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【トリニータ】県協会が取締役派遣、協力へ[2010年01月16日 09:20]
県サッカー協会(首藤隆憲会長)は24日の理事会で「大分トリニータへの支援」について協議する。トリニータ
発足前から、サッカーに情熱を注いできた指導者らは、経営難をどうとらえているのか。
引責辞任した溝畑宏前社長(国土交通省観光庁長官)の体制下だった2009年までは、トリニータと一線を画す
関係だったことは否めない。ある県協会員は「サッカー関係者の意見をあまり聞かない。本当の意味で三位一体
ではないから破綻(はたん)した」とフロントの体質を批判する。
ホーム試合運営ボランティアをしている高校サッカー指導者は「トップがお金にずさんだった。見えないことが多く、
職員はかわいそう。プロチームは存続させたいので協力する」、久野慎吾南大分中サッカー部監督は「選手の人生
を狂わせた前経営陣に疑問がある。今が変わるチャンス」と苦言を呈す。
皇甫官(ファンボカン)前副社長の監督就任に対し、反発もある。県協会幹部は「強化面が一新されていない。支援
の輪を広げるムードが出ない」とため息をつく。下部組織の育成年代は優秀な選手がトリニータに多く、指導者間で
意見交換ができる態勢づくりも重要。
県協会はトリニータに非常勤の取締役(無報酬)を派遣する方向。18日のトリニータ臨時株主総会、取締役会を経
て、正式に決まる。トリニータにとっては登録者数約1万2千人の県協会といかに協力関係を築けるか―が存続の鍵
を握りそう。
生野睦夫県協会副会長は「これだけ大きくなった県民チームを失わせたくはない」と話している。