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【トリニータ】伸び悩むシーズンパス[2010年01月09日 10:47]
大分トリニータを運営する大分フットボールクラブ(大分FC)の収入の柱となるシーズンパス(年間チケット)は、
8日現在の売れ行きが約1500席と伸びていない。大分FCの経営難で「本当に開幕を迎えられるのか」という不安
から“保留”するサポーターもいる中、目標とする1万3千席に向け「大分トリニータを支える県民会議」が中心となっ
て購入を呼び掛けている。
県民会議の第3回運営委員会(7日)で、事務局となる県文化スポーツ振興課が市町村、経済団体、県サッカー
協会など構成団体にそれぞれ「1万3千席を達成するための目安」として、目標数を提示。組織力で難局を乗り切る
ため、協力を呼び掛けた。
再建計画ではJ2降格ながら、シーズンパスを2009年の7400席から倍増させた。県民会議は職員約7千人の県
に千席(09年は700席弱)を割り当てた。大分市も500席を見込んでおり、県商工会議所連合会など五つの経済
団体も目標数は多い。
しかし県民会議の運営委員が所属団体で支援を呼び掛けても「大分FCは経営状況の説明が不十分」などの批判
もあるという。大分市の男性サポーター(68)は「最終的には買うが、ずさんな経営に対する抗議の意味で保留してい
る」と憤る。県民を納得させられる情報開示が求められている。
シーズンパスの新規の申し込みは2月10日が締め切り。割引特典のある継続は1月12日(当日消印有効)まで。
大分FCの渡辺博チケット事業部長は「一人でも多くの人に継続してもらいたい」、県民会議事務局の塩田申子県文化
スポーツ振興課参事は「みんなで汗をかき、開幕を無事に迎えられるように支えていかなければならない」と話していた。