10/02/01 20:49:53 oZIUlsq80
>>808
彼らは、とくに異変がないかぎり、本大会の最終名簿に含まれる可能性が高い。2005年に初めて代表チームに
抜擢されてから2度北朝鮮国旗を胸につけたが、これという活躍はできなかった。しかし、今回またチャンスを
つかんだ梁勇基は、必ずワールドカップ本大会を経験するという意志に溢れている。梁勇基は、今月スリランカで
開かれるアジア・チャレンジ・カップに出場する予定だ。
「とても重要な時期です。ぼく自身も代表チームに選ばれるかも知れないですから。本当に集中しなければなり
ません」―そう話し始めた。
梁勇基は大阪で生まれて、大阪朝鮮中・高等学校、阪南大を経て、2004年仙台に入団し、7年目になる。 223試合
で41ゴールを炸裂させ、昨年はキャプテンを引き受けてJ2リーグ1位を記録し、Jリーグ昇格に貢献した。
鄭大世、安英学のように梁勇基もやはり分断の痛みを抱いている。彼の祖父が日帝強制支配期に日本に渡り・・・
解放後日本が在日韓国人の国籍をすべて「朝鮮」で処理したうえに、北朝鮮と国交が樹立されずに「朝鮮籍」で
生きている。
「鄭大世、安英学たちと国家代表で試合にでたい気持ちがあります。ぼくにもできるという自信があります。」
北朝鮮代表チームで左MF兼攻撃手を受け持つムン・イングク(4.25体育団)という大きな山を越えなければなら
ない。ムン・イングクは鄭大世、ホン・ヨンジョとともに攻撃の三角編隊を形成して本大会進出に寄与するなど、
キム・ジョンフン監督の信頼をえている。
それでも希望はある。彼は「ムン・イングクの長所はあまりにも沢山で、越えるのは難しい。それでも最終名簿に
入れるなら嬉しいです。ぼくにとってワールドカップは夢の舞台」と、ときめく心を隠せなかった。