09/10/31 23:54:51.32 +z5aSdZr0
・・・・・・・・・・・・・・・・
ダッダッダッダッダ!!
バタンッ!!
澪「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…!」
澪「うっ…けほっ、けほっ!」
澪「うっ…うえぇ…」ピチャピチャ…
澪「はぁ…はぁ」
澪「もう…耐えられない」
澪「どうして私が…こんな目に」ポロポロッ…
澪「もう…いやだよ…」
澪「誰か、助けて…」
301:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 23:55:09.53 vActw5B7O
まどか吹いた
302:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 23:55:23.06 G0D+TJc7O
糞ハルヒ死ね
303:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 23:55:34.49 +z5aSdZr0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
~屋上~
古泉「…」
ザッ…
「こんな所で何しているの?」
古泉「…森さん」
森「珍しいじゃない。貴方が授業をサボるなんて」
古泉「…先生には気分が悪いと言付けています」
森「…そう」
304:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 23:56:30.28 +z5aSdZr0
スタッ…
古泉「…監視対象と必要以上の会話をするのはマズイのでは?」
森「あら、必要だから話をしに来たのだけど?」
古泉「…」
森「…あの子、秋山さんっていうんだっけ」
森「可愛そうな子よね。真実でない事を何年も疑われてるなんて…」
古泉「…」
森「涼宮ハルヒの能力は、こんな人を陥れる力しかないのかしら?」
古泉「…それが、彼女の望んだ事なのでしょう」
森「ええ、そうね…」
古泉「…」
305:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 23:57:20.86 9UFFeHzY0
ハルヒうぜえ
306:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 23:57:33.93 +z5aSdZr0
古泉「…涼宮さんは、自分の口から噂を流したのでしょうか?」
森「分からないわ。あの子が望んで勝手に広まったのか、自分で噂を広めてしまったのか…」
古泉「…おそらくは、前者なのでしょう」
森「でしょうね…」
古泉「彼女には、悪気はあってもそれを自分が行う様な無粋な真似はしません」
古泉「彼女にも、良心というものがあるのでしょうから…」
森「そうね、だからこそ質が悪い」
森「人間、自分が望んでいる事をいちいち叶えられる筈がない」
古泉「だが彼女は『神』です。人間の道理で考える事がそもそもおかしいのですよ…」
森「そうね…」
古泉「…」
森「誰が、こんな不平等な世界を造ってしまったのかしらね…」
古泉「…涼宮さんなのでは?」
森「…」
307:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 23:58:15.50 +z5aSdZr0
キーンコーンカーンコーン…
古泉「…では、僕はそろそろ」
森「ええ、頑張ってきなさい」
古泉「…それは、どういう意味なのでしょうか?」
森「…どんな風に取っても構わないわ」
古泉「…そうですか」
ギイィ…バタンッ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
308:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 23:58:57.02 +z5aSdZr0
~放課後、生徒会室~
和「…」
ガララッ
「あ、真鍋さん。こんな所にいたんだ」
「よかった~あの人はいないみたいね」
和「…何か用かしら?」
「ねぇねぇ真鍋さん、貴女多分知らないでしょ?」
「じゃないとあんなに近くにいるわけないしね~」
309:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 23:59:16.81 G0D+TJc7O
支援
310:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 23:59:38.54 +z5aSdZr0
和「…何の事?」
「ほらっ、いつも一緒にいる秋山さん」
「あの人在日韓国人らしいから…みんな嫌っちゃったのよね~」
「だからね?真鍋さんもあの人と一緒にいたら一緒だと思われちゃうじゃない?」
和「…」
「私達、それを教えてあげようと思ってここに来たの」
「真鍋さんも早く関係を断ったほうがいいと思うよ!」
「あの人の近くにずっといたら…真鍋さんもつらいでしょう?」
「だから私達と一緒に
ガラッ!!
311:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/10/31 23:59:52.58 vActw5B7O
支援
312:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:00:32.21 j9Q8AJl50
和「…言いたい事はそれだけかしら?」
「えっ」
和「私貴女達の相手をしてる程暇じゃないの。お引取り願えるかしら?」
「おいっ!黙って聞いてりゃ調子乗ってんじゃねぇぞ!」
「アンタ何様?生徒会役員だからって調子乗ってんじゃないわよっ!」
「私達はアンタを助けてやろうって思ったからこうやって
和「そうなの?ご親切にどうも」
和「話は分かったから、そろそろ出てって頂戴」
和「ここで暴れてる生徒がいるのを私が報告したら…貴女達、普通じゃ済ませないわよ?」
313:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:02:05.41 +z5aSdZr0
「…ケッ、そうかよ」
「何だよ…せっかく教えてやったのに」
「あいつの周りにはロクな奴がいないって事が分かったわ…」
ガララッ…
和「…私を助ける、ね。笑わせるわ」
和「いつから『助ける』なんて言葉はこんなに価値が下がったのでしょうね?」
和「…」
和「でも…」
和「あの子達には、相談したほうがよさそうね…」
314:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:02:13.82 34wmjtH9O
うむ、まどか(笑)gj
315:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:03:06.59 PX8DW/XE0
のどか
わ
かず
なごみ
ほのか
まどか←new
316:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:03:07.39 j9Q8AJl50
・・・・・・・・・・・・・・・
~音楽室~
バンッ!
律「クソッ!アイツ…なんて奴なんだ!」
梓「全くですよ!唯先輩、あんなに泣いちゃって…」
紬「…」
律「唯の事あそこまで可愛がってたのに…彼女がいるだと!?」
律「ふざけんじゃねーよ!」
ガシャン!ガラララ…
紬「…りっちゃん。少し落ち着こう?」
律「これが落ち着いていられるかよ!!」
317:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:03:29.54 nRCkylIw0
和さんかっこいいぜ・・
俺、和さんに一生付いていきます
318:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:04:15.13 j9Q8AJl50
律「あの男は…唯の想いを踏みにじったんだぞ!」
律「唯があんなに幸せそうにしていたのに…しかも自分がやった事も分かってない?」
律「とぼけるのもいい加減にしろよっ!」
ガシャーン…
紬「…」
律「…やっぱり、唯にはまだ早かったんだよ」
律「アイツ、一番真っ直ぐだったから。すぐに人を信用しちまう」
律「その結果がこれだよ…」
紬「りっちゃん…」
梓「律先輩…」
319:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:05:26.06 j9Q8AJl50
ガララッ
和「…どうやら、そっちでも何かあった様子ね」
律「和…何しに来たんだ?」
和「貴女達、澪がどこ行ったのか知らない?」
紬「あら、今日は澪ちゃんまだ来てないわねぇ」
梓「そういえば…唯先輩の事でつい忘れてました」
律「…澪に何かあったのか?」
和「…もしかして、知らないの?」
律「えっ?」
和「驚いたわ…軽音部なら既に知ってると思って来たのに」
紬「な、何かあったのでしょうか?」
和「…かいつまんで説明するわよ」
320:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:05:57.68 w5ZcxQwEO
澪ちゃんしえん
321:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:06:01.53 BV0hZ7pOO
向こうは谷口・国木田・みくる(大)・長門で、こっちは和・みくるが活躍するのか
322:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:06:15.56 j9Q8AJl50
・・・・・・・・・・・・・・・・・
梓「そんな…」
律「おい…嘘だろ?」
紬「私達…全然知らなかった」
和「これは事実よ。嘘だと思うなら近くの人間に聞いてみればいいと思うわ」
律「だって、私達そんな事全然…」
紬「…これは大変な事になりましたね」
和「唯の件は私も知らなかったのだけれど…そんな事が起こってたのね」
律「…」
和「私が来た理由はね、貴女達に手伝って欲しい事があるの」
323:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:07:26.95 j9Q8AJl50
律「私達に…?」
和「貴女達に、澪の噂がこれ以上広まる事を止めて欲しいの」
和「このままじゃあの子、立ち直れなくなってしまう…」
律「…澪」
紬「でも、一度広まっちゃった噂を止めるなんて事。できるのかしら…」
和「難しいわね…止めるどころか、変な尾ひれまで付いちゃう可能性だってある」
律「じゃあどうしろって…」
梓「…私に考えがあります」
324:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:08:21.47 j9Q8AJl50
律「梓?」
梓「私、古泉先輩に言って澪先輩の噂を止めてもらいます」
梓「古泉先輩が言う事だったら…この学校の殆どの生徒が聞いてくれると思いますので」
律「そっか…その手があったか」
和「じゃあこの件は梓ちゃんに任せてもいいわね?」
梓「はいっ!任せてください!」
和「私は唯がどんな様子か気になるから…憂ちゃんに連絡して家に行ってくるわ」
和「小さい頃から一緒だった私の方が、少し言いやすい事もあると思うの」
律「そうだな。…唯の事頼んだ」
紬「…お願いします」
和「ええ、もちろん」
325:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:09:15.18 j9Q8AJl50
梓「じゃあ先輩、私は今から行って来ます」
律「おう、私もいろいろ澪の事を調べてくる」
紬「私は斉藤と相談して、これ以上噂が広まないように工作してみるわ」
律「よし、じゃあみんな行くぞ!」
梓「はいっ!」
ガチャ…バタン
・・・・・・・・・・・・・・・
326:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:09:18.93 g8BhJ7SN0
支援
327:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:09:54.76 j9Q8AJl50
タッタッタッタッタッ…
梓「…澪先輩、何処にいるんだろう」
梓「古泉先輩も見つからないし…」
梓「もしかして、一緒にいるのかな…」
ヒソヒソ…
梓「…?」
梓「今、何か聞こえたような…」
ヒソ…ヒソ…
梓「…やっぱり」
梓「こっちの方から聞こえる」
梓「…ちょっと行ってみよう」
タッタッタッタッタ…
328:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:10:56.96 j9Q8AJl50
~体育館裏側~
梓「なんだろう?人がいっぱいいる…」
ヒソヒソ…
「おい、ホントにやんのかよ…」
「当たり前だろ、今が絶好の時期だ。この機会逃したら次なんてねぇよ」
「でも、レイプなんてばれたら俺たち一発で警察に…」
「お前バカか?この日本に今どれだけレイプされて黙ってる女がいると思ってやがる」
「『犯す』っていうのはな、ただ単にヤって終わり。なんて単純な事じゃねぇんだよ」
「相手をいかに不利な状況に陥れて、その上弱みを握ってそれをネタに脅迫し誰にも相談させない様にしてやっとできるんだよ」
「こんな単純な手でほぼ永久的に黙ってくれるんだ。女ってのは簡単な生物なんだよ」
「今日本の強制わいせつ罪の発生率は報道された数の何倍も起こってると聞いてる」
「要するにそれだけ狸寝入りしてる女が多いって事だ。馬鹿な奴等だぜ」
329:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:11:37.90 j9Q8AJl50
「で、でも俺たちが報道される側になったら…」
「報道されてるのは何も考えずにただ犯しまくったアホだけだ。俺らは絶対にありえないね」
「そ、そうなのか…?」
「情弱乙。とにかく今がチャンスだ、お前は秋山信者を何人か連れて仲間にしてこい」
「そのうちに俺が秋山を押さえるためのネタを探してくる」
「わ、わかったよ」
「他の奴に口外すんじゃねぇぞ。いいな」
梓「う、嘘…」
梓「私、とんでもない事…聞いちゃった」
梓「ど、どうしよう…」オロオロ…
梓「と、とにかく古泉先輩を探さないと!」
ガサッ…
330:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:12:20.40 j9Q8AJl50
「!?誰だ!!」
「な、何だ?誰かいるのか!?」
梓「あ…!」
「くそっ!聞かれちまった!捕まえろ!!」
「お、おうっ!」
梓「い、いやっ!」
ダッダッダッダッダ!
