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溝畑宏観光庁長官は２７日の記者会見で、国内旅行の活発化や海外からの観光客増を実現するため、
プロ野球やＪリーグなどと連携した「スポーツ観光」を推進する方針を表明した。
試合の観戦と開催地の観光を組み合わせた旅行商品を売り出したり、
中国や韓国からインターネットでチケットを購入できたりすることなどを検討。
春のシーズン開幕時からの実現に向け、日本プロ野球機構などと調整を進めていると述べた。
大相撲の海外巡業時などにも日本の観光地を宣伝するという。
一方、中国からの観光客を増やすためには、
観光ビザの発給対象を富裕層に限定している「年収要件」の廃止が必要と指摘。
夏ごろまでの撤廃を目指し、関係省庁に働き掛ける考えを示した。
溝畑氏はＪリーグ大分の運営会社社長などを経て、今月４日に就任した。
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