ。ミルク多めで」
「私はブラックね~」
「はーい。じゃぁ煎れてくる」

これが二手目。

時刻は間もなく九時。
天気予報が終わる。
そして……

まつりお姉ちゃんが
三手目となる
電源ボタンを押した

「キャッ!!」

爆ぜたような音が響き、台所の悲鳴と共に暗闇が訪れる。

375:ナハト
11/02/20 16:38:32.78 6Uhhe+Eb0

「何!?」
「ブレーカーが落ちたんじゃない?」
「ちょっと待ってて、今上げるから。……えーっと、椅子は……アイタッ!!」
「かがみ、大丈夫!?」
「……大丈夫……暗くてぶつけただけだから……」
「母さん!かがみ!そこで待っていなさい!お父さんがやるから!」
「うん……わかった」

居間には外の光が差し込んでいるため、暫くすると目が慣れてきてきた。
お父さんが懐中電灯を片手に台所へと向かう。

「えっと……ここか。よいしょっと」

パチンという音がして、明かりが再び点灯した。

「これで大丈夫……しかし何でブレーカーが落ちたんだ?」
「さぁ……」
「明日調べてみるか……」

お父さんとお母さんの話し声が聞こえる。
その間、私は目を瞑ったままじっとしていた。
そして……ブレーカーを上げてから三十秒後……。

再び、暗闇が、訪れる。

「また!?」
「大丈夫だ、今上げるから」

パチンという音が静まり返った屋内に響く。
一度ではなく、何度も。

「……おかしいぞ!ブレーカーが上がらない!!」
「えっ!なんで!?どうして!?」
「かがみ、落ち着きなさい。考えられる理由としては……ってまさか……漏電!?」
「その可能性は高いな」
「それじゃぁ今すぐにお父さんは部屋と洗面所を見てきて!お母さんは台所!私達は自分の部屋を見てくるわ!」
「さっすが姉さん、この間会社で訓練しただけあって手際が良いねぇ」
「まつり、そんな事を言っている場合じゃ無いのよ!もし漏電だったら、火事にも成り兼ねないわ!」
「ホントに!?」
「よし、じゃぁいのりが言ったように各自急いで確認するんだ!」

よし、今だ!

「お父さん!じゃぁ私は居間を見てみるね!」
「そうだな!頼んだ!!」

皆が慌ただしく動きはじめる。
幸か不幸か、懐中電灯が一つしかないためかなり手間取っているようだ。
その隙に、私は目を開けて立ち上がり、素足のまま濡れ縁から庭に降りて、裏木戸を通り外へ出る。

停電の混乱に乗じて家を抜け出す。
これが私の初手。
二手目は、社の鳥居脇にある林の中、そこに隠れている田村さんに会う事。

素足でアスファルトの上を走るのなんて……何年ぶりだろうな
小さな頃は気付かなかったけど、結構痛いもんだね
……っと、余計なことは考えないで、今は集中!

376:ナハト
11/02/20 16:38:49.53 6Uhhe+Eb0

神社の裏を駆け抜け、大回りで鳥居の所まで走り抜ける。
夜風が心地好い。
もしこれが、親から逃げるためじゃなければ……どれ程清々しい気分だったのかな……。



「ハァ……ハァ……」

流石に……動いて無かったから……体力が……辛いね……
でも!こんな所でくじけちゃダメだよね!
こなちゃんが待っているんだし!

砂利の音を立てぬよう、静かに鳥居をくぐる。
いのりお姉ちゃんの言う通りなら、右手の林の中に田村さんが居るはず……。

「―か―輩」
「?」
「つか―先―」

何処からか私を呼ぶ声が聞こえる。
……どこから?
小さな声を頼りに林の奥へと進む。

「つかさ先輩……こっちっす」
「あ、田村さん。……久しぶり、だね」
「こちらこそ、お久しぶりっす。……少しやつれましたね」
「……ずっと閉じ込められてたからね……」
「そうっすね……。ってそんな事話している暇は無いっす」
「そうだね。それで……私はどうすれば良いの?」
「えっと、先ずは……脱いで下さい」
「ほぇっ!?」

ぬ、脱ぐぅ~?

「あ、あの、えと、脱ぐって言っても、これに着替えてほしいって意味で、別にそんな、その」
「……はぁ~、ゆいさんじゃ無いけど、お姉さんびっくりだー」
「……すんません……」
「いーのいーの、私も早とちりしちゃったんだし……。で、これに着替えれば……変装すれば良いのね」
「……多少はごまかせると思うんで」

私は素早く着ていたワンピースを脱ぎ、用意されたTシャツとショートパンツに着替える。

「……サイズピッタリだね」
「まつりさんが用意したんで、そこら辺はバッチリかと」
「そっか……」

お姉ちゃん……ありがとう……

「それで、これからなんすけど……」
「うん」
「ちょっと待って下さい……よいしょっと」
「……自転車?」
「はい。これに乗って『公園』まで行って下さい。西側の入り口に泉先輩が居るはずっす」
「『公園』って……どこの?」
「……私達が言う『公園』と言ったら……一つしか無いはずっすよ」
「私達の?……あ!」

377:ナハト
11/02/20 16:39:16.17 6Uhhe+Eb0

私達の言う『公園』
学校帰りにみんなでお喋りをしたり、アイスや肉まんを買って食べたりした『公園』
そして……こなちゃんから……告白された……『公園』

「わかったみたいっすね」
「うん、大丈夫。あの『公園』に行けば良いのね」
「そうっす。表通りをなるべく使わないで、裏通りを使って行けば安心っす」
「オッケー。じゃぁ……行ってくるね」

挨拶をして自転車に跨がる。
漕ぎ出す前にもう一度田村さんを見ると、とても寂しそうな顔をしている事に気付いた。

「田村さん……どうしたの?」
「……あの、つかさ先輩……一つだけ聞いても良いですか」
「な~に?」
「……さよならじゃ……無いです……よね」
「……うん。必ず戻ってくるから」
「本当……ですか?」
「本当だよ。だって……このままじゃ『逃げる』だけでしょ?私、そんなのは嫌だよ」
「じゃぁ……本当に……」
「うん。だから……みんなと待ってて。必ず、戻るから。……あ、そうだ……」

私はリボンを解いて田村さんに渡した。

「私達が戻ってくるまで、預かっててもらえないかな?」
「つかさ先輩……はい、確かに!」
「それじゃ、改めて……行ってくるね!」
「いってらっしゃい!気をつけて!」



『公園』までは約二十分。
車に気をつけながら、裏通りを走る。

流れる風景。
お姉ちゃん達と一緒に遊んでいた路地裏。
かがみお姉ちゃんや友達と一緒に歩いた通学路。
お母さん行きつけの美容院。
お父さんと一緒にパフェを食べた喫茶店。

涙がこぼれそうになる。
だけど、泣く訳にはいかない。
だから私は、それを振り切る為、脚に力を込める。

必要な物以外
全てを置いていく為に



「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ」

さ……流石に……息が……切れて……きたよ……

「ハァ、ハァ、ハァ」

でも……もう一頑張り……

378:ナハト
11/02/20 16:39:39.93 6Uhhe+Eb0

「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ」

ここを……曲がれば……

体力不足の肉体に鞭を打ち、最後の角を曲がる。
目的地まであと僅か。
目を凝らして前を見ると、入り口と思われる場所に立つ街灯の下に一台の車。
その脇には人影が一つ。

「!!!」

近付くにつれ、人影がハッキリとしてくる。
まるで小学生の様な身長。
腰まで届く長い髪。
そして……風に揺れるくせ毛……。

視界が歪む
押さえていた感情が込み上げる

今すぐ聞きたい
その声を
今すぐ触れたい
その温もりに

私は最後の力を振り絞り、ペダルを漕ぐ脚を早め、ありったけの感情を込めた声で叫ぶ。

あの人に、届くように。

「こなちゃぁぁぁぁーーーーん!!!!!」



続く!

