10/07/06 22:09:47 OH28dcAlO
今日は受験勉強で疲れたサンジュの気晴らしに海へ行ってきた。
もう少しで着きそうだ。
電車に乗って外を見てると潮の香りがする。
でも僕の隣に座ってるサンジュの髪の毛から漂うシャンプーの香りの方が、いい匂いだよ。
サンジュは昨日興奮して寝れなかったみたいで、行きの電車では僕の肩に頭を乗せてぐっすり眠ってる。
海に着いた。
水着に着替えたサンジュは美しい。
そうだ、サンジュのためにプレゼントを買ってきたんだ。
ほら、浮き輪だよ。溺れると困るだろ?
しかし、喜ぶと思っていたサンジュはそのつり目をさらに吊り上げ、馬鹿にするな!とばかり怒りだした。
サンジュ…?なんで怒るの?君の身を心配して…
しかしサンジュはおさまらない。持病の火病がまた再発したのか…
こうなると手がつけられない。
サンジュを落ち着かせる方法は一つ。
僕はサンジュの手を引いて岩場に向かった。
サンジュは怒りつつ不思議な顔をしてついてくる。
サンジュ…ついたよ?足元を見てごらん。
サンジュは不思議そうな顔をして足元を見る。
次の瞬間サンジュは凄まじいかなりき声を上げて僕に飛びついてくる。
サンジュ……大丈夫だよ…僕がついてる。僕が守ってあげるよ…
サンジュは「本当…?」といい可愛い顔でこちらを見上げる。
大丈夫。フジツボなんて見えない聞こえない。
サンジュは落ち着いたようだ。
その後、海沿いのホテルに泊まった。ベッドは一つ。
サンジュは先に寝たようだ。でも、先に床に着いたサンジュの顔を覗き込むと…
布団から目を出して何か訴えかけるような目でこちらを見ている。
サンジュ…何も話さなくていい。君の目を見れば何を語りたいかよく解った…
僕はサンジュの隣に潜り込む……ペロペロチュッチュッ
楽しい夜の始まりですね