10/05/29 20:51:20
【ウラジオストク=A・ポルトフ】ロシア極東ウラジオストクで2012年に開催される
アジア太平洋経済協力会議(APEC)の会場建設事業で、
ロシア側が北朝鮮労働者の大量雇用を計画していることが28日分かった。
韓国海軍の哨戒艦沈没をめぐり孤立を深める北朝鮮にとって外貨獲得の抜け穴となりそうだ。
ロシア極東の治安当局筋によると、今月までにAPEC事業に携わる複数のロシア企業から、
北朝鮮人労働者計三千六百五十四人分の労働許可申請が関係当局に提出されたという。
ロシア建設局によると、現在、同事業で働く外国人労働者は千二百人余りで、大半が中央アジア出身者。
年末までに中国、台湾などを含め、外国人労働者を七千四百人に増やすが、半数が北朝鮮からの派遣となる。
北朝鮮は外貨獲得のため、森林伐採などロシア極東への労働者派遣を重視してきたが、
近年は賃金上昇や申請手続きの煩雑さのため、減少傾向だった。
APEC事業での大量雇用には派遣元である北朝鮮企業の強い要請があったとされ、
今後、さらに増える可能性もある。
一方、ロシア極東では最近、北朝鮮労働者が韓国などへ亡命を求めるケースが続発している。
このため治安当局は、APEC会場となるウラジオストク沖のルースキー島内に専用の宿舎を設け、
島外への外出を制限することも検討している。
ソース 東京新聞 2010年5月29日 朝刊
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
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