379:ナハト
11/02/20 16:40:32.63 6Uhhe+Eb0
以上です

続きはWeb・・・じゃなくてまた二週後くらいにw

ではでは ノシ

380:名無しさん@お腹いっぱい。
11/02/20 19:58:08.52 v2a5BSML0
いよいよ物語が動き出したな

よきかな

381:名無しさん@お腹いっぱい。
11/02/22 07:18:15.37 s0O2pXnMO
☆ゅ

382:名無しさん@お腹いっぱい。
11/02/22 17:38:26.99 tx2TPj8S0
待ち遠しくなってきたw

383:名無しさん@お腹いっぱい。
11/02/23 23:35:30.58 6b9fTRe20
保守

384:名無しさん@お腹いっぱい。
11/02/25 06:37:31.54 0Hn06QYZ0
ホッシュホッシュ

385:名無しさん@お腹いっぱい。
11/02/26 07:21:58.60 nc+VFbvIO
☆ゅ

386:名無しさん@お腹いっぱい。
11/02/26 20:25:37.71 yiDugM2d0
ho

387:名無しさん@お腹いっぱい。
11/02/28 00:12:23.04 31VXFngT0


388:名無しさん@お腹いっぱい。
11/03/01 07:46:51.19 wJczc9wUO


389:名無しさん@お腹いっぱい。
11/03/02 00:20:10.02 QnSH6CLO0
「まつりお義姉様お誕生日おめでとうございます」
「お、義姉さまっ?こなたちゃん可愛い、ぎゅうううう」
「ふぇえ?こなちゃんぎゅうーしちゃだめまつりお姉ちゃん」

390:名無しさん@お腹いっぱい。
11/03/03 00:52:25.28 pZ8frt8m0
「つかさー疲れたよー」
「もうちょっとだけ、着物のこなちゃんかわいいもん」

4GBのメモリーが埋まるまでこなたを撮影するつかさであった

391:名無しさん@お腹いっぱい。
11/03/06 01:07:50.33 A+sVdRMb0
☆ゅ

392:913
11/03/06 11:20:31.58 w/eCX+3r0
お久しぶりです、久々にミニ投稿ー。こなつかですが…('A'


お内裏様とお雛様、二人並んですまし顔~

「私ね、おだいりさまとおひなさまってちょっと苦手だったんだー」
「つかさにしては珍しや、なんでまた?」
「二人とも夫婦なのに、なんだか楽しそうじゃないんだよね」

一対の人形に目をやると確かに楽しそう、とは言い難い表情を浮かべていた。
むしろ無表情にすら感じる。対有機生命体(以下略)ってこんな感じなのかな。

「んーまぁすまし顔~ってうたってるくらいだしねぇ…オォ当時からツンは存在したか」
「手を繋いだりにこにこしてるのが夫婦だと思うの。お互い好きだから夫婦なんだし」
「極端というか純というか、つかさらしいネ」
「私はこなちゃんと一緒にいて凄く楽しいから…。わかんないよ」

小難しそうな表情で腕を組むつかさ。
意外とつかさなりに真剣に考えてるんだなぁ。
あまりにも無防備な体勢に私は優しく押し倒す。
「ふぇっこ、こなちゃん!?いきなりあの私その準備のっ心が」
「さてつかささんや、今誰かが入ってきたら恥ずかしいかね?」
「(ぱくぱくぱく)」
ただでさえ真っ赤な頬色が顔中に広がっていく。
おぉうこのままだと完熟トマトになってしまう。


「多分さ、照れ隠しなんだよー。一種のツンデ…いやこの場合クーデレ?」
「てれれくし?」
「人前じゃ恥ずかしいから澄ましてるんだヨ。二人きりになったらもう遺伝子レベルで激しく」
「は、はげしく…」

「そ、そっかぁ…じゃあ直す時は同じ箱に入れてあげないと可哀想だね」
「だねー。だから外にいる間はちゃんと照れ隠し照れ隠し」
「うん。…えへへ、二人とも照れ屋さんなんだね…」
捕らえ方が変わったのか、つかさは一対の人形を見て何か嬉しそうにしている。
悩んでるつかさもいいけどやっぱ尻尾ふってるつかさ萌へ。
そういやひなまつりネタのエロゲあったなーと思い出に浸りながら、私はつかさの笑顔を眺めていた。


URLリンク(ichigo-up.com)

次回、つかさとこなた二人っきりの箱の中。お楽しみに(嘘です

393:名無しさん@お腹いっぱい。
11/03/06 16:35:16.52 +SB6xxhsP


394:名無しさん@お腹いっぱい。
11/03/06 19:28:58.04 VRBAK0RpO
>>392
おぉ!お久しぶり~

相変わらず上手いですなぁ~
GJ!!!

395:名無しさん@お腹いっぱい。
11/03/08 00:33:28.13 u7CppJvO0


396:名無しさん@お腹いっぱい。
11/03/08 01:22:27.59 dKXL0s/u0
>>392
イラストは保管庫に保管済み、TOPに使用

397:名無しさん@お腹いっぱい。
11/03/08 01:23:40.86 dKXL0s/u0
保管庫
URLリンク(www8.atwiki.jp)

398:913
11/03/09 07:01:39.65 Fhata6XY0
保管お疲れ様です、ありがとうございます!

399:名無しさん@お腹いっぱい。
11/03/10 12:13:31.65 ADOryYUX0
うにょん

400:名無しさん@お腹いっぱい。
11/03/11 14:34:49.68 kAASFZA70
659/749
やばい圧縮注意

401:名無しさん@お腹いっぱい。
11/03/12 09:30:44.35 wgOTQycnO


402:名無しさん@お腹いっぱい。
11/03/12 17:59:45.94 6YHXQGzY0
保守です

403:名無しさん@お腹いっぱい。
11/03/14 12:42:01.92 BXn0Hw7oO
☆ゅ

404:名無しさん@お腹いっぱい。
11/03/14 16:18:16.33 QTljeU9Z0
引き続き保守です

405:ナハト
11/03/14 18:07:22.99 BXn0Hw7oO
ところで・・・いまさらなんですが皆さん無事ですか?

406:名無しさん@お腹いっぱい。
11/03/15 21:54:24.99 TqaLcouU0


407:名無しさん@お腹いっぱい。
11/03/16 20:28:41.01 7YT6rXI/O
ほちゅ

408:名無しさん@お腹いっぱい。
11/03/18 07:16:23.53 ojCzh4OkO
ふと今思った
学力では明らかにこなたの方が上だけど
一般常識はどっちの方がしっかりしているんだらうか?

409:名無しさん@お腹いっぱい。
11/03/20 01:02:10.41 PeK2sDIo0
☆ゅ

410:名無しさん@お腹いっぱい。
11/03/22 15:09:20.43 OSR+bAzs0
>>408
多分こなたかな?


411:名無しさん@お腹いっぱい。
11/03/25 12:45:10.45 3lQ+hE4qO


412:名無しさん@お腹いっぱい。
11/03/26 02:48:56.87 JBhx4Ov80
干し湯

413:イクシデズタル(元594) ◆uNcghuDOu2
11/03/27 18:54:23.52 oj4RiFeyP
お久しぶりでーす(´・ω・`)
ちと、とある事情で去年の冬頃から九州のほうに長らく行っておりました
漫喫ではなく自分ちのパソいじるの随分と久しぶりです

久しぶりに東京帰ってきて、パソは変わらず頼もしく起動してくれたんですが
相も変わらずアク禁とは・・・
大地震の影響とかは今でも続いており何かと耐え時だと思います
皆々様もどうかご自愛くださいませ

