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【ハノイ共同】東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議は9日、ハノイで2日間の討議を終え閉幕した。
議長国ベトナムは会議後、ミャンマー情勢をめぐり軍事政権に対する批判を避けた議長声明を発表。
軍政が年内に予定する総選挙から民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんを排除したことを
“追認”した形で、「内政不干渉」を原則とするASEANの無力ぶりを示した。
首脳会議はまた、経済の持続的回復と発展に関する声明と、
気候変動への共同対応に関する首脳声明を採択した。
議長声明は、ミャンマーのテイン・セイン首相から総選挙の準備状況について報告を受けたとした上で、
「ミャンマーの国民和解と、安定と発展に寄与するような自由、公正、
包括的な形での総選挙実施の重要性を強調した」と言及するにとどまった。
自宅軟禁中のスー・チーさんをはじめとする政治犯の解放や選挙からの排除問題に関する
強い文言は一切なかった。
ソース 共同通信 2010/04/09 17:43
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