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ワシントン独島(トクト)特別委,来月20日‘国際シンポジウム’
入力日付:2010-04-16(金)
韓日間の独島(トクト)領有権紛争で避けられない核心になるサンフランシスコ平和条約に光を当てる
国際シンポジウムがワシントンで開かれる。
ワシントン独島守護特別対策委員会(委員長チェ・ジョンボム)は来る5月20日午後1時からD.C.のナシ
ョナルプレスクラブで「第2回国際独島シンポジウム」を開催すると15日明らかにした。
日本の鳩山由紀夫内閣が独島を自国領土と公表して公憤を呼び起こしているなかで開かれる今回の
シンポジウムでは日本の領有権主張に反駁する新しい内容が発表されると見られて注目される。
チェ・ジョンボム委員長は「今回のシンポジウムはアメリカ国内の学者および一般人らに独島をイシュ
ー化して誰の土地なのかを明らかにする一方、国際的な学者らを招請して客観的で学術的に接近し
て歴史的な記録を残すだろう」と行事の趣旨を明らかにした。
「サンフランシスコ平和条約の解釈と独島問題」を主題にしたシンポジウムには英国と米国、中国、韓
国など6人の専門家たちが招聘されて多様な角度からこの論難の実体に接近することになる。
英国のミドルセックス大ジョシュア・カステリノ(Joshua Castellino)教授は「領土に対する権原確立:国
際司法裁判所の法理」を、アリゾナ大のミノル・ヤナギハシ(Minoru Yanagihashi)前教授は「サンフラン
シスコ平和条約と領土問題」を主題に発表する予定だ。
中国国際法アカデミーの池漫郊(Chi Manjiao)博士は「独島と有事紛争解決のため新しいアジア的接
近」を、米Naval War Collegeのラウル・ペドロゾ(Raul Pedrozo)教授は「世界2次大戦以前の独島領有
権問題」を、メリーランド大のキム・ピルギュ名誉教授は「サンフランシスコ条約と独島領有権:国際法
上の解釈と分析」を主題に各々発表することになる。また香港の中国大学マイケル・デービス(Michael
C. Davis)教授が討論者として出る。
独島特別委の学術委員長を受け持っているキム・ピルギュ教授は「今回のシンポジウム参席者らは
多様な視覚と見解を持った専門家たち」としながら「サンフランシスコ条約の解釈で日本の領有権主
張に反駁する新しい内容が提示されるだろう」と話した。
サンフランシスコ平和条約は2次世界大戦の戦後処理のために48ヶ国の連合国と日本が1951年調
印した条約。「日本は韓国の独立を承認して済州道(チェジュド)、巨文島(コムンド)、鬱陵島(ウル
ルンド)を含む韓国に対するすべての権利、権原および請求権を放棄する」という内容で日本はサン
フランシスコ平和条約のどこにも独島に関する明文規定がないという点を上げて独島領有権主張を
している。
独島特別委の国際シンポジウムは昨年に続き今回が二回目で、韓国の独島問題解決のため新しい
パラダイムを提示してきたという評価を受けている。
イ・ムンヒョン教育委員長は「領土紛争にあって国際法上の無対応は相手の主張を肯定する結果を
産む」として「在米同胞らの力で独島の主権を守ろうとする国際法上の対応努力に韓人社会の大い
なる声援を望む」と頼んだ。
<イ・ジョングク記者>
ソース:米州韓国日報(韓国語) 入力日付:2010-04-16(金)
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