せっかく帰ってきたんで今一枚作ってます(´・ω・`)
またこれからは住み着いて小ネタとかやってければと思ってますんでどうかよろしくお願いします


414:名無しさん@お腹いっぱい。
11/03/27 20:30:51.16 /Xv6b+nI0
     -‐==─-- .._
         ` ‐- ._: : : `: :‐:-. ._
              ` ‐ : : : : : : :`:‐. 、 /ヽ、
           _ .. . .-.--`--: : : : : : :/: : : : ̄ ̄`: :>: . .、
       ,. . <: : : : : : _, : : : : : : : : ; : ,': : ; : : : : : : : : : : :ヽ: :`ヽ、
     ,ィニ´-──-‐'´  ヽ : : : : / : ,': :λ: : 、: :.: : : : : : : : ヽ: : :ヽ,.-、--、
         , ィ<. . . . . : : : : : : : /: : :i: : :i i: : : ヽ:::: : : : : : : : ノヽ::::ヾ:::::::::ハ
         /. . : : : : :/: : ..::: : : :/: : :,イ: : ii V: : :ヽ::::、: : . .    ヽ::::::::、‐、::i  
      /: : : : : : : /: : ..::::: : : :_: : / i: : i i .V: : ___ヽ: : : : : : . .  ヽ::::/: :i::ハ
     .,イ: : : :_ ニニ:/: : ::::::/: :/´:l: : / i: : i i  V:´:.i V:`ヽ、: : : : : : : : .V : ヽ:}:::::ヽ  
    /:>´    /: ::::::::/: : : : /ィ: :/  i: : i .i   V: :i. V:::i: :`: : : : : :: : :ハ: : :ヽi:::::::ハ
   /'´     /:.:::::::::/: : : : ∠ェ:/、   i: :i i   V_:i V::i: : : : : : : ::: : : i : : : ヽ:::::>
           ./:.::::::::::;' : : 不i|-‐i/ミト、  V:i i  ,ィホ三三訃、: : : : ::::: : :i: : :::::::.ヽ  
        /::::::::::::;' : : :∧.il| iミ彡卦   Vi .i  ´,ヽノ三ミi:〃: : : :: :::::: :i: : :::::::::::ヽ
          ';::::::::::,イ : /:::∧.i、iミ::ミヌ:|         ム::ミ彡:ミi/: : : : :ィ、 : : i : : i::::::ヽ:::ヽ 
        イ::::/::::i: :/:::/:i  マゞ:::ノ /  /  {i::;:;:;:;::タ: : : : /、 i、::: ;: ; : i::::::::ヽ::::ハ     こなた、つかさをよろしくね
      /i//:::::V{i:/:::/::i ///〃 , /// `ヾー-' .i: : : / ノ:i: :;': :i: :i:::::::::::ヽ:::ハ
     /: : /':::::::::::::::i/:::/::::{         _        i: : /-::´i: :i:/: : l: l::::::::::::::iヽ:ハ
    /:.:::/ /:::::::::::::::::/:::/:::/. > 、    ヽ _,)      ィi/  i:::i: :y:::: : :ii::::::::::::::::i ヽハ
   /:::::/ ./:::::::::::::::::::i:::/::/    `>-、.._   _.. t<:ヽ    i:::i: : ::::: : :i'::::::::::::::::i  V:i
   /:::;イ /::::::::::::::::::::i::/:/   _   /.:.:.:_i ̄  jイ.:.:.:{    .i::i: : : ::: i: i:::::i:::::::::::i  ∧}
  /:/::i  '::::::::::::::::::::::i//  /´.:.:.:.:.` ':.:.:./_.._  /:.:.:.:.:.:´⌒:ヽ、i:/: : : ::: :i: i::::::i:::::::::i  .i::i:i
  ,':/::::{ '::::::::::::::::::::::::i/ /、ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:./ ̄ `y:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i/: : : ::: : :i: i::::::i:::::::i  i:::i
  ;/:::::::i i:::::::::::::::::::::::{ ∧、ヽへ,-、:.,-、_.  /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:._,;,;,;,;,;/: : : ::: : : :i i:::::::i:::::i  .∧:i
 i::::::::::::l .i::::::::::::::::::::::::i .}、//`ヽ}/,i/ヘ´ヽ /:.:.:.:.:>_.´-‐ ニ二/: : : ::: : : : i: ::::::::i:::i  ∧:/
 i::::::::::∧.i::::::::::::::::::::::::Y / /`ヽ}i二ヽ、ヽ i>´<_.ニ==二../: : : : : : : : :i i::::::::::i/ ∧:/
 i::::::::::::∧i::::::::::::::::::::::::l l  /ヽ/ ,、ヽ   }>,<>´ ̄ ./: : : : : : : : : :i:i:::::::::::i ∧:/

415:名無しさん@お腹いっぱい。
11/03/28 12:37:31.49 cg4y/EN90
>>413
おかえりなさい、小ネタもイラストも待ってます!

416:イクシデズタル(元594) ◆uNcghuDOu2
11/03/29 20:46:10.47 6vSInROpP
一枚持ってまいりました
近未来的なアレで同棲してる二人ですね・・・おやすみなさいの直前です
つかさは事g・・・の後はとても優しくなると思います ハイ(´・ω・`)


URLリンク(uploader.sakura.ne.jp)

ではこれから少し自分の部屋を掃除して参ります。

417:1-724
11/03/29 22:08:38.36 umwdIoPC0
>>416
お久です♪

418:名無しさん@お腹いっぱい。
11/03/30 12:40:05.64 UyvNsTDD0
>>416
流れてしまった…?

419:名無しさん@お腹いっぱい。
11/03/30 20:50:34.92 bv8gbj0EP
>>416
見れないですうぅぅ

420:1-724
11/03/30 21:51:21.69 oEgCHp+B0
>>418-419
保管庫に416のイクシデズタル氏作品を保管しました
URLリンク(www8.atwiki.jp)

421:名無しさん@お腹いっぱい。
11/03/31 15:57:26.98 tlQZh+so0
☆ゅ

422:1-724
11/04/01 00:02:11.04 tlQZh+so0
俺はつかさ×こなたなんて大嫌いだ!

423:八神☆メタルグレイモン☆太一 ◆GIG2i.SBhI
11/04/01 19:26:22.78 1i6iTWN60
このコンビが最強だな
和むね

424:ナハト
11/04/02 00:05:45.56 B9vwsaxCO
>>422
つか「ふぇぇぇ~ん」
こな「ど、どったの?つかさ」
つか「私達の事嫌いだって言われたぁ~!」
こな「えぇっ!?で、でも……まさか……」
つか「……私達って、祝福されていないのかなぁ……」
こな「そんな事無いよ!みんな……みんな祝福してくれてるよ!」
つか「……じゃぁ……なんで『嫌いだ』なんて……言われるの……?」
こな「それは……私にもわからな……ん?」
つか「……どうしたの?」
こな「あぁーーーー!!!」
つか「キャッ!な、何?」
こな「そうかそうか~、すっかり忘れてたよ~」
つか「何を?」
こな「さてここで問題です!今日は何月何日?」
つか「えっと……四月一日……あぁーー!そ、そっかーー!」
こな「そーゆーこと。だから、『嫌いだ』ってのは嘘って事だよ~」
つか「よかったぁ~。……あ、そうだ」
こな「ん?」
つか「こなちゃん!私の事、好き?」
こな「え?う……うん。好きだよ」
つか「……ふぇぇぇぇーーーん」
こな「え?何で?どうして泣くのぉ~?」
つか「こなちゃんは……グズッ……私の事……ヒック……嫌いなんだ~」
こな「な、なんでそうなるのぉ~!?」
つか「だって……エイプリルフールだから……」
こな「……つかさ、もう日付変わってるんだけど……おまけに嘘ついていいのは午前中だけだし……」
つか「ほぇっ?……あ……」
こな「それに……」
つか「それに?」
こな「エイプリルフールだからって……つかさに嘘なんてつきたくないから……」
つか「……エヘヘ……なんか……恥ずかしいな……」
こな「……言った私も……恥ずかしいよ……」


SSの神様が下りてこなかったので小ネタにて失礼w

425:イクシデズタル ◆P5TPu/OBR2
11/04/02 02:49:11.94 A7r/4B1aP
きゃああああああああエイプリルの書き込みしようと思ってたのに乗り遅れたあああぁぁぁ(´;ω;`)

ええいこの位のロスなら問題ないべや
午前限定はおろかもう1日ですらないけどしょうがないです、はい

えーと漏れゆたか×そうじろう好きになった!!

