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【韓国】一人唱舞劇「病身舞」の孔玉振さん、無形文化財に[05/21] - 暇つぶし2ch1:はらぺこφ ★
10/05/21 17:00:33
差別やべっ視、楽しみと恨(ハン)を全身で演じ、観客を魅了してきた孔玉振(コン・オクチン)さん(78)が、
地方無形文化財保持者に指定された。「病身舞」(両班〈朝鮮王朝時代の貴族階級〉を病人に見立てて風刺した
踊り)の踊り手として有名な孔さんが一人で演じる「唱舞劇」は、誰に教わったわけでもなく、自分が体験して
きたことを基に創作した歌や踊りだという理由から、これまで文化財の指定を受けられなかった。

全羅南道文化財委員会(委員長:キム・ジョンホ珍島文化院長)は20日、審議委員会を開き、孔さんを「一人
唱舞劇『沈清歌』の保持者」として指定する、と発表した。同委員会の関係者は、「孔玉振さんの一人唱舞劇は、
『沈清歌』などのパンソリ(一人の歌い手と太鼓による歌劇)を基にして発展したものであり、保存・伝承して
いくだけの価値がある」と語った。

孔さんは1931年、全羅南道霊光郡で、名唱(歌の名人)コン・デイルの娘として生まれた。7歳のときに日本
へ渡り、舞踊家の崔承喜(チェ・スンヒ)=1911-67=の下で家政婦として働き、日本による植民地支配から
解放された後に帰国して、光州市南区楊林洞にある橋の下で、伝統的なパンソリや漫談を、踊りと歌による一人
芝居にアレンジしたものを披露した。70年代後半にはソウルへ進出し、コプサドゥンイ舞(瓜や枕を背中に入れ、
おどけた振り付けで踊る)や猿舞(猿を真似た踊り)に方言を交えて人気を集め、大学祭に呼ばれることもあった。

だが、98年に脳溢血で倒れてからは、気力が衰え、ほとんど公演ができなくなった。ときどき、観客と会った
ときには、「孔玉振、この田舎の女が倒れちまった。口がきけなくなり、指も曲げられなくなり、足もまひした」
と言いながら、笑っているのか泣いているのか分からない表情で踊って、ジョークを飛ばした。孔さんが脳溢血
や交通事故の後遺症で寂しく貧しい老後を送っているという事実を、昨年にメディアが報じたことで、再び注目
を集めるようになり、孔さんの自宅には滋養強壮剤やコメなどが送られるようになった。

孔さんの一人唱舞劇が今回、無形文化財に指定されたことで、後世に伝えることができるようになった。全羅
南道文化財委員会は、「孔玉振さんの公演に関する資料を集め、活用する作業や、後進に受け継ぐ活動にも取り
組んでいく」と話している。

朴敦圭(パク・トンギュ)記者


朝鮮日報 2010/05/21
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