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バヤリツァも期待する吉田麻也の海外移籍
「あのリーグは難し過ぎるというわけじゃないし、日本に似ているから吉田なら上手くやっていけると思うよ」とこのセルビア人は言った。
「まだ21歳という若さなのにとても物静かで、自信を持っている。空中戦は強いし、ゲームも読めるようになりつつある」。
ただし、バヤリツァもご多分に漏れず、日本的なお行儀の良さ―たとえば、ファウルをしたあとに相手に謝ったり、手を貸し立ち上がらせてやったり
―が、ヨーロッパでは災いするかもしれない、と指摘をしている。
ヨーロッパでは競争がもっと激しく、練習でもスタメン入りを目指して選手がしのぎを削っているからだ。
「日本での美徳やしきたりは忘れ、大きな失敗をしないように注意したほうが良いだろうね。
ヨーロッパで大きな失敗をすると、チームから弾き出されるというのが普通だからね。それだけは気をつけないと」。
これは、吉田のプレーのなかで私もはっきりと気づいていた点であった。とくに、ボールをしっかりコントロールするかわりに、
胸でボールの方向を変えチームメートに渡そうとする、彼のあのやり方には困惑していた。
あれはとても無造作で、リスキーなプレーであり、オランダでは即座に禁止されるような類のものなのである。
バヤリツァに同じよう感じているかと尋ねると、彼はこう答えた。「彼は若いよね。あれはジャパニーズ・スタイルなんだよ!」。
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