09/10/31 17:35:06.83 +z5aSdZr0
・・・・・・・・・・・・
ピピピピピピ…ピピピピピピ…
ピッ
古泉「…おはようございます」
古泉「ふふ…誰に挨拶をしているのでしょうね」
古泉「さて、学校に行く準備を…ん?」
時計「oi、この時計かなりズレてるぞ紀伊店のか」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 17:36:30.22 +z5aSdZr0
古泉「…」
ガバッ!
古泉「森さんっ!またですか!また人の部屋に勝手に入って悪戯したんですか!」
古泉「道理でいつもより頭がスッキリしてると思いましたよ!」
古泉「今の本当の時刻は…」
古泉「8時40分!?絶望的じゃないですか!」
古泉「遅刻なんてしてしまったら、涼宮さんに優等生という僕のキャラを壊してしまうじゃないですか!」
古泉「と、とにかく急がないと!」
バタンッバタンッ!
ダッダッダッダッダ…
・・・・・・・・・・・・
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 17:38:08.91 MycThA/Q0
・・・・・・・・・・・・
翌日
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 17:38:19.21 +z5aSdZr0
ダッダッダッダ…
古泉「ハァ…ハァ…ハァ…」
古泉「このペースでなら間に合いそうですね…」
古泉「このまま一気に駆け上がれば…!」
ザッ
???「あっ」
古泉「えっ」
ドシンッ!
???「きゃっ!」
古泉「うわっ」
ドサッ…
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 17:41:37.59 +z5aSdZr0
古泉「…白と水色の縞縞模様、ですか。可愛らしい下着な事です」ボソッ…
???「えっ…あっ!ヤダッ!」
古泉「(し、しまった!)」
???「み・・・見た?今見たよね?」
古泉「も、申し訳ありません!決して本意ではなくt」
???「いぃやああああああああああああああああああああああ!!!」
ダッダッダッダ…
古泉「…ああ、不覚」
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 17:42:33.90 4R4nI13mO
つまんねーからやめろ
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 17:43:16.91 +z5aSdZr0
・・・・・・・・・・・・
タッタッタッタッ…
ガララッ!
???「ハァ…ハァ…ハァ…」
???「おはよう澪…どうしたの?そんなに慌てて」
澪「和…私…わたし」
和「汗もびっしょりかいちゃってるじゃない…とりあえず落ち着いたら?」
澪「そ、そうだな。まず落ち着かなきゃな…ふぅ」
キュッ
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 17:45:39.80 +z5aSdZr0
澪「よし、もう大丈夫」
和「で?どうしたの?そんなに慌てて」
澪「さ、さっきだな…私の…」
和「私の?」
澪「…パ」
和「パ」
澪「パ…パ…パンッ、パンッ、パンッ、パンッ!」ガタガタ…
プシュー!
澪「いやあああああああああああああああああああああ!!!」
和「…落ち着いてないじゃん」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 17:47:09.31 +z5aSdZr0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ガララッ
古泉「・・・おはようございます」
「あれ?古泉君が遅刻なんて珍しいね」
古泉「いえ…ちょっと時計が壊れてしまって」
「何だ古泉?お前昨日AVでも見すぎたんじゃないのか?www」
「ちょっと男子!古泉君の悪口言うんじゃないわよ!」
「そーよそーよ!自分達がブサ面だからって嫉妬してんじゃないわよっ!」
「あんだと!?お前らこそ豚みたいな顔してるくせに強がってるんじゃねーよデブス!」
「なんですって!?」
ギャアギャア…
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 17:48:55.68 +z5aSdZr0
古泉「(…騒がしい人達だ)」
古泉「(人が遅刻しただけでよくそんなに盛り上がる事ができますね…)」
古泉「(僕はこんな人達と何故一緒なのでしょうか…)」
古泉「(はぁ…)」
・・・・・・・・・・・・
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 17:50:35.42 +z5aSdZr0
~音楽室~
ガララッ
澪「また…見られた…私の…ぱん…ぱん」
梓「あっ澪先輩こんにちは…どうしたんですか?」
澪「梓…私もう生きていけない」
梓「ど、どうしたんですかそんなに落ち込んで…」
澪「また…見られた…しかも…男の人に…」
梓「見られた?何を?」
澪「だから私の…ぱ、ぱ…ぱぁぁぁ…」
澪「あぁぁぁぁぁぁぁ…」
ドスンッ
梓「…パン?」
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 17:50:44.02 EZzvTzxYO
澪なんかどーでもいいけど、唯に手出したら許さん
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 17:52:00.94 +z5aSdZr0
澪「だからっ!私のぱんt」
バンッ!
律「とうちゃぁぁぁぁぁく!」
キョン「ぐえぇ!頼む!頼むから離してくださ」
律「唯!イス準備」
唯「ほいっ!」
ガタンッ!
律「ムギ!ロープ用意!」
紬「ごめんなさいね」
グルグル
キョン「やめろ!離せっ!…って強い!この人力強すぎ!!」
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 17:53:51.19 +z5aSdZr0
ガチャ
古泉「どうもすみません、失礼します」
律「よーし準備は整ったな?」
バンッ!
律「えーそれではただいまより法廷を開きます!」
唯「わーいぱちぱちぱち~~~」
澪「い、一体何なんだ…」
梓「わかりません、何か律先輩が男の人を首根っこ引っ張って連れてきたんです」
律「傍聴人は静粛に!」バンッ
律「検事側、概要の説明をお願いします」
紬「はーい。今日の朝8時頃被告人は唯ちゃんを押し倒し倒れた所を押さえつつ唯ちゃんのスカートをめくり上げパンツの中身を確認するという行為をしたと思われま~す」
梓「さ、最低…」
キョン「ちょっと待て!何で勝手に犯罪性が強化されてんだ!?あれは偶然ぶつかっただけであっt」
律「被告人は静粛に!!」カンカンカンッ!!
キョン「え~…」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 17:54:15.23 U6NUsV3xO
ぱんつ!
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 17:55:45.72 +z5aSdZr0
紬「よって検事側はこの被告人を猥褻物陳列罪の罪によって逮捕しました」
キョン「おかしい!絶対罪名おかしい!俺がいつ猥褻物を晒したっていうんだ!」
律「被告人は静粛にっつってんだろがああああああああああああ!!」バシンバシンッ!!
キョン「痛い痛い!ドラムのバチで頭叩くの止めてください!」
澪「(はぁ…何でここに男子連れてきてんだろう…)」
古泉「裁判長、少しよろしいでしょうか?」
澪「…」
澪「……!!!?」 ガタッ!!
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 17:57:17.60 +z5aSdZr0
ドクンッ…
梓「…澪先輩?どうしたんですか?」
澪「い、いや!なんでもない!なんでもないんだ…」
梓「はぁ…」
澪「(嘘・・・何で!?)」
澪「(何で今日ぶつかった人がいるの!?)」
澪「(ど…どうしよう…)」オロオロ…
律「はい弁護人!何でしょう?」
古泉「考えててもみてください。このような腑抜けた顔をしている彼が、いきなり見ず知らずの女性を襲うほどの度胸があるでしょうか?」
キョン「おい古泉、てめぇ後で覚えとけよ」
律「うーんそれもそうだねぇ…よく見るとすげー冴えない顔してるなぁお前」
キョン「それで納得するなよ!すごく悲しくなるじゃないか!」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 17:58:44.38 +z5aSdZr0
紬「異議あり!」
律「はいムギ!」
紬「最近の主人公は冴えない顔をして中身はけっこう大胆なキャラクターが多いよ?たとえばこの角○書店出版の
キョン「なんの話をしてるのですか!?もうそれ今の状況とまったく関係ないでしょ!」
律「う~ん結局無罪なのか有罪なのか判断に困るなぁ…」
キョン「待て、とりあえず俺は押し倒してないし押さえつけてもないしその子のスカートをめくり上げた覚えもない!」
唯「はいはーい!りっちゃーん」
律「はい唯!」
唯「わたし確かにこの人にパンツ見られたけど別に乱暴されてないよ?」
律「えっ?そうなの?」
キョン「だから最初っからそう言ってるじゃねーか!」
律「なーんだつまんないの。もっとこう強姦的なドロドロした展開だと思ったのに~」
澪「ご・・・強姦…ふぅ」バタンッ
梓「み、澪先輩!?何いきなり気を失ってんですか!?」
キョン「もう、帰らせてくれ・・・」
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:00:08.99 +z5aSdZr0
・・・・・・・・・・・・
澪「…う、ん…ここは?」
梓「あ、澪先輩お帰りなさい」
古泉「おや、お目覚めになりましたか?」
澪「…」
ガバッ!
