10/05/25 05:34:47
- 恐れ多いぞ、金日成バッジに触るなんて!訪中の北朝鮮人、中国人を厳しく叱責―中国メディア -
2010年5月21日、ネット掲示板にタイトル「北朝鮮の女性が教えてくれた、金日成バッジは
どう触るべきか=いやはや恐れ入りました」の書き込みが掲載され、注目を集めている。
以下はその抄訳。
先日、中国南部への出張のため北京の空港へ向かった。そこで出くわしたのが数十人もの
北朝鮮人。青い制服に身を包み、北朝鮮国旗と金日成のバッジを付けていた。どうやら
北朝鮮の官僚のようで、中国に研修に来たようだった。
私と北朝鮮の一行は同じ飛行機に乗り合わせた。大型機だったが中はがらがら。中央の4列
はほどんど人がいなかった。あるいは北朝鮮一行への配慮なのかもしれない。北朝鮮人は
規律正しい人々だと思っていたが、フライトが始まって驚いた。彼らは空いている4列にごろんと
寝転がり、すやすやと寝始めたではないか。物質文明を享受することは誰にも教わる必要は
ない。機会があればすぐに順応するのだと教わった。
さて飛行機を降りた後のこと。仲良くなった北朝鮮官僚のバッジを触らせてもらおうと私は手を
伸ばした。するとどうだろう。その場にいたすべての北朝鮮人が声を一つに「やめなさい」と制止
した。大声ではなかったものの、彼らが激怒していることはよくわかった。
驚いている私の前に進み出てきたのは一人の北朝鮮女性。どのようにバッジを触るのか、その
作法を教えてくれた。まずは直立。両目で真摯にバッジを見つめる。両手をあわせ手のひらを
上にし、バッジの下にゆっくりと手を動かす。最後に手のひらにバッジを写し、この偉大なバッジ
をじっと眺めるのだという。
同じ個人崇拝でも中国人はここまで細かくはなかった。せいぜい歌や踊りといった部類。こうした
個人崇拝はまさに人類の「奇観」とでも言うもの。再び目にする機会を得たのは幸運だったと
いうことだろうか。(翻訳・編集/KT)
ソース : レコードチャイナ 2010-05-24 22:36:55 配信
URLリンク(www.recordchina.co.jp)