古泉「これはひどいエロゲですね」澪「えっ?」at NEWS4VIP
古泉「これはひどいエロゲですね」澪「えっ?」 - 暇つぶし2ch434:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 01:34:04.98 PX8DW/XE0
>>432
それまじでいってんのか

>>433
俺は唯がキョンを無条件に好きになってちゅっちゅっしだした前スレで気が狂いかけた

435:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 01:36:45.26 wwyvH6AH0
主に>>409

436:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 01:37:57.60 PX8DW/XE0
前々からやめるやめる詐欺してただろ
作者様だからいっきに投下せず中断して多くの人に見てもらいたいのもわかるが
中途半端すぎるよな

437:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 01:38:00.78 Xneu54iWO
あの…ソフトク…

438:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 01:38:42.79 YYMeSAS1O
気分害したから投下やめるとか>>1は作者様(笑)気取りすぎだろ…

439:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 01:40:20.33 Xneu54iWO
作者様(笑)ってレベルじゃねーぞ!

   r―、_
  r彡  ⌒)ヘ
  / 「r― ノヘハ|
 iミ jノ厂 ̄  l|
 |ミγ _j 二 ∥
 r勹| =o、 ro、∥
 ヽリ|ヽ  L リ
 _入  /ーイ ハ\
/厂iヘ  r竺ァ / |
 { |_(\_二/ |
 | 「 |  /  |


440:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 01:42:09.28 PX8DW/XE0
懐かしいってレベル

441:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 01:51:21.72 eepxqSVlO
>>434
キョンはほぼ無条件でモテるいかにもな主人公だからな
オタクの妄想みたいで気持ち悪い

442:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 02:03:25.81 PX8DW/XE0
そうだよな所詮谷川流とかいうおっさんの妄想だよな…
キョンに感情移入できなかったら負けなのかな

443:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 02:27:38.72 /FuNDOE7O


444:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 03:02:37.01 PX8DW/XE0
こんなスレ落としたほうがいいな
1はもっと読み手の事を考えた方針を取るべきだ

445:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 03:22:53.46 Xneu54iWO
愛され続けて30年!
このスレもいつしか伝説になるお!

みんな>>1が大好きだお
尊敬するんだもんぬぉ!

>>1よ永遠に!
みんなが>>1を愛しつる!そんな頃オナニーにいそしむ>>1

そんな>>1がみんな好きだよ

好き好き♪
>>1さん好き♪
いつか落ちる日まで宜しくね(^-^)/

帰ってこいお…(;Д;)

>>1


446:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 03:30:22.84 YYMeSAS1O
>>444
読み手考えろってお前何様だよwwww
>>1が書きたいように書けばいいだろwww

と思ったらまたキミか

447:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 03:33:20.87 PX8DW/XE0
>>446
俺の事好きなの?
でも馴れ合いはもういいわ
回線切ってID変えてくる

448:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 03:47:10.74 Xneu54iWO
>>447

お前…

449:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 04:16:45.24 NLqCU9TmO
守るべきスレがある

450:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 05:07:31.00 hTapmG+PO
保守だ

451:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 05:24:26.64 gQlE+u2EO
続き楽しみにしてる

452:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 06:28:57.17 ZRHgsAyHO


453:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 06:31:34.78 QQvFiOVPO
キョン×唯
古泉 ×澪
俺 ×律

454:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 06:31:39.35 wJxRBInWO
俺はりっちゃんと谷口がくっつくのが許せない





ああ…りっちゃん…

455:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 07:05:28.36 dDi1p9I1O
おはようございました
今日は雨のようです
休日は有効に使いましょう

456:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 07:35:40.82 j9Q8AJl50
・・・・・・・・・・・・・・・

~屋上~


サアァァァァァァァァァァ…


ギイィ…バタン


澪「…雨、降ってるね」

古泉「…ええ、そうですね」

澪「濡れちゃうよ?」

古泉「構いません、どうせこのまま帰るのですから」

澪「学校は?」

古泉「…たまには高校生らしく、サボるという事も悪くはないでしょう」

澪「…そっか」

古泉「ええ…」

澪「…」

古泉「…」

457:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 07:36:21.28 j9Q8AJl50

澪「…私ね」

古泉「はい」

澪「小学校の頃…初めて噂の事でいじめられたの」

古泉「…」

澪「その時は先生かが庇ってくれて、何事もなく終わった」

澪「でも中学校になったら、先生は知らない振り、噂はどんどん広まるし、イジメもどんどん酷くなった…」

古泉「…」

澪「でもね、そんな中でも一人だけ私を助けてくれる子がいた」

澪「その子とは今も一緒で、普段はすごくだらしなくて…お世辞にも真面目なんて言えない」

澪「でも私がいじめられた時だけは、真剣になって私を庇ってくれた…」

古泉「…」


458:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 07:37:02.43 j9Q8AJl50

澪「中学校を卒業する時も、同じ高校に一緒に入って、また新しく始めようって言ってくれた」

澪「私もそう約束したの…」

古泉「…そうですか」



澪「でも…高校でも同じだった」

澪「結局私は、自分の噂から逃げる事はできなかった」

澪「もう…これからどうしていいのか分からない」

澪「あの子との約束も…守れない」ポロポロッ…

古泉「…」

459:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 07:37:43.87 j9Q8AJl50


古泉「いいえ、まだ後戻りはできます」

澪「……えっ?」

古泉「僕が秋山さんに近づかなければ、これ以上の貴女を恨む人間はいなくなる」

澪「…」

古泉「僕は目立ちすぎてしまいました。貴女を苦しませる程に…」

古泉「秋山さんが僕の近くにいると、どうしても他人の嫉妬を受けてしまう」

古泉「その度、貴女の攻撃の一つとして『噂』を使い、永続的に語り継がれる事になってしまいます」

古泉「火のないところに煙は立たない…つまり原因となる僕が貴女の隣から消えれば」

古泉「秋山さんの噂も、そのうち鎮火する事になるでしょう」

460:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 07:38:25.11 j9Q8AJl50

澪「…」

古泉「…貴女と会うのは今日で終わりです」

古泉「今までありがとうございました…貴女と一緒にいてとても楽しかった」

古泉「貴女と出会いを…感謝します」

澪「…」

古泉「…では、僕はこれで失礼します」

古泉「今後僕にすれ違っても無視してください…」

古泉「それで貴女が…普通の生活を過ごせるのですから」

澪「…」

古泉「…さようなら」



ギイィ…

461:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 07:39:05.50 j9Q8AJl50
ガシッ


澪「嫌だ…」

古泉「…離してください」

澪「そんなのいや…」

古泉「もう…これしか方法がないのです」

澪「いや…」

古泉「分かってください…」

澪「いやっ!」

古泉「秋山さんっ!」

澪「何で…どうしてっ?」

澪「どうしてそんな答えになるの?」

澪「私古泉君の事が好き…ホントに大好きなのに」

澪「なんで私が普通に暮らすために古泉君と離れなきゃいけないの?」

澪「おかしいよ…そんなのおかしいよ」ポロポロッ…

462:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 07:40:13.96 j9Q8AJl50

古泉「貴女には言えない…言っても理解できない」

古泉「僕は…特別な人間ですから」

澪「違う…古泉君は特別なんかじゃない」

澪「どこにでもいる…普通の高校生」

澪「普通に笑ったり、いっぱいはしゃいだり…」

澪「私が困ってたら、すぐに駆け付けてくれる」

澪「他の人がどんな風に思っても…古泉君は古泉君なの」

澪「古泉君に会えないなら…私死んだほうがいい」

澪「噂なんて消えなくてもいいから…古泉君と一緒にいたい」

澪「だから…無視していいなんて悲しい事…」

澪「言わないでよ…お願い」ジワ…

澪「ぅ……ヒック…」ポロポロッ…

463:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 07:40:54.34 j9Q8AJl50
サァァァァァァァ…


古泉「…どうして」

古泉「どうして貴女は…そこまでして僕の事を」

澪「好きになっちゃったんだもん!…仕方無いじゃない」ポロポロッ…

古泉「…やめてくださいよ」

古泉「そんな事言わてしまうと…」

古泉「僕だって…」

古泉「僕だって、好きになってしまうじゃないですか…」

464:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 07:41:35.70 j9Q8AJl50
サァァァァァァァァ…


澪「…古泉君」

古泉「初めてなのですよ?僕の裏側に気付いてくれた女性は…」

古泉「そしてこんなにも手放したくないと思ったのも…貴女だけです」

澪「…」

古泉「貴女と一緒にいて、僕の全てを見せたいと思いました」

古泉「そして…受け入れて欲しかった」

古泉「でもそれは許されない事です」

古泉「『神』が僕を…許してくれないのです」

465:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 07:42:15.50 j9Q8AJl50



澪「…許してくれないでいいよ」

古泉「え…」

澪「古泉君も…私と一緒がいいなら」

澪「許してくれなくても…いい」

古泉「秋山さん…」

澪「…」

古泉「…」



ザァァァァァァァァ……

466:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 07:43:02.65 j9Q8AJl50



「…後悔、しませんか?」

「うん…」

「…消える事になってもですか?」

「うん…」

「…」

「…」

「…分かりました」

「僕はいつまでも…秋山さんの側にいます」

「…」

「どうか…僕と一緒に」

「…」

「古泉…君」



ザァァァァァァァァァァァァ…

467:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 07:46:13.93 w5ZcxQwEO
サンジュちゃんかわいい!

468:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 07:46:22.71 j9Q8AJl50
ここで四章終わり
実はまだ最終章の書き溜めが少し終わってないんだ
今日中には終わらせるから許してくれ

つかやっぱり在日ネタはまずかったか…
2chでの扱いとか可愛さとか全て取り込んで見たかっただけなんだ
気分悪くなった人ごめんね

469:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:13:07.93 5CetZM2zO
そんな事気にしなくても良い
今は少しでも投下するんだ

俺は見てるんだぜ

470:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:14:37.19 6qvAZK6wO
きっも

吐き気がする
きもい妄想とそれに付き合うキモオタども哀れ

471:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:19:57.01 gQlE+u2EO
気にしなくていいんじゃね
まぁ確かに何で在日ネタ? とは思ったけど。
最後まで楽しみにしてるよ。

472:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:29:16.09 j9Q8AJl50


ピピピピピピ…チュンチュン


ピピピピ…ピピピピ…


カチッ



古泉「…ここは」


古泉「…そうか、僕はそのまま眠って」

「…zzz」

古泉「…?」

「すぅ…すぅ…」



473:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:29:56.25 j9Q8AJl50

古泉「……」

古泉「…あれ?」

澪「んぅ…すぅ…」

古泉「あの…澪さん?」

澪「んん…今、なんじ…?」

古泉「いえ…まだ時間は大丈夫です…」

澪「そっか…ん…」

澪「…え?」


ムクッ


澪「…」

古泉「…おはようございます」

澪「あ…おはようございます」

474:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:30:36.65 j9Q8AJl50
古泉「…」

澪「…えっと」

古泉「…」

澪「あれ…私、何で…あれ?」

古泉「…澪さん」

澪「な…なに?」

古泉「何故…僕達は同じ部屋で」

古泉「その…」

古泉「裸で、寝ているのでしょうか…」

澪「……」

475:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:31:18.30 j9Q8AJl50

ガバッ!