「逃がすなっ!早く行けっ!」
「ひ、ひいぃ!」
ダッダッダッダッダ…
・・・・・・・・・・・・・
331:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:12:56.76 PX8DW/XE0
えっガシッボカあたしは死ぬの?
332:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:13:01.54 j9Q8AJl50
~中庭~
梓「はぁ…はぁ…はぁ…」
梓「こ、このままだと捕まっちゃう…!」
梓「どこか…どこかに隠れないと」
「おいっ!見つかったか!?」
「わからねぇ!こっちに来る所までは見たんだが…!」
「遠くには行ってない筈だっ!シラミ潰しに探し回れっ!」
梓「ど、どうしよう…!」ジワッ…
梓「…!この茂み、私の身体でも十分隠れそう…」
梓「よ、よし…」
333:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:13:51.22 j9Q8AJl50
ガサッ…
「くそっ…どこ隠れやがった」
「ま、まだ近くにいると思う…」
「ンなもん分かってんだよっ!早く探して来いっ!」
「は、はいぃっ!」
ダッダッダッダッダ…
梓「こ…怖いよ」ガタガタッ…
梓「早くどこかに行って…」ポロポロッ…
「くそっ…どこ隠れやがったんだ?」
梓「(こ、こっちにくる…?)」
梓「(お願い…来ないで)」
梓「(……)」
334:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:14:31.96 j9Q8AJl50
「…ここにはいないみたいだな」
「あっちの方を探してみるか…」
梓「(よ…よかった)」ホッ
ガサッ…
「何だ?今の音…」
梓「!!」
梓「(あ…ああっ)」ガタガタッ
「………」
335:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:15:06.08 BV0hZ7pOO
支援
336:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:15:28.54 XrcrJC2CO
のどわさん
337:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:15:29.53 j9Q8AJl50
梓「(こ…こうなったら)」
「………」
梓「…に、にゃぁ~」
「…チッ、なんだ猫か。期待させやがって…」
「…まぁいい、時間と場所は特定されてないんだ。大丈夫だろう」
タッタッタッタッタ・・・
ガサッ
梓「人間と猫の声を間違える男の人って…」
梓「で、でも…唯先輩に練習させられてよかった…!」
梓「まさかこんな所で役に立つなんて…」
梓「…初めて唯先輩に感謝したかも」
梓「とにかく今は、古泉先輩に知らせないと…」
ダッダッダッダッダッ…
338:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:16:43.86 j9Q8AJl50
~廊下~
澪「…」
澪「部活…行かなきゃ」
ザッ…
「こんにちわ~秋山さん?」
「俺たち秋山さんのファンだったんだけど、ちょっといいかな?」
澪「…え」
「いや~コイツ等がどうしても秋山さんと一緒に写真とりたいって言うからさ~」
「ちょっと体貸して貰えないかな?」
「ハァハァ…澪たん…僕の澪たんが今目の前に…」
「ちょwwwww本物かよwwwwwすっげえ可愛いっwwwwうぇwww」
339:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:17:24.38 j9Q8AJl50
澪「あ、あの…」
「ほんとちょこっと!ちょこ~っとだけだからさ!なぁ頼むよ~」
澪「私…今から部活に」
「…あ?」
澪「!!」ビクッ
「OKだってさ!お前等よかったなwww」
「デュクシwwwwwwフヒヒwwwwwサーセンwwww」
「じゃあ体育館裏でいいよな。見つかるといろいろ面倒だしwww」
「おう!じゃあ先に行って人払いしてくるわ」
ダッダッダッダッダ…
340:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:18:04.79 j9Q8AJl50
澪「あ…あ…!」
「じゃあさっさと終わらせようぜ?秋山さん?」
ガシッ
澪「いっ、いやぁ!」
パシッ!
「……」
澪「いや…そんなの嫌…」
341:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:18:19.56 PX8DW/XE0
は?このキモオタが俺ですってか?
それでイケメンの古泉が助けに来て
イケメンと美少女の澪ちゃんがちゅっとゅっしてハッピーエンドってか?
もう笑いが止まらないね…ははは…
342:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:18:28.88 XrcrJC2CO
一つ目のスレでは梓なんかほっとけなんて思ってごめんなさい
343:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:18:47.76 j9Q8AJl50
「…お前さ。自分の立場分かってるワケ?」
澪「いや…嫌なの」ガタガタ…
「もうお前を味方する奴なんて殆どいねぇんだよ。変態を除いてな」
澪「いや…いやぁ…」ブルブルッ
「だったらさっさと終わらせて何事もなかった様に振舞ってればいいじゃん?」
「そのうち気持ちよくなるかもしれないしなwwwwwwww」
澪「あ…ああっ…」
「そういう事だから。もう無駄な抵抗はやめといた方がいいぜ」
「・・・痛い目に遭いたくなければな」
澪「いや…いやぁ…誰か」ガクガクッ…
「おい、もう時間なくなっちまうぞ?早いトコ連れていっちまおうぜ」
「そうだな…おい、コイツ誰か黙らせろ」
344:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:19:40.21 j9Q8AJl50
澪「!!いやぁ!」バッ!
「おいおい、逃げんなよ」
パシッ!
澪「いや…離して…お願い…!」
「よし、じゃあさっさと行くぜ糞ヲタども」
「うはっwwwwwwktkrwwwwwww澪パネェwwww」
「澪ちゃん僕がいっぱい可愛がってあげるよ…ハァハァ」
澪「いや…いやっ…」
澪「いやぁああ!!」
345:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:20:24.31 j9Q8AJl50
「おや、面白い事をしていますね。僕も混ぜていただけないでしょうか?」
澪「…」ポロポロ…
「古泉…お前何でこんな所にいるんだよ?」
古泉「いえいえ、偶然通りかかっただけですよ」
古泉「そしたらあなた方が何やら面白そうな事をしていたので…」
古泉「是非僕も混ぜていただけないでしょうか?」
「帰れ。お前みたいなヤリチンはこんな女構わなくてもいいだろ?」
「そうだ。お前みたいなリア充はスイーツ()にチ○ポ咥えさせとけよ」
「どっか行けよ。お前の顔見てるとイライラするんだよ」
346:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:21:19.26 PX8DW/XE0
そうだそうだ!!
347:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:21:31.97 j9Q8AJl50
古泉「おや。これは失礼しました…」
「謝らなくていいからさっさとそこを…えっ?」
ブオッ
ドシャ!!
「ぎゃあああああああ!!!腕が!腕がああああああああ!!!」
「何だ!?今…人が飛んで…!」
古泉「どうやら頼み方が足りなかったみたいですね」
古泉「僕も混ぜていただきたいのですが…よろしいですか?」
348:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:22:26.99 MKgxEMkD0
>>347
くっそつまんねぇ
やめろやめろ
349:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:22:31.92 FKnPJnKNO
>>374
駄文
22点
君才能ないよ
350:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:22:34.75 T9rs/oP8P
>>347
くだらねー駄文垂れ流してんじゃねえよクズ
とっとと失せろ才能ねえんだよバカが
351:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:22:35.00 4h1LLYIb0
>>347
お前の話はつまらん
352:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:22:36.61 ciA2a7UxO
>>347
痛いレベルだなぁ・・・
353:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:22:45.14 TZVC53lVP
>>347
人がとんでるわけねーだろ馬鹿じゃねーの
354:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:22:59.05 PX8DW/XE0
!?
なんだこの流れ
355:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:23:03.23 j9Q8AJl50
「古泉…てめぇ何しやがる!?」
古泉「…ふっ」
「…えっ?」
バキィ!
「ぎゃああ!」ドサッ!
「な、何でだよ…何でいきなり殴ってくるんだよっ!?」
古泉「…まだ分からないのですか?これだからゆとりは…」
古泉「醜いのですよ。人の価値が下がったと思い込み、自分でも好き勝手にできるという浅はかな思考がね」
356:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:23:06.35 ix36TZ8I0
>>347
恥ずかしい・・・・
357:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:23:09.65 c+RVUXtG0
>>374
それは別に面白くないです
358:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:23:10.04 EPrJU3sjQ
>>347
ありえない
359:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:23:33.49 FKnPJnKNO
またクロスSSスレか
需要はあるにせよ、>>347は他人の成功例にすがってて恥ずかしくないの?
360:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:23:34.41 pJClx+6WO
>>347いやです
361:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:23:36.39 wmxOwXXjO
>>347
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwぺっ
362:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:23:38.72 4h1LLYIb0
>>347
さっさとやめろ
363:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:23:39.31 q5E0pwvtO
>>347
ツマンネ見る価値なし
364:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:23:39.81 KVlPk8fPO
>>347
人が飛ぶ(笑)
腕がああああああああああああwwwwwwwww
365:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:23:42.29 U7hmt0vNO
>>347
ブオッ(笑)
ドシャ(笑)
366:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:23:43.31 PX8DW/XE0
>>347
ありえないねぇから(とりあえず回りにあわせておこう
367:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:23:59.52 ciA2a7UxO
>>355
まだやってんの?
368:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:24:00.84 khltOTmcO
>>347
インパクトを持たせてもこのレベル…
369:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:24:05.26 TMgxcEBCO
>>347
(゚Д゚)は?
なんでそうなんの?
370:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:24:09.55 /6Ge7V0p0
>>374
まだいるんだこういう才能も無いのに2chでうけようとする屑
371:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:24:37.95 NLfuU+ntO
>>347
知性のかけらもない
372:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:25:04.24 DGJijgx10
>>347
/ ̄ ̄ ヽ,
/ ',
.ノ {0} /¨`ヽ{0}
,./ ̄ ̄ ヽ, .ヽ._.ノ ',
../ ', .`ー'′ '..ヽ, _/\/\/\/|_
.ノ {0} /¨`ヽ{0} / ', \ /
/ .ヽ._.ノ ', {0} /¨`ヽ{0} < バーカ!! >
/ `ー'′ '. .ヽ._.ノ ', / \
i `ー'′ '.  ̄|/\/\/\/ ̄
/ }.
i' /、 ,i..
い _/ `-、.,, 、_ i
373:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:25:06.58 FKnPJnKNO
>>347
クロスなら面白いとでも思った?
374:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:25:07.11 EWJN7x6r0
このタイミングでこういう風に書き込むってお前ら自分をキモヲタに重ねてたと言ってるようなもんだぞ
375:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:25:09.93 wwyvH6AH0
>>374に期待
376:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:25:36.57 +tH8mVWYO
違うスレの凸ってやつか
377:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:25:41.60 pJClx+6WO
>>370お前何かが違うw
378:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:25:44.36 XrcrJC2CO
やべえ晒された逃げろピャー
379:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:25:49.19 BV0hZ7pOO
最後のレスを全力で否定するスレのURLキボンヌ
380:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:26:11.70 PX8DW/XE0
やっぱ凸か
381:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:26:28.71 9Ipj3FjdO
落ち着け、多分最後のレスを叩くスレだろ
382:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:26:39.53 1GsJilDn0
>>379
スレリンク(news4vip板)l50
383:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:27:07.10 gVAivnfdO
どこかのスレに凸して最後のレスを馬鹿にしようぜwww
スレリンク(news4vip板)
これだろ
384:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:27:29.26 PX8DW/XE0
流石の1もこれには苦笑い
投下の手が止まったのであった
385:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:27:47.65 KVlPk8fPO
>>374が期待通り過ぎて脱糞した
386:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:27:50.75 j9Q8AJl50
「てめぇ!ふざけんじゃ」
ガシッ!
古泉「あまり僕を怒らせない方がいいと思うのですが…いかかでしょうか?」ビキビキッ!
「ぎゃああああああ!痛い痛い痛いいいいいいいい!!!!!」
「ひ、ひぃい!嫌だ!俺痛い目に遭いたくない!」
「古泉!てめぇ俺たちに手出したら分かってるんだろうな!」
「お前の評判はガタ落ちだぞっ!それでもいいのかよっ!」
古泉「論点がズレていませんか?」
古泉「僕は怒らせないほうがいいと言ったのですよ?…仕方がありませんね」
「ひいぃ!いやだ!助けてくれっ!」ダッダッダッダ!
「お、おい!…古泉!てめぇ後で覚えとけよ!」
387:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:28:00.65 BV0hZ7pOO
>>382
thx
388:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:28:07.30 HuZbsrsRO
びっくりするわ。
389:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:28:42.58 j9Q8AJl50
ガシッ
「ひ…ひいぃ!」
古泉「せっかくですので、皆さんにお伝え願えませんか?」
古泉「これ以上彼女に手を出すならば、僕が皆さんのお相手をしましょう…とね」ギリッ
「ぎゃああ!!分かった!言います!言いますから離してくださいぃ!」
パシッ
古泉「…なるべく多くの人間に広めてくださいね」
古泉「…お願いしますよ」
「ひいぃ!!」
ダッダッダッダッダ…
390:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:28:52.87 FKnPJnKNO
凸ってのは正解だけど
これが駄文ってのはガチ
391:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:29:06.35 YOx1FcPHO
ねむ
392:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:29:16.51 4h1LLYIb0
面白いタイミングで凸できたw
お邪魔しました。
393:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:30:01.74 EWJN7x6r0
あらやだ恥ずかしい
394:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:30:29.07 j9Q8AJl50
思考が止まったぞ…
395:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:31:04.77 HuZbsrsRO
タイミングがすごいな…
396:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:31:32.93 tQOyQHcl0
ナイスタイミングだったなwwww
397:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:31:36.63 PX8DW/XE0
俺のレスじゃなくてよかった
俺のレスだったら自殺してた
398:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:32:27.05 XrcrJC2CO
まあ後味悪いから最後に一章とかいってこれなんだもん
399:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:33:18.62 j9Q8AJl50
澪「あ…あ…」
古泉「…安心してください。もう貴女に手を出す人はいないでしょう」
澪「こいずみ…くん」
古泉「僕が貴女を巻き込んでしまったばかりに…申し訳ありません」
澪「古泉君…私…私」
古泉「約束した筈です。僕が責任を持って、貴女を守ると…」
ギュッ
澪「こいずみ…くん」
古泉「助けるのが遅くなって、すみませんでした…」
澪「うぅ…うわぁぁぁぁん!」ポロポロ…
澪「私…怖くて…怖くて…」ポロポロッ…
澪「何もできなくて…それで…」
澪「もう…ダメかと思って…」
澪「うっ…ヒック…あぁ…あっ…」
400:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:33:40.67 PX8DW/XE0
ところで1ってリア充なの?
非リアなら許すわもう
401:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:34:03.66 j9Q8AJl50
古泉「…」
澪「古泉君…」ポロポロ…
古泉「…」
澪「う…ぅ…」
古泉「…ここでは人目に付いてしまいます。一度人気のない所に移動しましょう」
澪「…ヒック…ッヒ…」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
402:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:34:44.01 j9Q8AJl50
タッタッタッタッタ…
律「…思ったより噂の規模が大きい」
律「澪…」
律「私がそばにいなかったばっかりに…クソッ!」
ピリリリリ…
律「!?」
律「…なんでこんな時にアイツが」
ピッ
律「もしもし、悪いけど今お前と話してる時間はない」
律「…今そいつの話は聞きたくないんだ、切るぞ」
律「…な、何だよそんなに興奮して」
律「悪いのはあの男の方だろ!?自分に彼女がいるクセに!」
403:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:34:57.22 88B1HnDAO
なんというタイミングwww
思わずこんな顔になったぞw( ゚д゚ )
404:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:35:38.91 j9Q8AJl50
ピタッ…
律「…え」
律「なんだよ…それ、意味分からないよ」
律「だって唯の口から聞いたんだぞ…彼女って言ってる奴から」
律「…う、ウソだろ!?じゃあ、誰が…?」
律「…!た、頼む!そいつのケー番と写メ送ってくれ!」
律「…ああ!分かってる!ありがとう!」
ピッ
律「畜生…チクショウ!!」
律「そういう事かよ…!よくも騙してくれたなっ!」
律「とにかく和に報告しないと…って私和の番号知らなかった!」
律「憂ちゃんも知らないし…じゃあ唯の家だ!」
405:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:35:54.78 XrcrJC2CO
谷口の元カノ発覚
406:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:36:03.38 BV0hZ7pOO
谷口×律
407:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:36:19.68 j9Q8AJl50
ピリリリリリ…プーッ、プーッ、プーッ…
律「…誰もいない?そんな馬鹿な…」
律「どうすんだよ…」
ポツッ…ポツッ
サアァァァァァァァァ…
律「…ああもう!何でこんな時に雨なんか…!」
律「とにかく唯の家だ!早く唯に知らせないと!」
ダッダッダッダッダッダッ…
・・・・・・・・・・・・・・・
408:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:37:12.26 5CetZM2zO
どさまぎで今更>>1を批判した奴
とっとと寝ろ
409:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:38:42.63 j9Q8AJl50
ここまでにしときます…
なんなのもうびっくりさせないでよグロ画像見た気分だよ…
410:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:39:15.32 g8BhJ7SN0
乙
おやすみ>>1
411:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:39:53.50 kza4xOIt0
えええええwktkで読んでたのに
続けてよ
412:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:40:07.56 PX8DW/XE0
また保守スレか
書き溜めてるくせに
413:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:40:18.93 XrcrJC2CO
はははこやつめ
いじめからレイプまではガチで腹痛くなったぞこのやろう
お休み
414:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:41:30.47 88B1HnDAO
>>1おやすみ( ゚д゚ )
415:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:41:39.61 j9Q8AJl50
>>412
とりあえずリア充はこんなSS書かないと思う
みんなおやすみなさい…
416:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:43:19.89 PX8DW/XE0
とかいいながらかわいい彼女もちなんだろバーカ!
417:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:53:21.60 CxsFKdacO
明日の分ためといてね
とりあえず乙だ
418:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:56:39.95 PX8DW/XE0
1は一週間前から古泉編と谷口編書き溜めてるはずだが
419:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 00:56:44.87 Xneu54iWO
お前らアイスクリーム食べた事ある?
今度初めてくうんだけど
420:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 01:04:18.46 w5ZcxQwEO
在日ネタがでた時点で幻滅したわ
421:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 01:06:18.18 PX8DW/XE0
さすがにそりぐらい許してやれよ
まあ俺は澪×古泉の時点で幻滅してたがな
422:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 01:07:07.96 pQNuXuIwO
俺も在日ネタは引いた。
唯とキョンのやつ全部見たが、周りのハルヒ叩きは正直やりすぎだろ。
原作のハルヒじゃなくて>>1が書いたハルヒなのにな。
423:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 01:15:05.93 FAoF4YezO
>>422
ハルヒ叩きは俺もやり過ぎだと思った
まぁあれはちゃんと丸く収まった事だし在日ネタもちゃんと処理してくれるだろうよ
424:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 01:15:14.18 PX8DW/XE0
いやハルヒは原作でも常にカスだろ…
リア充環境を提供してくれるぐらいか
425:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 01:19:15.40 YYMeSAS1O
酉とパートスレで引いてた俺が一番の玄人か…
426:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 01:19:49.11 pQNuXuIwO
>>423ー424
なんか普段ロム専なんだが少し頭にきて愚痴ってしまった…。
まぁそれだけ期待もしてるってことだがら、>>1は頑張って完成させてください。
427:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 01:20:30.45 5CetZM2zO
ハルヒなんて駄目な言い方すりゃ基地外かまってちゃんだろ?
428:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 01:20:48.32 XrcrJC2CO
誰かのふとした考えで幸せが吹っ飛ぶほどぼきたちの世界は危ういんですね分かります
429:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 01:21:25.55 PX8DW/XE0
谷口と和が付き合ってるのはWAWAWAネタからなのか
430:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 01:24:20.33 w5ZcxQwEO
とにかく澪ちゃんをいじめるのは許せん
マジで怒りがやまんわ
今日は寝れないなこれ
あと作者書き溜してるのに寝るってどういうことよ
431:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 01:25:43.23 YYMeSAS1O
1000まで伸ばしたいからだろ
432:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 01:28:08.75 FAoF4YezO
>>430
文句なら凸スレの奴に言えよ…
あいつらのせいで>>1が気分害したんだから
433:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 01:28:50.73 eepxqSVlO
キョン嫌いだからキョンとくっつくよりはいいけど
古泉イケメンだからな・・・
434:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 01:34:04.98 PX8DW/XE0
>>432
それまじでいってんのか
>>433
俺は唯がキョンを無条件に好きになってちゅっちゅっしだした前スレで気が狂いかけた
435:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 01:36:45.26 wwyvH6AH0
主に>>409
436:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 01:37:57.60 PX8DW/XE0
前々からやめるやめる詐欺してただろ
作者様だからいっきに投下せず中断して多くの人に見てもらいたいのもわかるが
中途半端すぎるよな
437:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 01:38:00.78 Xneu54iWO
あの…ソフトク…
438:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 01:38:42.79 YYMeSAS1O
気分害したから投下やめるとか>>1は作者様(笑)気取りすぎだろ…
439:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 01:40:20.33 Xneu54iWO
作者様(笑)ってレベルじゃねーぞ!
r―、_
r彡 ⌒)ヘ
/ 「r― ノヘハ|
iミ jノ厂 ̄ l|
|ミγ _j 二 ∥
r勹| =o、 ro、∥
ヽリ|ヽ L リ
_入 /ーイ ハ\
/厂iヘ r竺ァ / |
{ |_(\_二/ |
| 「 | / |
440:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 01:42:09.28 PX8DW/XE0
懐かしいってレベル
441:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 01:51:21.72 eepxqSVlO
>>434
キョンはほぼ無条件でモテるいかにもな主人公だからな
オタクの妄想みたいで気持ち悪い
442:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 02:03:25.81 PX8DW/XE0
そうだよな所詮谷川流とかいうおっさんの妄想だよな…
キョンに感情移入できなかったら負けなのかな
443:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 02:27:38.72 /FuNDOE7O
ほ
444:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 03:02:37.01 PX8DW/XE0
こんなスレ落としたほうがいいな
1はもっと読み手の事を考えた方針を取るべきだ
445:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 03:22:53.46 Xneu54iWO
愛され続けて30年!