ああんもうつかこな不滅すぎて生きてるのが楽しい(´・ω・`)

426:名無しさん@お腹いっぱい。
11/04/02 16:32:56.09 69hJWVUI0
                   、_
           _____     \:ヽ、
           \: : : :;: ̄::`=:‐-ヽ:.:`:=:‐::─::─-.、_
             >'´.: : : : : : : :;/|: : :i:: : : : : : 、:: : : :`ヽ、
             /:/..: : : : :/: :.;イ |: : |、::. : : : : : :、:: : : : :..\
           /:/. . . . : : :/: :;/ |  |: ::| 丶: : : :.、::.:\::: : . . ..ヘ
            '´/. . . . . . _:_,'_;ノ  |  |: ::|`ー─-: . i.. . :.\.. . . ..ハ
        ´`ヽ/: : : : /: : :/: ::/   |   |: :|   ∨: : :|:: : : :、::\:.: : :}
           /:;': : ::/: : :/'|:.:/   |  |: :|   ∨: :ト、:: : .:ハヽ:ゝ:: :|‐-、
        /::/.: : ::l: : / |/     |  ヽ:|    l:\|:::\: : :|::: : : ::|
         /:/: : : :::|: :∧ ,.=.、 .. . . . . . . ,.=.、、 |:: : : : :|::\:|::: : : リ
       '"|: : : : :::|:/::::} :|l j:| : : : : : : : |l j:|; |:: : : :i:|:::::: : : :i::/
        |: : : :.:::::;/:::,| ゛=" : : : : : : : :.゛=" |::i: : :|:|、:::::: : :l/
         |: : :/|/|:.( |              |::|: : :|:| ):::: : :|   
          |:/    |:::`l、    l ̄ ̄  ̄ヽ   |::|i: :.:|リ'::::::|ヽ:|  ええええ?起きたらもう4/2?
          ´      |: :::::::ヽ、_|___.. ._,}_ノ|/|: : :|::::::::::|
                `ヽ:;/|:/ヽ::__;;〉 ̄ ,{;/ ,/ ヽ:/::::|\:|
        ___r===ュ__,ィ'´~ ̄`/'`ヽ"__,/  / ,ィ'⌒ヽ、
       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|: /__,/'|o|:\_,//'" ̄`ヽ.〉      4/1ずっと寝ていたつかさ
      /´ヽ:─::::‐::::-| ,ノ´`ヽ、r-‐'ヽ、─'´       /
    r-‐/  ̄ヽ、    ( ,ノ´ヽ `}::   〉"        /
    /"/:{  ̄ヽ、,〉─‐┐:|:( ,.ヘ  ,ノ:: _,,/::ヽ.    ,/{

427:名無しさん@お腹いっぱい。
11/04/03 20:27:32.96 PmMAE7Vm0
662/747 圧縮注意

428:名無しさん@お腹いっぱい。
11/04/04 01:49:21.84 Keo9kVLr0
捕手
もう誰も居ないのかorz

429:名無しさん@お腹いっぱい。
11/04/04 03:45:05.01 M9bCWs3v0
「こなちゃん、掲示板に書き込むのってどうするの?」
「んーとね、まずmailに……… …で、書き込むを押せばおk」
「ありがとう、やってみる!」

-2時間後-
788 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/04(月) 03:25:45.44 ID:TkKn07j21
こなた「つかさだいすき」
つかさ「わあいわたしもだいすき」

-----------------
「…うぅ、恥ずかしいのと同時に虚しさが…」
「おお初カキコおめおめ。どれ何て書いたのかね」
「わわわごめんこなちゃん画面消しちゃった」
「え、いやつかさが手で隠してるだけのように」
「消し方わかんなくて…じゃなくて画面消しちゃったんだよぉ」

430:名無しさん@お腹いっぱい。
11/04/05 07:55:57.28 PJgtuIujO
☆ゅ

431:名無しさん@お腹いっぱい。
11/04/07 01:39:23.92 ifSRiQqZO
ほちゅ

432:名無しさん@お腹いっぱい。
11/04/08 12:36:00.55 Hc3ELHm90
「「ケロッケロッケロッいざっすすーめー♪」」
「あんたらマイクふたつあるんだからわざわざひとつ共有せんでも…」

433:名無しさん@お腹いっぱい。
11/04/08 23:58:54.95 bTMACX/OO
実際つかこなでカラオケ行ったらどんなの歌うんだろうな
こなたはアニソン一択なんだろうがwww

434:名無しさん@お腹いっぱい。
11/04/11 05:13:45.42 BmEXvBYHO


435:名無しさん@お腹いっぱい。
11/04/12 02:58:33.87 MKJvuG8q0
☆ゅ

436:名無しさん@お腹いっぱい。
11/04/12 12:27:52.64 jqV+HJG40
「ゾーウさん、ゾーウさんオラは人気者~」
「しっしんのすけぇぇ」
ゴールデンタイムの歌とか一緒に歌いそう。日曜朝とかのはつかさ起きてないだろうし…
つかさってアニソン以外何歌えるんだろう

437:名無しさん@お腹いっぱい。
11/04/12 18:06:57.68 SyLjkdDlO
女性アイドルの曲…
でもあまり知らなそうだなぁww

438:名無しさん@お腹いっぱい。
11/04/13 01:28:52.26 0NypScaa0
捕手

439:名無しさん@お腹いっぱい。
11/04/13 12:36:41.46 7YcIUBvx0
きっとパフィーとかミニモニとか
つかさの持ち歌を知って裏でこっそり振り付け練習するこなたん

440:名無しさん@お腹いっぱい。
11/04/13 21:51:36.62 PxSv4ptz0
【震災】津波で流されたセーラー服とブルマを着て被災地を歩いていた男(56)を逮捕
スレリンク(news7板)


441:名無しさん@お腹いっぱい。
11/04/15 12:57:24.06 IAHB7tn5O
つかこな「「かに~た~べ行こう~」」
みゆ「完璧な振り付け……凄いですね……」
かが「連日二人で練習していたからね……」

442:名無しさん@お腹いっぱい。
11/04/17 11:45:12.72 SoEJalImO


443:名無しさん@お腹いっぱい。
11/04/19 13:49:48.73 UdwLWKbD0
こなたさんの休日の前日(4コマ)
URLリンク(beeimg.mydns.jp)

444:名無しさん@お腹いっぱい。
11/04/19 19:22:46.19 0DV9XxfA0
真聖堂本舗か

445:名無しさん@お腹いっぱい。
11/04/21 09:54:02.38 aEfIXbwh0
☆ゅ

446:名無しさん@お腹いっぱい。
11/04/22 08:03:05.34 D/dFnYQJ0
URLリンク(eriko.s201.xrea.com)

618/744
圧縮接近
新作アニメのスレ乱立で流れ早いので当面上記URLチェックの上捕手強化を

447:名無しさん@お腹いっぱい。
11/04/22 18:13:02.01 Ty30DYo5O
んだば☆

448:名無しさん@お腹いっぱい。
11/04/23 15:24:52.01 Z67+k2KAO
つか「ある~ひ」
こな「?」
つか「もりの~なか」
こな「えっと……」
つか「こなた~んに」
こな「ほぇっ!?」
つか「であぁ~った」
こな「あ、あの……」
つか「はなさ~く~も~り~の~み~ち~こなた~んに~で~あぁ~った~」
こな「……つかさ……どっったの?急に……」
つか「えっとね~、なんか歌ってみたくなっちゃったの」
こな「……あ、そう……」


│・ω・`) いきなり電波を受信してしまってな……スマヌ OTZ

449:名無しさん@お腹いっぱい。
11/04/25 10:44:06.13 Oy8CY1b7O
☆ゅ

450:名無しさん@お腹いっぱい。
11/04/27 07:03:56.54 E6vfTHy7O


451:名無しさん@お腹いっぱい。
11/04/27 13:09:25.69 zzCSrpYU0
「お嬢さん、お待ちなさい」
「あ、うん何こなちゃん」
「ちょっと 落とし物ー、白い貝殻のー」
「小さな こなちゃん」
「小さなイヤリ…えっ、いやイヤリング」
「わーい私のこなちゃんだありがとー」
「毎回同じオチだよぉぉぉぉ!ノォォォ……(ズリズリ」

ドナドナド~ナ~ド~ナ~

452:名無しさん@お腹いっぱい。
11/04/28 07:46:16.04 mkjfUkgiO
こな「ゆうや~けこやけ~のあかと~ん~ぼ~」
つか「おわれ~てみたの~は~いつの~ひ~か~」
こな「私おんぶよ派じゃなくて抱っこ派だったんだよ~」
つか「ふぇっ!?こなちゃん突然どうしたの?」
こな「えっと……『おわれてみた』ってのは『おんぶされて見ていた』って事なんだ……よ?」
つか「えぇぇぇーー!!そうなのぉぉぉぉーー!!!!???」
こな「う、うん」
つか「私ずっと巨大赤とんぼが追ってくるんだとばかり思ってた……」
こな「巨大ってところがつかさっぽいね~アハハ……ハァ……」

453:名無しさん@お腹いっぱい。
11/04/28 12:44:12.16 S1x/Y+nX0
>>452
鹿に追われトンボに追われつかさは動物や昆虫にも人気だなw