澪「えっ?えっ?えぇっ!!?」

古泉「お、落ち着いてください!僕は見ていませんからっ!」

澪「ウソッ!?何で!?どうしてっ!?」

澪「こ、古泉君っ!あ、ああああっち向いてっ!!!」

古泉「はっ、はいっ!!」

澪「うぅ…何がどうなってるの?」

古泉「確か僕達…学校を出た後に、どこか行きましたよね?」

澪「う、うん…」

澪「確か…古泉君が濡れたままじゃ風邪引くって言ったから」

古泉「はい…取り敢えず僕の家に雨宿りと言う事で…」

澪「えっと、それから…」

・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・

476:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:31:59.53 j9Q8AJl50
・・・・・・・・・・・・・・・・・



ガチャ…バタンッ



澪「…お邪魔します」

古泉「はい、どうぞ…」


バサッ


古泉「…制服、乾燥機がありますので、ご自由に使ってください」

澪「あ、ありがとう…」


パサッ…

477:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:32:49.34 j9Q8AJl50
澪「ん…しょ」

古泉「…」

澪「あ、あまり…見ないで欲しい…かな」

古泉「…すみません」

澪「…」

古泉「…」

古泉「…そのままでは風邪を引いてしまいます」

澪「う、うん…」

古泉「…奥にシャワー室がありますので、そこで着替え等をしていただいて構いません」

澪「…ありがとう」

古泉「…いえ」


ガチャ…バタン

478:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:34:00.11 j9Q8AJl50
・・・・・・・・・・・・・

~脱衣所~


スルッ…

澪「やだ…下着まで濡れてる」

澪「替えの下着…持ってきてない」

澪「…すぐ乾くかな」


パサッ…


ウイィィィィン…


澪「…」ブルッ

澪「…シャワー、貸してもらおう」


ガチャ…バタンッ

479:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:34:40.42 j9Q8AJl50



古泉「…」


ガチャ…


澪「…」

古泉「あ…秋山さん?」

澪「ご、ごめんね?勝手にシャワー借りちゃって…」

古泉「いえ…それは構いませんが」

澪「…」

古泉「…」

古泉「…僕も冷えてしまったので、シャワー浴びてきますね」

澪「う、うん…」


ガチャ…バタンッ


480:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:35:20.80 j9Q8AJl50
・・・・・・・・・・・・・・
 

ガチャ…バタン


澪「…」

古泉「…」

古泉「…服、もう少ししたら乾きますので、もうしばらく我慢してください」

澪「…うん」


ポスッ…


古泉「…」

澪「…」

澪「ねぇ…」

古泉「はい」

澪「そっちにいって…いいかな?」

古泉「…ええ」


481:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:36:01.15 j9Q8AJl50
スッ…


澪「…///」

古泉「…」

古泉「…何か、飲み物を持ってきましょうか」

澪「えっ…」

古泉「たくさん泣いてしまいましたので、水分が不足してると思いますよ」

澪「…ふふっ。そうだね」

古泉「…では」


ガチャ…


澪「…照れてる?」

古泉「さぁ?どうでしょうね」

澪「…素直じゃないんだね」

古泉「ふふ…」


482:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:36:44.35 j9Q8AJl50

カランッ


古泉「ウーロン茶しかありませんが、良かったらどうぞ」

澪「…ありがとう」

古泉「…」

澪「…」

澪「…私ね」

古泉「はい」

澪「今…なんだか幸せだなって思ってる」

古泉「…そうですか」

澪「あんなにいっぱい泣いたのに、なんでだろうね…」

古泉「…僕には分かりかねます」

澪「…そっか」

古泉「はい…」

澪「…」

483:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:37:28.70 j9Q8AJl50
古泉「…でも」

澪「ん?」

古泉「貴女が今幸せと思うなら…それを精一杯楽しめばいいと思います」

古泉「今の幸せを噛み締める事で、たとえつらい事が起こっても…」

古泉「それを糧にすることで、また立ち上がり、頑張る事ができる」

古泉「僕が母に、よく言い聞かされた言葉です…」



澪「今を…楽しむ」

古泉「はい…」

澪「…そう、なんだ」


484:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:38:09.12 j9Q8AJl50
澪「…古泉君は」

古泉「はい」

澪「今…幸せって思ってる?」

古泉「…どう思います?」

澪「…分からない」

古泉「…そうですか」

澪「…」

古泉「…秋山さん」

澪「…うん」


485:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:38:49.84 j9Q8AJl50


古泉「…」

澪「…ん」

古泉「…」

澪「…」

古泉「これで…分かりましたか?」

澪「…まだ」

古泉「…まだ、分かりませんか」

澪「…ごめんなさい」

古泉「いえ、お気になさらず」

澪「…」

古泉「…」

澪「もう一回…」

澪「もう一回してくれたら…分かるかも」

古泉「…そうですか」

486:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:39:30.13 j9Q8AJl50
・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・



古泉「こ…これは」

澪「あぁ…思い出しただけで死にたくなってきた…」ボォォォ///

古泉「…ですね」

澪「…私、ここから記憶がない」

古泉「…奇遇ですね。僕もそこから記憶が途絶えてます」


487:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:40:11.66 j9Q8AJl50
澪「…」

古泉「…」

澪「だ、大丈夫だよねっ!?だって私達まだ高校生だもんっ!」

古泉「そうですよね!僕達まだ付き合って一日目ですもんね!」

澪「うんっ!私そのまま寝ちゃったんだと思う!」

古泉「そうですね!ウーロン茶に誰かがアルコールを入れたのでそれで眠ってしまっただけですよね!」

澪「そ、そうなんだ!アルコールなら仕方ないよね!」

古泉「そうですね!仕方ありませんね!」

澪「あは、あははっ!あはははっ!」

古泉「あははっ!あははっ!あはははははっ!」


488:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:40:51.73 j9Q8AJl50


澪「…」

古泉「…」

澪「…検査って、どこでやってもらえるんだろう…」

古泉「確か…薬局で売っていると思います…」

澪「…今日、買ってきます」

古泉「…すみません」


・・・・・・・・・・・・・・・・

489:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:41:32.06 j9Q8AJl50
~機関本部~


タッタッタッタッタ…!


ガーッ


古泉「森さんっ!」

森「あら、おはよう古泉。随分と早いわね」

古泉「またですか!また僕の家に勝手に入ったのですか!」

森「…昨日はお楽しみだったじゃない?」

古泉「…どうせ監視カメラも設置しているのでしょう?」

古泉「昨日僕達に何があったのか教えてください…お願いします」


490:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:42:13.13 j9Q8AJl50

森「あら?覚えてないの?」

古泉「森さんが入れたアルコール入りウーロン茶の所為で記憶があいまいなのです…」

森「ああ、あれ飲んじゃったんだ」

古泉「そうですよ。だから教えてくださいよ…」

森「うーん教えてもいいんだけれど…」

古泉「ほ、本当ですか!?」

森「面白いから黙っておく事にする」

古泉「……ですよね。森さんが僕に簡単に教えてくれるなんて事ありえませんよね」

森「まぁいいんじゃないの?お互い合意の上であんな状況になった訳だし」


491:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:42:53.70 j9Q8AJl50

古泉「そ、それは…」

森「まぁ一線越えたのかどうかは別として、あの子の事離さないって決めたのでしょ?」

森「だったら責任持って護ってあげなさい。途中放棄なんてクズのやることよ」

古泉「は、はい…」

森「神という障害を越えてその先のゴールに進む二人…美しいわねぇ」

古泉「…」

森「…でも簡単じゃないわよ?貴方、どんな事が起こってもあの子を護るって決心してるの?」

古泉「…」

古泉「…ええ、もちろんです」

古泉「僕はもう迷いません」

古泉「たとえ涼宮さんが許さなくても…僕は彼女を説得してみせます」

古泉「世界も彼女も…僕は両方護ってみせます」

492:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:43:44.49 j9Q8AJl50
森「…言ったわね。修正は認めないわよ?」

古泉「はい」

森「…ふぅ、じゃあ頑張りなさい」

森「貴方が自分で決めた事なんだから、それが正しいのでしょうね」

古泉「…ありがとうございます」

森「別に私は何もしてないわよ」

古泉「森さんのおかげで、僕は今日まで来る事ができました」

古泉「そしてこうやって決心する事ができたのも…森さんのおかげです」

森「…そ。じゃあ素直に受け取っておくわ」

古泉「ありがとうございます」

古泉「では僕は学校がありますので、これで…」

森「ええ、行ってらっしゃい」


ガーッ



森「…言うようになったじゃない。童貞のクセに」

493:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:43:44.54 wIK7itorO
なんだこれは…とても正気の沙汰とは思えない

494:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:44:28.69 j9Q8AJl50
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


~音楽室~


ジャーン…


梓「…ふぅ」

梓「…一人で練習してもつまんないなぁ」


コンコンッ


「失礼します」


ガチャ


古泉「おはようございます、中野さん。今日は一人で練習ですか?」

梓「こ、古泉先輩!?ど、どうして音楽室に…」

梓「あ、澪先輩ならまだ来てないですよ…?」

495:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:45:11.62 j9Q8AJl50

古泉「いえ、今日は貴女にお礼を言いに来たのです」

梓「わ、私にですか…?」

古泉「中野さんが秋山さんの事を知らせてくれなければ…僕は悠長に構えていました」

古泉「僕が助ける事ができたのも貴女のおかげです。本当にありがとうございました」

梓「べ、別に当然の事をしたまでですから…」

古泉「本当に感謝しているのですよ?貴女がその場に居合わせていなかったら、僕は今どんなに絶望していたか分かりません」

古泉「貴女はそれだけの事をしてくれたのです…感謝してもしきれません」

梓「……!」

496:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:45:52.06 j9Q8AJl50

ドクンッ…


梓「…」ギュッ

古泉「…中野さん?」

梓「わ、私今から授業の準備しないといけないので失礼しますねっ!」

梓「じ、じゃあ先輩!さようならっ!」

古泉「あ、中野さん!?」


タッタッタッタッタッタ…



古泉「…一体どうしたのでしょうか?」

497:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:46:32.59 j9Q8AJl50
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