このスレもいつしか伝説になるお!
みんな>>1が大好きだお
尊敬するんだもんぬぉ!
>>1よ永遠に!
みんなが>>1を愛しつる!そんな頃オナニーにいそしむ>>1!
そんな>>1がみんな好きだよ
好き好き♪
お>>1さん好き♪
いつか落ちる日まで宜しくね(^-^)/
帰ってこいお…(;Д;)
>>1…
446:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 03:30:22.84 YYMeSAS1O
>>444
読み手考えろってお前何様だよwwww
>>1が書きたいように書けばいいだろwww
と思ったらまたキミか
447:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 03:33:20.87 PX8DW/XE0
>>446
俺の事好きなの?
でも馴れ合いはもういいわ
回線切ってID変えてくる
448:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 03:47:10.74 Xneu54iWO
>>447
お前…
449:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 04:16:45.24 NLqCU9TmO
守るべきスレがある
450:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 05:07:31.00 hTapmG+PO
保守だ
451:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 05:24:26.64 gQlE+u2EO
続き楽しみにしてる
452:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 06:28:57.17 ZRHgsAyHO
☆
453:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 06:31:34.78 QQvFiOVPO
キョン×唯
古泉 ×澪
俺 ×律
454:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 06:31:39.35 wJxRBInWO
俺はりっちゃんと谷口がくっつくのが許せない
ああ…りっちゃん…
455:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 07:05:28.36 dDi1p9I1O
おはようございました
今日は雨のようです
休日は有効に使いましょう
456:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 07:35:40.82 j9Q8AJl50
・・・・・・・・・・・・・・・
~屋上~
サアァァァァァァァァァァ…
ギイィ…バタン
澪「…雨、降ってるね」
古泉「…ええ、そうですね」
澪「濡れちゃうよ?」
古泉「構いません、どうせこのまま帰るのですから」
澪「学校は?」
古泉「…たまには高校生らしく、サボるという事も悪くはないでしょう」
澪「…そっか」
古泉「ええ…」
澪「…」
古泉「…」
457:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 07:36:21.28 j9Q8AJl50
澪「…私ね」
古泉「はい」
澪「小学校の頃…初めて噂の事でいじめられたの」
古泉「…」
澪「その時は先生かが庇ってくれて、何事もなく終わった」
澪「でも中学校になったら、先生は知らない振り、噂はどんどん広まるし、イジメもどんどん酷くなった…」
古泉「…」
澪「でもね、そんな中でも一人だけ私を助けてくれる子がいた」
澪「その子とは今も一緒で、普段はすごくだらしなくて…お世辞にも真面目なんて言えない」
澪「でも私がいじめられた時だけは、真剣になって私を庇ってくれた…」
古泉「…」
458:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 07:37:02.43 j9Q8AJl50
澪「中学校を卒業する時も、同じ高校に一緒に入って、また新しく始めようって言ってくれた」
澪「私もそう約束したの…」
古泉「…そうですか」
澪「でも…高校でも同じだった」
澪「結局私は、自分の噂から逃げる事はできなかった」
澪「もう…これからどうしていいのか分からない」
澪「あの子との約束も…守れない」ポロポロッ…
古泉「…」
459:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 07:37:43.87 j9Q8AJl50
古泉「いいえ、まだ後戻りはできます」
澪「……えっ?」
古泉「僕が秋山さんに近づかなければ、これ以上の貴女を恨む人間はいなくなる」
澪「…」
古泉「僕は目立ちすぎてしまいました。貴女を苦しませる程に…」
古泉「秋山さんが僕の近くにいると、どうしても他人の嫉妬を受けてしまう」
古泉「その度、貴女の攻撃の一つとして『噂』を使い、永続的に語り継がれる事になってしまいます」
古泉「火のないところに煙は立たない…つまり原因となる僕が貴女の隣から消えれば」
古泉「秋山さんの噂も、そのうち鎮火する事になるでしょう」
460:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 07:38:25.11 j9Q8AJl50
澪「…」
古泉「…貴女と会うのは今日で終わりです」
古泉「今までありがとうございました…貴女と一緒にいてとても楽しかった」
古泉「貴女と出会いを…感謝します」
澪「…」
古泉「…では、僕はこれで失礼します」
古泉「今後僕にすれ違っても無視してください…」
古泉「それで貴女が…普通の生活を過ごせるのですから」
澪「…」
古泉「…さようなら」
ギイィ…
461:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 07:39:05.50 j9Q8AJl50
ガシッ
澪「嫌だ…」
古泉「…離してください」
澪「そんなのいや…」
古泉「もう…これしか方法がないのです」
澪「いや…」
古泉「分かってください…」
澪「いやっ!」
古泉「秋山さんっ!」
澪「何で…どうしてっ?」
澪「どうしてそんな答えになるの?」
澪「私古泉君の事が好き…ホントに大好きなのに」
澪「なんで私が普通に暮らすために古泉君と離れなきゃいけないの?」
澪「おかしいよ…そんなのおかしいよ」ポロポロッ…
462:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 07:40:13.96 j9Q8AJl50
古泉「貴女には言えない…言っても理解できない」
古泉「僕は…特別な人間ですから」
澪「違う…古泉君は特別なんかじゃない」
澪「どこにでもいる…普通の高校生」
澪「普通に笑ったり、いっぱいはしゃいだり…」
澪「私が困ってたら、すぐに駆け付けてくれる」
澪「他の人がどんな風に思っても…古泉君は古泉君なの」
澪「古泉君に会えないなら…私死んだほうがいい」
澪「噂なんて消えなくてもいいから…古泉君と一緒にいたい」
澪「だから…無視していいなんて悲しい事…」
澪「言わないでよ…お願い」ジワ…
澪「ぅ……ヒック…」ポロポロッ…
463:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 07:40:54.34 j9Q8AJl50
サァァァァァァァ…
古泉「…どうして」
古泉「どうして貴女は…そこまでして僕の事を」
澪「好きになっちゃったんだもん!…仕方無いじゃない」ポロポロッ…
古泉「…やめてくださいよ」
古泉「そんな事言わてしまうと…」
古泉「僕だって…」
古泉「僕だって、好きになってしまうじゃないですか…」
464:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 07:41:35.70 j9Q8AJl50
サァァァァァァァァ…
澪「…古泉君」
古泉「初めてなのですよ?僕の裏側に気付いてくれた女性は…」
古泉「そしてこんなにも手放したくないと思ったのも…貴女だけです」
澪「…」
古泉「貴女と一緒にいて、僕の全てを見せたいと思いました」
古泉「そして…受け入れて欲しかった」
古泉「でもそれは許されない事です」
古泉「『神』が僕を…許してくれないのです」
465:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 07:42:15.50 j9Q8AJl50
澪「…許してくれないでいいよ」
古泉「え…」
澪「古泉君も…私と一緒がいいなら」
澪「許してくれなくても…いい」
古泉「秋山さん…」
澪「…」
古泉「…」
ザァァァァァァァァ……
466:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 07:43:02.65 j9Q8AJl50
「…後悔、しませんか?」
「うん…」
「…消える事になってもですか?」
「うん…」
「…」
「…」
「…分かりました」
「僕はいつまでも…秋山さんの側にいます」
「…」
「どうか…僕と一緒に」
「…」
「古泉…君」
ザァァァァァァァァァァァァ…
467:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 07:46:13.93 w5ZcxQwEO
サンジュちゃんかわいい!
468:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 07:46:22.71 j9Q8AJl50
ここで四章終わり
実はまだ最終章の書き溜めが少し終わってないんだ
今日中には終わらせるから許してくれ
つかやっぱり在日ネタはまずかったか…
2chでの扱いとか可愛さとか全て取り込んで見たかっただけなんだ
気分悪くなった人ごめんね
469:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:13:07.93 5CetZM2zO
そんな事気にしなくても良い
今は少しでも投下するんだ
俺は見てるんだぜ
470:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:14:37.19 6qvAZK6wO
きっも
吐き気がする
きもい妄想とそれに付き合うキモオタども哀れ
471:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:19:57.01 gQlE+u2EO
気にしなくていいんじゃね
まぁ確かに何で在日ネタ? とは思ったけど。
最後まで楽しみにしてるよ。
472:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:29:16.09 j9Q8AJl50
ピピピピピピ…チュンチュン
ピピピピ…ピピピピ…
カチッ
古泉「…ここは」
古泉「…そうか、僕はそのまま眠って」
「…zzz」
古泉「…?」
「すぅ…すぅ…」
473:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:29:56.25 j9Q8AJl50
古泉「……」
古泉「…あれ?」
澪「んぅ…すぅ…」
古泉「あの…澪さん?」
澪「んん…今、なんじ…?」
古泉「いえ…まだ時間は大丈夫です…」
澪「そっか…ん…」
澪「…え?」
ムクッ
澪「…」
古泉「…おはようございます」
澪「あ…おはようございます」
474:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:30:36.65 j9Q8AJl50
古泉「…」
澪「…えっと」
古泉「…」
澪「あれ…私、何で…あれ?」
古泉「…澪さん」
澪「な…なに?」
古泉「何故…僕達は同じ部屋で」
古泉「その…」
古泉「裸で、寝ているのでしょうか…」
澪「……」
475:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:31:18.30 j9Q8AJl50
ガバッ!
