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【ニューヨーク共同】高須幸雄国連大使は１３日の記者会見で、
国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁強化に向け設置された専門家パネルが同日までに、
北朝鮮の４件の安保理決議違反事例や制裁の効果的実施に向けた勧告を盛り込んだ
最終報告書を安保理に提出したことを明らかにした。
これを踏まえ、安保理で今月末に制裁の履行強化に向けた話し合いが行われる見通し。
高須大使によると、１２日に提出された報告書は、
タイや南アフリカなどでの計４件の武器禁輸違反の具体的内容を説明。
ミサイルや核関連では違反事例はなかったが、イラン、ミャンマー、シリアが関与し
違反を疑わせる事例についての多数の情報があると指摘した。
ペーパーカンパニーを使い金融制裁を免れる動きや、
外国に登録している多数の船舶を自国船籍に戻して船籍国の同意が必要な
船舶検査を逃れようとしていることなども挙げ、監視強化の必要性を提言した。
ソース 共同通信 2010/05/14 11:03
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