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【タルラック市(フィリピン・ルソン島)時事】10日のフィリピン大統領選で地滑り的勝利を収めた
故コラソン・アキノ元大統領の長男ベニグノ・アキノ上院議員(50)は11日、
地元のルソン島タルラック市で記者会見し、
「国民の期待の重さを双肩に感じている。神の恵みと国民の引き続きの支援により、
現在苦しんでいる問題を乗り越えることができるだろう」と新たな指導者としての意気込みを見せた。
大統領選では、「清廉さ」をアピールしたアキノ氏が幅広い層の支持を獲得、40%以上の得票率で圧勝した。
アキノ氏はアロヨ政権の汚職疑惑追及を公約に掲げており、会見では疑惑調査委員会の設置計画を表明。
一方で新政権の閣僚候補の選定に入っていることも明らかにした。
アキノ氏は連日の選挙戦での疲れも見せず、「国民とこの偉業達成を可能にしてくれた支持者に感謝したい」
と晴れ晴れとした表情で語った。また、「こうした経験を国民と分かち合えるのは名誉なことであり、
9000万人以上のフィリピン国民を先導する責任を受け入れ始めている」と気を引き締めた。
ソース 時事通信 (2010/05/11-17:40)
URLリンク(www.jiji.com)