10/08/06 23:30:32 PLXsmYVa0
真顔で答えられて狼狽する。ますますじっと見つめられる。ずきずきしていた心臓はいまやどきどきに変わっていた
唯「あずにゃん…」
梓「唯せんぱっ、むぅ」
待ったなしで唇を重ねられ、ぎゅっと抱きしめられる
梓(ほ、ほんとにキスしてるよ~!?)
体中がかぁーっと熱くなるのを感じた
梓(柔かい…唇も、包みこむ体も…さっきまでは小さく感じたのに、やっぱり大きいし、温かい…唯先輩)
抱きしめられて少し苦しいけど、それ以上に湧き上がる幸福感を実感する
離れる唇、再び見つめ合う。今度はお互いに惹きあうように顔を寄せる
がったーん!
唯梓「!!」
扉のほうから大きな音がして飛び退るように離れる
紬「もう!澪ちゃん、いいところだったのに!」
澪「きききききキスしてた?よな?」
律「お、おまえら…」
唯「ひどーい。みんな出歯亀だぁ!」
律「ひどーい、じゃないよ!想定外すぎるわ!」
澪「ゆ、唯、梓…そういう趣味の人だったのか?」
梓「そういう趣味ってなんですか!勘違いです!」
紬「えー?勘違いには見えなかったけど」
唯「え~?勘違いなの?」
梓「唯先輩までなにいってるんですか!」
梓(は、恥ずかしくてしんじゃいそうです…ってなんで唯先輩涙目になってるんですか!な、なにかフォローしないと…)
梓「私は唯先輩が好きなだけです!女性趣味とかじゃないです!」
……
唯「あ、あずにゃん…そこまで言ってくれるなんて」
紬「わぁ♪」
澪「そ、そうなのか。ならいいか」
律「いいの!?」
梓「なにいってんの私~!?」
唯「私もあずにゃん大好き。大好き~!」
律「ああもういいや!」
紬「さっきのいいセリフです!『律!僕たちの立場なんて関係ない!君が君だから愛している』こんな台詞を入れましょう!」
澪「そんな恥ずかしい台詞いえない~!」
律「っていうかジュリエットじゃなくなってるぞおい!」
梓「は、恥ずかしい台詞…もうダメお嫁にいけない…」
唯「あずにゃん大丈夫だよ。わたしがいるじゃない」
おわり
特に推敲も反省もしていない。仲直りのちゅ~を書きたかったんや!