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小川は山口組とは疎遠。知己があったのは佐々木道雄ぐらい。
逆に、共政会以外では道仁会の古賀会長や松尾会長と親しかった。
その辺の事情は、「俺の交遊録」(2007年実話時報)に詳しい。
一部紹介しよう:
●伊勢湾海運事件。伊勢湾海運は上場企業で会長の高橋は日本港湾協会の会長を
務めるほどの業界の大物だった。しかし、この会社には佐々木組が入り込んでおり、
食いものにしていた。
●その伊勢湾海運で内紛が起き、反高橋会長派は道人会の松尾を担ぎ出した。
小川は松尾会長から高橋追い落としに協力する様に依頼された。
●菱心会は小川を「敵」と見なしたが、佐々木道雄とは知己があったので裏では話し合いが
出来た。
●道仁会と菱心会は他の件でも一触即発だった(ゴルフ場絡み)
小川が伊勢湾海運の株主総会に乗り込もうとした当日に佐々木組長が亡くなった。
佐々木組長死後、菱心会を吸収した弘道会が全面に出てきて、司忍(現 山口六代目)
とも会う約束をしていたが、結局、合わなかった。前面には高山(現 若頭)が立ったが、高山とは
ほとんど面識がなかった。