10/04/16 10:34:28 VPgRujuM0
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FC岐阜、入場料収入アップへ新集客作戦
ホーム会場が次節18日の東京V戦から長良川球技メドウ(岐阜市)に移るサッカーJ2のFC岐阜が、
収入の柱である入場料の確保に向け、新たな集客作戦に取り組んでいる。これまでは無料招待券を配るな
どして有料入場者数も伸ばしてきたが、メドウは収容人数がわずか3700人と入場者数の大幅アップは
見込めない。そこで、メドウ5試合で共通して利用できる5枚つづりのチケットの販売などに力を入れて
いる。
2009年シーズンは、ホーム長良川競技場で25試合あり、1試合平均4302人(総数10万75
57人)が観戦した。しかし、有料入場者数は平均約2000人。入場料など興行収入は、目標を約20
00万円下回る約8000万円にとどまった。
今季は試合数が減り、ホーム試合は昨季より7試合少ない18試合。今季、興行収入で約1億円の予算
をクリアするには、平均3000人近くの有料入場者数が必要となる。
しかし、メドウは収容人数に限りがある。無料招待券の配布を抑え、確実に入場料収入を得ていかなけ
ればいけない。そのため、小さい会場を逆にプラスにとらえ、「臨場感の味わえるスタジアム」として集
客確保に取り掛かった。
クラブが発売している5試合共通チケットは、価格8000円で300枚限定。県内の全コンビニ店に
協力してもらい、店舗によってはチケットを購入すると、抽選でプレゼントが当たるキャンペーンも展開
している。
またメドウでは、飲食店が並ぶ屋台村を、規模を縮小せずに入場口の外で開催し、地域住民にも楽しん
でもらう考えだ。
もうひとつの収入の柱であるスポンサーなど広告収入は、今季目標の2億円に迫る1億8000万円分
のめどがついた。ただ、2億9800万円の累積赤字を抱え、厳しい経営状況が続くクラブにとって「入
場料確保は経営安定化のために不可欠」と気を引き締める。