454:名無しさん@お腹いっぱい。
11/04/28 17:33:09.71 DJTC50GK0
☆ゅ

455:名無しさん@お腹いっぱい。
11/04/29 09:45:17.80 WK6VzPeq0
744
☆ゅ

456:名無しさん@お腹いっぱい。
11/04/30 01:58:07.38 qk6Xlx420
749捕手
641: 【らき☆すた】つかさ×こなたに萌えるスレ 6 (455)

457:名無しさん@お腹いっぱい。
11/04/30 20:53:42.84 xZbBoMioI
これはアメリカのゲームです。1度やってみてください。
これは、たった3分でできるゲームです。試してみてください。
驚く結果をご覧いただけます。
このゲームを考えた本人は、メールを読んでからたった10分で願い事が
かなったそうです。このゲームは、おもしろく、かつ、あっと驚く結果を
貴方にもたらすでしょう。

約束してください。絶対に先を読まず、1行ずつ進む事。
たった3分ですから、ためす価値ありです。


まず、ペンと、紙をご用意下さい。
先を読むと、願い事が叶わなくなります。


1)まず、1番から、11番まで、縦に数字を書いてください。
2)1番と2番の横に好きな3~7の数字をそれぞれお書き下さい。

3)3番と7番の横に知っている人の名前をお書き下さい。(必ず、興味の
ある性別名前を書く事。男なら女の人、女なら男の人、ゲイなら同姓の名
前をかく)

必ず、1行ずつ進んでください。先を読むと、なにもかもなくなります。

4)4,5,6番の横それぞれに、自分の知っている人の名前をお書き下さ
い。これは、家族の人でも知り合いや、友人、誰でも結構です。

まだ、先を見てはいけませんよ!!

5)8、9、10、11番の横に、歌のタイトルをお書き下さい。

6)最後にお願い事をして下さい。さて、ゲームの解説です。

1)このゲームの事を、2番に書いた数字の人に伝えて下さい。

2)3番に書いた人は貴方の愛する人です。

3)7番に書いた人は、好きだけれど叶わぬ恋の相手です。

4)4番に書いた人は、貴方がとても大切に思う人です。

5)5番に書いた人は、貴方の事をとても良く理解してくれる相手です。

6)6番に書いた人は、貴方に幸運をもたらしてくれる人です。

7)8番に書いた歌は、3番に書いた人を表す歌。

8)9番に書いた歌は、7番に書いた人を表す歌。

9)10番に書いた歌は、貴方の心の中を表す歌。

10)そして、11番に書いた歌は、貴方の人生を表す歌です。この書き
込みを読んでから、1時間以内に10個の掲示板にこの書き込みをコピー
して貼って下さい。そうすれば、あなたの願い事は叶うでしょう。もし、
貼らなければ、願い事を逆のことが起こるでしょう。とても奇妙ですが当
たってませんか?



458:名無しさん@お腹いっぱい。
11/04/30 21:12:17.61 qk6Xlx420
「そんなの関係ねぇ」
「そだねー」

459:名無しさん@お腹いっぱい。
11/05/01 22:55:02.34 N50NVpIE0


460:名無しさん@お腹いっぱい。
11/05/03 00:44:12.39 2rDLsYlV0
干し

461:名無しさん@お腹いっぱい。
11/05/04 17:46:27.91 +NUXzop1O


462:名無しさん@お腹いっぱい。
11/05/06 12:33:05.02 +DoXlt5PO


463:名無しさん@お腹いっぱい。
11/05/08 12:42:15.95 i3WGz4DIO


464:名無しさん@お腹いっぱい。
11/05/08 23:27:28.41 PMlhDy7m0


465:名無しさん@お腹いっぱい。
11/05/09 03:19:37.85 hmBmu7AO0
つかこな

466:名無しさん@お腹いっぱい。
11/05/11 13:42:03.18 Gx3MsoDZO
ほほほ

467:名無しさん@お腹いっぱい。
11/05/11 19:00:18.60 VVC0SY3f0
殆ど生命維持装置で延命状態ゾンビスレ

468:名無しさん@お腹いっぱい。
11/05/13 00:32:39.57 Lqhov84QO
つか「こなちゃ~ん……」
こな「なぁ~にぃ~?」
つか「……なんでもな~い」
こな「……そっかぁ~」

つかこな@ポカポカ昼下がり的な感じで

469:名無しさん@お腹いっぱい。
11/05/13 12:35:19.70 YLYcMzTJ0
こなちゃん

470: 忍法帖【Lv=11,xxxPT】
11/05/13 13:58:26.08 CMW6iFPd0
うにょん

471:名無しさん@お腹いっぱい。
11/05/14 08:20:41.79 Tu2Dmysk0
「んおはよぉつかさぁぁ…」
「こなちゃん眠そうだね…ふぁぁおはよー」
「つかさも眠そうじゃん、寝不足?」
「うん、いつもよりちょっと寝るの遅くって…」
「ちょっとネトゲ白熱しちゃってさ、布団入る頃には外明るくて」
「私も晩御飯食べた後クイズ番組見てたら遅くなっちゃって…」
「えっ」
「えっ」

472:名無しさん@お腹いっぱい。
11/05/15 10:34:35.73 XiqD7KL9O
>>471
つかさは10時間睡眠だからねぇ

473: 忍法帖【Lv=13,xxxPT】
11/05/16 11:23:23.88 ixOzNZY50


474:名無しさん@お腹いっぱい。
11/05/16 12:30:39.53 MNHz8iLW0
睡眠時間2倍以上の差か…
寝ている間に何かされても不思議ではない

475:名無しさん@お腹いっぱい。
11/05/17 12:27:27.56 rZKwj7RoO
寝ている間云々で
何故かつかさに色々と悪戯されるこなたが浮かんできた
・・・なにかがおかしい

476:名無しさん@お腹いっぱい。
11/05/18 03:12:16.96 mUjfXdJp0
そろそろこなちゃんおきちゃうかなぁ…?ペロペロ
うーんでもあと5分ダケー、ホントニー ペロペロ

1時間後
「いやー夏だねぇ、最近毎日寝汗でべとべたーだヨー」

477:名無しさん@お腹いっぱい。
11/05/18 18:48:10.30 1tA31mx8O
つかささん、どれほど舐めまくってるんですか?
そしてこなたさん、本当に気付いていないんですか?

478:名無しさん@お腹いっぱい。
11/05/18 20:12:00.78 5EzDdoIX0
つかさ「こなちゃんの躰で舐めてないところなんてもうないから」
こなた「むぅ」

479:名無しさん@お腹いっぱい。
11/05/18 21:28:26.29 3OquP6XB0
枚の好きだ~ー!!

480:名無しさん@お腹いっぱい。
11/05/18 21:28:52.33 3OquP6XB0
間違えた
平野好きだー

481:名無しさん@お腹いっぱい。
11/05/18 22:02:34.74 VLe1dP/K0
スレチなので↓へどうぞ

【らき☆すた】泉こなたは伝説の少女Aカワイイコロネ35食目
スレリンク(anichara2板)

482:名無しさん@お腹いっぱい。
11/05/19 00:45:23.36 xxJAEw8g0
本当に行ってくれた>>479-480 は紳士だったのか

【らき☆すた】泉こなたは伝説の少女Aカワイイコロネ35食目
スレリンク(anichara2板:59番)

59 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/05/18(水) 22:36:23.77 ID:3OquP6XB0
平野大好きだーーーー!