澪「え?え?えっー!?」
梓「あっ、まだ動いちゃダメですよ!」
澪「梓…これは一体」
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:02:23.14 +z5aSdZr0
梓「覚えてないのですか?」
梓「澪先輩、音楽室で倒れたからこっちの先輩が保健室まで運んで来てくれたのです」
古泉「下まで運ぶのに女性一人では心細いと思いましたので…余計でしたか?」
梓「そんなとんでもない!私一人じゃ無理ですよ…」
澪「…そっか。そうだったんだ…」
古泉「急な出来事でしたので、勝手ながら運ばせていただきました」
澪「は、はい…」
梓「澪先輩もあのくらいでいちいち気を失わないでくださいよ…」
澪「う…ごめん」
梓「大した事なかったからもういいです…あ」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:03:34.10 +z5aSdZr0
梓「澪先輩、私用事がありますので今日はこれで帰っていいですか?」
澪「へっ?あ、梓?」
古泉「僕がまだ時間ありますので、様子を見ておきましょうか?」
梓「あ、はい。宜しくお願いします」
梓「じゃあ澪先輩、失礼します」
ガラッ
澪「あ、梓!」
ピシャ
澪「…行っちゃった」
古泉「そうですね」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:05:37.05 +z5aSdZr0
澪「…」ドキドキ…
古泉「…」
澪「(こ…怖い)」ビクビクッ
古泉「…今朝は」
澪「ひぃ!」
古泉「?」
澪「あ、ごめんなさいごめんなさい!」
古泉「いえ、こちらこそ。驚かせてすみません…」
澪「えええとっあ、あのあのっ…」
古泉「さっきの雰囲気ではちょっと言い出せなくなりましてね…」
澪「えっ…?」
古泉「貴女が自分も男に下着を見られた…なんてあの場で言っていたら、今度は僕が拘束されていました」
古泉「正直冷や汗が出ましたよ」
澪「あ、はい…」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:06:54.03 4qYV/PdgO
待っておったぞよ
とりあえずわっふる
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:07:21.78 +z5aSdZr0
古泉「改めて謝ります。今朝はどうもすみませんでした…」
澪「は、はい…こちらこそごめんなさい」
古泉「僕は今まで無遅刻でしたからね」
古泉「記録が崩れるのはあまり良くないと思って、周りに気が回っていませんでした…」
澪「そ、そうだったんですか…」
古泉「ええ、そうなんです」ニコッ
澪「…」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:10:19.28 +z5aSdZr0
ピリリリリリ…
古泉「っとすみません、僕です」
ピッ
古泉「もしもし…そうですか、了解です」
古泉「はい、こちらからはいつでも…」
古泉「彼ですか?…いえ、さっきまで一緒でしたが」
古泉「了解しました、すぐにそちらへ向かいます」
ピッ
澪「あ、あの…」
古泉「すみません。ちょっと緊急で呼ばれてしまいまして…」
古泉「後の事は自分でお願いできますか?」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:11:55.93 +z5aSdZr0
澪「あ、はい。大丈夫です…」
古泉「そうですか、それはよかった」
古泉「では僕はこれで…」
ガラッ
澪「あ、あの!」
古泉「…何でしょう?」
澪「あ、な、名前!名前…教えてください」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:12:50.71 +z5aSdZr0
古泉「…」
古泉「古泉一樹です。貴女は?」
澪「秋山…澪。です…」
古泉「秋山さん、ですか。…いい名前をお持ちですね」
澪「あ、ありがとう…」
古泉「では僕はこれで…さようなら。秋山さん」
澪「は、はい…さようなら」
ピシャ
澪「古泉…君」
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:13:32.01 +z5aSdZr0
プロローグ終わり
小休憩
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:14:21.85 9UFFeHzY0
乙
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:17:23.17 hmUQVzbwP
そして俺と澪はセクロスした
終わり
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:19:19.40 +z5aSdZr0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
~閉鎖空間~
グオオオオオオオ…
ズズンッ
古泉「…これはまた大きな神人ですね」
新川「おそらくかなり情緒不安定なのだろう。気を引き締めろ古泉」
古泉「もちろんです。では行きましょう」
バチバチッ
グオオオオオオ…
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:20:46.49 +z5aSdZr0
~機関本部~
ガーッ
古泉「…只今戻りました」
森「お疲れ古泉、今日はちゃんと間に合った?」
古泉「あの時計の時間、僕の全速力でやっと間に合うくらいでしたよ?勘弁して下さいよもう…」
森「当たり前じゃない。古泉の行動力やら走力やら計算して時間設定したんだから」
古泉「…その計算、ハプニングが起きた時の事を考えてなかったでしょう?」
森「え、まさか何かあったの?」
古泉「大ありですよ。お陰で見事にアウトでしたよ…」
森「ゴメンゴメン。まさか古泉に限ってそんな事ないだろうって思ってたもん」
古泉「僕だって普通の人間ですよ?完璧超人は涼宮さんの前だけにして下さい…」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:22:13.98 +z5aSdZr0
森「はいはい…あ、そういえば古泉」
森「今日の夕方頃、さっきのとは違う種類の閉鎖空間が発生したんだけど…貴方何か知らない?」
古泉「閉鎖空間ですか?僕は呼ばれた記憶がないのですが…」
森「ああ別に大した規模じゃなかったから気にしなくていいのよ。ただ理由が分かってるなら報告しなさい」
古泉「そうですね…今日僕と彼が部室に行くのを疎かにしていたのが原因かも知れません」
古泉「もちろん涼宮さんには遅れるとメールを送っていたのですが…不味かったでしょか?」
森「なぁんだ、そのくらいで閉鎖空間発生させちゃうなんて涼宮ハルヒも幼稚ね…」
古泉「それが彼女という人間ですからね…」
森「キョン君も大変ね…自分の行動を制限してまであの子に付き合わなきゃいけないのだから」
古泉「それは僕達も同じですよ」
森「まぁそうだけど、私達は別に恋人とか勝手に作っていい訳で…あ」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:24:34.62 +z5aSdZr0
古泉「…」
森「ごめんなさい…貴方のいる前で」
古泉「いえ、気にしないでください」
古泉「僕は恋人以前に…女性に魅力を感じる事ができませんので」
森「…アレ系?」
古泉「いえそうではなくて…何と言うのでしょうか」
古泉「今まで女性に何度か交際を求められたのですが…どの人にも心惹かれる事はありませんでした」
古泉「僕を彼氏にして自慢したいという人達ばかりでしたからね」
古泉「下心が見えた瞬間、何故か自分を見下されている様に感じてしまうのですよ…」
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:25:46.40 tWn/bhPlO
また出やがった
信者連れてパー速でやれ
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:27:35.46 +z5aSdZr0
森「…それは単に相手が悪かっただけじゃないの?」
古泉「もしかすると『僕』だからかもしれません」
古泉「誰にでも背広く接しているので…軽い男だと思われているのでしょうね」
森「…頑張りなさい」
古泉「ありがとうございます…では僕はこれで」
森「はい、お疲れ様」
ガーッ
古泉「あ、森さん」
森「ん?何?」
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:29:06.13 +z5aSdZr0
古泉「…僕の家の鍵、返してください」
森「…嫌だと言ったら?」
古泉「それまでじゃないですか!僕が貴女に勝てる訳無いでしょう!?お願いですから返して下さいよ!」
森「返して欲しければ殺してでも奪ってみなさい?じゃね」
古泉「あっ!森さん!?」
ガーッ
古泉「全く。これでは涼宮さんが一人増えたみたいじゃないですか…」
古泉「今度防犯センサーでも付けておきましょうか?」
古泉「…」
古泉「いや、あの人にそんな玩具が役に立つ訳無いですよね…ハァ」
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:31:17.37 +z5aSdZr0
・・・・・・・・・・・・
澪「…」カリカリ
澪「ふぅ…」
パタンッ
澪「…」
「古泉一樹です。貴女は?」
「秋山さん、ですか。…いい名前をお持ちですね」
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:32:36.95 6on7qm1sO
最近のVIPはss書いても叩かれるから困る
支援
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:32:46.99 +z5aSdZr0
澪「…」
ピリリリリ…
澪「!?」ビクッ
澪「何だ唯か…」
ピッ
唯「澪ちゃん澪ちゃん!ちょっと聞きたい事があるの!」
澪「何だよ唯、もうかなり遅いぞ?」
唯「澪ちゃんはカレー味のアイスとアイス味のカレーどっちがいいと思う?」
澪「…は?」
唯「わたしずーっと気になってて夜も眠れなくなっちゃったの!」
澪「…唯」
唯「ほぇ?なーに澪ちゃん?」
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:34:10.40 +z5aSdZr0
澪「ゴメン、私的にそのセンスはないわ」
唯「はぅわ!?澪ちゃんにセンスないって言われちゃった!」
澪「おい!『私に』ってどういう意味だ!それはアレか!?私のセンスは悪いって言うのか!」
唯「あぁそういう意味じゃないの澪ちゃん!わたしはただ…」
澪「言われなくても分かってるよ…」グスン
唯「大丈夫だよ澪ちゃん!澪ちゃんの歌はとっても凄いよ!もっと自身を持って!」
澪「…ホントに?」
唯「うんっ!」
澪「そっか…私は大丈夫なんだな」
唯「じ…じゃあ澪ちゃん、また明日ねっ。バイバ~イ」
澪「ああ、また明日」
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:34:21.74 G0D+TJc7O
さるよけ
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:34:53.66 +z5aSdZr0
ピッ
澪「…結局唯のヤツ、何で電話してきたんだろう?」
トサッ
澪「はぁ…」
澪「…」
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:35:48.11 +z5aSdZr0
トクン…トクン
澪「…君を見てると、いつもハート…ドキ…ドキ」
澪「…!」
澪「や、やだっ…私ったら何言って」
澪「…」
ギュッ
澪「古泉君…かぁ」
澪「…カッコいい人だったなぁ」
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:36:54.59 +z5aSdZr0
・・・・・・・・・・・・・・・・
チュン…チュン…ピピピピッ
古泉「…」
ピリリリリリリ…
古泉「…こんな朝早くに誰でしょうか」
ピッ
古泉「おはようございます。古泉です」
ハルヒ「古泉くん。もう起きてる?」
ハルヒ「ちょっと古泉君に聞きたいことがあるから今からすぐに学校に来て頂戴。いいわね」
古泉「え?ちょっと涼宮さん!?」
ハルヒ「じゃあね」
ピッ
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:38:08.18 +z5aSdZr0
古泉「涼宮さんっ!…もう切られてしまった」
古泉「何故彼ではなくて、僕なのでしょうか?」
古泉「とにかく涼宮さんを待たせるとマズイ。今すぐ学校へ…」
ピリリリリリ…
古泉「!?」
ピッ
森「古泉、閉鎖空間が発生したわ。今すぐ指定の場所に来なさい」
古泉「閉鎖空間ですか?何故こんなタイミングで…」
森「それが今までとは何か様子がおかしいのよ…泡みたいに消えたり現れたり」
森「今までにない状況だから上がどう対応するか困ってるのよ。だから取り敢えず全員集合との事よ」
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:39:08.81 +z5aSdZr0
古泉「そうですか…しかし困りました」
森「何が?」
古泉「たった今、涼宮さんにすぐ学校に来るよう命令されてしまいまして…」
古泉「この場合涼宮さんの要望を優先させるべきだと思うのですが…」
森「…分かった。一度上層部に掛け合ってみるわ」
森「貴方はいつでも行動できるように準備しておきなさい」
古泉「了解です、では…」
ピッ
古泉「…涼宮さんの機嫌が特に悪かった様には聞こえなかったのですがね」
古泉「とりあえず、準備をしておきましょう」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:40:19.72 +z5aSdZr0
・・・・・・・・・・・・・・・・・
~澪達の教室~
ガラッ
澪「…おはよう」
和「あ、澪おはよう」
和「…何だか眠たそうね。また何かあったの?」
澪「え…」
和「ほら、目の下にちょっとクマができちゃってる」
澪「えっ…ホント!?目立ってる!?」
和「そこまでは目立ってないと思うけど…」
澪「よかった…」
和「…昨日の事?」
澪「えっ?」
和「澪、昨日凄く慌ててたでしょ?だからその所為かなって」
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:41:27.40 +z5aSdZr0
澪「い、いやそうじゃないんだ!その…」
澪「か、歌詞!昨日歌詞考えてたら眠れなくなっちゃって…」
和「そう?ならいいんだけど…」
キーンコーンカーンコーン…
和「あ、じゃあ又後でね」
澪「うん…」
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:42:45.01 +z5aSdZr0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
古泉「(結局、上からの許可が下りませんでした…)」
古泉「(やれやれ…涼宮さんの対応をする身にもなって欲しいものだ)」
ガララッ
「あ、古泉君おはよー!」
古泉「おはようございます」ニコッ
「キャーッ古泉君に挨拶されちゃったー!!」
「挨拶だけで喜ぶとかwwwwしねよwww」
「あんた達も悔しかったらイケメンになってみなさいよ?」
「ブスに何言われても全然悔しくもないですから^^^^^^」
「なによ!!!」
「なんだよ!!」
ギャアギャア…
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:43:58.19 9UFFeHzY0
支援
60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:44:28.60 +z5aSdZr0
古泉「(…煩い)」
ガララッ
ハルヒ「ねぇ古泉君いる?」
「げっ…涼宮だ」
古泉「おはようございます、涼宮さん。」
ハルヒ「何で今日朝来れなかったのよ?副団長が私の命令聞かないんだからびっくりしちゃったわ」
古泉「申し訳ありません…早朝からバイトの連絡が入ってしまって」
ハルヒ「バイト?何であんな朝早くにバイトの電話が掛かって来るのよ?」
古泉「どうやら僕以外の従業員の方が致命的なミスを犯したそうで…全員で修正を行っていたのです」
ハルヒ「何それ?全くどうしようもないマヌケね。ウチの副団長を顎で使うなんて」
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:45:41.16 +z5aSdZr0
古泉「本当に申し訳ありません。今度何かお詫びをさせてください」
ハルヒ「別にいいわ。大した事じゃなかったから」
古泉「そうですね…、土日の不思議探索は僕の奢りという事で」
ハルヒ「ああ、あれはキョンにやらせる事に意味があるの。古泉君は関係ないわ」
古泉「あ…そうですか」
ハルヒ「じゃあ私今日の部活ちょっと遅れるから、またあとでね」
ガララッ
古泉「…流石にこれは、彼に同情せざるを得ませんね」
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:47:13.18 +z5aSdZr0
~音楽室~
ガラッ
澪「…」
梓「あ、澪先輩こんにちは」
澪「あれ、梓だけ?」
梓「はい、他の先輩達なら唯先輩探しに何処か行ってしまいました」
澪「あいつら…また練習サボるつもりか」
梓「多分戻ってくると思いますけど…」
澪「…まぁいいか。梓、じっとしてるのもアレだし二人で合わせてみるか」
梓「そうですね。宜しくお願いします!」
澪「ふふっ…あいつらにも梓ぐらいのやる気を出してくれればいいんだけどな」
梓「先輩達ですからね…仕方無いと思います」
澪「それもそうか。じゃ、始めるぞ」
梓「はいっ!」
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:48:27.80 SGprqv9zO
支援
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:48:51.87 +z5aSdZr0
・・・・・・・・・・・・
ジャーン!…
澪「…ふぅ」
梓「あの…澪先輩」
澪「どうした?」
梓「いえ、何かいつもと少し違うなと思って…」
梓「もしかしてまだ体調悪いですか?だったら少し休んだ方が…」
澪「い、いや大丈夫だ!ちょっと調子が出なかっただけだから」
梓「…」
澪「さ、さぁもう一度だ!今度は外さない様にしっかりと」
梓「…古泉先輩」ボソッ
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:49:49.71 +z5aSdZr0
ビョオオオオオン!
