【兵庫】 弁護士会の人権擁護委員長に韓国籍弁護士を異例の起用。「弱者や少数派の思いが理解される社会に」 [05/08]at NEWS4PLUS
【兵庫】 弁護士会の人権擁護委員長に韓国籍弁護士を異例の起用。「弱者や少数派の思いが理解される社会に」 [05/08] - 暇つぶし2ch1:夏髪φ ★
10/05/08 20:32:50

兵庫県弁護士会の人権擁護委員長に韓国籍弁護士白承豪さん(48)が就いた。
韓国にいた幼少期に交通事故で右腕を失い、家族と沖縄へ移住した後、
国籍と障害の二つのハンデを乗り越え、弁護士になって20年。
外国籍では異例の起用だが、法曹界ではなお国籍の壁は厚く、
過去に2回、家裁に調停委員の選任を拒否され、今年、三たび推薦を受けて家裁の判断を待つ。
「弱者や少数派の思いが理解される社会に」。来日以来、胸に持ち続けた思いが実現することを願っている。

 ソウル生まれ。5歳の時、トラックにはねられ、右腕を切断した。小学6年だった1974年、
父親の仕事で那覇市に渡り、日本語も読めないまま地元小学校に編入。
同級生にからかわれても笑ってごまかすしかなかった。

 両親の勧めで琉球大3年の83年から司法試験に挑戦、90年に8度目の受験で合格。
大阪市の弁護士事務所に勤務していた95年、阪神大震災が発生。
神戸市東灘区の自宅は全壊し、同年夏に韓国民団が同市長田区で始めた被災者の法律相談に
転居先の大阪市内から通い、「家を失った」「勤務先の靴工場がつぶれた」という同胞の声に胸を痛めた。

 2007年と09年に兵庫県弁護士会から、家事調停などで裁判官と解決策を考える調停委員に推薦されたが、
神戸家裁に選任を拒否された。「公権力を行使する公務員で、日本国籍が必要」という説明だった。

 人権擁護委員長として、人権侵害を申し立てる市民の訴えに耳を傾ける。
「誰でも何らかのハンデを抱えている。ただ、それを理由にした差別は許されない。
地道だが、一人ひとりの人権を守りたい」と誓い、そしてもう一つ、壁の突破を目指す。

調停委員など、外国籍相次ぐ選任拒否

 外国籍の弁護士は02年の約40人から今年3月末には約120人になった。
調停委員だけでなく、簡裁の民事訴訟で裁判官に意見を述べる司法委員について、
外国籍を理由にした選任拒否が03年以降、兵庫や大阪、東京各都府県などで相次ぐ。
国籍条項はないが、日本弁護士連合会(日弁連)によると、
09年末までに両委員合わせて、6弁護士会の推薦が11回拒まれたという。

 日弁連は09年3月、最高裁に外国籍選任を求める意見書を提出しており、
「日本の社会制度や文化に精通し、高い人格識見があれば、
国籍の有無にかかわらず役割を果たすことができる」としている。


ソース (2010年5月8日 読売新聞)
URLリンク(osaka.yomiuri.co.jp)

「弱者救済に国籍は関係ない」と語る白承豪弁護士(神戸市中央区で)=原田拓未撮影
URLリンク(osaka.yomiuri.co.jp)


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