483:名無しさん@お腹いっぱい。
11/05/19 01:25:03.92 6N6rJG/z0
つかさとこなたの声優やってる人
どちらも可愛いよな。

484:名無しさん@お腹いっぱい。
11/05/20 18:38:45.13 yi+Q/IuLO
つか「ねぇねぇ、こなちゃん」
こな「んー?」
つか「声優って、アニメとか映画で喋る人だよねぇ」
こな「そだよー」
つか「だよねぇ……」
こな「ん?どったの?何かのアニメか映画で気になる中の人でもいた?」
つか「……『中の人』ってなーに?」
こな「あぁ、声優さんの通称だよ」
つか「通称……そうなんだ」
こな「うん。んで?気になる中の人がいたの?」
つか「そうじゃなくって……なんか私とこなちゃんの『中の人』がかわいいって言ってる人がいるから……」
こな「それで私達の『中の人』が気になったと」
つか「でも……私、中に人なんか……」
こな「……まぁ、それはある意味正しい意見なんだけどさぁ……」
つか「……何で『中の人』がかわいいって言ってるんだろ……中に人なんか……ん?中に人!?そうか!!」
こな「……ど、どったの?」
つか「こなちゃん!ちゃんと責任取ってくれるよねっ!!」
こな「ふえっ!?せ、責任って……何を?」
つか「何をって……だって、中に、人がいるんでしょ……それもかわいいって言われる人が……お腹の中に!!!!」
こな「は、はぃぃぃぃぃ????」
つか「こなちゃん……グスッ……ごめんね……」
こな「な、なにゆえあやまるのですかぁっ!?」
つか「だって……グスッ……こなちゃんのお腹の中にも……スン……居るんでしょ?……私の……赤ちゃんが!!」
こな「えぇぇぇぇっっっっ????」
つか「こなちゃん、私頑張るから!私の赤ちゃんとこなちゃんの赤ちゃんが無事元気に育つよう、頑張るからっっっ!!!」
こな「……どうしてこうなった……」

485:名無しさん@お腹いっぱい。
11/05/20 19:12:31.50 bzBw3V8C0
どうして\(〓ω〓;.)/コナッタ

486:名無しさん@お腹いっぱい。
11/05/22 02:24:28.01 PJQvuKNy0
「つかさ、えっとここじゃまずいからあっちで」
「うんそだねー」

487:名無しさん@お腹いっぱい。
11/05/23 03:55:23.07 uy6/+Xk10


488:名無しさん@お腹いっぱい。
11/05/23 12:44:05.60 TONC5Fdl0
「あ。こなちゃんほら、お腹蹴ってる」
「いやいやいや、仮に孕んでたとしてもまだ3日目で」
「名前は何がいいかなぁ、男の子ならこなたろう…うーん私の名前も入れたいなぁ」
「アノデスネ…かがみさん何か言ってやってくださいよ」
「何故私に振る。んー…仮に孕んでたとしてもって言ってたわよね」

「つまり孕むようなことはしたことがある、と」
「…………」
「……」
「…ハイ」
「…どちみち責任はとりなさいよ…」

489:名無しさん@お腹いっぱい。
11/05/24 03:28:33.59 U7eeXLYc0
「ひよりちゃんのお誕生日のクッキー焼けたよ」
「うかさはマメだね…」
「えへー、大丈夫こなちゃんの誕生日は新作ケーキ焼いてあげるから」
「むぅ、最近つかさのペースだ」
「いいの、だってつかこなスレなんだからね?こなちゃん」

490:名無しさん@お腹いっぱい。
11/05/26 01:49:38.73 XbX9b2Cg0
「こなちゃん私たち移動しなけりゃいけないの?」
「アニメキャラ個別スレは5年縛りないから大丈夫」

491:名無しさん@お腹いっぱい。
11/05/27 00:49:39.61 F+gV3p9T0
490レスで334KB SS投下の威力は凄いけれど
もう続き書かないのかな

492:名無しさん@お腹いっぱい。
11/05/27 21:29:13.56 0z0dsLPx0
あと2時間半で
こなたの誕生日なので保管庫TOPは
以前913氏が投稿の絵に変更しました

493:名無しさん@お腹いっぱい。
11/05/27 23:20:37.60 GEYZdWDxO
>>491
スミマセヌ・・・
MP回復するまで少々お待ち下さいm(._.)m

494:1-724
11/05/28 00:00:44.71 U3bN036d0
こなた誕生日おめ

495:1-724
11/05/28 19:20:57.88 Ly9DCdn10
みゆき、ひよりスレ落ちてる中しぶといスレだな

496:名無しさん@お腹いっぱい。
11/05/28 20:24:38.99 Ad5MyrOTO
つか「こなちゃん、お誕生日おめでとう!!」
かが「おめでとう!!」
みゆ「おめでとうございます!!」
こな「ありがとー!!!」
つか「今年のケーキはストロベリーショートケーキでーす!」
こな「うぉっ!さ、三段ケーキ!?」
みゆ「つかささん、今年は頑張りましたね~」
つか「えへへ~」
かが「さ、電気消すわよ」
つか「あ、ちょっと待って、ローソクに火をつけなくちゃ……」


かが「コホン。では改めて……」
つか・かが・みゆ「ハッピーバースディトゥーユー ハッピーバースディトゥーユー ハッピーバースディディアコナチャーン(コナター)(イズミサーン) ハッピーバースディトゥーユー」
こな「みんな、ありがとー」
つか「こなちゃん、早くローソクを」
こな「うん!せーの……フゥーーーーー!!!」
つか・かが・みゆ「おめでとうー!!」



本当はSS書ければよかったんだけどね……スマヌ

改めて、こなたん誕生日オメー!!!

497:ナハト
11/05/28 20:26:05.66 Ad5MyrOTO
あ、コテ忘れてたwwwww

498:913
11/05/28 22:30:54.95 a4StDdTa0
誕生日おめでとうこなたぁぁー!!
この時間帯はきっと今頃つかさと…ゴクリ

499:1-724
11/05/28 23:21:09.31 45DZxE/y0
というわけで愛こそパラダイスのつかこな同人誌を読む

500:2-613
11/05/29 00:34:21.39 3VJI2aaGP
きっとこの時間だとつかさが寝てしまってる。
「いつも早寝なのに昨日徹夜でケーキ作ってたって…」
「うにょー…ん…」
「どうしよう、この私の身長より大きいケーキ…さすがに半分以上残っちゃってるよ」

当然ゆーちゃんはみなみちゃんの家にお泊り、お父さんはホテルに缶詰というご都合展開。

501:名無しさん@お腹いっぱい。
11/05/29 01:18:54.44 tXtQnNj70
「こなちゃん」
「ん?」
「保管庫の中の人最近放置気味だね」

502:名無しさん@お腹いっぱい。
11/05/29 23:26:43.85 d4hjiNmU0
ひよりスレもみゆきスレも漫画キャラ板か
CPスレは漫画キャラに立てても漫画サロンへ移動させられるんだよな

503:名無しさん@お腹いっぱい。
11/05/30 23:13:53.15 VKFc1uio0
「やっと完食しますた」
「ありがとうこなちゃん、流石にちょっと作りすぎかなって反省アンラッキー…」
「いやいやつかさの愛が伝わったよ!それを全部受け入れる(胃袋的な意味で)のも婿の務め!」
「こ、こなちゃーん!」

ガチャッ
「いやー何故かホテルに缶詰にされてたけどこなた、ケーキ買ってきたぞー」
「みなみちゃんやゆかりおば…お姉さんからこなたお姉ちゃんのお祝いにケーry」
「   」

504:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/01 03:15:17.45 anWYxOyf0
「貧乳はステータスだ希少価値だ」
「ステータスかぁ…レベルアップしないのかな?」
「…いやー胸の経験値が足りないからレベルアップしないというか」
「じゃあ経験値貯めないとね」ガタッ
「あ、ごめん今のナシいやナシだからナシなうわぁぁぁぁ」
LvUP!

505:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/01 07:27:57.73 SPFjIMILO
ひんぬーのステータスレベルが上がったら
みなみちゃんに近づくような気がs

おや?電話だ。誰だろう?

506:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/03 00:12:24.56 5Ye8KEMd0
「むぅ、いよいよ潮時か」




「そだねー、このタイミングで塩入れるべきだよねー、ゆで枝豆は」

507:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/03 03:48:23.96 bkLLC5kq0
>>505
無茶しやがって…

「てことで早速潮干狩りに来てみたヨ」
「あのねこなちゃん、こうやって立ってて潮が退いたら…」
ザザザー…ゾワゾワゾワ
「立ってるとこの砂がなくなっていってゾワゾワでかるちゃぁー!」
「楽しそうだねつかさ」


508:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/05 01:47:23.08 GVB/jnDG0
「こなちゃんクリック」
「ひゃう」

509:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/06 01:01:09.59 BnTsu2Ge0


510:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/06 10:23:02.08 N/9e8A0a0
「今日はとっても楽しかったね 明日はもっと楽しくなるよね ねっこなちゃん」
「へけっ」

511:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/08 00:15:21.48 Hitw4NVV0


512:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/08 06:17:54.51 TQ/Efu3s0
>>510
こな太郎かわゆす。


513:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/08 22:11:14.72 rAER5sgk0


514:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/09 03:03:07.72 WZq7pjz30
「Zzz…」
「ZZZ」
「遊びに来て早々二人で昼寝かい」

515:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/09 05:40:03.00 Ioot46DGO
苗木シリーズ続き読みたい~m(_ _)m


516:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/10 07:41:01.91 rIJIsbKb0
☆ゅ

517:ナハト
11/06/11 18:44:35.00 jg7KeXVkO
>>515
長期間の放置スミマセヌ・・・m(._.)m
MP回復したので来週中にはなんとか投下できそうです
なのでもう少々お待ち下さいませ

518:1-724
11/06/12 02:33:09.11 vuyofvbR0
「「おかあさん誕生日おめでとう」ございます」」
「えっと?こなたちゃんも?」

519:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/14 12:36:14.52 yO0MTuZaO


520:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/15 05:50:35.60 6F4vkpE10


521:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/15 07:02:08.33 KCOTYSv+O
てs

522:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/17 08:30:20.99 z4HVLmJb0
関係が深まったカップルは目で会話すると聞いたことがあります。
最近つかささんと泉さんは目だけで会話しているように覗えます。
これはつまり…
「あの、つかささん泉さん。失礼ですが二人の関係はどこまd」
「んふー。何時間見つめててもつかさマイラーブ」
「こなちゃん…はぁこなちゃぁーん」
…どうやら会話していたようではなく、ただ見つめあっていたようです。
こちらピンクスネーク、調査を続行します。

523:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/17 10:19:11.25 z4HVLmJb0
深夜のノリで書き込んだのを見直したら色々酷かった

524:ナハト
11/06/18 00:17:42.96 l93nd1Kw0
どもども

続きがようやく書き上がったので投下します

タイトル

dear -Section17「育ち始めた苗木」 Part.2

本文8レス使います~

525:ナハト
11/06/18 00:18:41.82 l93nd1Kw0
「『……ムダだから。それじゃ、サヨナラ』……ふむ、こんな感じかなぁ?」

みゆきさんに「置き手紙を書いておいた方が良いですよ」って言われたから書いたけど……こんなことをしてもムダなんじゃないかなぁ~
……特におとーさんが相手じゃ……ねぇ

『お姉ちゃん……ちょっといい?』

そんな事を考えていると、不意にドアがノックされてゆーちゃんの声が聞こえてきた。

「いいよ~、どーぞー」
『あ、あのね、ちょっと……居間まで来てもらいたいんだけど……』
「ん……?わかった~、ちょっと待ってて~」

机の中に手紙を仕舞い、ドアへと向かう。

……居間に何があるんだろ……お菓子でも作ったのかな?
なんて……まさかね

dear -Section17「育ち始めた苗木」 Part.2

「おまたへ~。……ぬぉぅっ!」
「えへへ~。どう?凄いでしょ~」

私を出迎えたのは、笑顔満開のゆーちゃんとガラスの大皿に乗っかっている直径約二十五センチのフルーツゼリー。
梅雨の終わりで蒸し暑い今日にピッタリのデザートだ。

「みかん、桃、パイナップル、マンゴー……随分と頑張ったね~」
「なんか急に作りたくなって、缶詰探したらいっぱいあったから……つい」
「いやいや、今日みたいな日にはこれくらいの方が丁度良いよ~」
「そぉ?良かった~。じゃぁ取り分けるからそこに座って~」

いそいそと椅子に座り、ゆーちゃんが取り分けたゼリーを掬って口に入れる。

「ん~!うまい!」
「本当に?果物多過ぎる感じはしない?」
「全くもってもーまんたいだよ~」
「じゃぁ私も……。うん!美味しい!!」
「ちょっ!『うん!』って!もしかして私毒味役!?てゆーかそんなに自信無かったの?」
「うん……。ほら、フルーツ入れすぎちゃったかな~って思ったから」
「あ~、確かにね~。ゼラチンが固まるかどうか心配になる時あるよね~」
「あ、お姉ちゃんでもそうなんだ」
「伊達にゆーちゃんよりも料理歴は長くないからねぇ。生のパイナップル使った時なんか悲惨でさぁ~」
「ゼラチンが固まらなくなっちゃうんだよね~」
「おとーさんが居ない間に作っておいて、デザートにサプライズで出そうと思ったんだけど見事に固まらなくってさぁ~」
「その時はどうしたの?」
「えーっと、悪戦苦闘している間におとーさんが帰ってきちゃって、そのあとは……どうしたんだっけなぁ?」
「そのままゼリー風スープとして飲んだんじゃなかったかな」

むぅ……

「あ、おじさんも食べますか?」
「そうだな……丁度区切りも良いし、頂くとしようか」
「じゃぁ取り分けますね~」

折角美味しく食べてたのに……

526:ナハト
11/06/18 00:19:06.64 l93nd1Kw0

「それじゃ、頂きまーす。……うん!美味しい!!」
「本当ですか?」
「本当だよ、お世辞抜きで美味しいよ。な、こなたもそうだろ?」
「……うん……」
「……こなた?」
「……おとーさんが来なければ、もっと美味しかったんだけどね」
「ははは……こりゃ参ったなぁ」

目の前には一口だけ食べたゼリー。
残すのは非常に勿体ない。

「……私、自分の部屋で食べるね」
「ちょっと!お姉ちゃん!?」
「ゆーちゃん、ごめんね。私、おとーさんと一緒には食べたくないんだ」
「……俺も、随分と嫌われたもんだな……」

そんな事……当たり前じゃん……
心の中でそう呟いて立ち上がる。
と、ゆーちゃんが不意に声を上げた。

「お姉ちゃん、ちょっと待って!」
「……何?」
「……聞いてもらいたい事があるの」
「今?」
「うん」
「ここで?」
「そう。だから、取り敢えず、座って」
「う……うん」

ゆーちゃんの顔はまるで何かを決意したかのように真剣な表情だ。
流石にこんな顔をされちゃ、おとなしく従うしかない。

「……それで?」
「お姉ちゃん……今までずっと、おじさんを避けてたよね」
「そりゃぁ……まぁ……」
「……一度で良いから……おじさんの話を……聞いて……お願いだから」

ゆーちゃんは今にも泣き出しそうな顔で懇願してきた。
それに対する答えは一つしか見当たらない。

「……わかった。それじゃ……おとーさん、どんな話?」

私は一応おとーさんの方を向き、話を聞く体勢に入る。

……まぁ、大した内容じゃないだろうな~

私がそう思っていると、おとーさんはやおら椅子から立ち上がり床に正座した。
この体勢って……まさか!?

「こなた……スマン!!おとーさんが全部悪かった!!」

……え?
なんで……今頃?
しかも土下座までして……

527:ナハト
11/06/18 00:19:32.10 l93nd1Kw0

「おとーさん……それは、私達が付き合うのに反対した事?」
「それともう一つ……つかさちゃんとかがみちゃんが休学した事についても……」
「ふーん。……で?それを聞いた私はどうすればいいのかなぁ?……泣けばいいの?それとも……怒ればいいの?」

おとーさんは黙ったままだ。
それが余計癪に障る。

「ねぇ、私は聞いてるんだけど。それとも今ので話はおしまい?なら部屋に戻ってもいいよね」
「あ、いや……その……聞いてほしい事が……」
「ん?何?聞いてほしい事?さっきの事について?なら私は聞く気は無いから」

私は突き放すようにそう言って立ち上がると、ゼリーを持って扉へと向かう。
すると小さな人影が扉の前に立ちはだかった。

「お姉ちゃん!おじさんの話……まだ終わってないよ!」
「ゆーちゃん、どいて。どーせ大した事無い話しなんだろうからさ、聞いても無駄な事は聞きたくないんだ、私」
「聞きもしないでなんでわかるの!?」
「な・ん・で・も。だからさ、そこどいてもらえるかな?」
「嫌!!」
「……と・お・し・て!」
「絶対に、嫌!!」
「なんで?」
「だって!おじさんの話しが終わってない!!」

ふぅ……強情だなぁ~

「じゃぁいいよ。おとーさんの部屋を通って出るから」

そう告げてゆーちゃんに背を向けようとしたその時
パチンという乾いた音とお皿の割れる高い音が部屋に響き
強い痛みと衝撃が私の頬を走った

「お姉ちゃん!!!なんで……なんで逃げようとするの!?」
「ゆー……ちゃん?」

ゆーちゃんは泣いていた。
泣きながら、私の頬を叩いたのだ。

「おじさん……おじさんが可哀相だよぉ……」
「かわい……そう?」
「グズッ……おじさん……ずっと……ヒック……なかなおり……したかったんだよ!!それ……なのに……」
「なか……なおり?私……と?」
「そうだよぉ……ずっと……ずっと……そう思ってたんだよ!それなのに……それなのに……ウワァァァァーン」
「ゆーちゃん……」

仲直り……?
おとーさん……が?
どう……して?

