09/12/19 04:08:52 AD08zwYR0
URLリンク(mainichi.jp)
サッカー:正念場のJ集客 「総入場者数1100万人」黄信号
◇1試合平均、3季ぶり減少
Jリーグが集客に苦戦している。今季は試合数の増加で、総入場者数が過去最多の962万3584人を
記録したが、1試合平均はJ1、J2とも3季ぶりに減少に転じた。Jリーグでは2010年シーズンの総入場
者数1100万人到達を目標に「イレブンミリオンプロジェクト」を掲げているものの、来季はJ2で試合数が
大幅に減ることもあり、目標達成には黄信号がともっている。【江連能弘】
◇依然「浦和頼み」
09年はJ2に栃木、富山、岡山が加わり、J2リーグ戦が144試合増えた。ナビスコ杯の方式変更などに
よる試合減はあったが、合計では08年より141試合増加し、総入場者数を約49万人押し上げる要因と
なった。
だが、1試合平均はJ1リーグ戦、J2リーグ戦、ナビスコ杯、アジア・チャンピオンズリーグとも軒並み減少。
特にJ2は前年比で746人減と大幅に落ち込んだ。試合数の増加が日程面を圧迫。客足の鈍る平日開催が
前年比75試合増の109試合と全体の4分の1近くを占め、雨天での試合も13試合増えて59試合に。観客数
減の一因には長引く景気低迷に加えて、新型インフルエンザの影響も少なからずあったとみられる。
J1では「浦和依存」傾向が、改めて浮き彫りに。浦和は年間のリーグ戦で前年から5万7788人減らしたが、
これはJ1リーグ戦全体のマイナス分4万6358人より大きい。チームが2季連続の無冠に終わったことなどが
客足を遠のかせたとみられ、浦和の不振が全体を引き下げた要因になった格好だ。それでも浦和の集客力は
断トツで、クラブ別では11クラブが浦和戦で年間最多入場者を記録するなど根強い人気を裏付けている。広島、
山形のJ1昇格組は大幅増。大宮は収容力のある埼玉スタジアムで3試合(前年はなし)開催したことがプラス
要因になった。