10/05/14 14:06:40
[マイデイリー=ペ・クンナム大衆文化専門記者] *ゴールデンタイムに放送される“アイリス”日本視聴率は
7%台、残念な視聴率!
多くの人々の期待を集め、途方もないマーケティングと破格なゴールデンタイム編成で、放送前から目を引いた
“アイリス”の日本TBS放送に対する視聴率が7%台に留まるなど、期待以下の成績をとなって大きな衝撃を与
えている。
イ・ビョンホン、キム・テヒ、チョン・ジュノ、キム・スンウ、キム・ソヨンなどトップスター、それも日本
で人気が高いイ・ビョンホンが主役を演じた上に、200億ウォンという莫大な製作費、日本での撮影などで
“アイリス”は日本で製作段階から大きな関心を触発させた。 そして放送前イ・ビョンホンなど出演スター
らが日本を訪問して“アイリス”に対するドラマ広報行事を大々的に行った。
何より“アイリス”は外国ドラマでは破格で異例の地上波TVのゴールデンタイムに編成され、視聴者の目を
引くのに非常に有利な雰囲気を作った。 韓流が盛んに上昇した時にも、韓国ドラマが午後9時台地上波TVゴー
ルデンタイムに編成されるのは非常に大変だったが、こういう状況で“アイリス”がゴールデンタイムに編成
された事で大きい話題になった。
“アイリス”に出演した日本演技者ユミン(笛木優子)は「韓国ドラマが日本主要TV放送会社のゴールデン
タイムに編成されたこと自体が新鮮な衝撃であり、“アイリス”に対する放送会社の関心は多大だった”と
話した。
こういう友好的雰囲気と視聴しやすい放送時間帯編成で、高い視聴率を記録すると期待した“アイリス”は
そうでなかった。 1,2回が連続に放送された4月21日放送視聴率は10.1%で二けたを記録した。 だが、4月28日
放送分では8.8%で一桁視聴率に落ちると5月5日放送分では7.5%、5月12日放送分では7.9%を記録した。 放送前
に期待したことに比較すればみすぼらしい視聴率成績だ。
最近韓流を取材するために韓国を訪れた、日本朝日新聞出版部“AERA”小北 清人記者は「日本で高い人気を
得ている韓流スター、イ・ビョンホンなどが出演し、主要場面を日本で撮影してゴールデンタイムに編成され
た点を考慮すれば、一桁視聴率は期待以下の低い反応だ」と説明した。
なぜこのように“アイリス”が日本で期待以下の成績に終わっているのだろうか。 日本Jキャストの去る6日付
報道“イ・ビョンホンでも視聴率失敗”という記事によれば「(アイリス)視聴率下落は不純な動機だったので
当然の結果だ」として、日本TBSが単純にお金でドラマを買って視聴率を上げようと思った動機自体が不純だ
と見たのだ。
国内でも放送される時“アイリス”は見どころに重点を置いて、話の構造や完成度が粗雑で限りなかったし、
現実性や可能性がないドラマと批判を受けたことがある。 また、話が粗末でドラマの全体的な完成度も落ちた。
Jキャストが「“アイリス”のストーリーに対してイ・ビョンホンとチョン・ジュノ、キム・テヒの3角関係が
北朝鮮、日本が関連したテロとスパイ活動に溶け入らなかった」と批判した脈絡もすぐに“アイリス”のネガ
ティブな問題点の一つに挙げたのだ。
見どころが派手なドラマが多い日本では“アイリス”の見どころだけで日本視聴者の目を引くことができない
という点を指摘する専門家たちが多い。 独創的で完成度高いストーリーを土台に、硬く映像化作業をしてこ
そ目を引くというのだ。 また、単純に韓流スターを主演で前に出したという理由で日本視聴者の関心を引く
ということも難しい状況になった。
“アイリス”の日本での期待以下の成績を前に、私たちのドラマが海外で人気を得ようとするならどのように
しなければならないのかを逆説的に見せている。
ペ・クンナム大衆文化専門記者
マイデイリー 2010/05/13
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写真=イ・ビョンホン、キム・テヒなどトップスターらが主役を演じた“アイリス”
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