澪「えっ?えっ?えぇっ!!?」
古泉「お、落ち着いてください!僕は見ていませんからっ!」
澪「ウソッ!?何で!?どうしてっ!?」
澪「こ、古泉君っ!あ、ああああっち向いてっ!!!」
古泉「はっ、はいっ!!」
澪「うぅ…何がどうなってるの?」
古泉「確か僕達…学校を出た後に、どこか行きましたよね?」
澪「う、うん…」
澪「確か…古泉君が濡れたままじゃ風邪引くって言ったから」
古泉「はい…取り敢えず僕の家に雨宿りと言う事で…」
澪「えっと、それから…」
・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
476:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:31:59.53 j9Q8AJl50
・・・・・・・・・・・・・・・・・
ガチャ…バタンッ
澪「…お邪魔します」
古泉「はい、どうぞ…」
バサッ
古泉「…制服、乾燥機がありますので、ご自由に使ってください」
澪「あ、ありがとう…」
パサッ…
477:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:32:49.34 j9Q8AJl50
澪「ん…しょ」
古泉「…」
澪「あ、あまり…見ないで欲しい…かな」
古泉「…すみません」
澪「…」
古泉「…」
古泉「…そのままでは風邪を引いてしまいます」
澪「う、うん…」
古泉「…奥にシャワー室がありますので、そこで着替え等をしていただいて構いません」
澪「…ありがとう」
古泉「…いえ」
ガチャ…バタン
478:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:34:00.11 j9Q8AJl50
・・・・・・・・・・・・・
~脱衣所~
スルッ…
澪「やだ…下着まで濡れてる」
澪「替えの下着…持ってきてない」
澪「…すぐ乾くかな」
パサッ…
ウイィィィィン…
澪「…」ブルッ
澪「…シャワー、貸してもらおう」
ガチャ…バタンッ
479:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:34:40.42 j9Q8AJl50
古泉「…」
ガチャ…
澪「…」
古泉「あ…秋山さん?」
澪「ご、ごめんね?勝手にシャワー借りちゃって…」
古泉「いえ…それは構いませんが」
澪「…」
古泉「…」
古泉「…僕も冷えてしまったので、シャワー浴びてきますね」
澪「う、うん…」
ガチャ…バタンッ
480:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:35:20.80 j9Q8AJl50
・・・・・・・・・・・・・・
ガチャ…バタン
澪「…」
古泉「…」
古泉「…服、もう少ししたら乾きますので、もうしばらく我慢してください」
澪「…うん」
ポスッ…
古泉「…」
澪「…」
澪「ねぇ…」
古泉「はい」
澪「そっちにいって…いいかな?」
古泉「…ええ」
481:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:36:01.15 j9Q8AJl50
スッ…
澪「…///」
古泉「…」
古泉「…何か、飲み物を持ってきましょうか」
澪「えっ…」
古泉「たくさん泣いてしまいましたので、水分が不足してると思いますよ」
澪「…ふふっ。そうだね」
古泉「…では」
ガチャ…
澪「…照れてる?」
古泉「さぁ?どうでしょうね」
澪「…素直じゃないんだね」
古泉「ふふ…」
482:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:36:44.35 j9Q8AJl50
カランッ
古泉「ウーロン茶しかありませんが、良かったらどうぞ」
澪「…ありがとう」
古泉「…」
澪「…」
澪「…私ね」
古泉「はい」
澪「今…なんだか幸せだなって思ってる」
古泉「…そうですか」
澪「あんなにいっぱい泣いたのに、なんでだろうね…」
古泉「…僕には分かりかねます」
澪「…そっか」
古泉「はい…」
澪「…」
483:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:37:28.70 j9Q8AJl50
古泉「…でも」
澪「ん?」
古泉「貴女が今幸せと思うなら…それを精一杯楽しめばいいと思います」
古泉「今の幸せを噛み締める事で、たとえつらい事が起こっても…」
古泉「それを糧にすることで、また立ち上がり、頑張る事ができる」
古泉「僕が母に、よく言い聞かされた言葉です…」
澪「今を…楽しむ」
古泉「はい…」
澪「…そう、なんだ」
484:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:38:09.12 j9Q8AJl50
澪「…古泉君は」
古泉「はい」
澪「今…幸せって思ってる?」
古泉「…どう思います?」
澪「…分からない」
古泉「…そうですか」
澪「…」
古泉「…秋山さん」
澪「…うん」
485:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:38:49.84 j9Q8AJl50
古泉「…」
澪「…ん」
古泉「…」
澪「…」
古泉「これで…分かりましたか?」
澪「…まだ」
古泉「…まだ、分かりませんか」
澪「…ごめんなさい」
古泉「いえ、お気になさらず」
澪「…」
古泉「…」
澪「もう一回…」
澪「もう一回してくれたら…分かるかも」
古泉「…そうですか」
486:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:39:30.13 j9Q8AJl50
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
古泉「こ…これは」
澪「あぁ…思い出しただけで死にたくなってきた…」ボォォォ///
古泉「…ですね」
澪「…私、ここから記憶がない」
古泉「…奇遇ですね。僕もそこから記憶が途絶えてます」
487:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:40:11.66 j9Q8AJl50
澪「…」
古泉「…」
澪「だ、大丈夫だよねっ!?だって私達まだ高校生だもんっ!」
古泉「そうですよね!僕達まだ付き合って一日目ですもんね!」
澪「うんっ!私そのまま寝ちゃったんだと思う!」
古泉「そうですね!ウーロン茶に誰かがアルコールを入れたのでそれで眠ってしまっただけですよね!」
澪「そ、そうなんだ!アルコールなら仕方ないよね!」
古泉「そうですね!仕方ありませんね!」
澪「あは、あははっ!あはははっ!」
古泉「あははっ!あははっ!あはははははっ!」
488:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:40:51.73 j9Q8AJl50
澪「…」
古泉「…」
澪「…検査って、どこでやってもらえるんだろう…」
古泉「確か…薬局で売っていると思います…」
澪「…今日、買ってきます」
古泉「…すみません」
・・・・・・・・・・・・・・・・
489:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:41:32.06 j9Q8AJl50
~機関本部~
タッタッタッタッタ…!
ガーッ
古泉「森さんっ!」
森「あら、おはよう古泉。随分と早いわね」
古泉「またですか!また僕の家に勝手に入ったのですか!」
森「…昨日はお楽しみだったじゃない?」
古泉「…どうせ監視カメラも設置しているのでしょう?」
古泉「昨日僕達に何があったのか教えてください…お願いします」
490:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:42:13.13 j9Q8AJl50
森「あら?覚えてないの?」
古泉「森さんが入れたアルコール入りウーロン茶の所為で記憶があいまいなのです…」
森「ああ、あれ飲んじゃったんだ」
古泉「そうですよ。だから教えてくださいよ…」
森「うーん教えてもいいんだけれど…」
古泉「ほ、本当ですか!?」
森「面白いから黙っておく事にする」
古泉「……ですよね。森さんが僕に簡単に教えてくれるなんて事ありえませんよね」
森「まぁいいんじゃないの?お互い合意の上であんな状況になった訳だし」
491:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:42:53.70 j9Q8AJl50
古泉「そ、それは…」
森「まぁ一線越えたのかどうかは別として、あの子の事離さないって決めたのでしょ?」
森「だったら責任持って護ってあげなさい。途中放棄なんてクズのやることよ」
古泉「は、はい…」
森「神という障害を越えてその先のゴールに進む二人…美しいわねぇ」
古泉「…」
森「…でも簡単じゃないわよ?貴方、どんな事が起こってもあの子を護るって決心してるの?」
古泉「…」
古泉「…ええ、もちろんです」
古泉「僕はもう迷いません」
古泉「たとえ涼宮さんが許さなくても…僕は彼女を説得してみせます」
古泉「世界も彼女も…僕は両方護ってみせます」
492:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:43:44.49 j9Q8AJl50
森「…言ったわね。修正は認めないわよ?」
古泉「はい」
森「…ふぅ、じゃあ頑張りなさい」
森「貴方が自分で決めた事なんだから、それが正しいのでしょうね」
古泉「…ありがとうございます」
森「別に私は何もしてないわよ」
古泉「森さんのおかげで、僕は今日まで来る事ができました」
古泉「そしてこうやって決心する事ができたのも…森さんのおかげです」
森「…そ。じゃあ素直に受け取っておくわ」
古泉「ありがとうございます」
古泉「では僕は学校がありますので、これで…」
森「ええ、行ってらっしゃい」
ガーッ
森「…言うようになったじゃない。童貞のクセに」
493:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:43:44.54 wIK7itorO
なんだこれは…とても正気の沙汰とは思えない
494:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:44:28.69 j9Q8AJl50
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
~音楽室~
ジャーン…
梓「…ふぅ」
梓「…一人で練習してもつまんないなぁ」
コンコンッ
「失礼します」
ガチャ
古泉「おはようございます、中野さん。今日は一人で練習ですか?」
梓「こ、古泉先輩!?ど、どうして音楽室に…」
梓「あ、澪先輩ならまだ来てないですよ…?」
495:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:45:11.62 j9Q8AJl50
古泉「いえ、今日は貴女にお礼を言いに来たのです」
梓「わ、私にですか…?」
古泉「中野さんが秋山さんの事を知らせてくれなければ…僕は悠長に構えていました」
古泉「僕が助ける事ができたのも貴女のおかげです。本当にありがとうございました」
梓「べ、別に当然の事をしたまでですから…」
古泉「本当に感謝しているのですよ?貴女がその場に居合わせていなかったら、僕は今どんなに絶望していたか分かりません」
古泉「貴女はそれだけの事をしてくれたのです…感謝してもしきれません」
梓「……!」
496:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:45:52.06 j9Q8AJl50
ドクンッ…
梓「…」ギュッ
古泉「…中野さん?」
梓「わ、私今から授業の準備しないといけないので失礼しますねっ!」
梓「じ、じゃあ先輩!さようならっ!」
古泉「あ、中野さん!?」
タッタッタッタッタッタ…
古泉「…一体どうしたのでしょうか?」
497:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:46:32.59 j9Q8AJl50
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
タッタッタッタッタッ…
梓「はぁ…はぁ…はぁ…」
梓「び、びっくりした…」
梓「古泉先輩ったらいきなりお礼言ってくるんだもん…」
梓「…」
梓「でも何で私逃げちゃったんだろう?」
梓「別に嫌だった訳じゃないのに…」
ドクンッ…
梓「なんで、だろう…」
498:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:47:21.97 j9Q8AJl50
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
~教室~
ガララッ
和「おはよう澪」
澪「ああ、おはよう和」
和「…もう大丈夫なの?」
澪「…うん、多分大丈夫だと思う」
和「…そう、よかったわね」
澪「ああ、何故だかみんな私を見てもいつも通りの対応だった…」
和「…あの古泉って人。かなり強い権力を持ってるのね」
499:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:48:02.32 j9Q8AJl50
澪「和、古泉君の事知ってるのか?」
和「ええ、澪の彼氏なんでしょ?」
澪「へっ!?だ、誰から聞いたんだそんな事!!」
和「え?軽音部のみんなだけど…」
澪「あいつら…また言ってもない事を勝手に」
和「あら、じゃあ彼氏じゃないの?」
澪「え、あ、あぁ…その、えっと…」
和「…?」
澪「き、昨日…彼氏になりなした」ボゥ///
500:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:48:21.20 u2bL2a4uO
支援
501:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:48:42.56 j9Q8AJl50
和「き、昨日?」
澪「…うん」
和「そ、そうなんだ。へぇ~…」
和「えっと…おめでとう。澪」
澪「あ、ありがとう…」
和「でもよくOKしてくれたわね。古泉君って、噂じゃ凄くモテるって聞いてたけど…」
澪「そ、そうだね…」
和「きっと、澪のいい所が古泉君を振り向かせたのね」
澪「そ、そんな…///」
和「…じゃあ、あの子達にも知らせてあげなさい?」
澪「えっ?」
バタンッ!!
502:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:49:26.63 j9Q8AJl50
律「澪!大丈夫か!もうイジメられたりしてないか!?」
唯「澪ちゃん!私みたいに騙されてない!?」
紬「私達、澪ちゃんが心配でこっちまで来ちゃったの」
澪「お、お前達…」
和「…よかったね、こんなに仲間がいて」
律「みぃおおおおおおおおお!!!!」ガシッ!
澪「ちょ、ちょっと律!くっつくなって!」
唯「みおぢゃああああああああん!!!」ガバッ!
