10/04/10 19:37:07
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アメリカの雑誌『GOOD』のオンライン版で、世界の主要13か国の幸福度の変化をまとめた図が公開された。スマイリーフェイスになぞらえたこの図は、過去30年間で世界の人々の幸福感がどのように変化したかを表している。
この図は、GOODがオランダのエラスムス大学がまとめている『World Database of Happiness』を元に作成したものだ。
これによると、約30年で幸福度の上昇が顕著なのが、韓国とインドである。逆に著しく下がっているのがカナダだ。注釈によると、カナダはアメリカとの間で、1989年に自由貿易協定が締結された影響があり、その年を境に下降線を辿っている。
また、幸福度の上がり下がりが激しいのがアルゼンチンとメキシコ。
アルゼンチンは2002年に通貨価値が7か月間で75%も急落。メキシコは08年に、ドラッグ関連の事件で18か月間に4,000人が亡くなっている。それぞれの年にグラフは極端に下落している。社会情勢の影響は、幸福度に直結していると言えよう。
図の示す最新の幸福度を、高い順に並べると以下の通りである。日本はちょうど真ん中に位置している (括弧内は調査年)。
・イギリス 3.43(2006)
・スウェーデン 3.32(2006)
・アメリカ 3.27(2006)
・オーストラリア 3.27(2005)
・メキシコ 3.21(2008)
・フランス 3.20(2006)
・日本 3.18(2007)
・南アフリカ共和国 3.15(2007)
・アルゼンチン 3.03(2008)
・カナダ 3.04(2000)
・インド 3.02(2007)
・韓国 2.99(2005)
・中国 2.94(2007)
この図には、次のような説明が加えられていた。「いろいろなことが、それほどうまく行かない時でさえ、結局、私たちの大部分はほとんど幸福である」。全体を平均的に見ると、世界は30年間でそれほど変わることなく幸せと感じているようだ。
■ソース
この30年でもっとも幸福と感じている国は?
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