【ひぐらし】雛見沢にルルーシュを閉じ込めてみた【ギアス】at ANICHARA
【ひぐらし】雛見沢にルルーシュを閉じ込めてみた【ギアス】 - 暇つぶし2ch632:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/13 13:35:48.21 NMutEG9o
ギアスと
ひぐらしが
ナイスクロス

両方好きな俺は見事にハマったわ
脳内再生余裕でした

633:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/16 08:48:30.11 +DUtqP+P
>>632とほぼ同じく

そしてそれぞれの原作を再現する文章のうまさがはんぱない
だから生き生きと脳内再生されるんだと思う

おすすめです


634:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/18 07:47:41.20 7YVe9hrq
支援

635:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/22 17:12:49.68 iiYSQLDI
 沙都子の言い分に対して自分の意思を少しも曲げようとしなかったゼロは今、私の拒絶を前にして酷く動揺しているように見えた。自らの意思によってのみ行動する。沙都子にそう宣った時のゼロはもう見る影もない。
 今更になって少しの違和感を覚える。沙都子の時は平静を保っていながら、私の時はそうではなかった。それは何故だろう?
 ゼロは、私が拒絶する事はないと思っていたのか? 否、彼はそんな能天気で愚鈍な人間ではないはずだ。
 助力を拒まれる可能性は考えていたが、実際に拒絶され、ゼロは思いの他ショックを受けてしまったということなのか?
 では沙都子と私の時の違いは一体なんだろうか。
 私がゼロにとって救うべき対象だから? 違う、そうではない。それだけの理由なら、ゼロから漏れ出るこの打ち拉がれたような悲壮感の説明が付かない。
 なんだろう……。もう少しで分かる気がする。何が、というと言葉では表せられないが……後一歩の所まで、私はゼロを”理解”する所まで来ていた。
 
「待って、梨花ちゃん。ここはゼロさんの力を借りるべきだと思う」

 思考の迷路で彷徨い歩く私を、唐突に現実へと引き戻す声がした。
 私とゼロの睨み合いの中、それを制したのは他ならぬレナだった。私は耳を疑った。
「レナさん、急にどうしたんですの?」 
 これには沙都子も驚きの声を上げた。それもそのはず、先ほどまではレナも沙都子と同じく―いや沙都子以上に疑心の目でゼロを見ていたのだから。
 一体、何が彼女の気持ちを変えたのだろうか。聞かねばなるまい。
「レナ、僕にも聞かせてください。何故貴女がそういう結論に至ったのかを」
 真剣に訊ねる私に対して、レナは普段の様相で不思議そうに首を傾げた。
「はぅ? 別に理由なんてないんだよ。強いて言うならあんなかぁいい仮面を着けてる人に悪い人はいないんじゃないかな、かな?」
「レナ、今は冗談を言っている時では……」
 いつもなら微笑ましいそれも、このような非常時では決して笑う気になどなれない。逆に呆れてしまう。
 私の内心を悟ったのか、レナはすぐに表情を真剣なものへと一変させた。
「ごめんね。だけど、本当に理由はないって言ったら?」
「……レナは素性を明かそうとしない人間を信じろというの?」
「うん、そうだよ」
 微笑を浮かべながらレナは頷いた。
 理解できない。この状況で信頼できない人間を仲間に加えることがどんだけ危険な事かレナなら分かるはずじゃないのか。
 私がそれを口にしようとした刹那、表情に微笑みを留めたままのレナの口から冷たい言葉が矢継ぎ早に発せられた。
「梨花ちゃんこそ何をそんなに拘っているのかな、かな? 信頼? そんな綺麗事で敵に勝てるの?」
「レナさん! それは――!」
「沙都子は少し控えていて」
 レナに食って掛かろうとする沙都子を宥め、レナに先を促すと彼女は後にこう続けた。
『今必要なのは絶対的な戦力を覆す力だよ。』
 私はその言葉に動揺を隠せなかった。
 ……確かに力には力をぶつけるのがセオリー。レナの言いたい事も分かる。いくら軍師が優れていても兵が伴わなければ戦に勝てはしないのだ。
 けれどレナの意見を肯定できるほど、私は大人には成れないでいた。
「それを覆すためにルルーシュが考えてくれた策を、レナは忘れたのですか」
「梨花ちゃんこそ忘れたのかな。ゼロさんも言っていたけど、その策はルルーシュくんときちんと連携が取れてこそのものだったはずだよ」
「そうだとしても!」
 例えそうだとしても私には他にも頼もしい仲間がいる。仲間がいれば私は戦える。その言葉さえも、レナは綺麗事と笑うというのか。
「なら梨花ちゃん。信頼が大事というのならゼロさんじゃなくて私を信じて?」
「レナを……?」
 彼女のそれは、私を納得させるための方便。ずるい言い方だった。
 ここで私が彼女を信じなければ、私自身が信頼を否定することになり、結果自らの考えを根本から捻じ曲げることになるからだ。
 けれど、分かっていても私は首を縦に振るしかなかった。
「……分かりましたのです。今はレナの判断に従います。でもゼロが少しでも不審な行動を取ったなら……」
「うん、それで構わないよ。ありがとう」
 そう言ってレナはゼロのほうに向き直って微笑んだ。
 