澪「あ、梓!いきなり何を言い出すんだ!」
梓「いえ…昨日会ってカッコ良かったなぁって思いまして」
澪「そ、そうか…それだけか。それだけならいいんだ。うん…」
梓「…」
澪「…」
梓「…一目惚れですか?」
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:50:45.98 +z5aSdZr0
バキッ!
ガラララッ…
澪「な!な!な!なっななな何言ってるんだよ梓!そそそそんな事あるわけないだろ!?」
梓「澪先輩。その反応はYESって言ってる事と同じです」
澪「…」
ザッ…
澪「フッ…何言ってるんだ梓。そんな事あるわけないだろ?」
梓「悲しいぐらいに今更ですよ…」
澪「うぅ…」シュン…
67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:52:13.53 u3HNDwgg0
前スレ
相談にのって欲しい
スレリンク(news4vip板)
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/31(土) 16:30:17.22 ID:+z5aSdZr0 (PC)
今年就職失敗して専業主婦になろうと思うんだけど、
金持ちの人と結婚したいんだ。そこまで金持ちじゃなくても、毎日養ってくれるレベルでいいんですが、
やっぱり社会経験あった方がいいですか?
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:52:40.35 +z5aSdZr0
梓「はぁ…しょうがないですね」
パサッ
澪「…何これ?」
梓「今日友達に貰ったんです。私は要らないので澪先輩にあげます」
澪「これってまさか…携帯番号!?どうしてこんな物が…」
梓「古泉先輩って、学年問わず有名な美青年ですから、携帯番号とかアドレスが流出してるらしいのですよ」
梓「先輩の方もその方が都合がいいからと言って、止める気はないそうです」
澪「それって、それだけモテるって事だよね…」
梓「だと思います、ハァ…まさか澪先輩まで好きになるなんて思いませんでしたよ」
澪「べ、別にまだ好きって訳じゃ」
梓「でも気になるのですよね?」
澪「う…」
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:53:45.22 +z5aSdZr0
梓「…思い切って誘ってみたらどうですか?」
梓「古泉先輩って優しいですから、すぐにOKしてくれるそうですよ」
梓「私はそういうのちょっと軽いと思いますが…」
澪「で、でもどうやって誘えば…」
梓「昨日澪先輩が倒れた時、先輩が保健室まで運んでくれたじゃないですか」
梓「その時のお礼がしたいとか言って上手く誘えばいいと思います」
澪「そ…そうか」
澪「でもまだ名前聞いただけだし…どうしよう」
梓「ホントに一目惚れしちゃったんですね…」
澪「だ、だってあんな笑顔されちゃ私だって…」カァァ///
梓「…まぁ澪先輩が本気なら、私は協力しますよ?」
澪「…ホントに?」
梓「はい、澪先輩にはいろいろお世話になってますから。このくらいお安い御用ですよっ」ニコッ
澪「あ、ありがとう梓…」
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:55:14.69 +z5aSdZr0
梓「えへへ…じゃあ解決しましたから練習を」
バタンッ!
律「たっだいまー!」
紬「唯ちゃん、ギターを家に忘れてたみたいなの」
唯「ギー太ぁ寂しかったよぅ~」ズビッ
澪「お、お前達…」
梓「って唯先輩!そのギターボロボロになってるじゃないですか!」
唯「えーっとね…昨日一緒に寝てたら足で蹴っちゃった…アハハ」
梓「だからあれほど楽器と添い寝しないでって言ったじゃないですか!」
唯「あ、あずにゃん怒らないでよぅ…」
紬「またメンテナンスに行かないと使えないみたいね…」
律「澪!そういう事だ!今日は練習を中断して唯のギターを直しに行くぞ!」
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:55:26.67 CIOWagmX0
17歳JKハメ撮り動画流出
URLリンク(www.nicovideo.jp)
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:57:04.80 +z5aSdZr0
ゴンッ
澪「別に練習してからでも遅くないだろ」
律「うう…そうやってすぐ殴る」
梓「はぁ…結局こうなるんだから」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:58:34.58 +z5aSdZr0
~文芸部部室~
コンコンッ
みくる「は~い」
キョン「失礼します」
ガチャ
みくる「あ、キョン君こんにちは~。今お茶入れますね~」
キョン「ありがとうございます朝比奈さん」
タッタッタ…
キョン「よっこいしょ…」ドサッ
長門「…」
みくる「はいキョン君、おまたせしました~」
キョン「ありがとうございます」
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 18:59:21.31 +z5aSdZr0
ズズズッ…
キョン「ふぅ…やっぱり朝比奈さんが淹れたお茶は最高です。身も心も癒してくれますよ」
みくる「ふふっ。ありがとうキョン君」
コンコンッ
みくる「あ、はーい」
ガチャ
古泉「こんにちは、どうやら涼宮さん以外全員揃っているようですね」
みくる「古泉君こんにちは。今お茶いれますね~」
古泉「ありがとうございます朝比奈さん」
75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 19:00:06.41 +z5aSdZr0
ギギッ…ストンッ
古泉「いやぁ昨日は大変でしたねぇ」
キョン「その台詞を言う前にお前は他に言う事があるんじゃないか?」
古泉「はて?何のことでしょう…」
キョン「お前…はぁ、まぁいいや。それよりあの後どこに行ってたんだ?」
古泉「貴方が音楽室を出て行く前にバイトが入りましてね…小規模の閉鎖空間が発生したのですよ」
キョン「またか…それで?今度も俺の責任なのか?」
古泉「いえいえ、今回は部活を疎かにした僕にも責任はあります。それに大した被害もなかったので別に気にすることはないですよ?」
キョン「そうか、お前らも大変だな。毎回毎回ハルヒの不機嫌で呼び出されちゃ」
古泉「これも世界の平和のためです。世界が崩壊するよりは格段とマシかと」
キョン「それもそうか…はぁ」
古泉「涼宮さんは遅れて来ると聞いてますが…何か知っていますか?」
キョン「知らん。俺は情報収集してくるとしか聞いてない」
古泉「情報収集…ですか。一体何に関して調べているのでしょうか?」
キョン「アイツの事だ。どうせロクでもない事以外ありえn
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 19:00:48.13 +z5aSdZr0
バタンッ!!
ハルヒ「みんな大変よ!昨日の朝キョンがウチの女子生徒を強姦したあげくそのままその子をAV業界に売り払ったらしいわよ!」
キョン「ブウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!!!!!!!!」
古泉「んっふ…んっふふふ」
みくる「ひぇ!?きょ、キョン君そんなことしたんですかぁ~!?」
長門「……最低」
キョン「待ってください朝比奈さん!俺がそんな極悪卑劣な行為をする人間に見えますか!?」
ハルヒ「昨日からアンタの行動がおかしいと思ったのよ!アンタが言い訳しなかったのもこの所為ね!」
キョン「ええい黙れ!お前と話しても埒があかんわ!」
古泉「涼宮さん。ここは一回団内で法廷を開き、オセロのように白黒はっきりつけるのが得策かと」
キョン「弁護士か!?お前は弁護士の役にハマったのか!?何とか言いやがれふるいずみ!」
ハルヒ「ナイスアイディアよ古泉君!こうなったらコイツの悪行をすべて搾り出してやらないと私の気が許さないわ!」
長門「……最低」
キョン「またこんな展開かよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」
77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 19:02:10.67 +z5aSdZr0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
古泉「やれやれ…彼には困ったものです」
古泉「しかし今日のように涼宮さんが楽しんでいるうちは、まだまだ世界は安心ですね」
古泉「僕のバイトの回数も減ってくれればいいのですが…ははは」
澪「あ…」
梓「あ」
古泉「おや…こんばんは、秋山さん。それと…」
梓「中野梓です」
古泉「古泉一樹です。今日はこんな遅くまで練習を?」
澪「い、いえ…ちょっと部員のギターのメンテナンスを」
古泉「なるほど…楽器はデリケートですからね」
梓「古泉先輩は何か楽器できるのですか?」
古泉「いやぁそれが全くと言っていいほど…」
澪「そ、そうなんだ…」
78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 19:03:32.86 +z5aSdZr0
梓「古泉先輩って、何でもそつなくこなしちゃう感じがしちゃいます」
古泉「誤解です。僕も一人の人間ですよ?できない事だっていっぱいあります」
梓「クスッ…そうですよね」
澪「(梓…もうあんなに話せるようになってる)」
澪「(…いいなぁ)」
梓「…」
梓「あ、私急用思い出しました!」
澪「…え?」
梓「じゃあ澪先輩、古泉先輩。失礼しますっ!」
古泉「ええ、お気をつけて」
澪「あ、梓!?」
ダッダッダッダッダ…
79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 19:04:25.85 +z5aSdZr0
澪「(ま…またこの展開!?)」
古泉「さて・・・それでは僕もそろそろ」
ザッ…
澪「あ…」
古泉「では秋山さん。また明日」
ザッ…ザッ…
澪「あ、あのっ!」
古泉「はい?」
澪「え…えっと…その…」
古泉「?何でしょうか」
80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 19:05:07.07 +z5aSdZr0
澪「あ、あの…」
「……ま、まだ時間ありますかっ!?」
古泉「…今、ですか?」
澪「は、はい…」
古泉「ふむ…そうですね」
古泉「ええ、今日は特に何もありませんから、時間は空いてますよ」
澪「そ、そうなんだ…」
古泉「はい」ニコッ
81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 19:05:54.34 +z5aSdZr0
澪「え、ええと…」
澪「ちょ、ちょっとお茶しません…か?」
古泉「…お茶、ですか?」
澪「き、昨日!」
澪「昨日…保健室まで運んでくれたから…」
澪「その…迷惑掛けちゃったな…って、思って…」
古泉「いえ、当然の事をしたまでです」
澪「で、でもっ!」
澪「わ、私…ちゃんとお礼がしたい…です」
82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 19:06:43.58 +z5aSdZr0
古泉「…」
澪「だ…ダメ?」
古泉「…いえ、構いませんよ。」
古泉「僕も夜一人じゃいささか寂しいモノがありますのでね」
澪「え…両親はいないの?」
古泉「今はちょっと事情があって離れてるだけです。別に仲が悪いって訳ではないですよ?」
澪「そ…そうなんだ」
古泉「はい」ニコッ
澪「…///」
古泉「では行きましょうか。此処からだと一番近いお店はアレですね」
澪「は、はいっ!」
「え、えっと、…ありがとう」
「いえ、こちらこそ…」
83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 19:07:36.52 +z5aSdZr0
一章終わり
飯食ってくる
84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 19:07:58.49 DFMOQu0BO
もぉ帰ってこなくていいぜ
85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 19:10:00.98 nIM8wO3TO
期待
86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 19:14:04.95 tWn/bhPlO
投下速度が速すぎて
ついてこれてないぜ
まあこれから信者が沸いてくるんだろうが
87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 19:32:11.47 7Y2n8jcOO
>>4
携帯からだとフルブラウザでも容量オーバーで800までしか見れない(;´д⊂)
ほかのサイトとかでまとめられてないかなぁ・・・
88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 19:41:56.69 SGprqv9zO
人すくねぇ
89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 19:48:24.02 4Afoz8s+O
>>87
ファイルシークを使えばいい
90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 19:53:21.73 1x/OncKOO
酉付けた作者様(笑)に敬意を込めてレスは控えようぜ!
