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差し替え:李大統領「朝鮮半島で南北戦争の可能性は絶対ない」
第9回アジア安全保障会議に出席するためシンガポールを訪問中のシンガポール李明博
(イ・ミョンバク)大統領は5日、朝鮮半島で韓国と北朝鮮が戦争する可能性は絶対にない
と述べた。
シンガポール経済人連合会所属の企業関係者を招いての懇談会で明らかにした。青瓦台
(大統領府)の朴先圭(パク・ソンギュ)報道官が伝えた。
李大統領は「南北問題を必ず解決すべきだが、その過程が容易ではないことは明らかだ。
全面戦争の可能性はなく、平和を脅かす局地的な脅威は時折存在するが強く抑制していく」
と強調した。
また、北朝鮮の閉鎖性や独裁体制を指摘しながら「21世紀にこのような国があること自体が
驚くべきこと」と批判した。北朝鮮を早期に開放させ、中国のように産業化の道を歩ませ、核
を放棄する代わりに政権維持を保障し、経済開発を支援するという一括妥結案を提案した
状態だが、北朝鮮の魚雷攻撃による海軍哨戒艦「天安」沈没事件が解決されれば、さまざま
な進展が可能になると予想していると述べた。2300万人の北朝鮮住民の最悪の極貧状態を
解決することも、もう一つの重要な部分だとの考えを示した。
このほか、シンガポールの企業家に対し、規制緩和と労使関係の改善を積極的に進めて
いると強調しながら、積極的な韓国への投資を呼びかけた。韓国の経済回復速度は非常に
速く、投資に適した良いチャンスだとし、昨年は不振だった不動産分野も下半期からは本格
的に回復すると予想した。また、韓国で計画されている大規模事業に対する投資説明会を
シンガポールで開催すると約束した。
李大統領の発言と関連し、青瓦台高官は「政府が下半期に不動産市場を人為的に回復させ
るとの意味で解釈してはならない」とし、シンガポールの企業家に対し韓国の景気が全般的
に良くなるという趣旨で述べた発言で特別な意味はないと説明した。
6月5日13時52分配信 聯合ニュース
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