10/04/18 20:15:55
[>>1の続き]
◎不可解な岡田外相の反応
問題はそのことに対する岡田外相の姿勢である。3月26日の衆院外務委員会での質疑の抜粋である。質問者は新藤義孝議員 (自民) で、竹島に対する基本認識を質したさいのやりとりだ。
新藤氏「岡田大臣、竹島問題に関する基本認識はどうなのか」
岡田氏「竹島の領有権に関するわが国の立場は一貫している。韓国に累次の機会にわが国の立場を申し入れている」
新藤氏「きちんと答えてください。わが国の立場は変わってないと言っているだけだ。竹島は日本の領土なのか。韓国に不法占拠されていると思っているのか。どうですか」
岡田氏「当然、竹島は日本の領土です」
新藤氏「不法占拠はどうなの」
岡田氏「その竹島を日本が占有していないことは事実であります」
新藤氏「きちっと言ってください。何でそうすり替えるのか」
「大臣に聞いている」という声を制して、武正公一外務副大臣が現れる。
武正氏「竹島はわが国の領土で、現状は実効支配されていると考えています」
(武正氏の答弁を受けて岡田氏が登場する)
岡田氏「今副大臣が述べた通りです」
新藤氏「何で自分で言葉に出来ないの? もう一度言ってください」
岡田氏「さきほど私の言葉で申し上げた」
新藤氏「竹島は韓国に不法占拠されているかと聞いている。不法占拠されているのか」
岡田氏「竹島は日本の領土。しかし、今実効支配するには至ってません」
新藤氏「では韓国の不法占拠を認めないのか」
岡田氏「何回も答えている。そういう表現を使いたければそういう表現もできると思う」
新藤氏「だったらあなたの口からそう言ってください」
岡田氏「どう答えろと指示される立場に私はない。あなたと考えは同じだ」
[>>3に続く]