作者様(笑)気取りだからレスがつかなくても途中で止めないはずだぁ!
ぶっちゃけ酉つけてさらに前スレ貼られると読む気しません…
91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 19:55:31.03 AlVkSKipO
>>89
ファイルシークとおせるのか!!??文章もぉ!!??
92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 19:55:32.04 31zdPixSO
時系列は前回と同時進行が
93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 19:55:46.90 9oCgZdtKO
>>90
へぇ~
94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 19:56:01.44 34wmjtH9O
>>9とか言いながらそんなにF5連打したら取れちゃいますよ^^
95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 19:58:49.12 1x/OncKOO
あ、最後にこれだけ…
パー即でやれ
96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 20:00:06.06 ZjOV9YiGO
>>1
待ってたぞ、待ってたぞーーーーーーーーーーーーーーーーぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 20:00:11.02 MEWjUJ4sO
エロゲとかいうから上月澪かと思ったのに
98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 20:02:04.81 7Y2n8jcOO
>>89
thx。おかげで全部読めた
99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 20:08:25.04 dcFROAORO
よいよよいよ
100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 20:11:49.29 +z5aSdZr0
悪い遅れた
再開する
101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 20:13:06.18 +z5aSdZr0
・・・・・・・・・・・・・・・・
「ねぇ古泉君。私と付き合わない?」
「すみません…僕では貴女は釣り合いません。」
「そんな事ないって~。私古泉君にだったら何でもしちゃうよ?」
「本当に申し訳ありません…僕はまだ彼女を作れる身ではないのです」
「こ、古泉君!わ、私貴方の事ずっと好きでしたっ!付き合ってもらえませんかっ!?」
「すみません…僕は貴女と付き合うことはできません」
「ど、どうして…?」
「貴女にはもっと僕より相応しい人がいるからです。こんな僕なんかよりも・・・ね」
・・・・・・・・・・・・・・・
102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 20:16:25.62 vActw5B7O
支援
103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 20:16:53.76 Bsi4G3ZZ0
ktkr
104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 20:17:02.25 +z5aSdZr0
古泉「(…またか)」
古泉「(僕はまた告白されるのか)」
古泉「(一度だけ付き合って…そして告白まで一日しか経たない)」
古泉「(今までずっとそうだった)」
古泉「(…今度もまた同じなのだろう)」
古泉「(女性とはこんなにも単純な生物なのだろうか?)」
古泉「(告白したら断られると分かっているのに…何故僕を好きになるのだろう?)」
古泉「(そして僕自身、断る事を快感に思えるようになっている)」
古泉「(こんな性悪な僕を、何故彼女達は好きになるのだろうか…)」
105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 20:21:15.14 +z5aSdZr0
~喫茶店~
古泉「…」
澪「…古泉君?」
古泉「あ、はい、何でしょうか?」
澪「えっと…古泉君は去年の文化祭の時、私達の演奏…見た?」
古泉「いえ…文化祭はクラスと部活動の両方で手一杯でしたので、あまり巡回する余裕がありませんでした」
澪「そ、そうなんだ…よかった」
古泉「秋山さん?」
澪「い、いや…その時私凄く恥ずかしいミスやっちゃって…」
澪「アレを古泉君に見られてたらって思うと、私死んじゃいそう…」
106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 20:25:41.56 +z5aSdZr0
古泉「それは興味深い。一体どのような失敗をなされたのですか?」
澪「ひ、秘密ですっ!!」
古泉「んっふ…そうですか」ニコッ
澪「も、もうっ…」
古泉「…そういえば、秋山さんはファンクラブができる程人気があると聞いていましたね」
ガタンッ!
澪「~~~~っ」ジンジン
古泉「だ、大丈夫ですか?」
澪「な…何で知ってるの?」
古泉「いえ…僕のクラスメート数人がそのファンクラブの会員だと言ってましたので」
澪「うう…私が作ったんじゃないのに」
古泉「そうなのですか…それとは知らずにすみません」
107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 20:30:54.00 +z5aSdZr0
澪「あ、古泉君は悪くないよ、全然っ!」
古泉「そうですか…ありがとうございます」
澪「…///」
古泉「そういえば秋山さんは何処のパートをなさっているのですか?」
澪「えっと…ベースと…ボーカルを…」ボソッ
古泉「ボーカルですか…では歌がお上手なのですね?」
澪「いっ、いやいや私なんてそんな!…そんなに上手くないから」
澪「ステージに上がってもいつも緊張ばかりしちゃって…みんなにも迷惑かけちゃうし」
古泉「ほう…あがり症ですか」
澪「はい…」シュン…
古泉「ボーカルを任せられるという事は、それだけ周りの人間から評価されているという事です」
古泉「貴女はもっと自信を持っていいと思いますよ」
澪「あ…ありがとう」カアァ///
108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 20:35:31.04 9UFFeHzY0
支援
109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 20:36:31.20 +z5aSdZr0
古泉「…そうですね」
古泉「一度、秋山さんの歌を聴いてみたいものです」ニコッ
澪「……」
古泉「…?どうかしましたか?」
澪「えっ?あ、ううん、何でもない…」
古泉「そうですか…」
澪「…ただ」
古泉「ただ?」
「今…古泉君の顔が、とても悲しそうに見えたから…」
110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 20:41:42.17 +z5aSdZr0
ドクンッ…
古泉「……え?」
澪「ご、ごめんなさい!私の勘違いだと思う!」
古泉「そう…ですか」
澪「ただ…何となく雰囲気が違うというか」
澪「…凄くつまらなそうな顔だなぁ…って」
澪「お、おかしいよねっ!いきなりこんな事言うなんて…」
古泉「…」
澪「…古泉君?」
古泉「は、はい…大丈夫、です…」
111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 20:46:39.15 +z5aSdZr0
澪「…も、もう遅いから出よう!わ、私お金払って来るねっ!」
タッタッタッタッタ…
古泉「…そんな」
古泉「僕の内心を…見られた?」
古泉「彼女は一体…」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 20:51:12.82 +z5aSdZr0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
澪「今日はありがとう…付き合ってくれて」
古泉「いえ…僕も楽しかったです」
澪「ほんと?よかった…」
澪「私男の人と喫茶店なんて始めてだったから…緊張しちゃって」
古泉「…」
澪「あ、あの…」
古泉「…何でしょうか?」
澪「ま、また・・・誘っても、いいかな…?」
113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 20:56:00.17 +z5aSdZr0
古泉「…」
古泉「(ここで)」
古泉「(ここで終わりにしないと、後に引きずる)」
古泉「(いつも…そうだったはず)」
古泉「ええ…僕が空いている時でしたら・・・喜んで」
澪「ほ、ほんと?」
古泉「はい…」
澪「あ、ありがとう…」
古泉「…では、これで失礼します」
澪「あ、うん…また明日」
古泉「はい…また明日…」
114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 21:00:38.10 +z5aSdZr0
・・・・・・・・・・・・・・・
カッ…カッ…
古泉「…」
カッン…
森「…珍しいじゃない。貴方が次を約束するなんて」
古泉「…森さん」
森「あの子に惚れちゃった?」
古泉「いえ、そうではありません…」
森「上から注意が出てるわよ。こんなに遅くまで報告がないから何をしているって…」
古泉「…そうですか、すみません」
森「…何かあったの?」
古泉「…別に大した事はありませんでしたよ」
古泉「僕はちょっと疲れてましたので…今日は失礼します」
森「ええ、ご苦労様…」
カッ…カッ…カッ…
115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 21:04:26.07 +z5aSdZr0
・・・・・・・・・・・・・・
ドサッ
澪「つ…疲れた」
ピリリリリリ…
澪「…梓か」
ピッ
梓「あっ澪先輩!今日はどうでしたか!?」
澪「梓!お前何でいきなり帰ったんだ!私本当に困ったんだぞ!」
梓「ご、ごめんなさい…でも私いない方がよかったみたいですから」
116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 21:08:39.84 +z5aSdZr0
澪「もう…頭の中真っ白になったんだから…」
梓「でもでもっ!喫茶店に入ったという事は先輩から誘ったんですよね?」
澪「み、見てたのか!?」
梓「はいっ!あの後影からずっと見てました」
澪「ず、ずっと…?」
梓「先輩緊張しすぎて何もできないんじゃないかと心配になって…」
澪「ば、馬鹿…私だってやる時は…」
梓「…それで、古泉先輩は最後何て言ってました?」
澪「あ、うん…」
澪「また誘っていいって言ったら…OKもらった」
117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 21:09:13.55 vActw5B7O
支援
118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 21:12:07.25 +z5aSdZr0
梓「…」
澪「…梓?」
梓「澪先輩…」
澪「へっ?」
梓「やったじゃないですか!脈アリかもしれませんよ?」
澪「え?え?何で?」
梓「古泉先輩って、一度誘った女の子とはもう相手にしないのが普通なんですよ?」
梓「それを次に繋げたって事は…少なくとも澪先輩の事を嫌いじゃないって事です」
澪「そ、そうなのか?」
梓「はい。クラスの友達が言ってました」
梓「…もしかして次に繋げれた人って澪先輩だけなのかも」
119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 21:14:44.05 +z5aSdZr0
澪「えっ?」
梓「とにかくおめでとうございます。」
梓「この機会を逃したら次はありませんよ?自分から積極的に行ってくださいね」
澪「わ、分かった。頑張るよ…」
梓「じゃあ今日はこれで。おやすみなさい」
澪「ああ、おやすみ…」
ピッ
澪「…そうなんだ」
澪「私…脈ありなのか」
ポスッ
澪「…フフッ」
120:(・ε・゛) ◆wF60JtD/z.
09/10/31 21:15:18.27 +6jM9NPwO
愛され続けて30年!
このスレもいつしか伝説になるお!
みんな>>1が大好きだお
尊敬するんだもんぬぉ!
>>1よ永遠に!
みんなが>>1を愛しつる!そんな頃オナニーにいそしむ>>1!
そんな>>1がみんな好きだよ
好き好き♪
お>>1さん好き♪
いつか落ちる日まで宜しくね(^-^)/
帰ってこいお…(;Д;)
>>1…
121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 21:15:57.82 +z5aSdZr0
なんか人少ないと思ったら規制中だったのか
なんか俺の一人語りみたいで恥ずかしいからパー即でやっていいか?
122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 21:16:23.36 +6jM9NPwO
澪「…フフッ」
澪「…刀ッ」に見えた
123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 21:16:49.13 VnsXdwucO
見
て
る
よ
124:首席ニート ◆wF60JtD/z.
09/10/31 21:17:07.53 +6jM9NPwO
面白いから続けたまえ
125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 21:19:17.32 Bsi4G3ZZ0
みてるから続けて
126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 21:20:15.26 tWn/bhPlO
最初からパー速でやればいいのに
支援が少ないから恥ずかしいだのパー速に逃げるだの
いままで見た中で最悪レベルの作者様だな
127:首席ニート ◆wF60JtD/z.
09/10/31 21:20:47.73 +6jM9NPwO
憂たん性格よすぎ可愛いすぎもう憂たんしか見えない?
そうだね憂たん!憂たん憂たん!