「そういう訳だから―ゼロさん。よろしくなんだよ、だよ☆」

 レナは右手を差し出してゼロに握手を求める。彼は逡巡した後それに応じた。
 どうしてだろうか。この時の私は、ゼロに対してレナが浮かべる微笑に確かな信頼があるように思えた。


636:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/23 07:00:45.62 sS7xvuEF
これは本人・・・か?

637:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/23 20:54:26.38 8bEjbbqW
どうなんだろう
違うような???

638:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/24 03:35:44.95 wTrusn2I
文体はじめ、改行とか区切り方も違う。
第一スレ主さんはちゃんと名乗る。

639:竜騎士θ7 ◆xAulOWU2Ek
11/09/25 21:29:22.06 qDmwuUlB
コテつけ忘れてただけでうp主でした!!
なんかいつもと違うのはたぶん風邪ひいてて精神状態がいつもと違うせいだと思うw
混乱させて申し訳ない
続きは書いてる途中です

640:638
11/09/25 21:57:25.48 u2IBKlNW
まーじーでーかーw 失礼しました。。
風邪はよ治しやー

641: 忍法帖【Lv=5,xxxP】
11/10/01 01:44:07.18 uChvNhL9
しえんしえん

642:名無しさん@お腹いっぱい。
11/10/05 18:34:18.56 WWMouWxj
年内完結するのかな?保守

643:名無しさん@お腹いっぱい。
11/10/11 08:12:16.75 LP1V4sHB
保守なのですよ にぱー

644:名無しさん@お腹いっぱい。
11/10/15 07:29:12.79 hnlo2oiK
ほしゅ

645:名無しさん@お腹いっぱい。
11/10/21 22:11:04.74 5b1TJ2fI
ほしゅ&おつ
レナGJだわ~。そして、いよいよ本格的な反撃開始かな?
次回も期待!

646:名無しさん@お腹いっぱい。
11/10/28 00:54:45.36 nCUSbEyz
ほしゅ

647:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/05 03:24:47.03 UArceQQo
ほしゅですん

648:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/06 19:32:06.06 tUG4Bnlb
しかし一回目のレスから考えると国も俺自身も色んな事があったなぁ…
佳境に入ったこの話がいつまでも読めます様に…


主、ありがとう(^人^)
保守☆

649:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/12 02:53:51.42 pZjR/IwX
別に待ってなんかないんだからねっ


650:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/20 01:14:08.90 sBTf0uET
ほしゅほしゅ

651:名無しさん@お腹いっぱい。
11/12/02 17:43:56.41 Dns/PV+y
保酒

652:名無しさん@お腹いっぱい。
11/12/08 08:00:44.19 /cmpByIA
ほいおー。(?????)ゞ


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