「こなた……ちょっと、見てもらいたい物があるんだ。……ゆーちゃん、アレは何処かな?」
「ヒクッ……グズッ……あ……ここ……です……」

ゆーちゃんは泣きながらもポケットから紙を取り出しておとーさんに渡した。
おとーさんはそれを拡げると裏返しのまま渡しに差し出した。

「……これを見たうえで、俺の話しを聞くかどうか、判断してくれ」

528:ナハト
11/06/18 00:20:07.73 l93nd1Kw0

一体何が書いてあるんだろう……?
恐る恐る紙を表に返す。

……!!

「え……こ、これって……」

それは私がゆーちゃんに渡した『誓約書』だった。

私が作った『誓約書』
どうすれば私の本気が皆に伝わるか
何度も何度も練り直して作った……
私の分身とも言える物

「こなた……そこになんて書いてあるか読めるよな」

言われなくてもわかる
だって、私の瞳は、瞬きを忘れる程にそれを注視しているのだから


~・~・~・~・~・~・~

「誓約書」
私は、柊つかさと泉こなたが駆け落ちする事を認めると共に、部外者へ口外しないことを誓います。

署名 泉そうじろう

~・~・~・~・~・~・~


「あの……さ、ちょっと聞きたいんだけど」
「ん?」
「なんで……おとーさんの名前がこの紙に書いてあるの?てゆーかさ、いつどこで手に入れたの」
「昨日、ゆーちゃんからだ」
「それじゃ……ゆーちゃん」
「グスッ……何?」
「なんで……これを……おとーさんに渡したの」
「それは……一昨日の夜中に……おじさんの話し声を聞いたから……」
「話し声?おとーさん、誰と話していたの?」
「……かなたと話していたんだ」
「……はぁっ!?」

私は思わず目を点にしていた。
よりによっておかーさんと話していただなんて……
一体この人はどれだけ私を馬鹿にすれば気が済むのだろう?

「まぁ、信じられないよな。だが、事実なんだ」
「何を言ってるのさ!ふざけるのも大概にしてよ!!」
「お姉ちゃん、おじさんはふざけてなんかいないよ!だって、私聞いたんだもん!!」
「ゆーちゃん、それって本当におとーさんとおかーさんだったの?」
「あ、えと、私が聞いたのは『誰かと話しをしているとしか思えないおじさんの声』だから……かなたさんかどうかはわからないんだけど……」
「……やっぱり!ゆーちゃん騙されてるよ!!おとーさんの小芝居に引っ掛かったんだよ!!!」
「え……でも……私がたまたま喉が渇いて水を飲みに行った時に聞いたんだよ?」
「おとーさんの事だから、ゆーちゃんが戻ってくるタイミングでそんな事したんだよ!全く……なんでそんな事するのさ!!」
「い、いや!断じて嘘じゃない!誓ってもいい!!」
「じゃぁ証拠を見せてよ!!嘘じゃないって言うんだから証拠の一つくらいあるんでしょ!!」
「……証拠は……無い。だがな!」
「……もういいよ……そこまでして私達を引き裂きたいんでしょ、だからもうこの話しは終わりにしようよ。私の気持ちは変わらないんだから」
「こなた!!!」

529:ナハト
11/06/18 00:20:39.59 l93nd1Kw0

私はおとーさんとの話しを切り上げ立ち上がり、ドアの方へと向かう。
今回ばかりはゆーちゃんも私を止める気は無いみたいだ。
「……それじゃ」

一言残しドアを開けようとしたその時、ガタンという音が室内に響いた。

「……今の音は何?」
「おじさんの部屋から……だよね」
「あぁ。だがそんな音を立てるようなモン無かっ……、……こなた、ちょっとこっち来て見てみろ」
「ぁん?なんでそんな事しなきゃいけないの?」
「いいから見るんだ!」

ちょっ、そんな大声ださなくても……
はぁ……やれやれ、じゃぁ見てみますかね……

「何を見ろっての?」
「……あそこだ」

おとーさんが指で示した場所を見ると、細く黒い物が転がっていた。
あれは……

「お……おかーさんの……位牌?」
「……あぁ」

おとーさんはゆっくりと近寄り、位牌を優しく拾い上げた。
でも……なんで?
誰も……触っていないのに……

「多分、かなたじゃないかな」

不思議そうにしている私を見て、おとーさんがそう告げた。

「おかーさん……が?」
「あぁ……俺の言った事は本当だって……言いたいんじゃないのかな……」

そう言って位牌を元に戻し、蝋燭を点けお線香を立てた。
その炎は風も無いのに大きく揺らぎ、煙りはまるで私を心配するかのように室内を舞っている。

「おかーさん……本当に、おかーさんなの?」

私が問い掛けると、室内に拡散していた煙りがゆっくりと私の周囲に集い、それは首から胸にかけて纏わり付いた。

まるで、後ろから抱きしめるかのように……

「おかーさん……おかーさん!……おかーさぁーん!!!」

気付けば私は立ち尽くしたまま泣いていた。
掴むことの出来ない煙りに手をかけ、そこにあるはずの無い温もりを求めて……。

「こなた……」

優しい声と一緒に、大きくて、暖かくて、安心できる温もりが私を包んだ。

「お……とー……さん?」
「このままで……かなたと何を話したか……聞いてもらえないか」
「……うん……」

530:ナハト
11/06/18 00:21:13.30 l93nd1Kw0


おとーさんは一昨日の晩にあった事を淡々と話した
余計な感情を加えないよう、静かに、でも、はっきりと


「……というのが、俺が話したかった事だ。スマンな……突拍子もない話しで。……こなた?」
「ウゥッ……グズッ……」

私はどれだけ愚か者なんだろう
おとーさんはこんなにも心配してくれているのに
話しもろくに聞かず悪者に仕立てあげるなんて

「こなた……」
「お……グズッ……おとーさん……ごめ……ウグッ……ごめんなさい……」
「……もう良いんだよ、俺が悪かったんだから……こなたは悪くない……悪くないんだよ……」
「おとーさん……エグッ……おとーさぁぁーーーん!!!」
「よしよし……」

おとーさんの腕の中
私が一番好きな場所
ずっと……ずっと……
欲しかった……温もり……
悲しい時や辛いとき……私は必ずここにいた
こんな大切な場所を……自分勝手な理論で遠ざけるなんて

私は……本当に……愚か者だ


「……落ち着いたかい?」
「……うん……ありがと……おとーさん、ごめんね……」
「いや、さっきも言ったがこなたは全く悪くないよ、悪いのは俺の方なんだから」
「でも、でも、……私がもっとちゃんとおとーさんの話しを聞いてれば良かったんだし」
「だが、その原因を作ったのは俺なんだからさ」
「だけどさぁ……」
「はいはいはいはいはいはい、お姉ちゃんもおじさんもそれくらいにしておいたら?このままじゃ明日の朝になっちゃうよ」

話しが堂々巡りになりそうになったところで、ゆーちゃんが手を叩きながら私達の間に入ってくれた。
ふぅ……正直いつ退こうか迷っていたから有り難かったよ……

「あ、そ、そうだな、うん」
「そ、そだねー、うん」
「じゃぁ、仲直りの握手……じゃぁなんだからハグ……もさっきしちゃったねぇ……」
「そだねー」
「うーん……あ、そうだ!ちょっと待ってて、良いこと思い付いたから!」

良いこと……?
てゆーか別に何かをしなくてもいいんじゃないのかなぁ~
そんな事を考えていたら、ゆーちゃんが満面の笑みを浮かべて両手に何かを持ちながら近づいてきた。

「はい、一つずつどーぞ」
「……ゼリーを一緒に食べて仲直り……てな感じかな?」
「うーん……半分当たりです」
「半分……?」
「はい、半分です。正解は……『あーん』で仲直り、でーすっ♪」
「「ぬぁっっ!?」」

おぅ……思わずハモっちゃったよ……
てかそれなんて罰ゲーム!?


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