世間の奴らはあずにゃんあずにゃん.うんたんうんたんうるさくて憂たんの魅力に気付いてない
まぁ彼女出来ればわかるが
けいおん中でリアルに彼女にするなら
憂>>>紬>唯>澪>和>梓>>>>>>>>さわ子の順だな
家事も勉強も子育てが上手く性格もよく可愛くスタイルがいい…
これ以上の女が存在するだろうか?
いや.しない
つまり憂たんこそ
天使なのである
いままでつかさ.櫛枝と嫁を持ってきた…
しかしけいおんをみた瞬間私は知った…
つまり憂たんこそ
天使なのである
128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 21:23:21.52 +z5aSdZr0
・・・・・・・・・・・・・・・・
ピピピピピ…チュンチュン
古泉「…眠れなかった」
古泉「…彼女は何故、僕の事を…」
古泉「…」
ピリリリリリ…
ピッ
古泉「…もしもし」
ハルヒ「古泉君?昨日聞けなかった事今日聞いていいかしら?」
古泉「今から…ですか?」
ハルヒ「そう、じゃあ私部室で待ってるから」
ピッ
129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 21:24:04.65 +z5aSdZr0
ピリリリリ…
ピッ
古泉「…もしもし」
森「閉鎖空間よ。今すぐこちらに来なさい」
古泉「…涼宮さんが昨日聞けなかった事を、今日の朝に聞くそうです」
森「ハァ…またなの?こっちもまた消えたり出たりしてるのよ」
古泉「…どうやら、その現象は涼宮さんの精神の不安定とは別の理由がありそうですね」
森「じゃあ、涼宮ハルヒは別に不機嫌じゃないって言うの?」
古泉「僕が聞いた感じではそうは感じられませんでした…」
古泉「…流石に今日は行かないとマズイのではないのでしょうか?」
森「私もそう思うわ…とりあえず掛け合ってみるから、貴方は準備をしなさい」
古泉「了解です。それでは」
ピッ
古泉「…憂鬱とは、こういう事なのでしょうね」
130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 21:26:37.50 ilm7VpjwO
レスが無いのと見てないのは違うだろ、jk
立てたのなら気にせず続ければいいじゃない
131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 21:26:48.39 +6jM9NPwO
日本酒でおk
132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 21:30:49.24 4C3/93JzO
>>131
(ry
133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 21:31:48.93 IWUpNbXuO
>>1はこの前のキョン唯のハルヒウゼェSSの人だよな?
134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 21:34:03.01 +z5aSdZr0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
~機関本部~
ガーッ
森「来たわね古泉。やっぱり許可は下りなかったわ…」
古泉「何故ですか?彼女を不安定にするのはあまりよろしくないと思うのですが…」
森「私もそう思うわよ」
森「でも上が目の前にある真実しか見えてなくて…自分の身が可愛いなら自分で守ればいいのに」
古泉「森さん。あまり強固な態度は…」
森「どうせここには監視モニターなんてついちゃいないわ。あったとしても壊してるけどね」
古泉「自分の拠点を破壊してどうするのですか…」
森「あ、そうそう古泉、貴方に指令が出てるわよ」
古泉「僕にですか…一体何でしょう?」
135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 21:36:24.86 +z5aSdZr0
森「…キョン君が最近、ある女子生徒と必要以上に接触しているの」
古泉「…なるほど。そういう事ですか」
森「こんな事、貴方にしか頼めないから…お願いできるかしら?」
古泉「分かりました。何とか上手く説得してみましょう」
森「…ええ、頼んだわよ」
古泉「では、僕は学校がありますのでこれで…」
ガーッ
森「…貴方も同じよ」
古泉「…」
森「貴方がどれほど想っても、あの子は悲しむだけ…」
森「今のうちに関係を切っておく事ね」
古泉「…ええ、わかっています」
ガーッ
136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 21:39:13.63 SGprqv9zO
>>133
それであってると思う
137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 21:39:26.46 +z5aSdZr0
・・・・・・・・・・・・・・・・
ガラッ
和「おはよう。澪」
澪「ああ、おはよう和」
和「…今日は澪、何だか嬉しそうね」
澪「へっ?そ、そんな事はないぞ!」
和「でも昨日と比べると遥かに機嫌がいいじゃない。何かあったのね」
澪「あ、あーそうだな、何かあったのかもね。うん…」
和「…」
澪「…あのさ、和」
和「何?」
澪「和って…彼氏とか作った事ある?」
138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 21:43:11.58 +z5aSdZr0
和「…いきなり何を言い出すのよ」
澪「い、いや別にね!私の事じゃないんだけどね!」
澪「ただちょっと気になったというか…何というか」
和「つまり澪が誰かを好きになっちゃったって事?」
澪「だ、だから私じゃないって!」
和「そうね…私は今の所そういう感情を持った事はないわ」
和「でももし好きな人ができたなら…もっとその人の事とか知りたくなるかな?」
澪「そ、そうか。そうだよね?やっぱり…」
和「…」
澪「…?」
和「澪」
澪「な、何?」
和「…貴女、その分かりやすい性格直した方がいいと思うの」
澪「…」
澪「…うぅ」シュン…
139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 21:44:32.51 +z5aSdZr0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
~文芸部室前廊下~
古泉「…」
カッ…カッ…
梓「あ、古泉先輩!」
古泉「…」
梓「…?せんぱーい」
古泉「!…ああ、中野さんでしたか。気が付きませんでした」
梓「いえ…何か考え事ですか?」
古泉「大した事ではありませんよ?少しボーッとしてしまっただけです」
梓「そうですか…」
140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 21:47:50.44 +z5aSdZr0
梓「昨日、澪先輩と喫茶店に行ったと聞きましたけど…」
古泉「おや、知っていたのですか」
梓「澪先輩から聞きました」
梓「また付き合ってくれるとも聞きましたけど…それも本当ですか?」
古泉「…ええ、本当です」
梓「本当ですか!?よかった…」
古泉「?よかった、とは…」
梓「い、いえ。こっちの話です…」
古泉「そうですか…」
141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 21:50:28.23 +z5aSdZr0
梓「…」
古泉「…少し伺ってもよろしいでしょうか?」
梓「はい?」
古泉「彼女…秋山さんは、何か感性に優れている所でもあるのでしょうか?」
梓「?言ってる意味が良く分からないのですけど…」
古泉「つまりですね…勘が鋭いというか…見る目が良いというか…」
梓「うーん」
梓「…澪先輩って、いろいろな所に行って作詞とかしますから…」
梓「多分他人が気付かない事を気付く事ができるのだと思います」
梓「じゃないとあんな歌詞出来上がらないし」ボソッ
古泉「…そうですか」
142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 21:51:44.77 +z5aSdZr0
梓「…!もしかして先輩、澪先輩の事が気になりますか?」
古泉「ふふ…そうですね」
古泉「彼女によろしくと伝えておいてください。では…」
梓「あ、先輩!」
古泉「…何でしょう?」
梓「先輩は…澪先輩の事どう思っていますか…?」
古泉「そうですね…」
「とても魅力的な女性だと、僕は思いますよ…」
143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 21:52:34.59 hvKqz7erO
やっぱハルヒSSは古泉
けいおんSSは和ちゃん
バキSSなら烈だよね
和ちゃん(´Д`)ハァハァ
144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 21:52:35.37 dcFROAORO
頑張れ
145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 21:53:30.25 1IiSeCp00
別にレスが少ないから駄作ってことでもないだろ
ニコニコ動画だってコメントが多いほど面白いってわけでもないしな
自分のペースで頑張れ1
イケメン×美少女は俺が欝になるから読んでないけど
146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 21:53:55.77 +z5aSdZr0
・・・・・・・・・・・・・・・・・
~文芸部部室~
コンコン
ガチャ
キョン「ウイーッス・・・って古泉だけか」
古泉「どうもこんにちは。今日は何をしましょうか?」
キョン「チェスでもやるか」
古泉「かしこまりました、すぐに用意いたしましょう」
147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 21:55:02.68 +z5aSdZr0
・・・・・・・・・・・・・・
キョン「……」カンッ
古泉「……」カンッ
キョン「…古泉よ」カンッ
古泉「何でしょうか?」カンッ
キョン「何かお前、俺に話したい事があるんじゃないのか?」カンッ
古泉「…貴方にはどうやっても隠せませんね、流石は涼宮さんの鍵となる御方だ」カンッ
キョン「お前等の事だ、俺の私生活までばっちり調べ上げてるんだろう?」カンッ
古泉「僕らもそこまで有能ではありませんよ?ただ貴方がいつどこで何をしているか程度の事しか把握できません。そこからは予想の域ですよ」カンッ
キョン「十分すぎだ、そこまで言われるともうお前の話の内容まで予測できちまう」カンッ
古泉「んっふ、これは驚きです。貴方はもしかすると本当に超能力の才能があるかもしれません」カンッ
キョン「バカな事言ってないでさっさと本題に入れ」カンッ
148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 21:56:12.34 +z5aSdZr0
古泉「…貴方が最近一緒にいる彼女の事です」カンッ
キョン「…」カンッ
古泉「貴方がその人に接触する事によって、最近涼宮さんの精神がかなり不安定になっています」カンッ
キョン「…ああ」カンッ
古泉「機関はこれを危険と考え、僕に貴方を止めさせるよう命令が下りました」カンッ
キョン「…それは、今すぐか?」カンッ
古泉「今はまだかろうじて涼宮さんの理性によって精神の安定が…。しかしそれも長くは続かないでしょう」カンッ
キョン「そうか…」カンッ
古泉「勘違いしないでください。僕は今すぐ彼女との関係を切れとは言っていません」カンッ
キョン「……」カンッ
古泉「しかしあまり思い切った行動を取るのはどうか自粛していただきたいのです」カンッ
キョン「…善処する」カンッ
古泉「助かります、僕にも立場がありますので、あまり良くない返事を上に報告する訳にはいかないのですよ」カンッ
キョン「ああ、わかってるさ。お前が大変な事くらい十分にな」カンッ
古泉「お心遣いありがとうございます。そういってくれると僕も気分が楽です」カンッ
149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 21:57:16.93 +z5aSdZr0
古泉「…それにこれは、僕に対しての警告でもありますから」カンッ
キョン「古泉?」
古泉「チェックメイトです。どうですか?」
キョン「む…ないな」
古泉「心此処にあらず、って感じですね。やはり彼女の事が気になりますか?」
キョン「別にそこまで気にしてる訳じゃないさ」
古泉「ほう。では一体何を考えてらっしゃるのですか?」
キョン「なぁに、大したことじゃないさ」
キョン「…俺達の周りには、どいつもこいつもめんどくさい連中ばっかりだなと思ってな」
古泉「んっふ…そうですね」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 21:58:38.53 +z5aSdZr0
~音楽室~
ジャーン!…
律「よしっ!完璧だ!」
澪「ああ、今のはなかなかよかったな」
梓「あとは唯先輩のギターがもうちょっと上達してくれればいいのですけどね…」
唯「うぅ…頑張ります」
紬「でも唯ちゃん、さっきのタイミングばっちりだったじゃない。凄いと思うよ」
律「ああ、唯にしては良くやったな」
唯「本当!?やったー!」
澪「確かにさっきの唯の入り方はよかったな。あの調子で頼むぞ」
唯「うんっ!」
梓「そういえば唯先輩、今日何か用事があるって言ってませんでしたか?」
151:首席ニート ◆wF60JtD/z.
09/10/31 21:58:56.39 +6jM9NPwO
>>1よいろいろ叩くカスがいるが俺はお前の唯キョン好きだぞ
アンチは見なけりゃいいんだ
Vipなんて意味わからん糞スレだらけなんだからそっち叩けよクズ共
152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:00:21.04 +z5aSdZr0
唯「…」
ガタンッ!
