10/05/10 23:58:48
【ソウル=竹腰雅彦】爆発・沈没した韓国海軍哨戒艦「 天安 ( チョンアン ) 」の船体などから魚雷などに
使われる火薬が検出されるなど北朝鮮関与がさらに濃くなったことを受け、韓国政府は、国連安全保障理事会への
制裁提起など対抗措置の本格的な準備に入った。
4日の軍会議で「敵対勢力の奇襲」と報告した 金泰栄 ( キムテヨン ) 国防相は10日、ウォルター・シャープ
在韓米軍司令官と会談、今後の対応について意見交換したとみられる。
柳明桓 ( ユミョンファン ) 外交通商相は同日、欧州連合(EU)との外相会談のため訪欧。国連安保理常任
理事国の英・仏を含むEU諸国の外相と会い、20日にも予定される原因調査の結果発表後への協力を求めると
みられる。
15日に韓国・慶州で開く日中韓3か国外相会談でも、日中両国に可能な限りの説明を行う意向だ。特に、
金正日 ( キムジョンイル ) 総書記訪中を受け入れた中国の出方は今後の対応を左右する。 李明博 ( イミョンバク )
大統領は、調査結果を中国に事前説明する考えを強調し、「中国政府も納得し、役割を果たすだろう」と期待をかけて
いる。
韓国政府は、国連安保理での制裁提起に加え、南北貿易や人道支援の中断など独自の経済制裁を検討している。
さらに、米韓合同軍事演習の強化や黄海の北方限界線(NLL)付近での警戒強化、済州海峡の北朝鮮船舶の
航行禁止、 盧武鉉 ( ノムヒョン ) 前政権時代に中断した前線地帯での対北宣伝放送の再開なども対象になって
いる模様だ。
ただ、政府内では、南北関係の緊張が一気に高まる事態は、韓国が国際社会の支持を得る上でも不利益となり、
慎重に対応すべきだとの意見も出ている。
YOMIURI ONLINE: 2010/5/10 23:27
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