タッタッタッタッタッ…


梓「はぁ…はぁ…はぁ…」

梓「び、びっくりした…」

梓「古泉先輩ったらいきなりお礼言ってくるんだもん…」

梓「…」

梓「でも何で私逃げちゃったんだろう?」

梓「別に嫌だった訳じゃないのに…」


ドクンッ…


梓「なんで、だろう…」


498:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:47:21.97 j9Q8AJl50
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


~教室~


ガララッ


和「おはよう澪」

澪「ああ、おはよう和」

和「…もう大丈夫なの?」

澪「…うん、多分大丈夫だと思う」

和「…そう、よかったわね」

澪「ああ、何故だかみんな私を見てもいつも通りの対応だった…」

和「…あの古泉って人。かなり強い権力を持ってるのね」

499:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:48:02.32 j9Q8AJl50
澪「和、古泉君の事知ってるのか?」

和「ええ、澪の彼氏なんでしょ?」

澪「へっ!?だ、誰から聞いたんだそんな事!!」

和「え?軽音部のみんなだけど…」

澪「あいつら…また言ってもない事を勝手に」

和「あら、じゃあ彼氏じゃないの?」

澪「え、あ、あぁ…その、えっと…」

和「…?」

澪「き、昨日…彼氏になりなした」ボゥ///

500:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:48:21.20 u2bL2a4uO
支援

501:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:48:42.56 j9Q8AJl50
和「き、昨日?」

澪「…うん」

和「そ、そうなんだ。へぇ~…」

和「えっと…おめでとう。澪」

澪「あ、ありがとう…」

和「でもよくOKしてくれたわね。古泉君って、噂じゃ凄くモテるって聞いてたけど…」

澪「そ、そうだね…」

和「きっと、澪のいい所が古泉君を振り向かせたのね」

澪「そ、そんな…///」

和「…じゃあ、あの子達にも知らせてあげなさい?」

澪「えっ?」


バタンッ!!

502:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:49:26.63 j9Q8AJl50
律「澪!大丈夫か!もうイジメられたりしてないか!?」

唯「澪ちゃん!私みたいに騙されてない!?」

紬「私達、澪ちゃんが心配でこっちまで来ちゃったの」

澪「お、お前達…」

和「…よかったね、こんなに仲間がいて」

律「みぃおおおおおおおおお!!!!」ガシッ!

澪「ちょ、ちょっと律!くっつくなって!」

唯「みおぢゃああああああああん!!!」ガバッ!

澪「あ、ちょ!唯!どこ触って…ひゃん!?」

紬「あらあらまぁまぁ」●REC

澪「ムギ!ビデオ撮ってないで助けろ!」


503:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:49:38.53 gQlE+u2EO
いいね

504:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:50:23.32 j9Q8AJl50
律「じぐぢょおおお!心配ばっかかけやがって~!」グシュッ

唯「澪ちゃんも頑張ったんだね!わたしも頑張ったよおおお!」ズビッ

澪「わ、分かった。分かったから少し離れて…」

紬「みんな澪ちゃんの事心配してたのよ?もう生きてく意味をなくして夜の街に行っちゃうんじゃないかって…」

澪「そ、そんな事するわけないだろっ!!」

和「クスッ、あなた達本当に仲がいいのね」

律「この野郎!私心配して昨日は6時間しか寝てないんだぞぉ!」

澪「いや、充分だろ」

律「私にとっては少ないんだいっ!今日はもうお前を離さないんだからなっ!」

唯「わたしも澪ちゃんを離さないよぉ!」

紬「うふふっ」

澪「はははっ…」





澪「…みんな、ありがとう…。」

505:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:52:11.89 j9Q8AJl50
ここまで
完成させてきます

506:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:52:22.52 zTRBlf4OO
零スレかと思ったらまーたけいおんかよ

507:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:53:30.09 gQlE+u2EO
待ってる

508:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:53:41.00 9YSsXiK+O
いいじゃないか

509:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 09:01:22.34 I7xtdLydO
ここからアンチ禁止

510:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 09:22:02.95 BV0hZ7pOO
>>422
叩いてた奴の半数近くはハルヒ叩きたくて便乗した奴だろうと思うけどな

普段けいおんスレであそこまで誰かを叩くってことないし

511:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 09:31:51.79 gQlE+u2EO
ちょっとびっくりした

512:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 09:32:13.81 +Pq2oi0rO



思ったのだがここの>>1ってだいぶんマシな方じゃないか?
他のSSスレなんて作者すら現れないところもあるし

513:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 09:44:32.93 MsIW6Cr3O
>>1

514:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 09:53:10.04 5CetZM2zO
気長に保守


515:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 10:08:04.21 EQYpoyah0
星ゅ

516:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 10:14:11.19 uKEl8XFsO
前スレから澪は国木田と
と何回も言ってるのに……


517:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 10:29:41.63 FAoF4YezO
>>516
お前一人だけだったじゃんwwwww

518:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:07:36.02 utzpCeYmO


519:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:10:39.19 PX8DW/XE0
正直けいおんの14話見るの怖いわ
こんな話になったらどうしよう

520:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:30:04.75 gQlE+u2EO
要らん心配だな

521:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:34:20.23 PX8DW/XE0
俺の予想だとアニメでしかできないということでアニメオリジナルの聡が前面にプッシュされて
聡と中学の女の子のデートとそれを見守る軽音部みたいに話になるんじゃないかと思ってるんだ
そして唯ちゃんがほぇ~いいな~聡君みたいな彼氏ほしい~とか言い出すんですよ

522:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:36:44.60 gQlE+u2EO
『ライブハウス!』ってサブタイトルで何でそんな展開が頭に浮かぶんだか解らん

523:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:40:25.26 PX8DW/XE0
ライブハウス!ってタイトルなのか
もう死にたい…

524:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:45:27.93 1Swi/Jls0
お待たせ
本編完成したから投下するわ


525:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:48:34.19 1Swi/Jls0



~文芸部部室~


ガチャ

みくる「キョン君、こんにちは」

キョン「…うっす」

古泉「こんにちは。おや?涼宮さんは一緒ではないのですね」

キョン「ああ。アイツはまた情報収集に行った」

古泉「…そうですか。何かトラブルがあったようですね」

キョン「今回は完全に俺の所為だろうな、古泉、お前に迷惑を掛けるかもしれん」

古泉「やれやれ…そこまで言うのですから、貴方も相当激怒をなさってしまったと」

キョン「ああ、…やっぱり俺はアイツを許せなかった」

長門「……」

526:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:49:24.40 1Swi/Jls0
キョン「ハルヒのせいで、昨日アイツは死んでいたのかもしれない」

キョン「それを考えた途端、いつも軽く流すだけのハルヒの暴言暴論に急に怒りがに込み上げてきやがった」

キョン「アイツは人の気持ちを、何だと思ってやがんだ…」

長門「……」

古泉「お気持ちは理解できます。ですがそれでも我々は我慢をしなければなりません」

古泉「貴方が涼宮さんに取る行動一つで、僕達の世界は終わりを告げることだって有り得てしまう…」

古泉「僕達がいる世界は…そういう所なのです」

キョン「ああ…分かっている…分かってるんだ…」

キョン「でも俺達はいつまでアイツの為に生きなきゃいけない?」

キョン「学校も、家でも、恋人といるときでさえも…」

キョン「俺達はいつでもアイツを基準に考えなければいけない」

キョン「こんな縛られた世界に、何で俺達は生かされてるんだよ?」

キョン「自分の人生ぐらい…何で自分の好きにさせてくれないんだよ…?」


527:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:50:04.69 1Swi/Jls0
古泉「……」

長門「……」

みくる「キョン君…」

キョン「……」





長門「…現在涼宮ハルヒは、架空空間に進入し様々な出来事の情報支援を受けている」



キョン「長門?いきなりどうしたんだ」

長門「涼宮ハルヒはさらなる情報を望んだため、架空空間の規模を大幅に拡大させている」

長門「しかし現在の午後4時53分42秒時、突如架空空間の拡大が停止した」

長門「涼宮ハルヒは更に情報を求めているが、その願望に比例せずに空間の拡大が停止したと思われる」

528:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:50:45.12 1Swi/Jls0
古泉「涼宮さんの願望に能力が追いついていない?そんなことは絶対にありえません」

長門「これ以上の架空空間の拡大化は予想されないと情報統合思念体は判断した」

長門「更に涼宮ハルヒの情報操作能力にも微量にズレが発生している」

キョン「ちょ、ちょっと待て長門!それは本当なのか!?」

長門「私は真実を述べている。信じて欲しい」

古泉「長門さんのおっしゃる事が事実だとすると…これはとんでもない状況です!」

古泉「涼宮さんの願望実現能力に不具合が生じて、さらにこれ以上の上昇はありえないとすると…」

古泉「涼宮さんの能力は低下していくばかりだと思われます!」

キョン「じゃあ何だ!ひょっとするとハルヒは…!」

長門「そう、貴方が考えてる通り」





「涼宮ハルヒの能力はその効力をなくし、いずれ消滅する可能性が考えられる」






529:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:51:25.43 1Swi/Jls0

古泉「……」

みくる「……」

長門「……」

キョン「…本当、なのか?」

長門「これはあくまで推測のみ。確定されている事実ではない」

古泉「しかしそうとなると…これはかなり危険かもしれません」

キョン「どういう事だ」

古泉「涼宮さんの願望実現能力が消滅する…つまりもうそれ以上の改変は望めないということです」

古泉「もし涼宮さんが今の情報収集によって自分の能力に気付いてしまうとしましょう」

古泉「中途半端な能力の認識をした涼宮さんはまず第一に自分の願望を叶えると思われます」

古泉「その願望が世界の秩序を乱してしまう程の改変をしてしまったら…どうなると思います?」

古泉「さらにその瞬間、涼宮さんの能力が消滅してしまったとなると…」

530:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:52:10.36 1Swi/Jls0
みくる「えっと…涼宮さんの能力が使えなくなってしまうって事ですから、もう元に戻せなくなってしまいます…」

