10/01/20 06:51:14 5HdimLw80
トリニータ経営絶望問題3 URLリンク(hsyf610muto.seesaa.net)
約1ヶ月前に私は2つの文章で、とにかく「経営のスリム化」、「借金の早期返却の明確化」を
提案させていただいた。また、私のような野次馬ではなく、以前ベルマーレの会長を勤めてい
た河野太郎氏は、愛情あふれる現実的な提言をしていた。
けれども、トリニータサイドの危機意識の低さは当時の危惧以上だったようだ。J1昇格の可能性
がない状態で、どうして代表経験のある働き盛りの選手と再契約をする必要があったのか。複数
年契約だとしても、早々に「売りに出せば」違約金込みで固定費を減らせたはずだ(たとえ買いたた
かれても、固定費を減らす方が経営は格段に楽になる)。
またマスコミによると、皇甫官監督が「J1復帰」をキーワードにしていると言うが、気は確かなのだ
ろうか。J1復帰のためには、6億円のJの借金のみならず、10億円の債務超過解消がノルマと言わ
れている(個人的にはJに借金を返せば、J1昇格権を提供してよいとは思っているが)。乱暴に言え
ば、今期J1に復帰するためには1年間で10億円のキャッシュを作らなければならない。トリニータ
は約10億円の予算計画をJに提出したと言うが、20億円くらいの売り上げを上げる必要があるのだ。
皇甫氏のような発言は百害あって一利なしの典型である。
ちなみに、報道によると移動費として予算化されていた3千万円の追加削減がノルマになっている
らしい。今期の敵地戦は18試合、移動する人数を25人とすると。3千万円÷18÷25=約7万円、
まあ削減指示が出た全額が敵地への遠征費用ではないにしても、「1回の遠征で1人あたり万円単位
は削減できると即日判断される移動費」の予算で、2億5千万円の融資を依頼する度胸は中々のもの
ではないか。
今からでも遅くはない、人件費(もちろん選手、指導陣のみならずフロント、スタッフなど)の削減を、一
層進める事をお勧めしたい。いや、トリニータの実績を見る限り、人件費の他の支出も妙に多いのだが、
とにかく出る費用を最小限に一層削る事しかない。そして、1年目でいくら負債を減らす事ができるか、
キャッシュメークの実力を見せられるか、それが何よりも重要なのだ。