10/05/15 01:57:36 /xyhJUYk
もう寝るんで最後にもう少し。
だいぶ端折って、 「歴史に絶対なんて無い」 という表現は普通に通用する。
これが真になるのは、今回の例では
「パイワン族の生活についての展示をしたこと」が、
当時のパイワン族にとって、あるいは日本人にとって、または英国人にとって、
文明的であり、人権等の観点から見て正しい(良かった)かどうか?
これについての、現代日本(あるいは台湾)における認識について、
そこでは 「絶対なんて無い」 という認識は正しい。
人によって、あるいは時代によって認識は異なる。
しかし、その展示が、見せ物としての「人間動物園」であったか否か、
それは資料等から事実を考証すべき事柄であって、これに関しては 「客観的事実」 が存在する。
「客観的事実」が存在する事柄については、意見の相違は資料をもって議論すればいいだけであり、
「あなたはそういう見方なんだね」などと、安易に反対意見を認めてはならない。
客観的事実に関する反対意見を肯定するということは、そのまま自らの意見を否定するに等しい。