古泉「つまりそう言う事です」

古泉「…世界の秩序が乱されたまま、僕達は今後死ぬまでその世界を受け入れなければならないでしょう」

みくる「そ、そんなの絶対に嫌です!」

キョン「こうしちゃいられない!早くハルヒを見つけないととんでもない事が起こっちまう!」

キョン「長門!今ハルヒは何処にいるんだ!?まさかもう能力に気付いちまったワケじゃねぇだろうな!?」

長門「涼宮ハルヒは現在、架空空間により作り出された幻想住人により詳細不明の情報を入手している」

長門「おそらく後数時間で涼宮ハルヒは自身の能力について認識してしまう恐れがある」

古泉「長門さん、僕らがその空間に入る事はできないのですか?」

長門「架空空間の構造は閉鎖空間の構造にある程度類似している。

長門「しかし進入が困難なため機関の有機生命体以外の人間は侵入した瞬間消滅してしまうと予想される」

古泉「では僕が参りましょう、詳しい場所を教えてください」

みくる「私は未来に連絡を取ってみます!もしかしたら涼宮さんの足止めをする方法が見つかるかもしれません!」

長門「了解した、詳しい内容は後で報告する。付いて来て」

531:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:52:51.53 1Swi/Jls0
キョン「よしっ。じゃあ解散だ」

古泉「貴方はどうするのですか?」

キョン「俺はハルヒが行きそうな所を探して、その場でアイツを止めてやる」

キョン「何もしないよりは遥かにマシだからな」

古泉「分かりました。どうかお気をつけて…」

キョン「ああ、お前等もな」



ガチャ…バタンッ


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

532:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:53:31.05 1Swi/Jls0


ガチャ…バタンッ

古泉「…では長門さん。場所を教えてください」

長門「…」

古泉「長門さん?」

長門「場所を教える前に、貴方に言っておく事がある」

古泉「…?」

長門「この架空空間は涼宮ハルヒ以外の人物が入ることを許されていない」

長門「もし進入した場合、制御不可能な攻撃を受け、致命的な損傷を負うことになる」

長門「しかしこの架空空間には何箇所か侵入を感知されない抜け道のようなものがある」

長門「貴方はそこから侵入する事を推奨する」

533:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:54:25.57 1Swi/Jls0

古泉「分かりました。その抜け道は僕からでも見えて、人間が入れるようなモノでしょうか?」

長門「そう。有機生命体の肉眼で確認する事ができ。貴方の体格でも充分に入る事ができる」

長門「しかし油断は禁物。周りに注意して進入して欲しい」

古泉「ええ、もちろんです」

長門「了解した。場所を教える」


・・・・・・・・・・・・・・・

534:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:55:05.87 1Swi/Jls0
ゴオォ…


古泉「これは…」

古泉「…閉鎖空間に靄がかかっているような空間ですね」

古泉「長門さんが言っていた抜け道は…」


古泉「…あそこですね」

古泉「しかし何故わざわざ進入を許すための仕掛けがされているのでしょう」

古泉「…もしかすると罠かもしれません」

古泉「もう少し周りを調べてみましょう…」


タッタッタッタッタ…


・・・・・・・・・・・・・・・

535:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:56:09.34 w5ZcxQwEO
ハルヒ悪役過ぎる

536:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:56:15.99 1Swi/Jls0
古泉「…どうやらここ以外の入り口はなさそうですね」

古泉「長門さんはもう何箇所入り口があると言っていましたが…塞がれてしまったのでしょうか?」

古泉「…覚悟を決めましょう」

古泉「…」


グッ…


古泉「…」


ブワッ!


古泉「!!っく…」

古泉「…なんとか無事に入る事はできました」

古泉「しかし視界が最悪ですね…何かいい方法は」

537:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:56:59.14 1Swi/Jls0

…!……。

……。…。


古泉「…誰かいますね」

古泉「会話をしているという事は、涼宮さんと架空人物なのでしょうか?」

古泉「だとすると既に力に気付いてしまっているのでしょうか…」

古泉「…行ってみましょう」


ダッダッダッダッダ…




・・・・・・・・・・・・・・・

538:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:57:39.49 1Swi/Jls0
ハルヒ「そうよ・・・そうだわ」

ハルヒ「あの女がいなかったら私とキョンはいずれ恋人になれたじゃない」

ハルヒ「それをあの女が横取りしてそのまま奪ったのよ?」

ハルヒ「私がこんなに苦しい思いをしてるのに・・・アイツはただ消えてなくなるだけ?」

ハルヒ「そんなの絶対に許さないわ!」

ハルヒ「私の100倍・・・1000倍以上の苦しみを与えてやらないと気が済まない!」

ハルヒ「イヤ、それだけじゃ物足りないわ!・・・アイツの仲間も道連れにしてやれば・・・」

ハルヒ「それだけあの女の罪は重いのよ!」

???「うふふっ♪やる気は十分に溜まってきたみたいね」

???「じゃあさっそく学校に行ってあの子を捕まえないとね~」

???「私も特別に協力してあげるっ」

ハルヒ「・・・やってやるわ・・・やってやるのよ・・・」ブツブツ

ハルヒ「あの女に・・・私以上の苦しみを・・・」

ハルヒ「あの女に・・・」


シュン・・・・・・

539:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:58:19.72 1Swi/Jls0
古泉「!…消えた?」

古泉「彼女は一体何をしようと言うのですか…!」

古泉「恋人…苦しみ?」

古泉「…!もしや彼女は、能力で残虐な行為をしようとしている?」

古泉「これは一大事だ、すぐに彼に知らせないと…!」


ザクッ!


古泉「!!…っかは…!」


ドサッ!!



???「ダメじゃない…女の子の会話を盗み聞きするなんて」

540:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:59:01.23 1Swi/Jls0
古泉「あ…あなたは…」

???「私は涼宮さんに選ばれた唯一の協力者」

???「もうすぐ涼宮さんはこの世界を自分好みに変えてしまう」

???「だから私はそれに便乗させてもらったの」

???「あの人にくっついていると面白いもの…ふふっ」

???「けど貴方が自由に動けるのはちょっとマズイかなぁ」

古泉「な…何故ですか」

???「貴方達の機関ってその気になればどんな事でもしてしまうもの」

???「だから少しだけ眠っててね?」

???「しばらくしたらこの空間も消えちゃうから、貴方も最初入った場所に戻るだけ」

???「決して消えたりしないから、安心してね?」

???「じゃ、バイバイ」


シュン…

541: ◆VIPPER/R9c
09/11/01 11:59:08.66 5Wb1PiJH0
vipのSSスレ全部死滅しねえかなー

542:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:59:41.34 R7ypH7z9O
谷口ルートも似たような展開になるとすると、谷口は律の下着を見る事になるんだよね
なにそれ羨ましい

543:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:59:41.55 1Swi/Jls0

古泉「…これは、しくじってしまいましたね」

古泉「完全に動くことができません…何かの情報操作でしょうか」

古泉「…はは、もう視界も狭くなってきました…」


シュン…


「…ここでいいのかい?何やら酷く視界が悪いようだけど」

「はい、間違いありません」

「この空間には、彼女の力によって形成され、存在していると思います」

「くっくっく…そうか、涼宮さんも随分と悪趣味なのだね。」



544:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:00:33.35 1Swi/Jls0
「―誰か―いる」

「えっ?この空間にですか?そんなはずはないのですけど…」

「まぁいいさ。ここにも涼宮さんの力が少し残っているのだろう?」

「あ、はい。後はこの空間が消えるまで待っているだけです」

「ほう。そんなに簡単なのかい…これでは少々味気ない様な気もするね」

「―もうすぐ―消える」

「分かりました。では…」

「ああ、分かっているよ」



古泉「(一体…誰が会話しているのでしょうか)」

古泉「(もう視界も途絶えて…耳も聞こえません)」

古泉「(早く…彼に知らせないと)」

古泉「(はや…く)」

古泉「(……)」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

545:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:01:13.64 1Swi/Jls0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



澪「…まったく、放課後になるまで全然離してくれないんだから…」

梓「……」

澪「そりゃあ…みんなが心配してくれるのは嬉しかったけどさ…」

澪「なんていうかこう…スキンシップが激しすぎる気がするんだよ」

澪「ムギなんて、もうセクハラの域だったんだぞ…///」

澪「…でも私って、あんなに想ってくれる仲間がたくさんいるんだな…」

梓「……」

澪「梓も私のために頑張ってくれたんだってな。ありがとう…」

梓「……」

澪「…梓?」

梓「へっ?あ、何ですか澪先輩?」

546:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:01:53.86 1Swi/Jls0
澪「…お前、さっきからずっと黙り込んでるけど…どうかしたの?」

梓「い、いえ。何でもないんです…」

澪「…そっか」

梓「…あの」

澪「ん?」

梓「澪先輩は…古泉先輩とその後どうなったのですか?」

澪「こ、古泉君と?え、えぇっと…」

梓「…澪先輩?」

澪「いや、その…」

梓「……」

澪「…分からないんだ」

梓「え?」

547:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:02:35.19 1Swi/Jls0
澪「昨日…古泉君の家にお邪魔した所までは憶えてるのだけど…」

梓「こ、古泉先輩の家に行ったんですか!?」

澪「ち、違うんだっ!ただ雨宿りをしようと思っただけで…」

澪「で、でも…風邪引いちゃうし…服もびしょ濡れだったからシャワー貰って…」

梓「…」ゴクリッ…

澪「そ、それで古泉君もシャワー浴びて。二人で会話してたら…」

梓「し、してたら…?」

澪「そ、その…隣に寄って」

澪「…き」

梓「き?」

澪「き…キス…しちゃった…かも」

梓「!!!」ボウッ!

