10/05/13 13:32:42
トヨタは、大規模リコール(回収・無償修理)という悪材料にもかかわらず、1年ぶりに黒字転換を果たした。
業界ではトヨタの危機管理能力、生き残り能力が関心を集めている。
昨年までトヨタは、2010年3月期決算でも大幅な赤字を出すとみられていた。同社も最近まで200億円の赤字を
予想していた。しかし、ふたを開けてみれば、最終損益は2094億円、営業損益は1475億円の黒字だった。
トヨタは07年に過去最高の営業利益を上げた後、米国発の金融危機、世界的な事業拡大による過剰生産、円高
進行で、09年3月期は4610億円の営業赤字に転落した。専門家は、トヨタが1000万台まで拡大した生産設備を
700万台まで減らす調整過程で2-3年は苦しむのではないかとみていた。その上、昨年末には米国での大規模
リコールが重なり、再起はますます難しくなったとの見方もあった。しかし、トヨタは黒字転換で危機脱出に
成功した。
■生産過剰の調整、半年で完了
トヨタがわずか1年で再起に成功したのは、300万台の生産過剰をわずか半年で解消した上、中国などアジア
市場で販売が好調だったことが主因だ。
トヨタはコスト削減(5200億円)、固定費用削減(4700億円)だけで、9900億円を節約した。つまり、部品
調達費用、工場の操業費用の節減努力が生産設備の縮小に伴うコスト減少と重なり、大きな相乗効果を上げた
格好だ。
その結果、中大型車の販売減少による3700億円、為替変動による3200億円の赤字効果を相殺し、営業利益を
確保することができた。
地域別では、中国などアジアで多額の収益を上げ、北米市場も大幅赤字から小幅な黒字へと転換した。日本を
除くアジア市場での営業利益は、前期の1761億円から2036億円へと伸びた。北米市場は前期に3630億円の営業
損失を出したが、541億円の黒字に転じた。一方、日本の国内販売台数は195万台から216万台へと増えたが、
依然として2252億円の赤字だった。政府によるエコカー減税でプリウスなどハイブリッドカーの販売が伸びた
が、利ざやが小さく、内需市場での競争も激しかった。
>>2に続きます
朝鮮日報 2010/05/13
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