10/05/25 16:37:40
【ニューヨーク=吉形祐司】国連の潘基文(パンギムン)事務総長は24日記者会見し、韓国海軍哨戒艦が北朝鮮
の魚雷攻撃で沈没した事件について、「国連安全保障理事会が、国際的な平和と安全維持のために適切な措置
をとり、責務を全うすると信じる」と述べ、安保理の役割に強い期待感を表明した。
事務総長は、韓国軍・民間合同調査団が出した調査結果を「否定し得ないもの」と支持。その上で、「北朝鮮の容認
しがたい行為は、地域の平和と安定を促す国際努力に反する」と北朝鮮を厳しく非難した。
韓国出身の事務総長は、「韓国国民の焦燥感と怒りが十分に理解できる。国連事務総長としても、一人の韓国国民
としても、非常に心が痛む。私の気持ちがわかるでしょう」と語り、「私の祖国だ」と付け加えた。国連事務総長が公の
場で、出身国に対する感情を吐露するのは異例だ。
読売新聞 2010/05/25
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