梓「そ、それで…それでどうなったのですかっ!」

澪「だ、だから…憶えてない」


548:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:03:19.55 1Swi/Jls0
梓「えっ?」

澪「そ、その後目覚めたら…朝になってた」

梓「そ、それって…まさか」

澪「いやっ!違う!違うぞ!ま、まだそんな事やってない…と思う」

梓「……」

澪「ただ…一応検査だけは、その…しといたほうがいいって…古泉君が」

梓「え、えっと…確か初日じゃ分からなかったと思います」

澪「ほ、本当か!?」

梓「多分…ですけど」

澪「ど、どうしよう…」オロオロ…

梓「な、何か違和感とかありませんか!?」

梓「その…歩きづらいとか…痛い、とか…うぅ」カアァ…

549:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:03:58.72 1Swi/Jls0
澪「…いや、そんな感覚はない…かな」

梓「だっ、だったら大丈夫だと思いますっ!」

澪「ほ、ホント!?」

梓「はい…」

澪「よ…よかった…」ホッ…

梓「……」

澪「ふ、二人して裸だったんだもん…びっくりしちゃった」

梓「…でも」

澪「え?」

梓「キ、キスまでは…したのですよね…?」

澪「う、うん…///」

550:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:04:38.86 1Swi/Jls0
梓「…そうですか」ニコッ

澪「梓?」

梓「私、澪先輩に言ってない事があるんです」

澪「言ってない事?」

梓「私…」

梓「私、最初は」


キキイィ!

バタンッ!


澪「…え?」


「…間違いないか?」

「…ああ、大丈夫だ」


梓「ちょ、ちょっと。何でこんな所に車止めて…」


「目標を確認、これより捕らえます」

551:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:05:19.41 1Swi/Jls0
ガシッ!


「…付いて来い」


澪「な、なにするの!?は、離してっ!」

梓「やめてくださいっ!警察呼びますよ!?」


「…おい、黙らせろ」

「はい」


ガスッ!


梓「あぐっ…!」


ドサッ…

552:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:05:59.73 1Swi/Jls0
澪「あ、梓っ!」

梓「み、澪先輩…」


「よし、車に乗せろ。時間がない」

「はい…おい、乗れ」


澪「い、いやっ!誰かっ!誰か助けて!」

澪「梓!あ、むぐぅ…!」


「目標を確保、これより移動します」


梓「澪…せんぱい…」ズルッ…


「ふん、日本なんて所詮この程度か…何故に総書記様はこんな国に怯えるというのだ」


バタンッ!


553:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:06:40.16 1Swi/Jls0
澪「…!…!」


梓「澪先輩…澪先輩!」


ブオォォォ…


梓「…何で、どうして…」

梓「意味わかんない…」ポロポロッ…

梓「何で澪先輩さらわれちゃったのっ…」

梓「なんで…澪先輩ばっかり…」ポロポロッ…

梓「…古泉先輩」

梓「古泉先輩に連絡しないと…!」


554:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:07:20.28 1Swi/Jls0



梓「…あ」

梓「そうだった…私先輩の番号知らなかったんだ…」

梓「何で…何であの時に私も登録しなかったの?」

梓「変な見栄張って…興味ないなんて事言って…」

梓「バカ…私のバカァ!!」

梓「あ…ああっ…あぁぁ…」ポロポロッ…


555:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:08:00.53 1Swi/Jls0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・



古泉「…ぅ」

古泉「ここは…」

古泉「そうか…空間が消えて、元の場所に戻っていたのですね」


ズキンッ!


古泉「…ッツ」

古泉「こんな所で寝ている暇はありません…」

古泉「早く…早く彼の元へ…」


・・・・・・・・・・・・・・・

556:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:08:41.30 1Swi/Jls0
・・・・・・・・・・・・・・・



キョン「くそっ・・・どこにいる!!」


ポタッ…


梓「・・・・・・」

キョン「!・・・たしか軽音部の・・・」

キョン「おい!平沢が何処に行ったか知ってるか!?」

梓「・・・・・・・えっ?」

キョン「・・・・どうした?」

梓「い、いえ。なんでも、ないです・・・」

梓「唯先輩なら今日私は一緒じゃなかったです」

梓「ごめんなさい・・・」

557:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:09:21.08 1Swi/Jls0
キョン「・・・わかった。邪魔したな」

梓「あ!待ってください!」



キョン「・・・どうした?」

梓「古泉先輩・・・古泉先輩は今何処にいますか?」

梓「早く先輩に知らせないと・・・私」ポロポロッ

キョン「!何かあったのか!?」

梓「お願いです!先輩の番号を教えてください!」

キョン「あ、ああ分かった!」

558:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:10:01.14 1Swi/Jls0

ズルッ…ズルッ…


古泉「はぁ…はぁ…」

古泉「…ぐっ!」


ポタッ…


古泉「も…もう少しで」


ピリリリリ…ピリリリリ…


古泉「だ、誰だ…」


ピッ


古泉「…はい、僕です」

梓「古泉先輩!」

梓「良かった…!全然繋がらないから…もう…ダメだって…」


559:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:10:41.44 1Swi/Jls0
古泉「どうか…なさったのですか?」

梓「澪先輩がっ!澪先輩が変な人達に誘拐されてしまいましたっ!!」

古泉「なっ…!」

梓「いきなり私達の前に車が止まって…男の人が先輩を…どこかに…!」ポロポロ…

梓「お願いですっ!澪先輩を助けてくださいっ!」

古泉「い、今彼女は何処にいるのですかっ!?」

梓「分かりません…車は南の方向に行ってしまいました…!」

古泉「南の方角…まさか…!」

梓「先輩!早く…早くしないと澪先輩がっ!」

梓「せ…ザッ…は…ザザッ…い…ザザザッ」


ザアァァァァァァァァァァァ…

560:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:11:21.75 1Swi/Jls0
・・・・・・・・・・・・・・・



???「あ~あ。結局やられちゃうのね…」

長門「貴女はとても優秀、だけど完全ではない」

???「せっかく涼宮さんに強化してもらったんだけどなぁ」

???「所詮私はバックアップなのね…」

長門「……」

???「まぁいいわ。どうせもう終わっちゃうし」

???「長門さん。私は先にリタイアするわね」

長門「…そう」

???「もうちょっと楽しみたかったのだけれど…まあいっか」

???「私は消えるけど、涼宮さんの事、ちゃんと頼んだわよ?」

長門「…了解した」

???「…ふふっ、長門さんも一人の女の子になっちゃうのかしら」

???「私…見てみたかったなぁ」


561:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:12:02.39 1Swi/Jls0
長門「……」

???「…もう時間ね」

???「ばいばい長門さん。みんなと幸せにね…」


サアァァァァァァ…


長門「……」


ピリリリリリ…


ピッ

長門「…何?」

古泉「長門さん…一つ聞きたい事があります」

長門「…」

古泉「今彼女…秋山さんに何が起こっているのか分かりますか?」

長門「…待って」


562:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:12:42.15 1Swi/Jls0
長門「…了解。情報を取得。」

古泉「本当ですか!?」

長門「…現在秋山澪は、国道を沿って海岸方面に移動中」

長門「状態は拘束。そして近くにこの国とは別の種族の有機生命体がいると思われる」

古泉「そ、それはどうして…」

長門「…以前秋山澪には、在日韓国人という事実とは異なる情報が満盈したと思われる」

長門「彼女の事を好ましく思っていない涼宮ハルヒは、その虚報を事実にし、攻撃の対象にした」

古泉「それでは理由になっていません!」

古泉「たとえそれが事実になったとしても、何故誘拐されなければいけないのですか!?」

563:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:13:27.86 1Swi/Jls0
長門「現在涼宮ハルヒの能力には、効力の減少、また多少のズレが確認されている」

長門「おそらく涼宮ハルヒが秋山澪を『在日韓国人』となるように望み、情報改変が行われた」

長門「しかし能力のズレにより、涼宮ハルヒの願望とは一部異なる情報に改変されたと思われる」

古泉「…!ま、まさか…」

古泉「そんな…そんな事…ある訳が…!」

長門「貴方の考えは正しい」







「秋山澪は、涼宮ハルヒの能力によるズレで『在日韓国人』ではなく『在日北朝鮮人』と改変されてしまったと思われる」







564:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:14:07.87 1Swi/Jls0
古泉「…そんな」

古泉「そんな…バカな」

長門「…現在秋山澪を拘束していると思われる有機生命体は、おそらく工作員だと思われる」

長門「彼らが国道を抜け、港にある不法侵入したと思われる船に乗り込んでしまったら」

長門「彼女はもう二度と帰ってくることはない」

古泉「……」

長門「…全ては貴方の判断に任せる」

長門「私は現在、戦闘によるアクセス負担により動ける事ができない」

長門「…ごめんなさい」

古泉「…いえ、ありがとうございました」

565:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:14:49.07 1Swi/Jls0
ピッ


古泉「何てことだ…」

古泉「…やっと彼に伝えるためにここまで来たのに」

古泉「ここまで来て…それはないでしょう?」


ドサッ


古泉「よりによって何故、どうしてあの国なのですか…」

古泉「涼宮さん、貴女はそこまでして何がしたいのですか…」


566:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:15:28.57 1Swi/Jls0

古泉「…いや、涼宮さんの所為じゃない」

古泉「これは僕の所為だ」

古泉「僕が彼女に離れていれば…こんな事にはならなかった…」

古泉「はは…傑作ですね」

古泉「神と人を天秤に乗せ、どちらも同じ価値だと判断し…」

古泉「両方選択した結果がこれですよっ!」

古泉「はははっ!笑ってください!こんなに憐れな人間はそうそういませんよ!」

古泉「あんなに盛大に決心したのに、もう約束もできなくなってしまったのですから!」

古泉「ははっ、はははっ!ははははははははははっ!」

567:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:16:08.45 gQlE+u2EO
支援

568:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:16:12.15 1Swi/Jls0
古泉「…はは、本当に可笑しいですね」

古泉「は、ははは…」

古泉「…」

古泉「神なんて…何処にいるというんだ…」

古泉「…」

古泉「急に…傷口が開いてきました」

古泉「…僕の精神力は、こんなにも脆かったのですね…」

古泉「…はは」


ドシャッ…



569:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:16:58.53 1Swi/Jls0
・・・・・・・・・・・・・・・・・


キョン「はぁ…はぁ…はぁ…」

キョン「やっぱり見つからねぇ…」

キョン「ちくしょう!!どこだハルヒッ!!」


ドシャ…


キョン「…!誰だ!?」




古泉「……」

キョン「…古泉?」


古泉「…神とは、どうやら気まぐれのようですね…」


570:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:17:39.94 1Swi/Jls0
キョン「古泉…!お前、どうしたんだその怪我…」

ガシッ!