唯「あーっそうだった!今日憂の誕生日だったんだ!」
唯「どどどどうしよう!?わたしまだプレゼント買ってないよ!?」
律「ありゃ?今日憂ちゃんの誕生日だったんだ」
澪「練習が終わってから買って来ればいいじゃないか」
唯「あずにゃんあずにゃん!今からプレゼント買いに行こう?」
梓「ごめんなさい…私今日は用事があるので…」
梓「それに私はもう憂に渡しましたよ?プレゼント」
唯「はぅあ!あずにゃんがわたしを裏切った…」
梓「ひ、人聞きの悪い事言わないで下さいよ!」
紬「あ、じゃあ唯ちゃん。今から私が用意させましょうか?」
153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:02:18.60 juk94q+DO
キョンが偉そうにしてると妙にイラつくんだよな
どうにかなんないの?
154:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:03:03.77 +z5aSdZr0
唯「うーん…」
唯「ううん。やっぱりわたしが選ばないといけないと思うの」
唯「憂もそっちの方が喜ぶと思うし…」
律「唯がまともな事を言っている…だと?」
梓「それは流石に酷いと思います先輩…」
律「なんだと!?梓は私に口答えする気か!」
律「そんな奴には一生取れない様に猫耳ヘアバンを接着剤でくっつけてやる!」
梓「ちょ、ちょっと先輩!?あ、やめっ…きゃん!」
紬「ハァハァ…」ヌガシヌガシ
梓「ムギ先輩!何で服を脱がしてるんですか!?」
155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:03:40.55 IWUpNbXuO
>>143 確かこのSSの和ちゃんの彼氏はたn…
おっと二階で物音が
156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:04:29.53 1IiSeCp00
けいおんss層の5割が今規制されてる層なのかな
157:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:04:37.06 +z5aSdZr0
唯「…!」ピーン!
唯「そうだ、その手があったよ!」
唯「わたしちょっと出かけてくるね!ばいばいみんなっ!」
バタンッ!
律「さぁ~梓。大人しく私の言う事を聞けっ!」
梓「せ、先輩、澪先輩!助け…ちょ!下着はダメですっってば!」
紬「『キマシ=タワー』!!!」ボタボタッ!!
澪「あの、練習は…?」
158:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:06:23.67 +z5aSdZr0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
~音楽室(二人)~
梓「はぁ…酷い目に遭いました」
澪「まぁそんなに落ち込むなって。いつもの事じゃないか」
梓「澪先輩も見てたなら助けてくださいよ…」
澪「ごめんごめん…」
梓「…今日、古泉先輩に会いました」
澪「…梓?」
梓「古泉先輩…澪先輩の事を私に聞いてきたんです」
澪「こ、古泉君が?」
梓「はい」
梓「私、古泉先輩が女の子の事聞いてくるなんて事、一回も聞いた事ないですよ」
159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:07:59.05 1IiSeCp00
っち仕方ねえ
俺もイケメンになってあずにゃんに澪ちゃんの事を聞いてくる
160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:08:05.97 +z5aSdZr0
澪「そ、そうか…」
梓「…」
澪「…」
梓「…だから澪先輩」
澪「え?」
梓「今からデートに行きましょう!!」
ガタンッ!!
澪「は、はぁ!?あ、梓!いきなり何言ってんだ!私達は女同士だぞ!?」///
梓「ちっ、違いますっ!何で私が澪先輩とデート行くんですか!?」///
梓「古泉先輩とですよ!今から先輩が古泉先輩にデートに誘うのですよ!」
161:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:09:08.96 AClxZoKaP
俺の嫁の名前は中野梓だ、俺はあずにゃんと呼んでいる
あずにゃんはツインテールでとっても可愛くて小さくてロリコンの俺にとってはどストライクだった
もちろん胸もぺったんこだがそれがいい
性格は普段は真面目ぶってるが時折見せる幼さもある
照れ屋だしツンデレだなかなか本音を言ってくれない
そんなあずにゃんとデートしたときにさりげなく「手を繋ごう」と言ってみる
そしたらあずにゃんは顔を真っ赤にしながら「俺がどうしてもって言うんなら…いいよ///」
ってこういう風に言うんだろうなああ可愛い可愛すぎて抱きしめたい
それからデートの内容は遊園地でいっぱいあずにゃんと遊ぶんだ
ジェットコースターとかコーヒーカップで無邪気に遊ぶあずにゃん
俺はそれを一緒に遊びながら見てて心底幸せな気持ちになる
お昼になったらあずにゃんが俺の為に作ってくれたお弁当を二人で一緒に食べるんだ
あずにゃんが作ってきたのはサンドウィッチだ
あずにゃんが作ってきたサンドウィッチは色とりどりで非常に食事のバランスも取れている
それを見た俺はあずにゃんを「これ全部作ったの?すごいね」と褒めてあげる
あずにゃんはそれを聞いて「そ、そんなことないですよ!これくらい普通です!」
と強気に言うんだろうなでも本当は朝早起きして一生懸命作ってくれたんだろうなもっと素直になればいいのに…
午後もいっぱい遊んであずにゃんの無邪気で楽しそうな顔に俺は癒されていた
最後にあずにゃんといっしょに観覧者に乗るんだ
あずにゃんといっしょに観覧車に乗ったらあずにゃんと夕日がいい感じにマッチしてて
いつものあずにゃんには無い大人の色気が出てて
俺はそのあずにゃんをみて思わず甘えたくなったが
ここであずにゃんに嫌われたら一生の終わりだからちゃんと理性を保とう
そして俺が「梓は今日すごく楽しそうだったね」といったら
あずにゃんは「そ、そんなことないです、俺のほうが楽しそうでしたよ」
っていうんだ本当に素直じゃないなまあ逆にわかりやすいしそこも可愛いんだけどね
もうそろそろで観覧者のてっぺんだここであずにゃんとキスしたいんだけどしてくれるかな?聞いてみよう
「あのさ梓、俺とキ、キスしてくれない?」ああとうとう言っちゃったでも俺の本心だしきっとあずにゃんにも伝わるよな
「え!キ、キスですか?まあ俺がそうしたいなら別にいいですよ///」まったく最後まで素直じゃないなまあ…いいか
「じゃあ梓キスしよ」梓「う、うん///」あずにゃんは目をつぶって俺を待ったそして俺はそこにそっと口付けた…ああ、あずにゃん愛してるよ
162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:09:40.13 +z5aSdZr0
澪「わ、私!?無理無理絶対無理だって!」
澪「で、デートなんて私…した事ないもん」
梓「何言ってるんですか澪先輩!今動かないと古泉先輩は振り向きませんよ!」
澪「で、でもぉ…」
梓「とりあえず今から電話してください。今からだったら時間も丁度いい頃です」
澪「で、電話…」カアァ///
梓「ほらほら先輩!自分から動かないとっ!」
澪「わ、分かった!分かったからそんなに急かすな…」
163:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:11:02.93 hvKqz7erO
>>155
え??まじかよ…orz
せっかく好きな2人が活躍してると思ったのに
教えてくれてありがと
もう読むの辞めるわ
じゃあなこの屑お洒落天パ共(´・ω・`)ノシ
164:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:11:10.66 1IiSeCp00
なんだよ※かよ
俺が澪ちゃんをデートに誘った時は「私、男の子に興味ないから…ごめんね…」
って申し訳無さそうに断ったくせに
うわあああああああああ
あやまるなああああ、あやまったりするなああああああ!!
死ね!美人とイケメンは死ね!!
165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:11:21.76 VnsXdwucO
>>161
おまわりさん この人です
166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:11:53.17 +z5aSdZr0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
キョン「じゃあな」
古泉「ええ、お気を付けて・・・」
ガチャ…バタンッ
古泉「…では、僕も帰りましょうか」
ピリリリリリ…ピリリリリリ…
古泉「…バイトでしょうか?」
167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:13:33.85 +z5aSdZr0
古泉「もしもし、古泉です」
澪「あ、あ、こ、古泉…君、でしょうか…」
(当たり前じゃないですか!)
古泉「はい…その声は秋山さんですか?何か御用でも?」
澪「え、ええええっとね、その…何というか…あの…」
古泉「はい?」
澪「も、もう部活終わった…かな?」
古泉「…ええ、今はもう僕だけですので、これから帰宅しようと思っていた所です」
澪「あ、そうなんだ…ははは…」
古泉「ええ、そうですよ」
(先輩…!)
澪「え、えっと…その…うぅ」
古泉「…秋山さん?」
澪「い、今から、その…」
168:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:13:36.89 1IiSeCp00
皆さん騙されないでください!
サンジュちゃんはイケメンに股をホイホイ開く糞淫乱ビッチ女です!!
さわると性病を移されますよ!!!!
169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:14:42.85 +z5aSdZr0
澪「あ、あそっ、遊びに、遊びにいききませんかっ!?」
古泉「今から…ですか?」
澪「だ、ダメ…かな?」
古泉「…」
「貴方がどれほど想っても、あの子は悲しむだけ…」
「今のうちに関係を切っておく事ね」
170:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:15:45.00 +z5aSdZr0
古泉「…」
古泉「…分かりました。では待ち合わせは校門でよろしいでしょうか?」
澪「!!!は、はいっ!!すぐ行くねっ!!」
古泉「ふふ…そんなに慌てなくてもあまり時間は変わりませんよ?」
澪「う、うん…」
古泉「ではまた後ほど…」
ピッ
古泉「…何故でしょうね」
古泉「女性なんて…今まで気にも止めなかったのに」
古泉「僕は彼女に、何を求めてるのでしょうか…」
171:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:15:58.41 lnPGhEmBO
ちんちんぽこぽこ
172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:16:10.13 1IiSeCp00
そりゃセクロスだろ!
死ね!
173:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:16:54.54 +z5aSdZr0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ピッ
澪「は、はふぅ…」ペタリ…
梓「ど…どうでした?」
澪「…」
梓「澪先輩…」
澪「これって…夢なのかな?」
梓「じ、じゃあ…!」
澪「あ、あずさあぁぁ…」
梓「先輩…良く頑張りましたね」
澪「し、心臓止まるかと思った…」
梓「でもこれでまた一歩進みましたよ」
梓「あとは先輩が古泉先輩を振り向かせるだけですっ」
174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:18:14.82 zomBEHExO
会話すんあwww
175:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:18:50.28 +z5aSdZr0
澪「…私にできるかなぁ」
梓「何言ってるです!ここまで頑張ったじゃないですか」
梓「澪先輩はやれば絶対できます!頑張ってください!」
澪「う、うん…頑張ってみる」
梓「じゃあ澪先輩。さっさと校門に行っちゃってください」
澪「い、行ってきます…」
梓「ファイトです!」
ガチャ…バタンッ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
176:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:21:21.70 +z5aSdZr0
~肛門(*)~
古泉「…」
タッタッタッタッタ・・・
澪「はぁ…はぁ…はぁ…」
古泉「あ、秋山さん?どうしたのですかそんなに息を切らして…」
澪「あ、いや…こ、古泉君を待たせたら悪いと思って…はぁ」
古泉「ふふ…たとえ遅れても僕は帰りませんよ?」
澪「あ、ありがとう…///」
古泉「それで、今日は何処に行かれるのですか?」
177:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:21:30.88 +6jM9NPwO
>>172
wwwwwww
178:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:22:15.88 Xm1TolUpO
>>174
IDがリビングデッド
179:首席ニート ◆wF60JtD/z.
09/10/31 22:22:43.22 +6jM9NPwO
失恋サンバ失恋サンバ
ハハハハハハハハハハハハ!
ハハハハハハハハハハハハ!
明日はもらったー!
180:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:23:00.16 +z5aSdZr0
澪「…」
古泉「秋山さん?」
澪「あ…ああ、そうだった…」
澪「(どこに行くか決めてなかった…どうしよう)」オロオロッ
古泉「…まだ決めていないのですか?」
澪「…ごめんなさい」
古泉「そうですか…困りましたね」
澪「(あぁ…嫌われちゃう)」ウルウル…
古泉「…そうですね」
古泉「では僕が決めてもいいでしょうか?」
181:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:24:10.47 +z5aSdZr0
澪「えっ?」
古泉「僕は少し気になる所があるのですが…いかがでしょうか?」
澪「あ、うんっ!古泉君の行きたい所で…いいよ」
古泉「ありがとうございます。では参りましょうか」
澪「へっ?あ、あの何処に」
古泉「着いたら分かりますよ」
澪「う、うん…」
タッ、タッ、タッ、タッ、…
182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:25:44.38 +z5aSdZr0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
澪「こ…ここって」
古泉「ええ、カラオケボックスです」
古泉「以前秋山さんの歌を是非聴いてみたいと思いましたので…」
古泉「ここなら緊張する事もなく歌えるのではないでしょうか?」
澪「私の…歌?」
古泉「はい」ニコッ
澪「…あ、あまり上手くないよ?」
古泉「それは聴いてから判断しますよ」
澪「うぅ…」
古泉「では、入りましょうか」
澪「う、うん…」
183:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:26:01.49 +6jM9NPwO
澪「ラブホテルだ…」
184:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:26:13.62 1IiSeCp00
ちょっと待て
俺って古泉なんじゃないか?
落ち着いて考えろ…俺の名前はなんだ…?
――古泉一樹
古泉一樹だ!!
そうか俺は古泉一樹だったんだ!!
俺は澪ちゃんに好かれる男だったんだよ…
よかった…本当に良かった…
そうだよな…澪ちゃんが俺を裏切るはずないよな…
ごめんな澪ちゃんビッチとか言って…
これからも仲良くしてくれよな…
高校を卒業したら幸せな家庭を築こうな…
185:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:27:06.14 +z5aSdZr0
・・・・・・・・・・・・・・・・・
ジャーン…ビョーン…
澪「…カラオケなんて久しぶりだなぁ」
古泉「ふふ、僕もです」
古泉「さて、始めはどちらから歌いましょうか?」
澪「え、えっと…」
古泉「僕個人としては、まず秋山さんの歌声を聞いてみたいのですが…」
澪「…」
「澪先輩はやれば絶対できます!頑張ってください!」
186:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:28:33.28 +z5aSdZr0
澪「うん、じゃあ私から…」
古泉「ありがとうございます。いやぁ楽しみですね」
澪「あ…このボックス、持ってきたCDを入れてそれを歌う事もできるみたい」
古泉「おや、そうなのですか?最近のカラオケボックスはハイテクですね」
澪「…私、これ使ってみようかな」
古泉「良いのではないですか?面白そうです」
澪「じ、じゃあやってみます…」
ウィーン...カシャ
澪「…この曲、今年の新入生歓迎会の時歌った曲なんです」
古泉「新入生歓迎会ですか。それは楽しみです」
澪「…そういえば古泉君も何か部活に入ってたよね?だっだら知ってると思うのだけれど…」
古泉「僕達の部活動は、正式に認められてないので…呼ばれなかったのでしょうね」
澪「そ、そうなんだ…」
187:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:30:08.72 +z5aSdZr0
古泉「でも、そのおかげで秋山さんの歌を近くで聴けるのですから」
古泉「とても得をした気分です」ニコッ
澪「…///」
澪「へ、変でも笑わないでね?」
古泉「それはどうでしょう?」
澪「うぅ…」
澪「じ、じゃあ、歌います…」
188:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:31:14.93 +z5aSdZr0
~♪
...なんでなんだろう、気になる夜、キミへの
...この思い便せんにね、書いてみるよ
「…」
...もしかして、気まぐれかもしれない
...それなのに枚数だけ、増えてゆくよ
―好きの確率、わりだす、計算式―
...あれば、いいのに…
189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:32:13.28 TOsuC337O
支援
>>1頑張れ
190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:32:33.39 +z5aSdZr0
キラキラひかる願い事も
グチャグチャへたる悩み事も
そーだホッチキスで
閉じちゃおう
「…僕は今、何を聞いてるのでしょう…」
はじまりだけは、軽いノリで
しらないうちに、あつくなって
もう針がなんだか…通らない
...ララまた明日…
「こんな綺麗な歌声、僕は聞いた事…」
191:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:33:37.83 +z5aSdZr0
~♪
澪「…ど、どうだった、かな?」
古泉「…」
澪「や、やっぱり変だった…?」
古泉「…Excellent」
澪「へっ?」
古泉「素晴らしい…!あまりの感動に放心してしまいました」
澪「ちょ、ちょっと古泉君!誉めすぎっ!」
古泉「まさかこれほどの実力とは思いませんでした…いやはや、感服です」
澪「お、お願いだからそんなに誉めないで…」カアァ///
古泉「これは何という曲名なのですか?」
192:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:35:06.32 +z5aSdZr0
澪「へっ?え、えぇ~っとこれは…」
古泉「…?」
澪「…私の恋は、ホッチキス」ボソッ…
古泉「…独特のセンスを感じますね」
澪「は、恥ずかしい…」シュン…
古泉「でも僕は好きですよ?」
澪「ふぇ?」
古泉「歌詞に伝わってくる相手への恋心…そしてそれを伝えきれないというジレンマ」
古泉「それを全てホッチキスに比喩するという匠技、…普通の感性を持つ人にはできません」
古泉「これを作詞した人は、とても清らかな心の持ち主なのでしょうね…」
澪「お願い…それ以上言わないでください…」カアァ//////
古泉「んっふ。そうですか」ニコッ
澪「こ、今度は古泉君の番っ!」
193:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:35:40.29 e+Ayh8tPO
>>184
おまわりさんこの人もです
194:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:36:10.21 9UFFeHzY0
しえん
195:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:36:32.06 +z5aSdZr0
古泉「僕、ですか…」
澪「こ、古泉君の歌。私、聴きたいな…」
古泉「本当にですか?」
澪「う、うん…」
古泉「…ふふ」
古泉「そうですね…今度は僕の番ですね」
澪「えっ?」
古泉「分かりました、僕も歌いましょう」
澪「う、うん…」
古泉「…笑わないでくださいよ?」
澪「…へっ?」
196:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:37:31.62 +z5aSdZr0
ジャーン!…ジャージャー~♪
澪「え?え?え?」
すぅ…
古泉「D・A・ISU!K・I・大好き!!」
古泉「D・A・ISU!K・I・大好き!!」
古泉「D・A・ISU!K・I・大好き!!」
小野「D・A・ISU!K・I・フォー!!」
澪「!?」ビクッ!
古泉「フォーリンラブ恋したならば、ドゥールーックバック怯えちゃダメさ~」
古泉「さあ高らかにさ・け・べ!!大好きだとおおおおおおおおおおおおお!!!」
197:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:38:30.83 +z5aSdZr0
澪「…ぷ、くくっ…」プルプル…
古泉「笑わないでくださいと言ったじゃないですかっ」
澪「だ、だって…、イメージと違って…」プルプル…
古泉「『大嫌い』という言葉、今でもまだ覚えてる」
古泉「好きという感情、君は気ぃづかないけど~」
澪「くっ…、くくっ…」プルプル…
古泉「友だちライ~ンから、踏み出せずにいたよ」
古泉「恋の社会で~は、ぼ~くはそうニートー♪」
ジャン!
古泉「レッスンワン☆」
澪「っ!」ピクピク…
198:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:38:49.83 TOsuC337O
糞吹いたwwww
199:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:39:35.66 +z5aSdZr0
古泉「授業じゃ教えぇない、方程式があるよ♪」
古泉「アイツ...かける」
古泉「君、イコール止められ~ない」
ジャン!
古泉「ふんもっふ!!」ビシッ!
澪「あはははっ!もうダメっ!あははははっ!」ケラケラッ
古泉「んっふ…んふふっ」
澪「あはははっ!あはははっ!」
古泉「あははっ!あははっ!あははははっ!」
・・・・・・・・・・・・・
200:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:39:40.90 e+Ayh8tPO
何の歌?
201:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:40:29.53 vActw5B7O
古泉www
202:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:42:42.75 +z5aSdZr0
・・・・・・・・・・・・・
古泉「いやぁ…お見苦しい所を見せてしまいました」
澪「びっくりしちゃった…まさか古泉君があんな歌い方するなんて…」
古泉「僕は歌になるとどうしてもあのような歌い方になってしまうのですよ…」
澪「ふふ、そうなんだ…」
古泉「…誰にも内緒ですよ?」
澪「うん、誰にも言わない」
古泉「ありがとうございます。流石に僕のキャラを壊してしまうので…」
203:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:44:19.95 +z5aSdZr0
澪「クスッ…でも、よかった。」
古泉「良かった、とは?」
澪「だって…」
ザッ…
澪「古泉君って、何だか私達よりもっと上の人みたいな印象だったから…」
澪「こんな古泉君の一面が見れて、私ちょっと嬉しかった」
古泉「…秋山さん」
澪「…それに安心したの」
澪「古泉君も、あんな風に楽しい顔ができるんだな…って」
204:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:45:28.50 +z5aSdZr0
古泉「…」
澪「きょ、今日はとっても楽しかった!付き合ってくれてありがとう…」
古泉「はい…僕もとても楽しかったです」
澪「…あの」
古泉「…」
澪「また…一緒に遊ぼうって言ったら…困る?」
古泉「…」
澪「…」
古泉「…」
澪「…うぅ」
205:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:46:11.34 +z5aSdZr0
古泉「…僕の」
澪「えっ?」
古泉「本当の僕を、見せたいと思ったのは」
古泉「…貴女が初めてです。秋山さん」
澪「…!」
ドクンッ…
古泉「…では、また明日」
澪「あっ…」
ザッ…ザッ…ザッ…
澪「…古泉君」
206:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:46:55.69 +z5aSdZr0
二章終わり
なんか、その…ごめん
207:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:47:16.20 1IiSeCp00
死ぬわ
208:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:47:40.89 9UFFeHzY0
乙
面白かったぞ
209:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:48:45.92 xgZlSE+C0
>>206
続きもうpよろ
210:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:48:59.08 zGerqBY00
すごくよいです
211:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:49:02.86 +z5aSdZr0
>>200
古泉の歌は小野大輔の「だいすき」
次で寝ます
212:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:49:29.18 zomBEHExO
起きろ
213:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:50:35.42 +z5aSdZr0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ドサッ
古泉「…」
古泉「何故、あんな事を言ってしまったのだろう…」
古泉「僕は彼女を苦しませたいのでしょうか…」
古泉「だから最初に…断っておくべきだった」
古泉「恋愛なんて、僕がするモノじゃない」
214:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:51:23.71 +z5aSdZr0
グッ…
古泉「では何故?」
古泉「何故僕は彼女に近づきたいと思った?」
古泉「僕の中を見られた気がして…彼女を知りたくなった?」
古泉「僕は彼女に…何を求めているのだろうか?」
古泉「…」
古泉「そうか…これが」
ピリリリリ…
215:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:52:22.27 +z5aSdZr0
古泉「!?」
ピッ
古泉「…はい、僕です」
森「古泉、すぐに本部にきなさい」
古泉「…何かあったのですか」
森「…マズイ事になったわ」
古泉「…え?」
森「涼宮ハルヒが、機関の存在を暴いてしまったの」
古泉「…!」
216:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:53:36.42 +z5aSdZr0
ガバッ!!
