10/04/07 09:38:19 XK3CzpTe0
サカダイでゼムノヴィッチ氏の磐田レポがあったんで甜
ここまでのリーグ戦の結果を見ても分かるように磐田のチーム状態は決してよくない
その主な原因はゲームメーカー不在と最終ラインの不安定さにある。
タレントの質が低いわけではない。昨季得点王の前田とイグノの日韓2トップの
破壊力はリーグ屈指で、右には日本代表の駒野もいる。特に前田は決定力も高く
ポストプレーも巧みで相手からすれば非情に厄介な存在だ。
問題は良質な2トップを生かす司令塔がいないことだ。
本来ならば中盤の成岡、松浦、西辺りが司令塔の役割を担うべきだが
彼らが軒並み低調で攻撃が機能してないのだ。
いくら強力な2トップがいてもパスが来なければ宝の持ち腐れだ。
また守備から攻撃への切替でも問題を抱えている。
ボールを奪っても中盤でタメが出来ない為両SBの攻撃参加が有効に生かせていない。
逆にいえばそこが磐田の攻略ポイントだ。
中盤でゲームを作らせず前線にパスを配球させないようにすれば2トップの得点力は半減する
つまり前線と中盤を分断さえすればゲームを優位に進める事が可能なのだ。
またイガンジンとパクチュホが加わった最終ラインも連携がスムーズとはいえない。
さらに全員がボールウォッチャーになりやすくボールサイドに寄り過ぎる傾向がある。
そのためサイドチェンジが実に効果的でサイドへ揺さぶりをかければ中央のマークは簡単に外れるのだ。
GKも不安材料の一つ。名古屋戦ではポジショニングのミスから60㍍のロングシュートを決められ
京都戦でもニアサイドを抜かれて失点してる。
現在の磐田は最終ラインとGKが安定感を欠いているだけにサイドチェンジを使った攻撃で
揺さぶり続ければ攻略できるはずだ。
・攻撃データは軒並み悪く特にパス成功率はリーグ13位でショートパス成功率に至っては
大宮、湘南に続くワースト3位だ
・守備データを見てもネガティブな数字が並んでいるが、とりわけ酷いのがセーブ率(58.8%)
ちなみにワースト2位はG大阪の64.3%だ