澪「あ、ちょ!唯!どこ触って…ひゃん!?」
紬「あらあらまぁまぁ」●REC
澪「ムギ!ビデオ撮ってないで助けろ!」
503:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:49:38.53 gQlE+u2EO
いいね
504:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:50:23.32 j9Q8AJl50
律「じぐぢょおおお!心配ばっかかけやがって~!」グシュッ
唯「澪ちゃんも頑張ったんだね!わたしも頑張ったよおおお!」ズビッ
澪「わ、分かった。分かったから少し離れて…」
紬「みんな澪ちゃんの事心配してたのよ?もう生きてく意味をなくして夜の街に行っちゃうんじゃないかって…」
澪「そ、そんな事するわけないだろっ!!」
和「クスッ、あなた達本当に仲がいいのね」
律「この野郎!私心配して昨日は6時間しか寝てないんだぞぉ!」
澪「いや、充分だろ」
律「私にとっては少ないんだいっ!今日はもうお前を離さないんだからなっ!」
唯「わたしも澪ちゃんを離さないよぉ!」
紬「うふふっ」
澪「はははっ…」
澪「…みんな、ありがとう…。」
505:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:52:11.89 j9Q8AJl50
ここまで
完成させてきます
506:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:52:22.52 zTRBlf4OO
零スレかと思ったらまーたけいおんかよ
507:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:53:30.09 gQlE+u2EO
待ってる
508:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 08:53:41.00 9YSsXiK+O
いいじゃないか
509:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 09:01:22.34 I7xtdLydO
ここからアンチ禁止
510:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 09:22:02.95 BV0hZ7pOO
>>422
叩いてた奴の半数近くはハルヒ叩きたくて便乗した奴だろうと思うけどな
普段けいおんスレであそこまで誰かを叩くってことないし
511:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 09:31:51.79 gQlE+u2EO
ちょっとびっくりした
512:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 09:32:13.81 +Pq2oi0rO
乙
思ったのだがここの>>1ってだいぶんマシな方じゃないか?
他のSSスレなんて作者すら現れないところもあるし
513:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 09:44:32.93 MsIW6Cr3O
>>1乙
514:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 09:53:10.04 5CetZM2zO
気長に保守
515:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 10:08:04.21 EQYpoyah0
星ゅ
516:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 10:14:11.19 uKEl8XFsO
前スレから澪は国木田と
と何回も言ってるのに……
517:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 10:29:41.63 FAoF4YezO
>>516
お前一人だけだったじゃんwwwww
518:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:07:36.02 utzpCeYmO
☆
519:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:10:39.19 PX8DW/XE0
正直けいおんの14話見るの怖いわ
こんな話になったらどうしよう
520:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:30:04.75 gQlE+u2EO
要らん心配だな
521:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:34:20.23 PX8DW/XE0
俺の予想だとアニメでしかできないということでアニメオリジナルの聡が前面にプッシュされて
聡と中学の女の子のデートとそれを見守る軽音部みたいに話になるんじゃないかと思ってるんだ
そして唯ちゃんがほぇ~いいな~聡君みたいな彼氏ほしい~とか言い出すんですよ
522:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:36:44.60 gQlE+u2EO
『ライブハウス!』ってサブタイトルで何でそんな展開が頭に浮かぶんだか解らん
523:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:40:25.26 PX8DW/XE0
ライブハウス!ってタイトルなのか
もう死にたい…
524:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:45:27.93 1Swi/Jls0
お待たせ
本編完成したから投下するわ
525:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:48:34.19 1Swi/Jls0
~文芸部部室~
ガチャ
みくる「キョン君、こんにちは」
キョン「…うっす」
古泉「こんにちは。おや?涼宮さんは一緒ではないのですね」
キョン「ああ。アイツはまた情報収集に行った」
古泉「…そうですか。何かトラブルがあったようですね」
キョン「今回は完全に俺の所為だろうな、古泉、お前に迷惑を掛けるかもしれん」
古泉「やれやれ…そこまで言うのですから、貴方も相当激怒をなさってしまったと」
キョン「ああ、…やっぱり俺はアイツを許せなかった」
長門「……」
526:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:49:24.40 1Swi/Jls0
キョン「ハルヒのせいで、昨日アイツは死んでいたのかもしれない」
キョン「それを考えた途端、いつも軽く流すだけのハルヒの暴言暴論に急に怒りがに込み上げてきやがった」
キョン「アイツは人の気持ちを、何だと思ってやがんだ…」
長門「……」
古泉「お気持ちは理解できます。ですがそれでも我々は我慢をしなければなりません」
古泉「貴方が涼宮さんに取る行動一つで、僕達の世界は終わりを告げることだって有り得てしまう…」
古泉「僕達がいる世界は…そういう所なのです」
キョン「ああ…分かっている…分かってるんだ…」
キョン「でも俺達はいつまでアイツの為に生きなきゃいけない?」
キョン「学校も、家でも、恋人といるときでさえも…」
キョン「俺達はいつでもアイツを基準に考えなければいけない」
キョン「こんな縛られた世界に、何で俺達は生かされてるんだよ?」
キョン「自分の人生ぐらい…何で自分の好きにさせてくれないんだよ…?」
527:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:50:04.69 1Swi/Jls0
古泉「……」
長門「……」
みくる「キョン君…」
キョン「……」
長門「…現在涼宮ハルヒは、架空空間に進入し様々な出来事の情報支援を受けている」
キョン「長門?いきなりどうしたんだ」
長門「涼宮ハルヒはさらなる情報を望んだため、架空空間の規模を大幅に拡大させている」
長門「しかし現在の午後4時53分42秒時、突如架空空間の拡大が停止した」
長門「涼宮ハルヒは更に情報を求めているが、その願望に比例せずに空間の拡大が停止したと思われる」
528:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:50:45.12 1Swi/Jls0
古泉「涼宮さんの願望に能力が追いついていない?そんなことは絶対にありえません」
長門「これ以上の架空空間の拡大化は予想されないと情報統合思念体は判断した」
長門「更に涼宮ハルヒの情報操作能力にも微量にズレが発生している」
キョン「ちょ、ちょっと待て長門!それは本当なのか!?」
長門「私は真実を述べている。信じて欲しい」
古泉「長門さんのおっしゃる事が事実だとすると…これはとんでもない状況です!」
古泉「涼宮さんの願望実現能力に不具合が生じて、さらにこれ以上の上昇はありえないとすると…」
古泉「涼宮さんの能力は低下していくばかりだと思われます!」
キョン「じゃあ何だ!ひょっとするとハルヒは…!」
長門「そう、貴方が考えてる通り」
「涼宮ハルヒの能力はその効力をなくし、いずれ消滅する可能性が考えられる」
529:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:51:25.43 1Swi/Jls0
古泉「……」
みくる「……」
長門「……」
キョン「…本当、なのか?」
長門「これはあくまで推測のみ。確定されている事実ではない」
古泉「しかしそうとなると…これはかなり危険かもしれません」
キョン「どういう事だ」
古泉「涼宮さんの願望実現能力が消滅する…つまりもうそれ以上の改変は望めないということです」
古泉「もし涼宮さんが今の情報収集によって自分の能力に気付いてしまうとしましょう」
古泉「中途半端な能力の認識をした涼宮さんはまず第一に自分の願望を叶えると思われます」
古泉「その願望が世界の秩序を乱してしまう程の改変をしてしまったら…どうなると思います?」
古泉「さらにその瞬間、涼宮さんの能力が消滅してしまったとなると…」
530:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:52:10.36 1Swi/Jls0
みくる「えっと…涼宮さんの能力が使えなくなってしまうって事ですから、もう元に戻せなくなってしまいます…」
古泉「つまりそう言う事です」
古泉「…世界の秩序が乱されたまま、僕達は今後死ぬまでその世界を受け入れなければならないでしょう」
みくる「そ、そんなの絶対に嫌です!」
キョン「こうしちゃいられない!早くハルヒを見つけないととんでもない事が起こっちまう!」
キョン「長門!今ハルヒは何処にいるんだ!?まさかもう能力に気付いちまったワケじゃねぇだろうな!?」
長門「涼宮ハルヒは現在、架空空間により作り出された幻想住人により詳細不明の情報を入手している」
長門「おそらく後数時間で涼宮ハルヒは自身の能力について認識してしまう恐れがある」
古泉「長門さん、僕らがその空間に入る事はできないのですか?」
長門「架空空間の構造は閉鎖空間の構造にある程度類似している。
長門「しかし進入が困難なため機関の有機生命体以外の人間は侵入した瞬間消滅してしまうと予想される」
古泉「では僕が参りましょう、詳しい場所を教えてください」
みくる「私は未来に連絡を取ってみます!もしかしたら涼宮さんの足止めをする方法が見つかるかもしれません!」
長門「了解した、詳しい内容は後で報告する。付いて来て」
531:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:52:51.53 1Swi/Jls0
キョン「よしっ。じゃあ解散だ」
古泉「貴方はどうするのですか?」
キョン「俺はハルヒが行きそうな所を探して、その場でアイツを止めてやる」
キョン「何もしないよりは遥かにマシだからな」
古泉「分かりました。どうかお気をつけて…」
キョン「ああ、お前等もな」
ガチャ…バタンッ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
532:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:53:31.05 1Swi/Jls0
ガチャ…バタンッ
古泉「…では長門さん。場所を教えてください」
長門「…」
古泉「長門さん?」
長門「場所を教える前に、貴方に言っておく事がある」
古泉「…?」
長門「この架空空間は涼宮ハルヒ以外の人物が入ることを許されていない」
長門「もし進入した場合、制御不可能な攻撃を受け、致命的な損傷を負うことになる」
長門「しかしこの架空空間には何箇所か侵入を感知されない抜け道のようなものがある」
長門「貴方はそこから侵入する事を推奨する」
533:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:54:25.57 1Swi/Jls0
古泉「分かりました。その抜け道は僕からでも見えて、人間が入れるようなモノでしょうか?」
長門「そう。有機生命体の肉眼で確認する事ができ。貴方の体格でも充分に入る事ができる」
長門「しかし油断は禁物。周りに注意して進入して欲しい」
古泉「ええ、もちろんです」
長門「了解した。場所を教える」
・・・・・・・・・・・・・・・
534:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:55:05.87 1Swi/Jls0
ゴオォ…
古泉「これは…」
古泉「…閉鎖空間に靄がかかっているような空間ですね」
古泉「長門さんが言っていた抜け道は…」
古泉「…あそこですね」
古泉「しかし何故わざわざ進入を許すための仕掛けがされているのでしょう」
古泉「…もしかすると罠かもしれません」
古泉「もう少し周りを調べてみましょう…」
タッタッタッタッタ…
・・・・・・・・・・・・・・・
535:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:56:09.34 w5ZcxQwEO
ハルヒ悪役過ぎる
536:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:56:15.99 1Swi/Jls0
古泉「…どうやらここ以外の入り口はなさそうですね」
古泉「長門さんはもう何箇所入り口があると言っていましたが…塞がれてしまったのでしょうか?」
古泉「…覚悟を決めましょう」
古泉「…」
グッ…
古泉「…」
ブワッ!
