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溝畑氏 観光庁長官就任へ 「向いている」「許されない」 県民から賛否の声
2009年12月26日 00:23 カテゴリー:経済 九州 > 大分
涙の辞任会見からわずか1カ月。大分トリニータ前社長の溝畑宏氏が観光庁長官に就任することが決まった
25日、9億1600万円の実質債務超過を残し、クラブを経営危機に陥れた前社長の“栄転”に、県民の反応は
さまざまだった。
「飛んだり、跳ねたり、抱きついたりするのが得意な性格なだけに、この仕事に向いている。彼の本領を発揮し
てくれるはず」と話すのは旧自治省で同僚だった臼杵市の佐藤信介副市長(49)。クラブの社長就任後に同省
を辞め、退路を断っていた溝畑氏の進路が決まったことを喜んだ。
1月4日に長官に就任する溝畑氏は、大分から東京に戻ることに。日田市中津江村の社会人サッカーチーム
「レリオン中津江」事務局の左原正弘さん(34)は「できれば、今後も経営ノウハウをトリニータの運営に生かして
ほしかった」と寂しそうに語るが、「環境が変わっても応援してほしい」と期待を込めた。
一方、社長時代の経営のずさんさが露呈。辞任後も、主力選手の流出、Jリーグからの追加融資の見送りなど
クラブを取り巻く状況は厳しい。
別府市内の男子大学生(26)は「クラブ経営を失敗している人に、国としてお金を稼ぐ観光を任せて大丈夫なの
か。民間にもっといい人がいるはずだ」と指摘した上で「トリニータの責任はどうするつもりなのか。(経営危機が)
決着するまでは、そんなことは許されない」と憤った。=2009/12/26付 西日本新聞朝刊=