古泉「僕の事は構いません!良く聞いてくださいっ」

古泉「涼宮さんは今、彼女を連れて僕らの学校へと向かっています」

古泉「そして学校全体に閉鎖空間を作り出し、自分だけの環境を整えようとしています」

古泉「そこで彼女は終わりの無い拷問を始めるつもりなんですっ!」

古泉「早く学校へ戻ってくださいっ!」

キョン「でもお前、その傷だと死んじまうぞ!?」

古泉「…ッ!」

古泉「貴方は何時まで優柔不断でいるのですかっ!!」

571:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:18:20.12 1Swi/Jls0
キョン「…古泉?」

古泉「貴方が傍にいない事で彼女はどれだけ恐怖を感じているのか分かってるんですか!?」

古泉「自分が生かされ永遠に苦痛を与えられているのに、それを黙って放置するつもりなのですか!?」

古泉「貴方が自分の役目を果たさないでどうするんですか!!」

古泉「僕の様に後悔したくないのならっ…早く彼女の元へ向かってください!!」

キョン「古泉…お前」

古泉「僕の事は構いません…だから早く…早く涼宮さんを止めてください…っ」

キョン「…後で必ず助けに来てやるっ!そこを動くんじゃねぇぞ!!」


ダッダッダッダッダ…


572:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:19:01.45 1Swi/Jls0
古泉「…やっと、行ってくれましたか…」

古泉「まったく…何が自分の役目も果たせないだ…」

古泉「それを言われるのは僕の方でしょう…」

古泉「自分に励ますつもりで言ったのですが…どうやら効果はあったみたいですね」


ピッ


古泉「僕です、今すぐ海岸沿いまで車を走らせてください」

古泉「これは僕の私情です、無理な事は充分承知の上でお願いしています」

古泉「はい、今僕が彼にできることは全てやり遂げました」

古泉「お願いします…このままでは彼女が」

古泉「彼女が…死よりも恐ろしい運命を迎える事になってしまう」

古泉「お願いです…僕に力を貸してください…」

573:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:19:41.79 1Swi/Jls0
「……」


古泉「…どうか、よろしくお願いします」


ピッ


古泉「…」

古泉「これで…」

古泉「これで最後です、涼宮さん」

古泉「僕は神の真似事をした貴女に、絶対に屈しません」

古泉「それを今から…証明してみせます」

古泉「澪さん…どうかご無事で」


ダッダッダッダッダ…

574:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:20:22.16 1Swi/Jls0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ブオォォォ…


「…チッ、何だこの道は。クネクネして一向に進まねぇ」

「我慢しろ。検問を抜けるにはこの道しかなかったんだ」


澪「……」


「…この女、一体何に使うんだ?」

「知らないね。もう何年もこの仕事やってるんだ、いちいち調べてなんていねぇよ」

「でもまぁ…二度と太陽の光を浴びる事はないだろうな」


575:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:21:02.40 1Swi/Jls0
澪「……」ポロポロッ…


「…ふん、当然だ。我が総書記様が統治なさっている大帝国を抜け出した非国民なのだ」

「手厚い保護が受けられる事なんて、せいぜい拷問の時だけだ」


澪「……」ブルブルッ…


「いや、そうとも限らねぇぞ」

「あん?」

「コイツは見た目なかなかいい線をいってる」

「もしかしたら、どこか上の方が気に入ってモノにするかもしれないな」

「…ふっ、それは拷問と変わらないだろ?」

「ははっ、違いない」

576:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:21:31.20 Jne/I1zuO
これは面白い

577:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:21:42.84 1Swi/Jls0

澪「(…私、どうなっちゃうの?)」

澪「(やっと…古泉君と一緒になれたのに)」

澪「(また…離れなきゃいけないの?)」

澪「(そんなの…嫌だよ)」

澪「(誰か…誰か助けて)」

澪「(誰か…)」ポロポロ…


「…ん?なんだありゃ?」

「どうした?何かあったか」

「いや、道路の真ん中に人間が立ってやがる」

「なんだと…」

「どうする?そのまま引いちまうか?」

「いいだろう。どうせ自殺志願者か何かだ…思いっきりやってやれ」

「分かっ…え?」

「何だ…さっきまでいた筈なのに」

578:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:22:23.15 1Swi/Jls0
キキィィィィィィイ!


「…え?」


ドシャアァァァァァァァン!!


「う、うわぁ!」


ズドンッ!


澪「…ッ!」


「な、何だ!?急に車が飛び込んできやがった!」

「おいっ!何をしてるんだ!早く行けっ!」

「ダメだ…車同士がひっついて動けない!」

「クソッ!何でこんな時に事故なんて起こるんだ!?」


579:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:23:45.03 1Swi/Jls0
澪「(…な、何なの?)」

「とにかくここを離れるぞ!女連れて行け!」

「了解!…は?」

「どうしたっ!?」

「そ…空に、人がいる…」

「意味の分からない事いってないではやk」

ガシャン!

バキャッ!


「う、うわぁ!車が!車が!!」

「う、嘘だろ!?そんな事できる奴がこの日本に」

「お、おい!こっちに来るぞ!」

「急げ!船の場所はもうすぐだ!」


バンッ



580:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:24:35.77 1Swi/Jls0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ゴォォォ…


森「ふぅ…久々にくだらないものを壊してしまったわね」

新川「もう少し静かに止める事はできないのか?」

森「無理ですよ…あんなの相手に手加減してたら、こっちが危なくなってしまいます」

新川「…そうか」

森「新川さんだって、いきなり車を衝突させるなんて…人質が死んだらどうするつもりだったのですか?」

新川「被害がないスピードと場所を狙ったんだ。ズレでもない限り怪我をすることはないだろう」

森「はぁ…相変わらず凄い正確度ですね」

新川「…目標が逃げる、お前は先に行け」

森「了解」


ザッ…!

581:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:24:37.75 gQlE+u2EO
これはいいカオス
支援

582:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:25:22.81 1Swi/Jls0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「はぁ…はぁ…」

「もう少しで乗船口だ!このままつっ走れ!」


澪「……!」ブンッ!


ドシャッ!


澪「ッ…!」


「うおっ!?」

「こ、この女!自分から振りほどいて倒れやがった!」

「何している!早く担げ」

「このガキ!調子に乗るんじゃねぇ!」

583:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:26:04.60 1Swi/Jls0
ガシッ!


澪「ッ!!」


「おい!傷はつけるなと言われただろっ!」

「分かってる!だがこうでもしないと抵抗されるんだよ!」


グイッ!


澪「!!むーっ!」ジダバタッ


「おい!次妙なマネしてみろ!」

「その長い髪引きちぎるぞ!」

澪「…!」


「早くしろ!追っ手が来るぞ!」

澪「んんんんんっ!」ジダバタッ

「まだ抵抗する気かっ!じゃあお望み通り引きちぎって

584:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:26:44.47 1Swi/Jls0
゙シッ!


「!?」


古泉「女性に手を出す男は最低ですよ…」

澪「!!」

「何なんださっきから…俺達の邪魔ばっかりしやがって…!」


古泉「僕は彼女を返して貰いに来ただけです」

古泉「…すみませんが、その手を放していただけないでしょうか?」


「…どういう意味か分かって言ってるのか?」


古泉「ええ、勿論です」


「いい度胸だ、その勇気に応えて相手してやる。来い」


古泉「ありがとうございます、ではっ…!」

585:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:27:25.16 1Swi/Jls0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


~学校、閉鎖空間内~



みくる「な、長門しゃん!しっかりしてくだしゃい!」

長門「……」

ハルヒ「あはははは!有希もう終わり?全然つまらないわよ!?」

長門「……」

ハルヒ「もう喋る元気もないわけね!じゃあとっとと始末してあげるっ!!」

みくる「ひ、ひえええええええぇ!!!!」


ドカッ!


ハルヒ「!?」ザッ!

586:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:27:46.64 48iaM5AdO
支援

587:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:28:05.75 1Swi/Jls0
森「まったく、貴女って人は…」

みくる「も、森さん!?どうしてここに…」

森「遅れてすみません、少し野暮用ができてしまいまして」

森「長門さん、ここは私に任せて、貴女は自身の再生を行ってください」

長門「…了解した、感謝する」

ハルヒ「…あんた、確か超能力者だったかしら?」

森「ええ、そうです。今まで黙っててすみません」

ハルヒ「…私を邪魔すると痛い目どころの話じゃなくなるわよ?わかってるの?」


588:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:28:48.01 1Swi/Jls0
森「…ええ、そうですね」

ハルヒ「…っ」ギリッ




森「…誰一人救われない世界を守るなんて、死んだほうがマシよ」

森「私は貴女が考えを改めてくれる事を望んでいます」

森「そうでなければ…仕方ないです」

ハルヒ「あはははっ!じゃあ死んで!私手伝ってあげるからっ!」

森「結構です。ではっ」



589:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:29:03.69 vDVHn/9t0
支援

590:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:29:44.25 gd1Q7SCSP
                     ,.ヘ..,, -‐…‐- .、_        、ヽ l / ,
                    / 厶ヘ、 ̄ ̄`ヽ,,i \      =    =
                 /   /^´ ``´´´ ^ |  ヽ   .ニ= 律   -=
                  /   / \、  , / | /     ニ= ち そ -=
              / . : i ァ=ミ     ィ=ミ、l / i  !   ニ= ゃ れ -=
               i  : : |〈 r':::}    r':::} 〉′i !|   ニ= ん で =ニ
              /  : :| ゞ゚′ '  ゞ゚'' / i ! 八   =- な. も -=
  、、 l | /, ,      / . : : : ハ ""      "" ,′ i |): :.\  ニ. ら    ニ
 .ヽ     ´´,    .,′{: : V八   `  ´  从 i | : .\一 ´r :  ヽ`
.ヽ し き 律 ニ.    {  乂: :〉 /`ト 、      .イハ | く⌒ヽ  ´/小ヽ`
=  て っ ち  =ニ   X´ ̄`¬≠\ ー  i´: :{⌒ヽi⌒
ニ  く. と ゃ  -= ./       ハ  \  √`ヽ  丿
=  れ 何 ん  -=        /  } /ヘ/∧
ニ  る. と な  =ニ       > |く  /介ト、',
/,  : か ら  ヽ、       八  |  //ハ V`ヽ、
 /      ヽ、         \| '.〈/ ハ 〉 i| ヽ
  / / 小 \            | ヽ/ j j リ  }


591:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:29:50.48 YYMeSAS1O
>>523
IDの変え方わからなかったの(´・ω・`)?

592:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:30:09.55 1Swi/Jls0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


古泉「…っ」

「逃げてばっかりじゃねぇか、もう諦めろ」

古泉「…」

「俺に挑んだのが間違いだ。普通の人間が俺に勝ち目があるはずがねぇよ」

古泉「…それは、貴方の後ろにいる人を見ても、まだ言えますか?」


「…!?」バッ!


新川「手を上げろ、武器を下ろせ」


チャキ…


「…ここで撃ったらどうなるか分かってるか?」


新川「…」

新川「ああ、承知の上だ」

593:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:30:31.30 gQlE+u2EO
やっぱ面白いな

594:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:31:14.73 1Swi/Jls0
「…お前等、一体どこの国の組織だ」


新川「お前がそれを知る必要はない」

新川「早く仲間を連れて船で帰れ…さもなければ」


「…ふんっ、分かった」

「だが俺達はまた来るぞ。そいつの事実が変わらない限りはな」

古泉「ご安心ください、もう少しすると変わってしまうと思いますので…」


「……」


ザッ…

595:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:32:06.72 1Swi/Jls0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ブチッ…

澪「……」

古泉「澪さん…」

古泉「怖かったでしょう…もう大丈夫です」

澪「古泉君…」

古泉「僕が守ると言っていながら、こんな事になってしまいました…」

古泉「どうか許してください…」

澪「…」


596:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:33:13.96 1Swi/Jls0

新川「その娘か?」

古泉「はい、助けてくださってありがとうございます」

新川「…涼宮ハルヒの改変が元に戻らなかった場合、この子はまた狙われる危険性がある」

古泉「……」

新川「…この子は涼宮ハルヒの被害者だ、機関で保護する必要があるだろう」

古泉「…!新川さん…」

新川「古泉。お前が面倒をみてやれ」

新川「我々も極力、監視をすることにしよう」

古泉「…ありがとう、ございます…!」

新川「……」

597:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:33:48.19 CxsFKdacO
さるよけ
面白いね

598:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:34:01.54 1Swi/Jls0
古泉「澪さん!今の話聞きましたか!?」

澪「えっ…?」

古泉「もう貴女を敵視する人間はいなくなります!これでもう安心ですっ!」

古泉「もう何者も澪さんを陥れる事をしない!命を狙われる事もない!」

古泉「僕達は…もう離れる事はないのですっ!」

古泉「良かった…本当に、よかった…」







澪「…」

澪「やっと」

古泉「えっ」

澪「やっと、嬉しそうな顔してくれた…」

澪「これが古泉君の…本当の笑顔なんだね」

古泉「澪さん…」


599:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:35:07.16 1Swi/Jls0
新川「古泉、閉鎖空間が拡大している、我々も移動するぞ」

古泉「…ええ、わかりました」


ザッ…


澪「古泉君…!」

新川「その子に関しては私の方で車を手配しておこう、無事に家まで送ってくれるだろう」

古泉「分かりました…澪さん」

澪「は、はい…」

古泉「僕は今から、ある人の暴走を止めに行きます」

古泉「貴女はこれから来る車に乗って、自分の家に帰ってください」

古泉「僕が帰ってくるまで…待っていて欲しいのです」

600:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:35:47.27 1Swi/Jls0
澪「…」

新川「古泉、もういいか?」

古泉「はい、結構です。では行きましょう」


ガチャ…


澪「こ、古泉君っ!」

古泉「…なんでしょうか」








「…いってらっしゃい」

「はい、行って来ます…」







601:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:36:36.41 1Swi/Jls0
澪編終わりっ!
エピローグまでもう少し待ってて

602:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:37:59.74 gQlE+u2EO
乙。エピローグも待ってるよ。

603:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:44:41.09 48iaM5AdO
Ok
がんばれ

604:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:54:30.96 5CetZM2zO
>>1よ、頑張れ
支援

605:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 13:08:10.44 Jne/I1zuO
支援

606:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 13:22:57.96 gQlE+u2EO
支援

607:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 13:32:59.36 iazKoWeSO
情報統合支援体

608:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 13:36:20.22 KVmfr6NXO
俺の部屋でウルトラの父がパラパラ踊ってる
ちょ、角、危なっ

609:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 13:42:22.06 EQYpoyah0
支援

610:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 13:45:45.94 FPvAFCzmP
     / ̄ ̄.ヽγ ̄ヽ
    / ///W`ヽヽ ゝ
  γ / / / //V\ l l .|
  l ル(● )W(● ) l リ ル
  レV ⌒(__人__)⌒ レノ^) ゝ < 長門有希さんですよね?
  |  l^l^lnー'´   V | /
  \ヽ   L      /
     ゝ  ノ
   /_/ \ヽ /ノ \


611:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 14:07:34.90 5CetZM2zO
WAWAWA~支援

612:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 14:22:52.93 9DlkYEEuO
携帯からだと前作最後まで読めない

613:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 14:23:49.31 gQlE+u2EO
>>612
ファイルシークなり何なり通したら?

614:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 14:36:52.38 NisNz2qoO
追いついた
何で俺こんな凹んでんだ

615:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 14:56:52.03 Jne/I1zuO
支援

616:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 14:57:32.51 1Swi/Jls0
完成した
行きます

617:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 14:58:51.87 1Swi/Jls0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ピピピピ....ピピピピ....


カチッ


古泉「おはようございます」

古泉「いやぁ今日も清清しい朝ですねぇ」

古泉「こうも気分がいいと昨日の出来事なんて忘れてしまいますよ」

古泉「神人が倒れた後、涼宮さんの能力は消滅、そして全て元の状態に改変されました」

古泉「そして涼宮さんは昨日の事を全て夢と思い込んでいますので、別に支障はないとの事です」

古泉「いやはや…平和とはいいものですね」

古泉「そして僕は一体誰に向かって喋っているのでしょうね?はっはっは…」

古泉「さて、今日も遅刻しないように早く着替えて朝食を…ん?」




時計「なぁ、お前もう俺で起きるのやめたら?また時間遅れてるぞ紀伊店のか」


618:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 14:59:55.64 1Swi/Jls0



古泉「…」


ガバッ!


古泉「森さんっ!この展開読んでたでしょう!?そうだと言って下さい!」

古泉「このままじゃまた遅刻じゃないですか!!」

古泉「は、早く準備を…」


ガンッ!!!


古泉「Ouch!Ouch!Ouch!」ビタンッビタンッ!!

古泉「た、たんすの角に薬指が…」

古泉「は、早く学校…に」

古泉「」




619:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 15:00:26.41 gQlE+u2EO
待ってました

620:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 15:01:00.37 1Swi/Jls0

・・・・・・・・・・・・・・・





梓「澪先輩、無事に帰って来てよかったですね…」

紬「うん…そうだね」

梓「私…今回の事で反省しました。…自分がこんなに卑怯な人間なんだって」

紬「梓ちゃん?」

梓「おかしいですよね。興味のない人の携帯番号貰っちゃうなんて…」

梓「ホントに興味ないのだったら、ゴミ箱にでも捨てちゃうはずです」

紬「……」

梓「…でも、何でだかその時は捨てれませんでした」

梓「私も女ですもん…カッコいい人に興味だってありますよ」

梓「……」

紬「……」

621:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 15:01:40.74 1Swi/Jls0

梓「…でも、古泉先輩が澪先輩を好きになってくれてよかった」

梓「私、二人が幸せになってくれるなら…それで満足です」

梓「元々、そうするために手伝いました」

梓「それが、私のしたかった事ですから…」

紬「梓ちゃん…」

梓「……」


紬「梓ちゃん、もしかして古泉君の事…」


622:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 15:02:31.80 1Swi/Jls0
梓「…さっ!ムギ先輩!そろそろ朝のチャイムなっちゃいますよ!」

梓「明日は先輩の家のホールで合同練習ですっ!気合入れて頑張りましょう!」

紬「梓ちゃん…」

梓「じゃあ先輩。私先に」


ファサッ…





紬「……つらかったでしょうね」

梓「ム、ムギ先輩…何してるんですか」

紬「梓ちゃんは良く我慢したわ。私が誉めてあげる」

梓「そ、そんなこといいですから…」

紬「自分も好きになった人が、尊敬している人も好きになっていた…」

紬「そして自分はその人のために相手を諦める」

紬「こんな事できるのは、梓ちゃんだけだと思うの…」


623:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 15:03:14.91 1Swi/Jls0
梓「せ、先輩…お願いですから離して…」

紬「…今なら私しかいないわ」

紬「もう我慢しないで…泣いちゃってもいいのよ?」

紬「私が全部、受け止めてあげるから…」







梓「ムギ…先輩…」

紬「梓ちゃん…」

梓「私…私…」

紬「うん、わかってる」

梓「せん…ぱい…」ポロポロ…

梓「う…うぅ…ヒック…」

紬「…うん」

梓「先輩…」ポロポロ…


624:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 15:04:31.10 1Swi/Jls0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



古泉「…ふぅ」


ザッ…


ハルヒ「あっ…」

古泉「こんにちは、涼宮さん」

ハルヒ「こ、こんにちは古泉君…」

ハルヒ「……」

古泉「…涼宮さん?どうかしましたか?」

ハルヒ「…」

625:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 15:05:47.66 1Swi/Jls0

ハルヒ「…なんでだろう」

ハルヒ「私…古泉君にとんでもない事、しちゃった気がする」

古泉「涼宮さん…」

ハルヒ「何でだろう…私…古泉君に謝りたい…」ポロポロ…

ハルヒ「ごめんなさい…ごめん…なさい・・・」ポロポロ…




古泉「…大丈夫です、涼宮さん」

ハルヒ「…え」

古泉「あれはただの『夢』です。…涼宮さんが実際にしてしまった事ではありません」

古泉「涼宮さんは何も…悪くないのです」

626:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 15:07:07.98 1Swi/Jls0

ハルヒ「違う…そんなことない」

ハルヒ「そんなこと…絶対ないよ…」ポロポロ…

ハルヒ「ごめんなさい…古泉君ごめんなさい…」


古泉「…もう、怒っていませんよ」

古泉「涼宮さんが自分で悪いとわかって謝っているのですから…」

古泉「僕はもう、涼宮さんを許しましょう」ニコッ

ハルヒ「…あ、あり、がとう…」ポロポロ…

ハルヒ「古泉君…ありがとう…」

古泉「ええ、どういたしまして」ニコッ




627:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 15:08:41.91 1Swi/Jls0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