古泉「!!っく…」
古泉「…なんとか無事に入る事はできました」
古泉「しかし視界が最悪ですね…何かいい方法は」
537:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:56:59.14 1Swi/Jls0
…!……。
……。…。
古泉「…誰かいますね」
古泉「会話をしているという事は、涼宮さんと架空人物なのでしょうか?」
古泉「だとすると既に力に気付いてしまっているのでしょうか…」
古泉「…行ってみましょう」
ダッダッダッダッダ…
・・・・・・・・・・・・・・・
538:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:57:39.49 1Swi/Jls0
ハルヒ「そうよ・・・そうだわ」
ハルヒ「あの女がいなかったら私とキョンはいずれ恋人になれたじゃない」
ハルヒ「それをあの女が横取りしてそのまま奪ったのよ?」
ハルヒ「私がこんなに苦しい思いをしてるのに・・・アイツはただ消えてなくなるだけ?」
ハルヒ「そんなの絶対に許さないわ!」
ハルヒ「私の100倍・・・1000倍以上の苦しみを与えてやらないと気が済まない!」
ハルヒ「イヤ、それだけじゃ物足りないわ!・・・アイツの仲間も道連れにしてやれば・・・」
ハルヒ「それだけあの女の罪は重いのよ!」
???「うふふっ♪やる気は十分に溜まってきたみたいね」
???「じゃあさっそく学校に行ってあの子を捕まえないとね~」
???「私も特別に協力してあげるっ」
ハルヒ「・・・やってやるわ・・・やってやるのよ・・・」ブツブツ
ハルヒ「あの女に・・・私以上の苦しみを・・・」
ハルヒ「あの女に・・・」
シュン・・・・・・
539:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:58:19.72 1Swi/Jls0
古泉「!…消えた?」
古泉「彼女は一体何をしようと言うのですか…!」
古泉「恋人…苦しみ?」
古泉「…!もしや彼女は、能力で残虐な行為をしようとしている?」
古泉「これは一大事だ、すぐに彼に知らせないと…!」
ザクッ!
古泉「!!…っかは…!」
ドサッ!!
???「ダメじゃない…女の子の会話を盗み聞きするなんて」
540:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:59:01.23 1Swi/Jls0
古泉「あ…あなたは…」
???「私は涼宮さんに選ばれた唯一の協力者」
???「もうすぐ涼宮さんはこの世界を自分好みに変えてしまう」
???「だから私はそれに便乗させてもらったの」
???「あの人にくっついていると面白いもの…ふふっ」
???「けど貴方が自由に動けるのはちょっとマズイかなぁ」
古泉「な…何故ですか」
???「貴方達の機関ってその気になればどんな事でもしてしまうもの」
???「だから少しだけ眠っててね?」
???「しばらくしたらこの空間も消えちゃうから、貴方も最初入った場所に戻るだけ」
???「決して消えたりしないから、安心してね?」
???「じゃ、バイバイ」
シュン…
541: ◆VIPPER/R9c
09/11/01 11:59:08.66 5Wb1PiJH0
vipのSSスレ全部死滅しねえかなー
542:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:59:41.34 R7ypH7z9O
谷口ルートも似たような展開になるとすると、谷口は律の下着を見る事になるんだよね
なにそれ羨ましい
543:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 11:59:41.55 1Swi/Jls0
古泉「…これは、しくじってしまいましたね」
古泉「完全に動くことができません…何かの情報操作でしょうか」
古泉「…はは、もう視界も狭くなってきました…」
シュン…
「…ここでいいのかい?何やら酷く視界が悪いようだけど」
「はい、間違いありません」
「この空間には、彼女の力によって形成され、存在していると思います」
「くっくっく…そうか、涼宮さんも随分と悪趣味なのだね。」
544:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:00:33.35 1Swi/Jls0
「―誰か―いる」
「えっ?この空間にですか?そんなはずはないのですけど…」
「まぁいいさ。ここにも涼宮さんの力が少し残っているのだろう?」
「あ、はい。後はこの空間が消えるまで待っているだけです」
「ほう。そんなに簡単なのかい…これでは少々味気ない様な気もするね」
「―もうすぐ―消える」
「分かりました。では…」
「ああ、分かっているよ」
古泉「(一体…誰が会話しているのでしょうか)」
古泉「(もう視界も途絶えて…耳も聞こえません)」
古泉「(早く…彼に知らせないと)」
古泉「(はや…く)」
古泉「(……)」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
545:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:01:13.64 1Swi/Jls0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
澪「…まったく、放課後になるまで全然離してくれないんだから…」
梓「……」
澪「そりゃあ…みんなが心配してくれるのは嬉しかったけどさ…」
澪「なんていうかこう…スキンシップが激しすぎる気がするんだよ」
澪「ムギなんて、もうセクハラの域だったんだぞ…///」
澪「…でも私って、あんなに想ってくれる仲間がたくさんいるんだな…」
梓「……」
澪「梓も私のために頑張ってくれたんだってな。ありがとう…」
梓「……」
澪「…梓?」
梓「へっ?あ、何ですか澪先輩?」
546:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:01:53.86 1Swi/Jls0
澪「…お前、さっきからずっと黙り込んでるけど…どうかしたの?」
梓「い、いえ。何でもないんです…」
澪「…そっか」
梓「…あの」
澪「ん?」
梓「澪先輩は…古泉先輩とその後どうなったのですか?」
澪「こ、古泉君と?え、えぇっと…」
梓「…澪先輩?」
澪「いや、その…」
梓「……」
澪「…分からないんだ」
梓「え?」
547:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:02:35.19 1Swi/Jls0
澪「昨日…古泉君の家にお邪魔した所までは憶えてるのだけど…」
梓「こ、古泉先輩の家に行ったんですか!?」
澪「ち、違うんだっ!ただ雨宿りをしようと思っただけで…」
澪「で、でも…風邪引いちゃうし…服もびしょ濡れだったからシャワー貰って…」
梓「…」ゴクリッ…
澪「そ、それで古泉君もシャワー浴びて。二人で会話してたら…」
梓「し、してたら…?」
澪「そ、その…隣に寄って」
澪「…き」
梓「き?」
澪「き…キス…しちゃった…かも」
梓「!!!」ボウッ!
梓「そ、それで…それでどうなったのですかっ!」
澪「だ、だから…憶えてない」
548:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:03:19.55 1Swi/Jls0
梓「えっ?」
澪「そ、その後目覚めたら…朝になってた」
梓「そ、それって…まさか」
澪「いやっ!違う!違うぞ!ま、まだそんな事やってない…と思う」
梓「……」
澪「ただ…一応検査だけは、その…しといたほうがいいって…古泉君が」
梓「え、えっと…確か初日じゃ分からなかったと思います」
澪「ほ、本当か!?」
梓「多分…ですけど」
澪「ど、どうしよう…」オロオロ…
梓「な、何か違和感とかありませんか!?」
梓「その…歩きづらいとか…痛い、とか…うぅ」カアァ…
549:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:03:58.72 1Swi/Jls0
澪「…いや、そんな感覚はない…かな」
梓「だっ、だったら大丈夫だと思いますっ!」
澪「ほ、ホント!?」
梓「はい…」
澪「よ…よかった…」ホッ…
梓「……」
澪「ふ、二人して裸だったんだもん…びっくりしちゃった」
梓「…でも」
澪「え?」
梓「キ、キスまでは…したのですよね…?」
澪「う、うん…///」
550:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:04:38.86 1Swi/Jls0
梓「…そうですか」ニコッ
澪「梓?」
梓「私、澪先輩に言ってない事があるんです」
澪「言ってない事?」
梓「私…」
梓「私、最初は」
キキイィ!
バタンッ!
澪「…え?」
「…間違いないか?」
「…ああ、大丈夫だ」
梓「ちょ、ちょっと。何でこんな所に車止めて…」
「目標を確認、これより捕らえます」
551:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:05:19.41 1Swi/Jls0
ガシッ!
「…付いて来い」
澪「な、なにするの!?は、離してっ!」
梓「やめてくださいっ!警察呼びますよ!?」
「…おい、黙らせろ」
「はい」
ガスッ!
梓「あぐっ…!」
ドサッ…
552:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:05:59.73 1Swi/Jls0
澪「あ、梓っ!」
梓「み、澪先輩…」
「よし、車に乗せろ。時間がない」
「はい…おい、乗れ」
澪「い、いやっ!誰かっ!誰か助けて!」
澪「梓!あ、むぐぅ…!」
「目標を確保、これより移動します」
梓「澪…せんぱい…」ズルッ…
「ふん、日本なんて所詮この程度か…何故に総書記様はこんな国に怯えるというのだ」
バタンッ!
553:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:06:40.16 1Swi/Jls0
澪「…!…!」
梓「澪先輩…澪先輩!」
ブオォォォ…
梓「…何で、どうして…」
梓「意味わかんない…」ポロポロッ…
梓「何で澪先輩さらわれちゃったのっ…」
梓「なんで…澪先輩ばっかり…」ポロポロッ…
梓「…古泉先輩」
梓「古泉先輩に連絡しないと…!」
554:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:07:20.28 1Swi/Jls0
梓「…あ」
梓「そうだった…私先輩の番号知らなかったんだ…」
梓「何で…何であの時に私も登録しなかったの?」
梓「変な見栄張って…興味ないなんて事言って…」
梓「バカ…私のバカァ!!」
梓「あ…ああっ…あぁぁ…」ポロポロッ…
555:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:08:00.53 1Swi/Jls0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
古泉「…ぅ」
古泉「ここは…」
古泉「そうか…空間が消えて、元の場所に戻っていたのですね」
ズキンッ!