古泉「そ、それは、いったい何故…」
森「詳しい事は中で説明するわ、集合しなさい」
森「これは緊急事態よ」
古泉「…分かりました。すぐに伺います」
ピッ…
古泉「そんな…バカな」
古泉「どの国の精鋭を使っても居場所さえ見つけることができない機関の正体を」
古泉「彼女が…しかも一人で」
古泉「一体何が…起こったんだ」
217:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:55:11.97 +z5aSdZr0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ピピピピピピピピピ…チュンチュン
澪「ん…もう朝か」
澪「…今日って確か律の奴が朝練するって言ってたな」
澪「まったく…変な時にやる気出すんだから」
澪「…」
「本当の僕を、見せたいと思ったのは」
「…貴女が初めてです。秋山さん」
218:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:55:14.60 vActw5B7O
とりあえず唯キョン編の分も上乗せでハルヒ拷問してくれたら(ry
219:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:56:22.56 +z5aSdZr0
澪「…!」
ガバッ!
澪「え、えっ、ええええええっ!?」
澪「も、もしかして、あ、あれって…」
澪「私の事…好きって事?」
澪「…あ、あ、あああああぁ」
プシュー!
澪「」 ブスブス…
・・・・・・・・・・・・・・
220:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:58:15.49 +z5aSdZr0
~音楽室~
ガララッ
澪「お、おはよう…」
律「おっせぇぞ澪!精神がたるんでるんじゃないのか!?」
梓「そういう律先輩もさっき来たばかりじゃないですか」
律「早いよ!私の部長の威厳を簡単に崩すなよ!」
唯「ふぇ~まだ眠いよぉ」
紬「あらあらまぁまぁ」
澪「ごめんごめん…ちょっと二度寝しちゃってさ」
律「まぁ、時間どうりに来たから特別に許してやるとするか!」
221:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:59:07.09 +6jM9NPwO
高らかに叫べ
大輔だと!
ところで>>1に聞くが
CD入れられるカラオケの機種ってなに?
222:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 22:59:37.38 +z5aSdZr0
ゴンッ!
澪「調子に乗るな」
律「すみません…」
紬「じゃあ全員揃った事だし、始めましょうか」
澪「ああ、そうだな」
律「よーっし張り切っていこー!」
唯「ふみゅ~あずにゃ~ん」ゴロゴロ
梓「ほら唯先輩!シャキっとしてください!」
律「じゃあいくぞー、ワン、ツースリーフォーワン、ツー!」
ジャーン!ジャジャジャーン…
223:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 23:00:58.52 +z5aSdZr0
・・・・・・・・・・・・・・・・
ジャーン…
澪「ふぅ…」
律「んーまぁ一発目としてはこのくらいかな?」
紬「うん、澪ちゃんのベースがいい感じに乗ってたから、全体が合ってよかったわ」
唯「澪ちゃんすごいね!何かあったの?」
澪「い、いや、別に何もないぞ?」
梓「澪先輩は普段の練習の成果が出てるのですよ。私たちももっと練習しないと…」
律「まーそうだな。じゃあもう一度といきますか!」
澪「ああ、いいぞ」
律「じゃあいくぞー、ワン、ツースリーフォーワン、ツー!」
224:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 23:02:13.82 +z5aSdZr0
ジャーン…
律「ふぅ…まぁこんなもんか」
梓「そうですね。もう時間も来ちゃいましたし…」
紬「じゃあ、片付けちゃいましょうか」
唯「うへぇ~今から授業だぁ…」
律「うげ…そうだった」
律「あ~ぁ誰だよこんな朝早くから練習しようっていった奴は~」
澪「いや、お前だろ」
唯「きゅ~」
澪「ほら、しっかりしろよ唯」グィッ
唯「あうっ」
梓「じゃあ先輩方、私先に行きますね」
澪「ああ、またな梓」
225:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 23:03:05.26 +z5aSdZr0
パサッ
律「…ん?何だこれ」
澪「…!そ、それって!」
梓「えっ?…あっ!私机に置きっぱなしにしたまま忘れて…!」
唯「こいずみ、いつき…ってだーれ?」
紬「えっと…確か二年生で一番優等生な好青年って噂だったけど…」
226:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 23:03:12.32 xgZlSE+C0
寝るのは分かったが起きたら続き頼むぞ
つい見入ってしまう面白さがある
227:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 23:04:04.91 +z5aSdZr0
律「……」
唯「……」
紬「……」
澪「や、ヤバイ…」
梓「み、澪先輩!早くにげ」
律「させるかぁ!唯!ムギ!容疑者二名を確保おおおおおおおおおおおおお!!!!!」
唯「うりゃー!」ピョーン
紬「やー!」ピョーン
梓「きゃああああああああああああああああああ!!!!」
澪「いやあああああああああああああああああああ!!!」
228:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 23:05:13.60 +z5aSdZr0
・・・・・・・・・・・・・・・・
唯「りっちゃん隊員!澪ちゃんとあずにゃん二人を逮捕しました!」
律「うむ!ご苦労であった!」
紬「でも意外ねぇ…澪ちゃんが男の子に興味があったなんて」
澪「うう…内緒だったのに」
梓「先輩…すみません」
律「そうかぁ…最近澪の調子がやけにいいなって思ったらこれが原因か」
唯「ねぇねぇ、澪ちゃんはこの古泉君って人とどこまで行ったの?」
澪「ゆ、唯!?いきなり何を言い出すんだ!」
律「はは~んその反応だと何かあったな?さぁ吐いてもらおうか!」
紬「あらあらまぁまぁ」
229:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 23:06:51.00 +z5aSdZr0
澪「べ、…別に何もなかったぞ」
唯「じゃあどうしてそんなに顔が赤くなってるの?」
澪「そ、それはだな…」
律「もしかして…もうそんな仲になったのか!?」
澪「そ、そんな仲って何だよ!まだちょっと話した事しか…あ」
梓「そうですよ!澪先輩はまだ一回しかデートしてないのですから…あ」
紬「あらあら、随分と仲のいい自爆ね」
律「ほほう、もうデートまでする仲になったのか…やるなぁ澪」
澪「あ、梓ぁ…」
梓「あーっもう私のバカバカバカッ!」
230:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 23:08:00.49 +z5aSdZr0
唯「で、デートかぁ…ほぇ~」
律「ん?何か言いたい事でもあるのか?唯」
唯「い、いやいやそんな事ないよ~」
澪「とにかくこの縄を外してくれ…食い込んで痛い…」
梓「ていうかムギ先輩…何ですかこの縛り方」
紬「あら梓ちゃん知らないの?これは亀甲縛りって言って…」
梓「結び方の説明なんて聞いてませんよっ!早く解いてください…」
紬「え~」
梓「え~じゃありません!」
律「なるほどなぁ…つまり澪はもう完全にこの男の事が好きになってしまったのか」
澪「もう…殺してくれ」
231:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 23:09:18.35 +z5aSdZr0
律「……」
律「…ま、まぁ別にいいんじゃないか?好きになれる男がいるって事はいい事だよ!うん」
唯「そうだよね~好きになったら何だか気持ちよくなっちゃうよね~」
澪「き、気持ち…よく?」カアァ///
梓「澪先輩!そこに反応しちゃダメですっ!」
紬「あら~?澪ちゃんは一体何を想像しちゃったのかしら?」
澪「な、ななななななんでもない!なんでもない!」
律「はぁ…澪は私を置いて遠くに行っちゃうのか…ズビッ」
唯「ねぇねぇ澪ちゃん」
澪「な、何だ…」
唯「澪ちゃんはもう告白した?」
232:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 23:11:00.77 +z5aSdZr0
律「なっ!?」
梓「せ、先輩!?」
紬「あらあら」
澪「こ…こく…はく?」
プシュー…!
澪「」 ブスンブスン…
梓「ああ!澪先輩の頭がオーバーヒートした!」
律「唯!お前澪になんて刺激的な言葉を言うんだよ!!」
唯「はぅわ!ゴゴゴゴメンね澪ちゃん!」
紬「わ、私…どこまでが澪ちゃんのアウトゾーンなのか試したくなってきちゃった」ハァハァ…
梓「やめてください!澪先輩が死んじゃいます!!」
澪「告白…私が…告白」プシュー
233:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 23:11:43.90 +z5aSdZr0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
~廊下~
キーンコーンカーンコーン…
澪「うう…朝はひどい目にあった…」ヨロヨロ…
澪「でも…告白…か」
澪「…」
澪「無理…私には絶対無理…」
澪「はぁ…」
カツン…カツン…カツン…
古泉「おや、秋山さんじゃないですか。奇遇ですね」
234:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 23:12:30.32 +z5aSdZr0
澪「…」
ガタタッ!!
澪「こ、ここここ古泉君!?」
古泉「はい、僕です」
澪「え、えええええええっと…あの」
古泉「…?」
澪「き、昨日はありがとう…」
古泉「いえ、僕の方こそお誘いいただきありがとうございます」
古泉「また誘ってくださると僕も嬉しいです」
澪「は、はいっ!是非…」
古泉「…」
澪「…古泉君?」
235:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 23:13:54.19 +z5aSdZr0
古泉「秋山さん…」
古泉「貴女に聞きたい事があります」
澪「…え」
古泉「秋山さんは僕の事が…どんな風に見えますか?」
澪「古泉君?」
古泉「正直に話してください。僕は貴女から見たら…どのように見えるのですか?」
澪「え、ええと…」
古泉「…」
澪「う…うぅ」ジリッ…
古泉「…」
澪「ふ、普通の、男の人に…見えます…」
236:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 23:14:03.56 9UFFeHzY0
支援
237:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 23:14:52.00 +z5aSdZr0
古泉「…そう、ですか」
澪「ご、ごめんなさい…」ジワッ…
古泉「…」
澪「…うぅ」
古泉「…貴女に出会えてよかった」
澪「えっ…?」
古泉「秋山さん、今日は誰かについて行くという行為は絶対にしないでください」
澪「え?ど、どうして?」
古泉「理由は言えません…とにかく面識のない人に話しかけられても、知らないフリをしてください」
古泉「お願いします…」
澪「は、はい…分かりました」キョトン
古泉「ありがとうございます…では」
カツン…カツン…カツン…
澪「…何だったんだろう?」
238:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 23:15:42.14 +z5aSdZr0
・・・・・・・・・・・・・・・・・
~文芸部室前~
古泉「(…これで)」
古泉「(これで僕の手は終わりです)」
古泉「(…はたしてこんな小細工が涼宮さんに通用するのでしょうか?)」
コンコン
ガチャ
古泉「こんにちは。…まだ彼はいらしてないのですね」
みくる「あ、古泉君」
みくる「キョン君ならもう少ししたらここに来ると思います…」
古泉「…わかりました」
長門「……」
239:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 23:16:25.15 +z5aSdZr0
コンコン
ガチャ
キョン「ういーっす」
みくる「あ、キョン君こんにちは~」
キョン「どうも朝比奈さん。今日も一段と美しいですね」
みくる「やだもうキョン君ったら…////」
長門「……」
古泉「こんにちは、今日は涼宮さんは来られてないのですか?」
キョン「ああ、昨日の放課後調べたい事があるって言ったきり姿を見せてない」
240:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 23:17:06.73 +z5aSdZr0
古泉「そうですか…やはり」
キョン「古泉?」
古泉「すみません、ちょっと僕と一緒に付いて来てくれませんか?」
キョン「ここじゃダメな事か?」
古泉「そうではありませんが…これは僕とあなた個人に関係する事なので、できれば二人でお話をしたいのですが…」
キョン「…分かった。屋上でいいな」
古泉「ええ、結構です」
キョン「長門、朝比奈さん、俺達はちょっと席を外しますね」
みくる「あ、はい、どうぞごゆっくり…」
長門「……」
古泉「では、参りましょうか」
キョン「ああ」
ガチャ…バタンッ