10/04/17 03:49:00
歴史教科書・独島（トクト）…韓日関係遠ざかった
韓国日報・読売新聞社共同調査
"肯定的" 3年前より韓13%P・日15%P↓
チョン・ヨンオ記者
韓国と日本国民の両国関係に対する評価と相手国に対する信頼度が3年前に比べて全て悪くなった。
また、両国間の最大の懸案である独島（トクト）領有権問題について韓国民の97%、日本国民は71%が
それぞれ自国政府に強い対応を注文して鋭く対立するなど「韓日強制併合100年」を迎える2010年に
かえってさらに両国関係が「近いが遠い」状態に戻ったことが分かった。過去史問題にあっても両国民
の認識の差は相変らず大きかった。
韓国日報社と日本読売新聞社が共同で実施した「2010韓日共同世論調査」の結果、韓国国民中、両
国関係が「良い方(22.8%)」、「非常に良い(1.3%)」等肯定的に答えた比率が24.2%で2007年の共同調査
当時の37.5%より減った。日本国民の肯定的回答も3年前の72.3%から今年57%に減った。
聖公会（ソンゴンフェ）大日本学科のヤン・ギホ教授は16日、「韓国国民の否定的応答は両国関係改
善の転機を作るものと期待を集めた日本の民主党政府が歴史教科書や独島問題で過去の自民党政
府と違う姿を見せることができなかったため」と分析した。一方、日本国民の否定的応答は韓国国民
が日本歴史教科書問題に抗議することに対する不満と共に、韓国が経済分野で日本との格差を縮め
ていて、バンクーバー冬季オリンピックで韓国が日本を圧倒した点などが韓国に対する警戒心を刺激
したためと解釈される。
両国国民は相互間の経済的重要性も低くなったと評価した。「今後韓国(日本)経済に最も重要な国家
あるいは地域」に対して日本や韓国という応答は両国とも4%に過ぎなかった。韓国民にとって日本の
経済的重要度は6位であり、日本国民にとって韓国は共同4位だった。
反面、文化・スポーツなどの分野では両国関係の進展が感知された。日本国民は韓国の「料理(58%、
重複応答許容)」に関心が最も大きかったし、韓国民らは日本の「観光地(27.2%)」に関心が高かった。
また、冬季オリンピック最大のライバルだったフィギュアスケーティングのキム・ヨナ選手と浅田真央選
手が各々50%、42.5%(重複応答許容)で相手国で「最も親しみのある演芸・スポーツ人」と指定されて両
国間のスポーツ競争への高い関心を反映した。
今回の調査は4月9～11日の間、両国で同時に電話世論調査方式で行われた。調査対象は韓国は20
才以上成人1,000人(男49.1%、女50.9%)、日本は20才以上有権者1,037人(男49%、女51%)であり、標本
誤差は95%、信頼水準で韓国が±3.1%ポイント、日本が±3.0%だった。
(>>2以降に読売の記事を掲載)
ソース：韓国日報(韓国語) 入力時間 : 2010/04/16 21:39:31
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