古泉「…ッツ」
古泉「こんな所で寝ている暇はありません…」
古泉「早く…早く彼の元へ…」
・・・・・・・・・・・・・・・
556:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:08:41.30 1Swi/Jls0
・・・・・・・・・・・・・・・
キョン「くそっ・・・どこにいる!!」
ポタッ…
梓「・・・・・・」
キョン「!・・・たしか軽音部の・・・」
キョン「おい!平沢が何処に行ったか知ってるか!?」
梓「・・・・・・・えっ?」
キョン「・・・・どうした?」
梓「い、いえ。なんでも、ないです・・・」
梓「唯先輩なら今日私は一緒じゃなかったです」
梓「ごめんなさい・・・」
557:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:09:21.08 1Swi/Jls0
キョン「・・・わかった。邪魔したな」
梓「あ!待ってください!」
キョン「・・・どうした?」
梓「古泉先輩・・・古泉先輩は今何処にいますか?」
梓「早く先輩に知らせないと・・・私」ポロポロッ
キョン「!何かあったのか!?」
梓「お願いです!先輩の番号を教えてください!」
キョン「あ、ああ分かった!」
558:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:10:01.14 1Swi/Jls0
ズルッ…ズルッ…
古泉「はぁ…はぁ…」
古泉「…ぐっ!」
ポタッ…
古泉「も…もう少しで」
ピリリリリ…ピリリリリ…
古泉「だ、誰だ…」
ピッ
古泉「…はい、僕です」
梓「古泉先輩!」
梓「良かった…!全然繋がらないから…もう…ダメだって…」
559:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:10:41.44 1Swi/Jls0
古泉「どうか…なさったのですか?」
梓「澪先輩がっ!澪先輩が変な人達に誘拐されてしまいましたっ!!」
古泉「なっ…!」
梓「いきなり私達の前に車が止まって…男の人が先輩を…どこかに…!」ポロポロ…
梓「お願いですっ!澪先輩を助けてくださいっ!」
古泉「い、今彼女は何処にいるのですかっ!?」
梓「分かりません…車は南の方向に行ってしまいました…!」
古泉「南の方角…まさか…!」
梓「先輩!早く…早くしないと澪先輩がっ!」
梓「せ…ザッ…は…ザザッ…い…ザザザッ」
ザアァァァァァァァァァァァ…
560:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:11:21.75 1Swi/Jls0
・・・・・・・・・・・・・・・
???「あ~あ。結局やられちゃうのね…」
長門「貴女はとても優秀、だけど完全ではない」
???「せっかく涼宮さんに強化してもらったんだけどなぁ」
???「所詮私はバックアップなのね…」
長門「……」
???「まぁいいわ。どうせもう終わっちゃうし」
???「長門さん。私は先にリタイアするわね」
長門「…そう」
???「もうちょっと楽しみたかったのだけれど…まあいっか」
???「私は消えるけど、涼宮さんの事、ちゃんと頼んだわよ?」
長門「…了解した」
???「…ふふっ、長門さんも一人の女の子になっちゃうのかしら」
???「私…見てみたかったなぁ」
561:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:12:02.39 1Swi/Jls0
長門「……」
???「…もう時間ね」
???「ばいばい長門さん。みんなと幸せにね…」
サアァァァァァァ…
長門「……」
ピリリリリリ…
ピッ
長門「…何?」
古泉「長門さん…一つ聞きたい事があります」
長門「…」
古泉「今彼女…秋山さんに何が起こっているのか分かりますか?」
長門「…待って」
562:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:12:42.15 1Swi/Jls0
長門「…了解。情報を取得。」
古泉「本当ですか!?」
長門「…現在秋山澪は、国道を沿って海岸方面に移動中」
長門「状態は拘束。そして近くにこの国とは別の種族の有機生命体がいると思われる」
古泉「そ、それはどうして…」
長門「…以前秋山澪には、在日韓国人という事実とは異なる情報が満盈したと思われる」
長門「彼女の事を好ましく思っていない涼宮ハルヒは、その虚報を事実にし、攻撃の対象にした」
古泉「それでは理由になっていません!」
古泉「たとえそれが事実になったとしても、何故誘拐されなければいけないのですか!?」
563:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:13:27.86 1Swi/Jls0
長門「現在涼宮ハルヒの能力には、効力の減少、また多少のズレが確認されている」
長門「おそらく涼宮ハルヒが秋山澪を『在日韓国人』となるように望み、情報改変が行われた」
長門「しかし能力のズレにより、涼宮ハルヒの願望とは一部異なる情報に改変されたと思われる」
古泉「…!ま、まさか…」
古泉「そんな…そんな事…ある訳が…!」
長門「貴方の考えは正しい」
「秋山澪は、涼宮ハルヒの能力によるズレで『在日韓国人』ではなく『在日北朝鮮人』と改変されてしまったと思われる」
564:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:14:07.87 1Swi/Jls0
古泉「…そんな」
古泉「そんな…バカな」
長門「…現在秋山澪を拘束していると思われる有機生命体は、おそらく工作員だと思われる」
長門「彼らが国道を抜け、港にある不法侵入したと思われる船に乗り込んでしまったら」
長門「彼女はもう二度と帰ってくることはない」
古泉「……」
長門「…全ては貴方の判断に任せる」
長門「私は現在、戦闘によるアクセス負担により動ける事ができない」
長門「…ごめんなさい」
古泉「…いえ、ありがとうございました」
565:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:14:49.07 1Swi/Jls0
ピッ
古泉「何てことだ…」
古泉「…やっと彼に伝えるためにここまで来たのに」
古泉「ここまで来て…それはないでしょう?」
ドサッ
古泉「よりによって何故、どうしてあの国なのですか…」
古泉「涼宮さん、貴女はそこまでして何がしたいのですか…」
566:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:15:28.57 1Swi/Jls0
古泉「…いや、涼宮さんの所為じゃない」
古泉「これは僕の所為だ」
古泉「僕が彼女に離れていれば…こんな事にはならなかった…」
古泉「はは…傑作ですね」
古泉「神と人を天秤に乗せ、どちらも同じ価値だと判断し…」
古泉「両方選択した結果がこれですよっ!」
古泉「はははっ!笑ってください!こんなに憐れな人間はそうそういませんよ!」
古泉「あんなに盛大に決心したのに、もう約束もできなくなってしまったのですから!」
古泉「ははっ、はははっ!ははははははははははっ!」
567:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:16:08.45 gQlE+u2EO
支援
568:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:16:12.15 1Swi/Jls0
古泉「…はは、本当に可笑しいですね」
古泉「は、ははは…」
古泉「…」
古泉「神なんて…何処にいるというんだ…」
古泉「…」
古泉「急に…傷口が開いてきました」
古泉「…僕の精神力は、こんなにも脆かったのですね…」
古泉「…はは」
ドシャッ…
569:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:16:58.53 1Swi/Jls0
・・・・・・・・・・・・・・・・・
キョン「はぁ…はぁ…はぁ…」
キョン「やっぱり見つからねぇ…」
キョン「ちくしょう!!どこだハルヒッ!!」
ドシャ…
キョン「…!誰だ!?」
古泉「……」
キョン「…古泉?」
古泉「…神とは、どうやら気まぐれのようですね…」
570:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:17:39.94 1Swi/Jls0
キョン「古泉…!お前、どうしたんだその怪我…」
ガシッ!
古泉「僕の事は構いません!良く聞いてくださいっ」
古泉「涼宮さんは今、彼女を連れて僕らの学校へと向かっています」
古泉「そして学校全体に閉鎖空間を作り出し、自分だけの環境を整えようとしています」
古泉「そこで彼女は終わりの無い拷問を始めるつもりなんですっ!」
古泉「早く学校へ戻ってくださいっ!」
キョン「でもお前、その傷だと死んじまうぞ!?」
古泉「…ッ!」
古泉「貴方は何時まで優柔不断でいるのですかっ!!」
571:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:18:20.12 1Swi/Jls0
キョン「…古泉?」
古泉「貴方が傍にいない事で彼女はどれだけ恐怖を感じているのか分かってるんですか!?」
古泉「自分が生かされ永遠に苦痛を与えられているのに、それを黙って放置するつもりなのですか!?」
古泉「貴方が自分の役目を果たさないでどうするんですか!!」
古泉「僕の様に後悔したくないのならっ…早く彼女の元へ向かってください!!」
キョン「古泉…お前」
古泉「僕の事は構いません…だから早く…早く涼宮さんを止めてください…っ」
キョン「…後で必ず助けに来てやるっ!そこを動くんじゃねぇぞ!!」
ダッダッダッダッダ…
572:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:19:01.45 1Swi/Jls0
古泉「…やっと、行ってくれましたか…」
古泉「まったく…何が自分の役目も果たせないだ…」
古泉「それを言われるのは僕の方でしょう…」
古泉「自分に励ますつもりで言ったのですが…どうやら効果はあったみたいですね」
ピッ
古泉「僕です、今すぐ海岸沿いまで車を走らせてください」
古泉「これは僕の私情です、無理な事は充分承知の上でお願いしています」
古泉「はい、今僕が彼にできることは全てやり遂げました」
古泉「お願いします…このままでは彼女が」
古泉「彼女が…死よりも恐ろしい運命を迎える事になってしまう」
古泉「お願いです…僕に力を貸してください…」
573:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:19:41.79 1Swi/Jls0
「……」
古泉「…どうか、よろしくお願いします」
ピッ
古泉「…」
古泉「これで…」
古泉「これで最後です、涼宮さん」
古泉「僕は神の真似事をした貴女に、絶対に屈しません」
古泉「それを今から…証明してみせます」
古泉「澪さん…どうかご無事で」
ダッダッダッダッダ…
574:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:20:22.16 1Swi/Jls0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ブオォォォ…
「…チッ、何だこの道は。クネクネして一向に進まねぇ」
「我慢しろ。検問を抜けるにはこの道しかなかったんだ」
澪「……」
「…この女、一体何に使うんだ?」
「知らないね。もう何年もこの仕事やってるんだ、いちいち調べてなんていねぇよ」
「でもまぁ…二度と太陽の光を浴びる事はないだろうな」
575:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:21:02.40 1Swi/Jls0
澪「……」ポロポロッ…
「…ふん、当然だ。我が総書記様が統治なさっている大帝国を抜け出した非国民なのだ」
「手厚い保護が受けられる事なんて、せいぜい拷問の時だけだ」
澪「……」ブルブルッ…
「いや、そうとも限らねぇぞ」
「あん?」
「コイツは見た目なかなかいい線をいってる」
「もしかしたら、どこか上の方が気に入ってモノにするかもしれないな」
「…ふっ、それは拷問と変わらないだろ?」
「ははっ、違いない」
576:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:21:31.20 Jne/I1zuO
これは面白い
577:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:21:42.84 1Swi/Jls0
澪「(…私、どうなっちゃうの?)」
澪「(やっと…古泉君と一緒になれたのに)」
澪「(また…離れなきゃいけないの?)」
澪「(そんなの…嫌だよ)」
澪「(誰か…誰か助けて)」
澪「(誰か…)」ポロポロ…
「…ん?なんだありゃ?」
「どうした?何かあったか」
「いや、道路の真ん中に人間が立ってやがる」
「なんだと…」
「どうする?そのまま引いちまうか?」
「いいだろう。どうせ自殺志願者か何かだ…思いっきりやってやれ」
「分かっ…え?」
「何だ…さっきまでいた筈なのに」
578:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:22:23.15 1Swi/Jls0
キキィィィィィィイ!
「…え?」
ドシャアァァァァァァァン!!
「う、うわぁ!」
ズドンッ!
澪「…ッ!」
「な、何だ!?急に車が飛び込んできやがった!」
「おいっ!何をしてるんだ!早く行けっ!」
「ダメだ…車同士がひっついて動けない!」
「クソッ!何でこんな時に事故なんて起こるんだ!?」
579:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:23:45.03 1Swi/Jls0
澪「(…な、何なの?)」
「とにかくここを離れるぞ!女連れて行け!」
「了解!…は?」
「どうしたっ!?」
「そ…空に、人がいる…」
「意味の分からない事いってないではやk」
ガシャン!
バキャッ!
「う、うわぁ!車が!車が!!」
「う、嘘だろ!?そんな事できる奴がこの日本に」
「お、おい!こっちに来るぞ!」
「急げ!船の場所はもうすぐだ!」
バンッ
580:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/11/01 12:24:35.77 1Swi/Jls0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ゴォォォ…
森「ふぅ…久々にくだらないものを壊してしまったわね」
新川「もう少し静かに止める事はできないのか?」
森「無理ですよ…あんなの相手に手加減してたら、こっちが危なくなってしまいます」
新川「…そうか」
森「新川さんだって、いきなり車を衝突させるなんて…人質が死んだらどうするつもりだったのですか?」
新川「被害がないスピードと場所を狙ったんだ。ズレでもない限り怪我をすることはないだろう」
森「はぁ…相変わらず凄い正確度ですね」
新川「…目標が逃げる、お前は先に行け」
森「了解」
ザッ…!