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糖尿病を病んでいた韓人キム某(74)氏は最近、持病に勝てずに亡くなった。キム氏は身体が不自
由で娘の家族と一緒に暮らしてきたが、関係当局が調査すると子供の虐待でインスリン注射を適
時にうつことができず、死亡するに至ったという主張が提起された。金銭問題で娘と婿の間が不和
になり、キム氏の世話をちゃんとしなかったとのことだ。
また他の韓人イ某(81)氏は政府から支給されたウェルフェア補助金を毎月、息子に奪われている
と関連機関に相談した。イ老人は最近、事業不振で破産申告した息子がお金を奪うので抗議する
とすぐに暴行までされたと訴えた。
このように韓人社会で一部子供と家族らの老人虐待事例の増加が明らかになり、深刻性を加え
ている。関係当局によれば韓人老人らが虐待にあったと言う申告の件数が毎月平均80件余りに
達すると集計されている。
LAカウンティ老人保護局(APS)によれば今年に入ってAPSに申告された精神および身体的虐待、
経済的虐待など老人虐待事例は月平均1,794件で昨年平均1,756件よりかなり増加した。この内、
特に韓人老人たちの虐待申告は毎月平均80件を受け、韓人老人事例も昨年に比べてかなり増
加したと集計された、と老人保護局が明らかにした。
老人保護局関係者は「韓人老人たちの虐待事例は他のコミュニティに比べて相対的に多くはない
が、近年に入って増加傾向」として「韓人コミュニティの老人たちは文化的差で虐待申告することを
敬遠すると知られており、実際のケースはさらに多い可能性もある」と話した。
これに対してLA市老人局(LADOA)のヘレン・イ、コミュニティ・アウトリーチ・コーディネーターは
「韓人コミュニティで老人虐待が絶えない最も大きな理由は、周囲が‘そんなこともあるだろう’と
考えて簡単に放置するため」として「過去に比べて韓人老人たちの虐待事件が悪化しており、
特に不景気が持続してこのような事件が頻繁に発生している」と語った。
イ、コーディネーターは続けて「韓人の大部分が老人虐待に対する明確な定義を知らず、そのま
ま行き過ぎる場合が日常茶飯事」として「虐待予防のために配偶者や子供、家族に虐待にあった
時、該当被害者は必ず申告すべきだ」と助言した。
<ヤン・スンジン記者>
ソース：コリアタイムズ(韓国語)
韓人老人‘虐待’に泣き、みなウェルフェア奪われて暴行・持病放置など申告毎月80件余り
URLﾘﾝｸ(www.koreatimes.com)