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暴力団との契約を拒否する暴力団排除条項を設けた金融機関で、
組員であることを隠して口座を開設、通帳をだまし取ったとして、
大阪府警捜査４課と西成署などは２４日、
指定暴力団東(あずま)組組長・滝本博司（６７）（堺市西区）、
同組員・木村純一（４９）（大阪府泉南市）
両容疑者を詐欺容疑で逮捕した。発表では、２人は共謀。大阪市内の金融機関で今年６月、
木村容疑者が滝本容疑者の代理人となり、「暴力団ではない」と確約する排除条項が記された口座利用申込書に署名して提出し、
滝本容疑者名義の通帳とキャッシュカードを詐取した疑い。府警によると、東組は全国に２２団体ある指定暴力団の一つで、
同市西成区に本拠を置き、勢力は約２９０人。