森「昨日の夜に、涼宮ハルヒはその力をなくして、全世界の秩序が元通りになった」

古泉「…はい」

森「…あの子が夢と思い込んでいるのは、都合がいいことね」

古泉「…彼女、少し変わっていました」

森「どんな風に?」

古泉「自分の事だけを考えずに、周りの事を気配る事をしていた」

古泉「これは、涼宮さんの人間としての成長を遂げれたという事でしょうね」

森「…そうなの、よかったわね」

古泉「はい…」

628:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 15:09:30.92 1Swi/Jls0
森「…これも、彼のおかげかしら?」

古泉「ええ、そうだと思います」

古泉「これから涼宮さんは、もっと魅力的な女性になると思いますよ?」

古泉「彼が嫉妬するくらいに、外見も、内面もね…」

森「…貴方、あんまり他の女の子を誉めてると、後ろから刺されちゃうわよ?」

古泉「はは…それは怖そうだ」

古泉「森さんはこれからどうするのですか?」

森「別に涼宮ハルヒの力がなくなったとしても、機関はなくなりはしないわよ」

森「…それに『組織』の行動も、いまいち引っかかる所があるしね…」

古泉「…森さん?」


キーンコーンカーンコーン…


森「ほら、もう時間よ。さっさと行きなさい」

古泉「そうですね。では行って来ます」

森「ええ、いってらっしゃい…」


629:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 15:11:04.74 1Swi/Jls0
・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
・・・・・・・・・・

・・・・・


タッタッタッタッ…

古泉「お待たせしました。遅れてすみません…」

澪「ううん、私もさっき来た所だから」

古泉「…そうですか」

澪「うん」

古泉「僕達の部活は明日休みだそうです。どうやらそちらの練習を見に行く事ができます」

澪「そうなんだ…よかった」

古泉「明日は音楽室ですか?」

澪「ううん、部員の一人が大きなホールを貸してくれるって言ってたから、そこでみんなで合わせるの」

古泉「そうですか、それは楽しみです」ニコッ

630:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 15:12:04.69 1Swi/Jls0
澪「し、失敗とかしてもあまり笑わないでね?」

古泉「僕は素人ですからね。どこを失敗したなんて事は分からないと思いますよ?」

澪「…そっか」

古泉「ええ、そうです」



ギュ…



古泉「……」

澪「……///」

古泉「少し…恥ずかしいですね」

澪「…じゃあ、やめる?」

古泉「いえ、このまま行きましょう」

澪「うん」

631:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 15:12:45.09 1Swi/Jls0


ザッ…ザッ…ザッ…


澪「…ねぇ、古泉君」

古泉「何でしょうか?」








「…今、幸せかな?」

「…ええ、とても幸せです」








~おしまい~

632:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 15:15:18.16 gQlE+u2EO
乙。
途中どうなることかと思ったけど、やっぱり面白かった。

633:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 15:19:28.97 1Swi/Jls0
終わりです
今回は結構シリアス多すぎだったな。なんか書いてるほうが落ち込んできたわ
これで澪√も終わり、あとはアイツだけなんだけど…

正直もう書く気力がない…ごめん
だからこのSSはもうここで〆にしたいと思ってる。あまりgdgdしててもよくないし…
谷口期待してた人はごめんね…

634:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 15:22:43.92 zUy+YzaVO
乙。
佐々木がちらっと出た気がすんだけど、それも流すの?

635:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 15:23:05.39 FAoF4YezO
>>1
谷口はなしか…

636:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 15:46:16.65 PX8DW/XE0
よければ俺×律ルートなんてどうかなあ(ドキドキ

637:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 16:13:41.05 tQOyQHcl0


638:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 16:25:21.50 ywhtU9IYO
乙!

ずっと見てた甲斐があったんだぜ!

639:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 16:32:21.81 vSfCm7kc0
山吹紬って誰?

640:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 16:40:50.35 YYMeSAS1O
書いてもいいと思うけどパー即行けばいいんじゃね?

641:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 16:50:30.15 5CetZM2zO
>>1乙かれいど!2週間にわたる大作誠にぐっじょぶでした!
君が書けるなら谷口ルートも期待したいが…無理強いはヨクネェ
とにかくぐっじょぶです!

642:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 16:55:48.29 AqrfoYSNO
学祭や軽音部の設定がいまいちよくわからないが、
基本的にそっちはけいおん寄りの設定なのかな

ハルヒの方ではキョンは途中でハルヒ達が出るまで寝てたし、
古泉もハルヒ達の演奏中に来たから、
その間に例のパンツ騒動があったと考えれば合点がいくけど、
それだと軽音部には部員がかなりいるはずなんだよな…まあ細けぇことは(ry

つか共学設定ってことは多くの男子生徒にパンツ見られたってことだろうし、
全校にパンチラ写真が流出してたりする可能性もあるわけか

ちょっくら二次元行ってくる

643:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 17:03:31.69 gQlE+u2EO
同じ時間軸でまた別ルートの話を書くってのも大変だよな。
密かに谷口も期待…もちろん無理強いはしないけど。
でも、もし気が変わったら、またお願いします。

644:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 17:29:12.78 tImFCvgNO
見つけてから一気に読んだ
面白かった >>1

645:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 17:35:31.59 1Swi/Jls0
>>642
見てないと思うが
ハルヒの世界での軽音部「ENOZ」が桜ヶ丘女子高の軽音部「放課後ティータイム」に変わっているという設定
だからハルヒの世界での軽音部のメンバーは軽音部に所属してなくて、体調不良になっても何も変わらない
なのでハルヒの演奏は存在しなかった事になり、どの√でもそんな描写はしてないと思う
よってキョンはともかく、古泉が学祭の時に体育館に行く理由がなくなり、古泉は見ていなかったっという事

これが俺の考えてた設定
まぁ細けぇ事は(ry

646:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 17:52:02.63 MsIW6Cr3O
激しく乙

647:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 17:55:33.91 AqrfoYSNO
>>645
今ちょうど澪のパンチラ写真入手して二次元から帰ってきたところだが、
そういう設定だったのか、把握

強いて言えば、ハルヒ達が演奏したって描写がなかったからこそ、
逆にそこらへんどうなったのか気になったわけでw

まあ何はともあれ乙

648:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 17:58:42.80 PX8DW/XE0
                 n
              _.l i
              rくヽ〉} 、
               { 、_)ど }
              _|  ___ ノ
           /:.┴´:.:.:.}
             {.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
            |.:.:.:.:.:.:.:.:.j
           }:.:.:.:.:.:.:.:/
          ノ.:.:.:.:.:.:.:.{
           ハ:.:.:.:.:.:.:.:|
          }:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|  ___ __ ,...
           | .:.:.:.:.:.:.:.: |´ :z≦:丁/:ヽ:\
           }.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:/、   `⌒´, 1 : :ヽ
         ;:.:.:.:.:.:.:.:.:.j /  ヽ   / |: }: : '.
          /:.:.:.:.:.:.:.:.:.l: |,示ミ   ィ=ミ l/: : :|
         j .:.:.:.:.:.:.:. ∧{{ ヒ:ツ ,   ヒ:ソ》 : : : :|
        |.:.:.:.::.:.:.:.:.{: :.ト   __    } : : : {
        }.:.:.:.:.:.:.:.:.:|: :.|  〃ーヽ   ,: : : :ハ
         | .:.:.:.:.:.:. ∧: ト . `ー ′ ..イ : : ∧ {      こいつ最高にアホ!
         |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧「 { ` 下爪:.N : : 厂 `
         }.:.:.:.:.:.:.:.:.:.厂| 〉.ィ´Vトノ }:/
       /| .:.:.:.:.:.:.:./} jイY { /:|\ノ′
        /.:j.:.:.:.:.:.:.:.:|:リ  //| V:./.:.:.:\
       ノ:.;.:.:.:.:.:.:.:.:.:V  {_,.人´|イ:.:.:.:.:.:.:.:}
     /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. /   7{ |ドlノ:.:.:.:.:.:. /
     .′:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/   |」 j」. |:.:.:.:.:.:.:イ
    ;.:.:.:.:.:i.:.:.:.:.:.:./ {       |.:.:.:.:.: {:|
     }.::.:.:.:.|:.:.:.:.: /  '.  o  |.:.:.:.:.:.:l:{
    .′:}.:.:l.:.:.:.:./   '.      |:.:.:.:.:.:.|:廴/`>、

649:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 18:23:17.97 48iaM5AdO
おつかれ
いい主人公っぷりだったぜ

650:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 18:37:11.71 sUuWbDKUO
小泉に抱かれたい

651:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 18:49:07.80 vDVHn/9t0
>>1

谷口編無理強いはしないが期待してるぜ

652:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 19:58:51.64 yYreSO7cO


653:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 20:11:08.83 fKIj3RswO
唯√?が見たい

654:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 20:21:29.80 FAoF4YezO
>>653
保管庫池

655:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 20:24:40.32 wJxRBInWO
今から読むけど>>1りつ!




次は俺×憂でよろしく!

656:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 20:36:25.79 wZn+5NtkO
今から読む

657:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 21:06:50.74 2jruwbiaO
落ちるぞ

658:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 21:55:21.04 Or/8QJQMO
へ?

659:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 22:04:20.71 vSfCm7kc0
途中出てきた佐々木はなんなんだ?

660:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 23:05:31.56 7L1DvG9AO
さあ

661:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 23:45:49.85 XrcrJC2CO
噛み砕いてくれい

662:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 23:55:31.04 8ngyjWujO
こっちはどうした

澪「相談にのって欲しい」
スレリンク(news4vip板)

663:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 23:56:59.02 dtVrVytuO
古泉イメケソ
澪一目惚れ
ハルヒ氏ね

664:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/02 00:20:07.63 KTZUuB8QO
>>661
ハルヒ死ね
氏ねじゃなくて
死ね

665:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/02 00:21:40.40 UkKul+bW0
>>664
お願いしますをつけないと
その気になってもらえませんよ

666:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/02 00:32:54.97 Y15xey/oO
よーし死んでみようかなっ

667:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/02 00:34:39.49 wOc45otr0
>>662
澪「  」をつけるなww
思わず開いちゃったじゃないか・・・


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