【仏国】「韓国語を習おう」パリ市民が夜明けから長蛇の列、リヨンでは韓食イベントも[04/12]at NEWS4PLUS
【仏国】「韓国語を習おう」パリ市民が夜明けから長蛇の列、リヨンでは韓食イベントも[04/12] - 暇つぶし2ch1:依頼459@はらぺこφ ★
10/04/12 18:32:43
2010年初頭にシャンゼリゼ通りを含むパリ州主要地域にポン・ジュノ監督の「母なる証明」の公開を知ら
せる大型ポスターが一斉に貼られた。パリでキム・ヘジャというよく知る顔を見られ、新鮮だった。今年に入
って韓国映画4編が続々公開されている。1月にはパリ市で後援する映画祭で韓国映画特集があり、韓流セミ
ナーまで開催された。数日前フランス最長寿文化部長官を務めたジャック・ラン下院議員はチョン・スイル監督
の「ヒマラヤ」に対する称賛をしたため、映画を見ていない筆者はあわててしまった。

実は韓国文化に対するフランス人の高い関心は映画に限ったものではない。最近2~3年、駐フランス韓国
文化院の韓国語講座には申し込み受け付け初日から登録希望者たちで長蛇の列を成した。講義室が不足で数十人
断らなくてはならないほどだ。あるレセプションで会った外交官は、韓国語登録のために午前7時から並んだ
記憶を話し、韓国語をもっと学びたいが、夜明けに並ぶ自信がなくて意欲がわかないと言った。2000年代
の初め 30~40にとどまっていた韓国式食堂の数も急激に増加した。現在100の食堂が営業中だ。これら
の中には韓人密集地域から脱して現地人を主な顧客にする所も多い。

フランスの韓国文化に対する関心は日本、中国、ベトナムなどアジアの韓流と質的な差がある。アジアが
「スター中心の熱気」ならヨーロッパは「芸術家と作品に対する物静かだが継続的な関心」と言える。ポン・
ジュノ、パク・チャヌク、キム・ジウン、キム・ギドクらのような映画監督や小説家の黄晳暎(ファン・ソギ
ョン)は着々とファン層を形成している。まだハリウッド映画のような大規模興行成績を期待することは難し
いが、韓国人監督たちの作家精神に魅かれて次の作品を期待するファンたちが増えているのだ。これらが韓国語
を学び、韓国料理を求め、韓国文化全般に対する関心を広げ、韓流の根源を作っている。2009年下半期から
パリを含む、ボルドー、ナント、ルーアンなど主要都市20のうち高等学校で「韓国語・韓国文化」を正規授業
内容に入れたことは偶然ではないのだ。

5月末、パリと第2の都市リヨンでは韓食イベントも開催される。料理研究家イム・ジホさんがフランスの
有名料理人と「世界料理」としての韓食を披露する予定だ。6月初め、アルザス・ストラスブールで開催される
現代音楽祭のテーマも韓国だ。電子音楽と厄を払う踊り、サムルノリにクラシック現代音楽、韓国ヒップホップ
グループ公演など伝統と現代が調和した姿が紹介される。韓流祭フェスティバルはフランス政・官界、経済界、
スポーツ、文化界など各分野指導級人物を韓国と自然につなげてくれる丈夫な媒体になる。

フランスの韓流はスターの顔を見るために寄り集まる騒がしさより、韓国の芸術家たちの作家精神を通じて
韓国文化の水準を知り「文化韓国」ブランドをほかの国に拡散させてくれる土壌となっている。韓国の文化が
エッフェル塔や万里の長城のような目立つ文化的象徴ではないとしても、透徹した作家精神とすぐれた作品性
でヨーロピアンや世界の人たちの心を捕らえることができることを、パリは見せてくれるのだ。数日前、同席
した文明評者キ・ソルマン氏は「韓国は優秀な伝統文化と現代文化を保有していながらも世界の中に文化韓国
の認識を植えることができず、国家競争力の評価も下げられている」と話した。

フランス内には3000の多様な舞台と700にのぼる各種文化祭がある。世界各国文化界の新しい試みと
創作物が絶えず流入される通路だ。もちろんフランス舞台で好評を博し、世界的名声を得ることは易しくない。
しかし私たち文化芸術人たちがフランスの舞台に新しい作品で絶えず挑戦し、ヨーロッパと世界へ伸びて行く
足がかりを用意することができると確信している。

パク・フンシン駐フランス大使


中央日報 2010/04/12
URLリンク(japanese.joins.com)
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