10/05/12 01:41:50
【 >>1 からの続き】
IMFは韓国に過酷な措置を要求した。占領軍だった。金集めで20億ドルを集めたが、それだけ
では全く足りなかった。IMFの処方は外資誘引策の高金利政策、経営不振の金融機関・企業
を探し出すリストラだった。労使政合意の下で苦痛を分担し、これを乗り越えた。当時、世界経済
が悪くなかったため、物を安く売れば売れた。収入は減った。ウォン安の影響も大きかった。巨
額の貿易黒字のおかげで負債を返済できた。
韓国はドルがなければ生存できないが、ギリシャにはドルといくらでも交換できるユーロがある。
支払い能力が落ちるだけで、流動性には問題はない。このためギリシャ人には切迫感が少ない。
新韓金融持株のチェ・ボムス副社長は「ギリシャのリストラはアイスランドの火山のようにいつ
終わるかも分からない」と述べた。
ペセック氏はギリシャに迅速にリストラを進めろと促す。「どうせやるなら早くしろ」ということだ。
ペセック氏は「起死回生のためにはある程度の犠牲は避けられない」とし「リストラなどの措置
が経済発展の契機になる可能性もある」と強調した。
【おわり】